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長期インターンとは、おもに開催期間1ヶ月以上のインターンのことで、実務経験を積むことを目的に、企業の業務に従事する中長期間のプログラムです。
社会に出る前の学生が実際の業務を通じて、業界や職業、働くことの理解を深めることを目的にしており、短期インターンに比べて仕事適性を見極められること、採用後のミスマッチが無くなることが特徴です。
参加できる企業には、業界や職種、企業規模など様々な種類があり、どうやって参加すれば良いのか、悩みや不安があるひとも多いと思います。
本記事では、長期インターンの定義や概要、必要性や参加するメリット、具体的な始め方をまとめました。これから長期インターンに参加してみたい方は、ぜひ参考にしてください。
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▼目次
長期インターンとは
まずは、長期インターンの定義や意味、短期インターンやアルバイトの違いについて紹介します。
それぞれ解説します。
長期インターンの定義
長期インターンとは、おもに開催期間1ヶ月以上のインターンのことで、実務経験を積むことを目的に、企業の業務に従事する中長期間のプログラムです。
長期インターンの実施期間に明確な定義はなく、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月以上など、学生の参加目的や企業の募集目的によって参加期間が異なります。
長期インターンは、学生や若手社会人が実務経験を積む機会として提供されており、社員同様の実務を通して、専門的なスキルや実務経験を身につけることができます。企業は、新卒採用や即戦力を目的に、長期インターン生を採用しており、新卒採用の早期囲い込みや、人材確保を目的に募集をしています。
長期インターンの起源は、アメリカ合衆国から始まったと言われており、海外の学生の間では、就職前に長期インターンを経験することが当たり前のものになっています。日本国内でも長期インターンに参加する学生数は年々増加していますが、全体の参加率は2.9%(就職白書2020)とまだまだ低い参加率となっています。
長期インターンは、都市圏(東京・大阪・名古屋)に募集が集中しており、地方学生が参加できる機会が少ないのも事実です。在宅勤務、リモートワークの普及に伴い、全国の大学生が参加できる仕事も増えてきましたが、まだまだ認知度・参加率は低い状況です。
長期インターンと短期インターンの違い
長期インターンと短期インターンの違いは、参加期間の長さです。
他にも実施目的や、プログラム内容、経験できること、就職活動への影響値、学業との両立、参加資格、報酬などの違いはありますが、参加期間の長さが最も大きな違いとなります。
長期インターン | 短期インターン | |
期間 | 通常1ヶ月以上 | 1日〜1週間 |
報酬 | 給料あり (時給・成果報酬等) |
給料なし |
参加資格 | 全学年対象 (大学1年生〜大学院2年生まで) |
就職活動を控える学生 (大学3年生・大学院1年生等) |
目的 | 実務経験を通じて、ビジネススキルや専門スキルを身につけること | 企業や業界の話を聞き、企業理解・業界理解を深めること |
内容 | 社員同様の業務を行い、プロジェクト等にも参加する | 会社説明会やワークショップ、社員座談会に参加する |
経験できること | 仕事理解・専門スキルの習得 | 企業理解・業界知識の習得 |
就職活動の影響 | 履歴書やエントリーシート、面接でのアピール材料になる | 志望意欲のアピール材料になる |
学業との両立 | 長期間の勤務が必要になるため、学業との両立が必要 | 短期間の参加になるため、学業への影響はほとんどない |
長期インターンの目的は、実務経験を通じて、ビジネススキルや専門スキルを身につけること。そのため仕事内容は、企画営業や、マーケティングなど、社員同様の業務を行い、プロジェクトの参加も求められます。
仕事理解に加えて、専門スキルの習得に繋がるほか、労働者として勤務するため給料も貰えます。長期間の勤務が必要になるため、学業との両立が必要となりますが、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)として、就職活動のアピール材料にもなります。
一方短期インターンは、企業理解・業界理解を深めることを目的に参加するため、会社説明会、ワークショップ、座談会などの開催内容が多くなってきます。労働には当たらないため、給料はなく、業界や企業の知識を深めるために、就職活動を控える大学3年生や大学院1年生が参加をします。
