「長期インターンって参加した方が良いの?」
「長期インターンに参加するメリットはあるの?」
「企業が長期インターンを実施する理由は?」
企業のリアルを体験できる長期インターンは、将来の志望企業を探すため、また選考を少しでも有利に進めるためにも重要な経験となっています。
長期インターンに参加した学生は、仕事選びの軸が見つかり、納得のいく就職活動をはじめています。企業で働いた経験は、学生時代頑張ったことや自己PRとしても語れます。
企業においても、成長意欲の高い学生が事業成長の戦力になってくれること、新卒採用の早期囲い込みとして利用できることから、ベンチャー企業を中心に長期インターンを実施する会社が年々増えています。
今回は、実際に長期インターンを経験した私が、長期インターンに参加するメリット、参加して良かったこと、おすすめ理由をご紹介します。
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長期インターンシップとは
長期インターンとは、3ヶ月以上の中長期で行われる職業体験・就業体験の場です。
社会に出る前の学生が実際の業務を通じて、業界や職業、働くことの理解を深めることを目的にしています。
短期インターンとは違い、実際の業務を体験できるため、業界や職種、企業を具体的に知れることはもちろん、学生時代頑張ったことや自己PRとして語れます。
時給が発生する有給インターンが多いため、お金を貰いながら仕事経験が積めるのも利点です。大学1.2年生はシフト調整が難しいかもしれませんが、勤務時間は会社と相談できるため、学業やアルバイトと両立することもできます。
長期インターンシップに参加するメリット
- 業界・職種・企業を具体的に知ることができる
- 得意な仕事・苦手な仕事を理解できる
- ビジネス基礎力が身につく
- 実務経験・スキルが身につく
- インターン生のつながり・社会人とのつながりができる
- アルバイト同様、給料がもらえる
それぞれ解説します。
長期インターンのメリット①
業界・職種・企業を具体的に知ることができる
長期インターンに参加すると、ネット情報やOB.OG訪問よりも、遥かに業界のこと、会社のことを理解できます。
特に仕事経験のない学生は、数ヶ月働くだけで『会社とは何か、仕事とは何か』を具体的に話せるようになります。
実際に会社の中で仕事をしてみることで、業界の課題、会社の課題に気づくこともできますし、社会人が普段どんな考えで仕事をしているかが垣間見えるため、働く解像度がグッと上がります。
- 会社の中にはどんな仕事が存在するのか?
- 誰がどんな仕事を担当していてどう繋がっているのか?
- どんな会社と取引しているのか
実際に働いてみないとわからない情報は山ほどあります。
長期インターンのメリット②
得意な仕事・苦手な仕事を理解できる
実際に仕事をしてみると、自分の得意な仕事や苦手な仕事が見えてきます。
- 営業としてお客様とお話をすることが好きだった。
- 毎日数値を見ながら、仮説検証の分析をするのが好きだった。
- 経理など細かい仕事を丁寧にこなすのが自分の得意分野だった。
仕事の得意不得意は、やってみないと気づかないことが多いです。そして仕事を経験すればするほど、自分の不得意は誰かの得意がカバーしてくれると気づくでしょう。
また、苦手な仕事を知ることは、得意なことを知る以上に大切です。
例えば、パソコン操作に苦手を感じたら、普段からパソコンを操作する癖をつけることができますし、プレゼンテーションが苦手だと感じたら、大学在学中に積極的に手を挙げて発表練習することができます。
得意な仕事は自分の自信に繋がり、苦手な仕事は改善するための期間として学生生活を有効に活用できます。
長期インターンのメリット③
PC操作・報連相・ビジネスマナーが身につく
ビジネス基礎力に不安がある人も多いですよね。安心してください、長期インターンに参加する学生は、みんな働いた経験がありません。
インターンシップを通じて、ビジネスの基礎スキルを身につけます。
例えば、オフィスワークで必要なパソコン操作、コミュニケーション能力や報連相、メール送信のビジネスマナーなど。
社会人にとっては当たり前のビジネススキルですが、高校や大学、アルバイトでは教えてくれる機会はありません。
ビジネスマナーを覚えておくことは、新卒入社時はもちろん、就職活動時にも役立ちます。
みんな最初は知らないことから始まりますので、不安になりすぎず、学ぶ姿勢で挑戦してみましょう。
長期インターンのメリット④
実務経験・スキルが身につく
実務経験は、ビジネス基礎力以上に貴重な体験です。
営業やマーケティング、技術職など、職種によって必要な専門スキルは異なります。
- 営業職:インサイドセールス、フィールドセールスの動き方、商談の同席、顧客管理など。
