【三井不動産】インターン倍率・優遇・内容・選考対策を解説！

三井不動産のインターンに興味があるけれど「日程や内容、倍率、早期優遇、選考内容が気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、三井不動産のインターンは人気が高いため、採用倍率は高く、参加難易度が高い傾向にあります。そのため、参加権利を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、三井不動産のインターン優遇や倍率、早期選考、選考通過に必要なポイントをまとめました。

三井不動産のインターンに参加したい人は、ぜひ参考にしてください

三井不動産はどんな会社？

三井不動産は、1941年に設立された財閥系の総合不動産会社です。

「豊かで潤いのある社会の実現に貢献する」をミッションに、グローバルな視点で多様な連携を強化し、持続可能な社会に貢献するリーディングカンパニーを目指しています。

主な事業は、オフィスビル、商業施設、住宅、ホテル・リゾート、ロジスティクス、海外事業など多岐にわたります。身近なものとしては、ららぽーとや三井アウトレットパークなどの大型商業施設が挙げられます。

三井不動産の求める人物像では、新しいことに挑戦する開拓者精神を持ち、人との信頼関係を大切にできる「人となり」を重視しています。相手の気持ちを理解し、諦めずに目標に向かえる誠実さ、そして自分自身の考えや想いを飾らずに伝えられる人を求めています。

三井不動産のインターン概要・日程

三井不動産のインターンは、例年5月〜6月に募集が開始します。

三井不動産のプログラムは、都市開発や街づくりといったデベロッパービジネス全体を深く学ぶ内容が中心です。

Summer Collegeでは日本橋の再開発案立案、オープンイノベーション、グローバル事業、SDGsなど、多岐にわたるテーマでグループワークが行われます。参加者は、大規模プロジェクトの企画・推進を体験し、街づくりの面白さやデベロッパーの仕事、そしてそこで働く人々のやりがいを深く理解できます。

参加人数は各日程・コースで40名程度と限定的であり、毎年多くの学生が応募するため、ES、適性検査（SPI）、複数回の面接といった選考対策は必須です。

インターンシップ参加者には、本選考での早期選考案内や、選考ステップの一部免除などの優遇があると言われています。内定の可能性を高めるためにも、企業理解を深め、社員との交流を通じてネットワークを築けるインターンシップへの積極的な参加が重要です。

三井不動産のインターン倍率

三井不動産のインターンは、毎年応募者が殺到するほど人気のインターンシップです。

インターンシップの倍率は企業から公式に公表されていませんが、ワンキャリアのお気に入り登録者数「34291人」と募集プログラム全体の推定募集人数「470人」から、「72倍以上」と予想されます。

参加者の属性はプログラムの条件によっても異なりますが、全体的には早慶やMARCHといった難関私立大学の学生が中心となる傾向が見られます。

みん就が発表した「2026年卒インターン人気企業ランキング総合ランキング」でも349社中「52位」であり、三井不動産のインターンの人気は非常に高いです。

三井不動産のインターン内容

三井不動産のインターン内容は下記のとおりです。

• 三井不動産Summer college
• 三井不動産×チームラボ2daysワークショップ
• 三井不動産Winter college

それぞれの内容を見てきましょう。

三井不動産Summer college

「三井不動産Summer College」は、世界のメガトレンドを踏まえ、三井不動産が取り組む未来の街づくり事例を学び、参加者自身が未来をどう開拓するかを考えるプログラムです。

不動産開発や街づくりに興味があり、社会の変化や未来の暮らしについて考えたい人、デベロッパーの仕事や使命感を体感したい人におすすめのプログラムです。

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三井不動産×チームラボ2daysワークショップ

「三井不動産×チームラボ2daysワークショップ」は、テクノロジーとクリエイティブのチームラボと、街づくりの三井不動産がそれぞれの強みを掛け合わせ、未来のワクワクする価値を創造するプログラムです。

ものづくりや街づくりに関心があり、テクノロジーとクリエイティブの融合に興味がある人、チームラボと三井不動産のプロジェクトや働き方を体験したい人におすすめのプログラムです。

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三井不動産Winter college

「三井不動産Winter College」は、社会変化の中、三井不動産が創造する未来の空間・街づくりを体験し、デベロッパーの使命と社会貢献を考えるプログラムです。