長期インターンとアルバイトの違い
長期インターンとアルバイトの違いは、身に付くスキルにあります。
どちらも勤務時間を自由に調整できたり、労働時間を対価に収入を得られる点は同じですが、仕事内容を通して学べること、身に付くスキルには大きな違いがあります。
長期インターン | アルバイト | |
期間 | 通常1ヶ月以上 | 通常1ヶ月以上 |
報酬 | 給料あり (時給・成果報酬等) |
給料あり (時給・成果報酬等) |
参加資格 | 全学年対象 (大学1年生〜大学院2年生まで) |
全学年対象 (大学1年生〜大学院2年生まで) |
目的 | 実務経験を通じて、ビジネススキルや専門スキルを身につけること | 労働時間を対価に収入を得ること |
内容 | 社員同様の業務を行い、プロジェクト等にも参加する | マニュアル業務やサポート業務が多い |
経験できること | 仕事理解・専門スキルの習得 | ビジネスマナー・専門スキルの習得 |
就職活動の影響 | 履歴書やエントリーシート、面接でのアピール材料になる | 履歴書やエントリーシート、面接でのアピール材料になる |
学業との両立 | 長期間の勤務が必要になるため、学業との両立が必要 | 柔軟にシフト調整できるため、学業の両立がしやすい |
例えば、飲食店のアルバイトで身に付くスキルには、接客スキルや業務効率化スキルがありますが、営業の長期インターンで身につくスキルには、コミュニケーション能力、課題発見力、論理的思考力、交渉力など多岐にわたります。
また長期インターンは、業務難易度が高い分、アルバイトと比較しても給料が高い傾向にあります。責任が求められる仕事にもなりますが、やりがいもありますし、社会人経験を学生時代から積めることに大きな価値があります。
① 大手の長期インターン特集
大手グループ会社の長期インターンをまとめました
② 土日勤務OKの長期インターン特集
土曜日・日曜日に働ける長期インターンをまとめました
③ 文系おすすめの長期インターン特集
文系におすすめの長期インターンをまとめました
長期インターンのメリット・デメリット
続いては、長期インターンに参加するメリット・デメリットについて紹介します。
それぞれ解説します。
長期インターンのメリット
- 業界・職種・企業を具体的に知れる
- 得意な仕事・苦手な仕事を理解できる
- ビジネス基礎力が身につく
- 実務経験・スキルが身につく
- 社会人とのつながりができる
- アルバイト同様、給料がもらえる
- 就職活動が有利になる
長期インターンに参加する1番のメリットは、ネット情報やOB.OG訪問よりも、業界や企業のことを理解できることです。
実際に仕事をすることで、自分の得意な仕事や苦手な仕事が見えてきますし、長期インターンを通して、ビジネス基礎力や、専門性のある実務経験値を積むこともできます。
仕事経験のない学生でも、数ヶ月働くだけで見違えるほど『会社とは何か、仕事とは何か』を話せるようになりますし、勤務期間が長ければ長いほど、『自己PR』や『学生時代に力を入れたこと』としても語れます。仕事には実績や成果が付いてくるため、実務経験の話は、社会人経験の長い人事担当者にも伝わりやすいでしょう。
長期インターンの経験は、仕事選びの軸が明確になりますし、早期内定・選考優遇に繋がる魅力ある経験です。仕事をする中で起きた問題と乗り越え方、実際に働いてわかった自分の強み、弱みは、入社後イメージとしてダイレクトに伝わります。長期インターンの経験は、就職活動を有利に進めることにもつながりますよ!
長期インターンのデメリット
長期インターンは、ベンチャー企業での実施率が高く、大手企業の求人はほとんどありません。そのため大手企業の実務経験を積みたい人は、必然的に参加の難易度が高くなります。
また首都圏の企業に募集が集中しており、関西圏や東海圏、地方学生の参加率が低い傾向にもあります。最近はリモート求人も増えてきましたが、倍率が高いこともあり、地方格差が生まれている問題もあります。
長期インターンは最低限の稼働時間(週15時間以上)も求められるため、学業との両立観点でも注意が必要です。長期インターンの採用難易度は比較的高くなっているため、目的意識を持った状態で、選考に臨みましょう。
▼詳しく知りたい
長期インターンのメリット・デメリット!始める前の注意点を解説
長期インターン参加前に知っておきたいこと
続いては、長期インターンの特徴について紹介します。
それぞれ解説します。
①勤務期間(何ヶ月続けるの?)
