長期インターンは何社応募するべき?複数応募のマナーを解説

長期インターン 何社

長期インターンに応募したいけれど、「どのくらいの企業に応募すれば良いの…?」「同時に何社も応募して良いの…?」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

長期インターンは、一般的なアルバイトと違い、書類選考や面接の通過率が低く、採用難易度が高い選考です。1社応募して1社内定を貰えるのは難しいため、複数の企業に応募することを推奨しています。

本記事では、長期インターンの内定を早期に貰うためにも、どのくらいの企業に応募すれば良いのか、具体的な応募数を参考に紹介していきます。

長期インターンの複数応募は、採用担当者も十分に理解しているため、内定に不安がある人はどんどん応募をしていきましょう。

この記事の監修者
柴田 将希
株式会社Renew 代表取締役。長期インターン求人サイト「Renew」運営。自身の長期インターン経験や、就職活動・転職活動、起業経験をもとに、学生のキャリア支援を行なっています。

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長期インターンは何社応募するべき?

結論からお伝えすると、最低でも5社は応募しましょう

一般的に長期インターンシップの合格率は、約10~20%と言れています。合格率を20%で見積もったとしても5人に1人しか受からないという計算になります。

とはいえ、応募する企業規模や職種によっても採用倍率は大きく異なるため、とりあえず5社応募すればよいというわけでもありません。

興味のない企業を受ける必要はないですし、本当に行きたい1社があれば1社内定を勝ち取れるように対策を行いましょう

また、大手企業や有名企業など長期インターンは参加したい学生も多くいるため、採用倍率は平均よりも高くなってしまいます。

長期インターンの応募目安は5社程度、人気企業や人気職種の長期インターンに参加したいひとは、6〜10社程度を目安に候補出しをすると良いでしょう。

複数内定を貰えた場合は、どちらか1社の企業に決めましょう。内定辞退の連絡は、採用担当者も素直に受け入れてくれますよ
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長期インターンは複数応募しても良いの?

長期インターンは、同時に複数の企業に応募しても問題ありません

就職活動や転職活動でも、複数応募することが当たり前の世の中ですし、企業の採用担当者も「複数応募していることを前提に」学生とカジュアル面談や面接を組んでくれます。

採用意識の高い企業ほど、他社よりも早く選考を進めたい理由で、連絡速度も早い傾向にあるので、素直に複数企業に応募してOKです。

とはいえ、複数の企業に応募すると、履歴書や書類選考、面接を通過しなければなりません。同時に応募しすぎて連絡が取れなくなるくらいならまずは2〜3社程度気になるインターンシップに応募してみましょう

企業によっては、応募後の連絡が遅くなる可能性も高いため、1週間返信がなかったら、他企業も選択肢に入れることをおすすめします。

職種や業界、働き方などから、まずは興味のある企業をピックアップし、目的や目標に合わせた長期インターン先を見つけていきましょう!

長期インターンの複数応募時のマナー

長期インターンの複数応募は問題ありませんが、最低限のマナーは覚えておきましょう

丁寧なメッセージ連絡を心がけること

まずは、丁寧なメッセージ連絡を心がけることです

応募後は、企業と選考結果の案内や面接日程の調整などのために個別でメッセージを行うことになります。

おおげさかもしれませんが、応募後のメッセージ対応から企業はあなたの評価をしており、メール対応が悪いとそれだけで印象が下がってしまう可能性もあります。

また、長期インターンに参加した後には、社会人と同様の立場で働くことになるため、学生だからと思わずに、最低限のメール対応やマナーは身に付けておくと良いでしょう。

下記の記事にメールのマナーや実際に使える連絡のテンプレートなどもご紹介しているため、企業との連絡に不安がある方はぜひ併せてチェックしてみてください。

面接の日時を忘れないこと

2つ目は、面接の日時を忘れないことです

複数の長期インターンに応募すると、その分面接回数も多くなり、スケジュールの管理が大変になります。その結果、うっかり面接の日時を忘れてしまい、気づいたら面接をぶっちしていたなんてことも起きうる可能性があります。

また、直前に気づいた場合でも、面接には間に合っても面接対策が間に合わず、思った通りの結果にならないといったことになりかねません。

スケジュール管理もビジネススキルの1つであるため、必ず、面接日が確定したタイミングでスケジュールに登録することと1週間後までのスケジュールは常に確認しておくことをおすすめします。

ちなみに、もし面接日時をうっかり忘れてしまった場合でも再度面接を組んでくれるケースも多いため、必ず謝罪とあわせて企業に連絡をしましょう。

辞退する時は、必ず辞退の旨を連絡すること

最後は、辞退する時は必ず辞退の旨を連絡することです

例えば、既に他の企業の長期インターンに合格した場合や応募後に改めて考えた際に自分自身が求めているインターンではなかったと感じた場合など、連絡をしないという選択をとるひともいるのではないのでしょうか。

辞退したい理由は人によって様々あるかと思いますが、理由を問わず、選考を辞退を希望する際は必ず企業にひとこと連絡をいれましょう。

企業側もあなたに会うために面接担当者の日程調整や面接準備など非常に時間をかけて対応してくれています。そのため、人としてのマナーとして、連絡をしないで当日にぶっちするといったことは絶対に辞めましょう。