- マーケティング職:市場分析やフレームワークの活用、Web広告やSNS広告の運用など。
- ライター職:キーワード選定や企画書の作成、ライティング技術など。
- エンジニア職:プログラミング、チーム開発の動き方、issue管理方法など。
- デザイナー職:クリエイティブ制作、実務コーディング、issue管理方法など。
参加者の中には、実際に名刺を持って営業に出ていたり、数百万円の予算を使ったWeb広告を運用したり、メディア編集者として数名規模のマネジメントを実践していたりと、社員同様の経験をしている人も多いです。
責任感を求められる反面、仕事の苦しさと楽しさを味わうことができるため、学校やアルバイトでは得られない圧倒的な成長を遂げることができます。
長期インターンのメリット⑤
社会人とのつながりができる
長期インターンに参加すると、他大学の繋がりや、社会人との繋がりも生まれます。
同じ志の仲間に出会えることは、就職活動においても、今後の人生においても大きな財産になります。
特に社会人との繋がりは、大学生活を何気に送っていたらほぼありません。優秀な社員さん、尊敬できる社員さんとコミュニケーションを取るだけでも、視座が高くなりますし、学生時代を有意義に過ごせます。
頭の回転が速い人、企画力がずば抜けている人、巻き込み力がすごい人など、気になる社員さんには出来るだけ声をかけてみましょう。私は毎日別の社員さんをランチに誘って話を聞いていました。
成果を出している社会人はどんな習慣で仕事をしているのか、どこに時間をかけているのか、近くで見ることができるのも長期インターンの有意義な活用方法です。
長期インターンのメリット⑥
アルバイト同様、給料がもらえる
長期インターンは、アルバイト同様『時給』による給料がもらえます。
ビジネススキルや実務経験を積みながら、お金を稼ぐことができるのは長期インターン最大のメリットではないでしょうか。
時給単価や勤務時間によっては、アルバイトよりも月給が増えることが多いので、長期インターンにフルコミットする大学生も少なくありません。
働く時間はシフト調整が出来るため、大学1.2年生の忙しい時期でも参加できます。
時給が良い代わりに成果と責任も求められるため、働くことで会社に貢献をしていきましょう。
長期インターンは就職活動にもメリットがある
- 企業選びの軸が明確になった
- 学生時代頑張ったこと、自己PRとして語れた
- 早期内定・選考の優遇があった
それぞれ具体的にみてみましょう。
①企業選びの軸が明確になった
長期インターンに参加すると、就職活動の軸が明確になってきます。
- 『何をやるか』よりも『誰とやるか』を大切にしたい
- 市場が成長している業界で働きたい
- 報酬体制が整っている会社で働きたい
- 社長との距離が近い会社で働きたい
就職活動の軸は、実際に働いてみないと見えてこない部分が多いです。軸が明確になると、業界選びや職種選び、企業選びの判断が鋭くなりますし、解像度も高いため、入社後のミスマッチも大きく減らせますよ。
②「学生時代頑張ったこと」「自己PR」として語れた
就職活動の鉄板質問『学生時代頑張ったこと』と『自己PR』にも長期インターンの経験が役立ちます。
学業や部活動、アルバイトの経験が多いなか、実際に企業で働いた経験は、採用担当者にも具体的にエピソードとして伝わります。
仕事をしていると失敗や挫折はつきものです。仕事をする中で出てきた壁をどう乗り越えたのか、その結果、どんな成果に繋がったのか。実務経験は定量的にもエピソードとして組み込めるため、面接対策としてはかなり大きな武器になります。
③早期内定・選考の優遇があった
インターンシップ中の活躍が認められれば、インターン先の内定が貰えたり、新卒採用の特別選考枠に入ることができます。
内定先が保証されていれば、就職活動中の心の安定剤にもなりますし、そのまま入社して即戦力として働き始めることもできます。
実際に長期間働いた実績もあるため、入社後ミスマッチもありません。採用する企業側にもメリットがあります。
長期インターンのデメリット
続いては、長期インターンのデメリットをご紹介します。
- 大手企業の求人が少ない
- 東京以外の地方求人が少ない
- 勤務可能時間が限られる
- 学業や部活サークル、アルバイトの両立が難しい
- 成果と責任を求められる
長期インターンのデメリット①
大手企業の求人が少ない
長期インターンは、ベンチャー企業での実施率が高く、大手企業の求人はほとんどありません。そのため大手企業の実務経験を積みたい人は、必然的に参加の難易度が高くなります。
多くの学生は、外資や大手企業の内定を貰うためにも、ベンチャー企業の長期インターンに参加して実務経験を積んでいます。長期インターンの経験は、就職活動のエピソードとしても活用できるため、大学1.2年生から参加する学生も多いです。