最低期間 | 割合 |
1ヶ月 | 6.95% |
2〜3ヶ月 | 20.85% |
4〜6ヶ月 | 25.38% |
6〜12ヶ月 | 31.72% |
12ヶ月以上 | 15.11% |
※本データは「Renew」に登録されている情報をもとに、独自の集計ロジックにより算出しています。本データを引用する際は、出典元(Renew)を必ず記載してください。
長期インターンの募集期間は企業によって異なりますが、最低3ヶ月以上の期間を求める企業が多くなっています。
あくまでも最低期間になるため、半年以上働く学生もいれば、1年以上働く学生もいます。アルバイトに期間が決められていないように、長期インターンにも明確な期間はありません。
実際に長期インターンを経験した感想をお話しすると、1年以上参加した方が、仕事をする中での学びは多くなります。実際にできる仕事の幅が増えるのはもちろん、社員さんとのコミュニケーションも上手になり、仕事の上達を感じられるようになります。
長く働けば働くほど、就職活動時の手助けをしてもらったり、早期内定や特別選考に乗る場合もあります。長期インターン先を探すときは『1年間働けるか』という視点で探してみると良いでしょう。
▼詳しく知りたい
長期インターンの期間はどのくらい?週何日・週何時間働くの?
②勤務時間(週何日働くの?)
勤務日数 | 割合 |
週1日 | 9.37% |
週2日 | 38.32% |
週3日 | 43.81% |
週4日 | 2.11% |
週5日 | 6.34% |
※本データは「Renew」に登録されている情報をもとに、独自の集計ロジックにより算出しています。本データを引用する際は、出典元(Renew)を必ず記載してください。
長期インターンの平均勤務日数は、週3日が最も多く、続いて週2日、週1日になっています。
長期インターンの就業条件は企業によって異なりますが、一般的に「週2〜3日以上・1日3〜4時間」が目安です。学生なので、テスト期間中や夏合宿など、学業や部活動を優先したシフト調整をしてくれる企業が多いです。 時間帯としては、平日の営業時間内(9:00〜18:00)に調整する必要があります。
「月曜日は午前中だけ、木曜日は夕方から」など、勤務時間は自由に決められることが多く、なかには土日に働くことが出来る企業もあるので、平日は学業で忙しい方は土日に働ける勤務先を探してみましょう。
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土曜日・日曜日に働ける長期インターンをまとめました。大学の授業や部活動、サークル活動で忙しい方も、土日の時間を使って長期インターンに参加してみよう。
③参加学年(いつから始めるの?)
参加学年 | 割合 |
大学1年生 | 7.27% |
大学2年生 | 32.27% |
大学3年生 | 45.00% |
大学4年生 | 7.73% |
その他(大学院生等) | 7.28% |
※本データは「Renew」に登録されている情報をもとに、独自の集計ロジックにより算出しています。本データを引用する際は、出典元(Renew)を必ず記載してください。
長期インターンの参加時期に明確は決まりはなく、大学1年生・大学2年生から始める人が全体の40%程度、大学3年生から始める人が全体の45%の割合になっています。
授業の都合上、時間の作りやすい大学3年生、4年生の参加が多いですが、履修登録を工夫して長期インターンに参加する大学1年生、2年生もいます。春休みや夏休みを利用して参加する学生もいれば、大学の授業後やスキマ時間を使って参加をする学生もいます。
就活直前の大学3年生から始めるよりも、学生生活に慣れてきた大学1年生や大学2年生から始める方が、遥かに仕事や業界、職種の理解ができるため、長期インターンには早めの参加をおすすめしています。
『長期インターン始めた方が良いのかな?』と悩み始めた方は、まずはどんな仕事があるのか、どんな会社があるのか、興味のままに探してみましょう。
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長期インターンはいつから始めるべき?開始時期やベストなタイミングを解説!
④給与(給料はもらえるの?)
長期インターンは、給料がもらえます。
給料体系は時給が多く、営業職に限り成果報酬制(インセンティブ制度)を導入する企業もあります。地域別最低賃金額(厚生労働省)に比べて、長期インターンの給料は高い傾向にあり、専門職(エンジニア職など)の場合は、時給1,500円の求人募集もあります。
平均時給 | 時給相場 | |
すべて | 時給1,227円 | 時給1,100円〜時給1,300円 |
営業 | 時給1,218円 | 時給1,100円〜時給1,500円 |
企画 | 時給1,261円 | 時給1,200円〜時給1,500円 |
編集/ライター | 時給1,209円 | 時給1,100円〜時給1,200円 |
マーケティング | 時給1,183円 | 時給1,200円〜時給1,500円 |
エンジニア | 時給1,303円 | 時給1,500円〜時給2000円 |
※本データは「Renew」に登録されている情報をもとに、独自の集計ロジックにより算出しています。本データを引用する際は、出典元(Renew)を必ず記載してください。
長期インターンは、企業の利益に直結するような実務を行うため、原則「労働者」として給料が発生します。無給の長期インターンは違法にあたる可能性が高いので、長期インターンを探す際は、有給インターンを探すようにしましょう。
長期インターンの給料事情についてもっと知りたい方は下記の記事もおすすめです。
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長期インターンは給料が貰える?平均給与や時給相場を解説!