不動産開発や街づくりに興味があり、未来の社会や暮らしに関わりたい人におすすめのプログラムです。

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三井不動産のインターン優遇・早期選考

三井不動産のインターン参加者には、本選考の優遇があります。

優遇内容としては、早期選考の案内や参加者限定セミナーの案内などがあります。

三井不動産は、例年多くの学生が応募する本選考において高い競争率を誇ります。

しかし、同社のインターンプログラムに参加することで、この狭き門を突破する大きなアドバンテージを得られます。

インターン参加者は、次期インターンまたは本選考で優遇される特典があります。

これは、企業への高い志望度をアピールし、他の応募者と明確な差別化を図る絶好の機会となるため、内定を目指す人は必ず応募しましょう。

三井不動産のインターン選考フロー

三井不動産のインターンシップの選考フローは、以下の通りです。

1. エントリーシート
2. WEBテスト
3. 一次面接
4. 二次面接

詳しく解説します。

①エントリーシートの提出

三井不動産のインターン選考は、エントリーシートから始まります。

過去の設問は以下の通りです。

• 自分の個性が滲み出ている写真をアップロードしてください。
• 自分の個性をPRするキャッチフレーズをつけてください。（50文字以内）
• 上記キャッチフレーズの補足文章をお書きください。（100文字以内）
• 大学・大学院の学生生活での経験にテーマをつけてください。（50文字以内）
• 大学・大学院の学生生活での経験の詳細と、その経験が今のあなたの考え方や行動にどうつながっているのかをお書きください。（350文字以内）
• 今までの経験から、あなた自身が社会に出て仕事をするうえで大切にしたい価値観について、ご自由にお書きください。（300文字以内）
• 「あったら良いな」と考える街もしくは施設について、その理由とあわせて具体的にお書きください。（300文字以内）

エントリーシートでは、ガクチカ・自己PR・志望動機など、基本的な質問が問われます。

三井不動産では、同社が大切にする4つの「心」を持つ人材を求めていると明記しています。

• きれいごとに、誰よりも本気な心。
• 常に謙虚に、すべての環境から学ぶ心。
• 新しい価値の創造に挑み続ける心。
• ともに助け合い、喜びを分かち合う心。

そのため、エピソードの中には、「チームで協力し、周囲を巻き込みながら一つの目標を達成した経験」、「現状に満足せず、自ら課題を見つけて新しい価値を生み出した経験」などを伝えることを意識して取り組みましょう。

②WEBテスト

三井不動産のインターンシップ選考におけるWEBテストは、対面SPI形式で実施されます。

実施形式はテストセンター方式で、言語、非言語、性格の3分野で構成されています。

三井不動産のような大手デベロッパーには、東大、京大、一橋、早慶、旧帝大など、学歴の高い学生も多く応募するため、試験に自信がない方は、SPI対策を入念に行っておきましょう。

特に非言語分野は、論理的思考力や問題解決能力が問われるため、対策が合否を分けやすい傾向にあります。

市販の対策本だけでなく、オンラインのSPI学習ツールや模擬試験サービスを活用し、実際の試験形式に慣れておくことが、合格率向上につながります。

③一次面接

三井不動産のエントリシート選考・WEBテストを通過すると、一次面接が行われます。

三井不動産のインターンシップ一次面接は、オンライン形式で20分間、面接官1名対学生1名で行われます。

評価される主なポイントは2つあります。

1点目に、あなたの論理的思考力と多角的な視点です。「部活動廃止の賛否」といったケース面接の問いに対しては、明確な意見とそれを支える論理的な理由付けが求められます。

質問を通して、あなたが物事を多角的に捉え、メリットとデメリットの両面を考慮できるかが見られます。

2点目に重要なのは、あなたのコミュニケーション能力と主体性です。オンライン面接であっても、あなたの熱意や誠実さは画面越しに伝わります。

面接官の質問意図を正確に捉え、自身の意見を伝えるだけでなく、対話を通じて議論を深めようとする主体的な姿勢が重要視されます。

④二次面接

三井不動産の一次面接を通過すると、二次面接が行われます。

三井不動産のインターンシップ二次面接は、東京の企業オフィスで30分間、面接官1名対学生1名で行われます。

面接では、ESに記載した学生時代に力を入れたことの深掘りが中心となり、活動内容だけでなく、そこでの学びや成長を具体的に説明できるかが重要です。

特筆すべきは、「草の根活動はしたことあるか」という質問です。これは、あなたが地道な努力や目立たない場所での貢献を厭わないか、つまり「きれいごとに誰よりも本気な心」や「新しい価値の創造に挑み続ける心」を持っているかを見極めるための問いだと考えられます。