ベンチャー企業と言っても、社員数名のスタートアップ企業や、資金調達も実施している急成長ベンチャー、社員数百名規模のメガベンチャーと規模はさまざまですが、どこも成長機会があることに違いはないでしょう。
長期インターンのデメリット②
東京以外の求人が少ない
長期インターン募集のほとんどは関東圏の求人です。
最近はリモート案件も徐々に増えてきたため、地方学生も参加できる仕組みがようやく整ってきました。しかし募集数だけを見ると、圧倒的に関東周辺が多いため、地方学生にとってはかなり不利な状況です。
長期インターンのデメリット③
勤務可能時間が限られる
長期インターンは、企業の営業時間(例:平日9時〜18時)にしか働けないため、アルバイトと比べると勤務可能時間が限られてしまいます。
平日の夜や、土日の時間は使えても、会社の営業時間が超えているため働けないことがほとんどです。なかには土日に働くことが出来るインターンシップもあるので、平日は学業で忙しい方は土日に働ける勤務先を探してみましょう。
長期インターンのデメリット④
学業や部活サークル、アルバイトの両立が難しい
長期インターンシップは、学業や部活サークル、アルバイトの両立が難しいことが多いです。
企業の営業時間に合わせたシフト調整が必要になるため稼働時間は平日に限定されますし、週2〜3日、1日3〜4時間の勤務時間調整も必要になります。
テスト期間中や夏合宿など、イベントに合わせたシフト調整もできますが、大学1.2年時の授業で忙しい時期は参画が難しくなるでしょう。
比較的時間の作りやすい大学3.4年生の時期や、一時休学をしたタイミングで長期インターンに参加する学生が多いです。
長期インターンのデメリット⑤
成果と責任を求められる
長期インターンは、アルバイトとは違い、社員同様の仕事を割り振られます。
そのため時給による給与も発生しますし、成果や責任も求められます。「会社は学校じゃない」と言われるように、学生扱いではなく、社会人として仕事をする必要があります。
長期インターンでベンチャー企業を選ぶメリット
長期インターンの募集をみてみると、大手企業の募集はほとんどなく、社員数名のスタートアップ企業や、急成長ベンチャー企業の求人が多いです。
私自身もベンチャー企業で長期インターンをしていましたが、改めてベンチャー企業で働く魅力をご紹介します。
ベンチャー企業のインターンメリット①
いろんな仕事に挑戦できる
1つ目は、さまざまな仕事に挑戦できる環境が整っています。
前項でも述べたように、インターン生の中には、実際に名刺を持って営業に出ていたり、数百万円の予算を使ったWeb広告を運用したり、メディア編集者として数名規模のマネジメントを実践する人もいます。
ベンチャー企業のインターンメリット②
裁量権が大きい
2つ目は、裁量権が大きいことです。
裁量権とは、自分の考えで意思決定する権利のことで、本人の意思決定で物事を進められる範囲が広いことを指します。
『SNSアカウントのフォロワー数を10,000名にする』というMissionだけを与えられ、どう伸ばすか、何をするかの具体的施策は、全て任せてくれる。見方によっては丸投げとも捉えられますが、自由な発想で挑戦できるのは、成長機会にもつながります。
ベンチャー企業のインターンメリット③
働き方の融通が効く
最後は、リモートワークや勤務時間などの優遇が効くことです。
最近では、オンラインのリモートワークで働ける企業がかなり増えました。長期インターンの中でも、パソコン支給で自由に出勤できるリモート求人が人気です。
授業の合間に出勤したい、通勤時間を勤務時間に充てたいなど、学生ならではの働き方の融通が効くのもベンチャー企業を選ぶメリットと言えるでしょう。
以上が、ベンチャー企業の長期インターンに参加するメリットです。教育体制や研修体制は整っていないデメリットはありますが、成長機会を考えるととても恵まれた環境ですよ。
長期インターンのメリット・デメリットまとめ
今回は、長期インターンシップに参加するメリットをご紹介いたしました。
要点をまとめると、
- 長期インターンは『業界・職種・企業』を具体的に知れる
- 得意な仕事・苦手な仕事を理解できる
- ビジネス基礎力が身につく
- 実務経験・スキルが身につく
- インターン生のつながり・社会人とのつながりができる
- アルバイト同様、給料がもらえる
- 企業選びの軸が明確になる
- 学生時代頑張ったこと、自己PRとして語れる
- 早期内定・選考の優遇がある
この記事を読んで、長期インターンに参加してみたいと思ったひとは、長期インターンの募集サイトを、デメリットも知りたいと感じたひとは、長期インターンのデメリットについてもご覧ください。
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