⑤倍率(内定率はどのくらい?)
職種 | 倍率 |
営業 | 14.1倍 |
企画 | 18.2倍 |
編集/ライター | 16.4倍 |
マーケティング | 28.9倍 |
エンジニア | 41.3倍 |
デザイナー | 46.2倍 |
事務/アシスタント | 7.6倍 |
※本データは「Renew」に登録されている情報をもとに、独自の集計ロジックにより算出しています。本データを引用する際は、出典元(Renew)を必ず記載してください。
長期インターンの倍率(内定率)は、平均10倍以上です。
職種によって倍率は大きく異なり、専門職(エンジニア/デザイナー等)に関しては、倍率は40倍を超える結果となっています。長期インターンは、募集人数に対して、応募人数が多くなっており、採用倍率は年々あがっています。
採用要件も高いため、長期インターンの内定は難しいことも覚えておきましょう。選考通過のためにも、長期インターンに参加したい理由を明確にしておくことが求められます。長期インターンの倍率についてもっと知りたい方は下記の記事も読んでおきましょう。
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長期インターンの倍率・内定率はどのくらい?選考通過のポイントを解説!
長期インターンの探し方と選び方
長期インターンを探す方法は大きく8つあります!
- 長期インターン募集サイトから探す
- SNSで長期インターン募集を探す
- 逆求人サイトを使ってスカウトを待つ
- インターン説明会や採用イベントに参加する
- 企業ホームページから直接連絡する
- 大学の就職課(キャリアセンター)に問い合わせる
- 友人や知人に紹介してもらう
- 長期インターンの個別面談で相談する
多くの求人から自分の目的にあわせた長期インターンシップ先を効率良く見つけるためには、長期インターンの募集サイトを利用するのがおすすめです。
長期インターン募集サイトで探す
長期インターン探しにおすすめなのが、長期インターン専門の求人サイトを活用する方法です。
興味のある業界や職種、勤務地や働き方など、希望条件にあった長期インターンを探せるのが大きな特徴。全国の長期インターン求人を掲載しているため、求人ごとの比較検討がしやすかったり、応募後の連絡が取りやすいのがメリットです。
長期インターン求人サイトごとに特徴が異なるため、自分の使いやすいサイトを使うのがおすすめです。なかにはアプリ対応をしていたり、スカウト機能が付いているサービスもありますよ。
他にも、企業説明会に参加したり、大学の就職課(キャリアセンター)に問い合わせる方法もありますが、少々面倒です…。長期インターン先に先輩や友人がいる場合は、紹介してもらうのもひとつですね。
長期インターン相談サービスで探す(無料)
長期インターン探しに悩んでいる人は、無料相談サポート を使うのもおすすめです。キャリアアドバイザーに参加目的や希望条件、イメージを伝えるだけで、おすすめの求人を紹介してくれます。
オンライン面談や電話、メールやLINEチャットを通したサポートも受けられるため、長期インターンシップ探しに少しでも不安がある人は、サポート力の高い募集サイトを使ってみると良いですよ!