長期インターン応募後の流れ

最後に、長期インターンの応募から内定までの流れを解説します。

  1. 書類選考
  2. カジュアル面談・面接
  3. 内定・採用

それぞれ見ていきましょう。

①書類選考

長期インターン応募後は、書類選考から始めるケースが多いです

企業によって、書類選考が無いケースもありますが、一般的には履歴書やエントリーシートによる書類選考が実施されます。

内容としては基本的なプロフィール(名前や住所、生年月日、学歴)に加えて、志望動機や自己PRなどを聞かれるケースが多いです。

ただし、エンジニアやデザイナー職などの専門職・技術職と言われるポジションの募集の場合は、授業や研究室で学んだ内容や過去の制作物・開発内容(ポートフォリオと言う)などが求められるケースもあります。

一方で、長期インターンを募集する企業の多くは、社会人経験の無い学生を採用することが前提であるため「人柄」や「ポテンシャル」重視の採用であることが多いです。そのため、人となりや性格、強みが伝わる志望動機や自己PRを作ることを意識してみてください。

実際の履歴書の書き方や志望動機の例文などは下記の記事で詳しくご紹介していますので、履歴書を書いたことが無く不安な方は、ぜひ併せてチェックしてみてください!

②カジュアル面談・面接

書類選考に通過したら、カジュアル面談・面接になります

面接と言われると1次面接、2次面接、最終面接などと複数回実施されるイメージがあるかもしませんが、長期インターンの選考においては多くが1回の面接で完結します。多い企業であっても2回程度です。

回数が少ない分ラッキーと思うひともいるかもしれませんが、逆に言えばたった1回の面接で自分自身の魅力を伝え、採用したいと思ってもらわなければいけないのです。

そのため、面接前には必ず対策や準備を怠らないようにしましょう。もちろん企業によって問われることは様々ですが、一般的には下記のような質問をされることが多いため、最低限下記の質問に対しては自分の言葉で回答できるように準備をしておきましょう。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学生時代に頑張ったこと・頑張っていること(ガクチカ)
  • 強みや弱み
  • インターンでやりたいこと

その他にも、長期インターンの面接における回答例や事前に準備すべき内容、注意点などは下記の記事で詳しく解説していますので、これから面接を控えている人はぜひチェックしてみてください!

③内定・採用

面接を無事通過したら内定です

内定後は採用の手続きのため、企業との入社手続きに関する書類の取り交わしや初日の入社日の調整、インターンのシフト調整などを行います。

授業との兼ね合いもあると思いますので、履修登録の状況なども考慮して企業と調整を行いましょう。

長期インターンの応募数に関する疑問を解決

最後に、長期インターンの応募数に関する気になる疑問をまとめました。

それぞれ解説します。

長期インターンの内定率はどのくらいですか?

長期インターンの内定率は、企業規模や募集職種によって差がありますが平均の内定率は約5〜20%です応募数に換算すると5~10社ほど応募すれば1社内定が獲得できる計算になります。

職種で見ると営業職は比較的内定率が高い傾向にあり、マーケティングや企画職、エンジニアなどはやや合格率が低い傾向にあります。

また、大手企業などは学生からの人気も高いため、ベンチャー・中小企業と比較すると内定率は低くなってしまいます。

自分が志望している企業規模や職種に合わせて応募数を検討することをおすすめします。

複数内定をもらった時はどうすれば良いですか?

複数内定をもらった際にやるべきことは大きく2つです。

  1. 実際に入社する企業を決める
  2. 入社しない企業に辞退の連絡を入れる

複数内定をもらった場合、まずは最終的に1つに絞るひとがほとんどでしょう。入社後は、大学生活における多くの時間を費やすことになるため、慎重に入社する企業を選ばなければいけません。

そのため、改めてインターンを通じてなにを学びたいのか、どんな環境を求めているのかを整理して本当に自分に合う企業を選ぶようにしましょう。

また、入社する企業が決まったら、内定辞退をする企業に必ず連絡を入れましょうとはいえ良くしてもらったのに辞退の連絡を入れるのは気が引けるというひともいるかと思います。

そんな人は下記の記事で失礼のない断り方や実際に辞退する際の例文などもご紹介していますので、参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、長期インターンは何社応募すべきかや複数応募する際の注意点、応募後の流れなどを詳しくご紹介しました。

要点をまとめます。

  • 長期インターンは、最低でも5社応募する
  • 長期インターンの採用率は、10~20%程度
  • 複数応募する際は、面接対策や面接日程の管理を忘れないようにする
  • 選考や内定を辞退する際は必ず企業に辞退連絡を入れる

学生のうちから社会経験を積むことができる長期インターンは、就職活動や将来のキャリアにも非常に役立つ経験です。

しかし、参加したいと思ったときに必ず参加できるものではありません。長期インターンに参加するためには多くの企業に応募が必要ですし、選考対策なども必要です。

おそらくこの記事を読んでいる方は、周囲の同級生よりも早期から将来のキャリアに向き合っている人が多いと思います。

長期インターンは必ず良い経験になるため、ぜひチャレンジしてみてください!

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参考文献

厚生労働省 インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方
令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります
地域別最低賃金の全国一覧
採用選考に関するアンケート
労働法制の動向
雇用均等基本調査若年者雇用に関する参考資料
文部科学省 大学等におけるインターンシップの推進
経済産業省 インターンシップ推進
インターンシップ活用ガイド
ジョブカフェ
内閣府 働き方の変化と経済・国民生活への影響
総務省
総務省統計局
労働力調査(基本集計)
雇用者(正規・非正規の職員・従業員の動向など)
独立行政法人労働政策研究・研修機構 就労等に関する若者の意識
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