面接の最後には逆質問の時間があり、これまでの会話を踏まえて、企業の文化や面接官の経験について深く掘り下げる質問をすることで、あなたの主体性と企業への関心を示すことができるでしょう。

三井不動産のインターンに受かる方法

続いては、三井不動産のインターンに受かるために必要な４つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②学生時代の経験に力を入れる
• ③WEBテスト・SPI対策をする
• ④ES添削・面接対策をする

三井不動産のインターンに受かるひとの特徴を見ていきましょう。

①志望動機を明確にする

三井不動産のインターンに参加するためにも、志望動機（なぜインターンを始めたいのか）を明確にしましょう。

志望動機は、目的意識や参加への熱量、活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、インターンシップに参加することで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• インターンシップに参加したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 魅力的な経験やスキルを持っている
• 参加後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、インターンの参加目的が明確になっていない志望動機も避けておきましょう。

「学びたい・成長させてほしい」という受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えていきましょう。

②長期インターンに挑戦する

内定倍率の高い「難関企業」のインターンに参加するためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

三井不動産のインターンに参加するかたの中には、下記のような「キラリと光る経験」を持っています。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④ES添削・面接対策をする

三井不動産のインターンに受かるためにも、エントリーシートの添削や面接練習は入念に行いましょう。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。ES添削や面接練習をする方法には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

三井不動産のインターンに関する疑問を解決

最後に、三井不動産のインターンに関するよくある質問にお答えしていきます。

• 質問①：三井不動産のインターンはいつから始まりますか？
• 質問②：三井不動産のインターンは内定に直結しますか？
• 質問③：三井不動産のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？
• 質問④：三井不動産の長期インターンに参加したいです

それぞれ解説します。

①三井不動産のインターンはいつから始まりますか？

三井不動産の夏インターンは例年8月～9月、冬インターンは例年1月～2月に開催しています。

近年、就職活動が早期化する傾向にある中で、三井不動産でも就活解禁日の3月1日よりも前に、インターンシップを実施しています。

三井不動産や不動産業界に興味がある人はぜひ挑戦してみてください！

②三井不動産のインターンは内定に直結しますか？

三井不動産のインターンは、内定に直結します。

具体的には、多くのプログラムにおいて、参加者限定で早期選考や本選考の選考スキップの案内が届くというものです。

その他、インターン参加を通じて、企業や職種の理解を深めることで、本選考で有利に働く可能性があります。

三井不動産の本選考を少しでも有利に進めたい人は、ぜひインターンにご応募ください。

③三井不動産のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？

三井不動産のインターンに落ちても、本選考に進むことができます。

ただし、インターン選考に落ちた場合は、本選考までに自己分析や面接の練習、企業研究を徹底的に行い、内定に近づけるよう対策を行いましょう。

なぜインターンのエントリーシートが通過しなかったかなど原因を探求し、改善することが重要です。

三井不動産のインターンに参加したいと考えていた人は、安心して挑戦してください！

④三井不動産の長期インターンに参加したいです

三井不動産では現在、長期インターンシップの募集を行っていません。

三井不動産のインターンシップに参加したい人は、短期インターンシップに参加するか、三井不動産と同じ業界に属する、他の企業の長期インターンシップに参加しましょう。

同業他社のインターンシップに参加することで、三井不動産の特徴や業界での立ち位置などが理解でき、エントリーシートに記載する内容に説得力が増すことが期待できます。

また長期インターンでは、実際の仕事内容や働き方を理解することが出来るため、希望する業界であればどの企業規模かに関わらず、挑戦することをおすすめします！

まとめ

本記事では、三井不動産のインターン内容や倍率、早期優遇、選考通過に必要なポイントをまとめました。

• 三井不動産のインターンは倍率がかなり高い
• 三井不動産のインターンは本選考でも優遇される
• 三井不動産のインターンに落ちても本選考に参加できる

三井不動産のインターンに参加するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知りたい方は、OBOG訪問をしてみることもおすすめです。