▼詳しく知りたい
長期インターンの探し方8選!選び方・決め方のポイント解説
長期インターンの種類と内容
続いては、長期インターンの種類や仕事内容を紹介します。
それぞれ解説します。
営業の長期インターン
営業の長期インターンでは、営業計画や提案先調査、アポイント取得、商談を行います。
個人営業や法人営業、新規営業やルート営業など、BtoB、BtoC企業によって、営業スタイルは大きく変わりますが、基本的にはアポイント獲得の仕事から始まることがほとんどです。
時給制に加えて、インセンティブ制度を導入する企業も多いため、他職種よりも給与待遇が良いケースがほとんどです。営業力はすべての仕事に共通する力のため、全学生におすすめしたい長期インターンです。
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マーケティングの長期インターン
マーケティングの長期インターンでは、市場調査、商品企画、商品開発や、WEB広告、SNSアカウントの運用、Webメディアの運営、SEO対策などを行います。
市場調査や商品企画など、上流の仕事を最初から任せられることは非常に少なく、まずは現場のサポートとして配属されることがほとんどです。
Web広告の運用や、SNSアカウントの運用、SEO対策など、毎日のデータ計測から分析、施策立案の業務フローが多いため、こまめに出勤できるひとが優遇されるケースが多いです。
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エンジニアの長期インターン
エンジニアの長期インターンでは、自社サービスの開発や、クライアント企業の受託開発を行います。
求められるプログラミング言語経験は異なりますが、バックエンドなら『PHP,Ruby,GO』フロントエンドなら『javaScript』データ分析なら『Python,SQL』の知識が必要になります。
またチーム開発を中心に行うため、Git,GitHubの活用知識も必要です。応募段階からポートフォリオを求められる企業が多いため、個人開発の経験を身につけてから参加してみましょう。
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デザイナーの長期インターン
デザイナーの長期インターンでは、ポスターやチラシの制作、バナー制作やプロトタイプ制作、コーディングなどを行います。
デザイン経験を求められることが多いため、illustratorやPhotoshopの利用経験があると良いでしょう。またHTML,CSSなど、フロントエンドのコーディング業務を任されることもあります。
デザインツールを使いこなす能力と、デザイン知識や制作実績が必要になるため、学校や個人学習を通してデザインの勉強をしておきましょう。
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長期インターンの応募から内定までの流れ
最後に、長期インターンに参加するまでの流れを『長期インターンサイトRenew(リニュー)』を使って解説していきます。
それぞれ解説します。
①長期インターンを探す
まずは、長期インターンシップの募集サイトを使って、求人を探してみましょう。
興味のある職種や業種で絞り込むこともできますし、時給や勤務時間、仕事内容からお気に入り求人を見つけてみましょう。お気に入り登録機能を活用すると、効率よく長期インターンが探せます。
長期インターンを探すときは、一緒に働くひとも重要な比較検討ポイントです。どんな社員さんがいるのか、どんな学生がインターン生として働いているのかもチェックしておきましょう。
②気になる企業に応募する
興味のある求人が見つかったら、早速応募をしてみましょう。
長期インターンシップの内定率は10%以下と低いため、合格率をあげるためにも、複数企業の同時応募を推奨しています。
応募は指定のチャットサービスで、採用担当者とやり取りができるため、メール連絡の面倒さなどはありません。土日祝日は、企業からの返信が遅いこともあるため、応募から1週間は返信を待ってみましょう。
③書類選考・面接を受ける
応募後は、企業ごとに書類選考やカジュアル面談、面接が始まります。会社によっては、履歴書が必要になるケースもあるため、長期インターンの履歴書の書き方もマスターしておきましょう。
面接や選考では、長期インターンを始める目的や自己PR、志望動機などを質問されます。一般的なアルバイトと比較して、採用難易度が高いため、しっかりと準備していきましょう。
志望動機を深く理解したい人はこちらの記事(長期インターンの志望動機)、面接対策を進めたい人はこちらの記事(長期インターンの面接対策)もチェックしておきましょう。
④内定・採用
面接に合格したら内定・採用です。
勤務日程や時間は基本的にはシフト制になるため、採用担当者とすり合わせた上で、実際に働き始めましょう。時給や労働条件の最終確認をお忘れなく。
もしも複数企業の内定をもらってしまった場合は、内定辞退の連絡も早めにしておきましょう。こちらの記事(長期インターンの採用内定の辞退方法)がおすすめです。
上場企業・大手グループ
おすすめ長期インターン特集!
上場企業・大手グループ会社の長期インターンをまとめました。充実した挑戦環境のなかで、社会的貢献度の高い『革新的なプロジェクト』に関わることができます。
長期インターン参加者の体験談
「長期インターンを始めてみたいけれど、私にも出来るかな…?」と迷う方に対して、学業と両立して長期インターンに挑戦する先輩たちをご紹介します。
長期インターンを始めた「きっかけ」や「会社の選び方」、仕事を通じて変わった「キャリアの価値観」など、気になる質問をしてみました。
松浦 夏帆さん(慶應義塾大学)|株式会社FoR
松浦さんは、大学2年生から長期インターンをはじめ、現在は株式会社FoRのコスメメディアONEcosmeのコンテンツ企画から記事制作、広告運用まで一気通貫して担当しています。商品記事のリライトにより月間売上を10倍改善した実績も。
▼コメント
長期インターンの経験は、就職活動でもかなり役立ちました!これまで一生懸命働いてきた経験があるので、長期インターンの経験をそのまま話すだけでした。仕事をするうえで必要なマインドは身についていますし、リアルな事業課題を解決してきた経験は、人事のひとにも伝わりやすいアピール材料になったかなと思います!
【取材】「未経験から圧倒的成長!」─売上を10倍改善した慶應生の長期インターンとは
原 蓮斗さん(広島修道大学)|株式会社TOMAP
原さんは、高校時代の挫折経験から起業を志し、大学1年生からWeb制作の勉強、受託業務を始める。株式会社TOMAP が運営する ZeroPlus Gate の受講をきっかけに、インターンシップに興味を持ち、大学3年生の8月から営業のインターン生として活躍中。
▼コメント
教育体制を含めて、業務経験がなくても挑戦できる環境ではあるので「自分を変えたい」と本気で思っている人には、長期インターンは良い選択肢だと思います。自分もそうだったんですが、甘える環境だと自分が成長できない。だからこそ厳しい環境の中で、成長したいと言う方には、経験の有無に限らず挑戦してみてほしいです。
【取材】「社会で価値のある人材へ」─起業を志す大学生が TOMAPのインターンに挑戦した理由とは
石橋 汐陽さん(中央大学)|株式会社ZERO TALENT
石橋さんは、中央大学 商学部 経済学科 2年生。大学1年生の頃から、学生団体の創設メンバーとして企画・運営を行なったり、企業に事業提案を行うビジネスプロジェクトに参加。学生団体のイベントがきっかけで株式会社ZERO TALENTに出会い、営業職の長期インターン生として活躍中。
▼コメント
僕は大学1年生からインターンを始めており、授業やサークル、土日はアルバイトもしています。普通のひとだと信じられないスケジュールで動いていると思うんですが、それでもインターンシップを辞めようとは全く思わないです。どれだけ忙しかったとしても、学べていることの方がどう考えても多いので、将来の夢がある人は、学年問わずインターンシップに挑戦してみて欲しいです。
【取材】「歴代最高の営業成績」 ─大学1年生から長期インターンに挑戦する学生にインタビュー
長期インターンに関する疑問を解決
最後に長期インターンに関するよくある質問をまとめました。
それぞれ解説します。
長期インターンを辞めたい時はどうすれば良いですか?
長期インターンは、辞めたいときに辞めれます。
退職を決めた時は、退職日の1ヶ月前には上司に相談しましょう。 業界や職種、仕事の理解を進めるためには、複数の長期インターンに参加することも大切です。前向きな退職理由であれば、上司も会社もきっと応援してくれますよ
▼あわせて読みたい
長期インターンの円満な辞め方|辞める理由や適切な伝え方【例文付き】
長期インターンを企業が行う目的は何ですか?
長期インターンを企業が導入する目的は大きく2つあります。
- 戦力としての採用
- 新卒採用に繋げること
多くの企業が、事業運営のために戦力として長期インターンを採用しており、将来的に新卒採用に繋げることも視野に入れています。そのためスタートアップやベンチャー企業の募集が多く、裁量権を持って働くことができるのが特徴です。
▼あわせて読みたい
【企業目線】長期インターン採用の導入メリット
まとめ
本記事では、長期インターンの必要性や参加するメリット、具体的な参加方法などをまとめました。
要点をまとめます。
- 長期インターンは、3ヶ月以上の中長期で行われる職業体験・就業体験の場
- 給料以上に、業界や職業、働くことの理解を深める目的で参加する
- 大学1.2年生から自由な勤務時間で参加できる
この記事を読んで、長期インターンに参加してみたいと思ったひとは、長期インターンの募集サイトを、デメリットも知りたいと感じたひとは、長期インターンのデメリットについてもご覧ください。
Renew Magazine では、長期インターンの探し方や、長期インターンのおすすめ職種についてもご紹介しています。
長期インターン探しに迷ったら
キャリアのプロに無料で相談しよう!
Renewでは、将来のキャリアプランを見据えたうえで、一人ひとりにあった長期インターン先のご紹介と、内定率をあげるための選考サポートを行なっています。
- 長期インターンの始め方が分からない…
- 自分に合う会社ってどうやって探せばいいの?
- 書類選考や面接対策のポイントが知りたい…
大手上場企業・メガベンチャー出身のキャリアアドバイザーが、長期インターン探しから内定獲得までサポート。長期インターンに興味がある方は、お気軽にご相談ください!
【基礎知識】
【応募/選考】
【よくある質問】