長期インターンのおすすめ職種10選！仕事内容や職種の選び方を紹介

長期インターンを始めてみたいけれど、どの職種で応募すれば良いのか分からない…。そんな不安はありませんか？

企画、営業、マーケティング…職種を調べても沢山ありますし、どれも未経験だから何が向いているのかも分からない。できることなら、最初は誰でも出来るような仕事から挑戦してみたいものです。

今回は、長期インターン経験者の筆者が、はじめての職種選びで知っておきたい考え方と、おすすめの職種をまとめました。

この記事を読めば、職種選びの不安から解放され、自分の意志で職種を選択できるようになりますよ

「長期インターンの探し方が分からない…」という方は、こちらの記事（長期インターンの探し方おすすめ7選）もおすすめです！

長期インターンの職種の選び方

はじめに、長期インターンの職種選びの考え方をご紹介します。

• 興味のある職種に挑戦してみよう
• 最初から難しい仕事なんて任されない
• 目的をもって働くことが求められる

それぞれ解説します。

興味のある職種に挑戦してみよう

結論から言うと、長期インターンの職種選びは「興味関心」から選んでOKです。営業職に挑戦してみたい、採用業務に携わってみたい、企画職に興味がある。職種選びはこの気持ちだけで十分です。

なぜ興味から選んで良いのかと言うと、それが今しかできない行動だからです。新卒入社をすると、新しい経験はなかなかできず、転職活動時にも過去の経験や実績を求められます。

興味のある仕事に挑戦できるのは長期インターンの特権と言っても過言ではありません。だからこそ『未経験でも出来る仕事』『できるだけ簡単な仕事』なんて考え方をして、長期インターンの職種を選んで欲しくはありません。

『直感的にやってみたいと思う仕事に挑戦する』もちろん志望動機として、きちんと言語化する必要はありますが、この気持ちから始めて良いんです。

最初から難しい仕事なんて任されない

『職種経験がないけど大丈夫かな…』と不安になる気持ちもわかりますが、安心してください。実務経験のない学生に最初から難しい仕事なんて任せられません。

学業でも運動でも、アルバイトでも、初心者に難しい内容を教えることはないですよね。野球の未経験者に教えるのは、ボールの投げ方、バットの握り方、グローブの使い方からです。最初からホームランを要求されることはありません。

働いた経験がないと『自分が役に立てるのか』『経験がないのに採用してくれるのか』とネガティブに考えてしまいますが、採用担当者も即戦力で採用できるとは考えていません。あなたの人間性や学びの姿勢を評価して、半年後、1年後のあなたに投資をします。

どの職種に応募しても、基本的な仕事から徐々に成長できる仕組みが用意されているので、与えられた仕事を1つずつ丁寧にこなしていきましょう。

目的をもって働くことが求められる

長期インターンに求められるのは『その職種に応募して、どんな成長をしたいか』です。正直、この想いがないと長期インターンとして雇ってもらうのは難しいでしょう。経験なし、実績なしの人間に残されるものは『想い』だけです。

そのため職種を考えるときは『いまの自分に何ができるか』ではなく、『自分がどんな成長をして、将来どんな貢献をしたいか』です。3ヶ月後、半年後にどうなりたいかから考えてみましょう。

明確な目的や目標を持たない長期インターンの参加は意味がありません。職種に限らず、ただ闇雲に募集を探すのではなく、知りたいことや学びたいこと、得体経験から探してみましょう。その行動は志望動機にもなります。

長期インターンのおすすめ職種10選

長期インターンのおすすめ職種を１０個ご紹介します。

• 企画
• 営業
• マーケティング
• 編集 / ライター
• コンサルタント
• エンジニア
• デザイナー
• 人事 / 広報
• 接客 / 販売
• 事務 / アシスタント

職種の理解を深めてもらうために、具体的にどんな仕事をするのか、どんな成長ができるのかをまとめてみました。

おすすめ職種①
企画の長期インターン

企画職はひとことで説明をすると、担当領域の課題解決を目指してマーケティングを行い、課題を解決するための企画を立案する仕事です。

一般的に企画職の中には

• 商品企画
• 営業/販促企画
• 宣伝企画

という分野があります。

商品企画は、市場の調査を行い新しい商品・サービスを開発したり既存の商品を改良する分野です。営業/販促企画は、営業活動を支援するための戦略を考えたり、より売上を上げるためのキャンペーンや販売促進グッズ等を考えたりする分野です。

宣伝企画は、商品やサービスを世の中に広めるために新聞やテレビ、雑誌などのメディアに取り上げてもらうといったPRに関わる分野です。

そんな企画職のインターンでは市場調査やトレンドを分析する「リサーチ力」や自身が立案した企画を通すための「コミュニケーション・ブレゼンテーション力」、提案を筋道立てて伝える「論理的思考力」など多くのスキル・能力を学ぶことができます。

おすすめ職種①
営業の長期インターン

営業職は商品やサービスを販売するというイメージがあるかと思いますが、実際の仕事は多岐に渡ります。

• 提案先の調査
• アポイント取得
• 商談・提案
• 交渉
• クロージング

営業活動では、提案先を見つけるためのアプローチからアポイントの取得、商談・提案、クロージングを行います。また見積書の作成や発注をいただいた後の納品作業、請求書作成等も営業職の仕事です。

さらに営業の種類やスタイルにも違いがあります。

営業先が個人のお客様（個人営業）か企業（法人営業）や今まで取引の無い顧客へ提案をする新規営業、すでに取引実績のある顧客へ提案するルート営業など様々です。

営業職のインターンでは

• 挨拶
• 名刺交換
• ビジネスマナー
• 電話のかけ方
• メールの返信方法
• アポイントの取り方
• 提案資料の作り方

などの営業としての基礎から学ぶことができます。

おすすめ職種③
マーケティングの長期インターン

マーケティング職は、新商品/サービスの企画をするための市場調査や、商品/サービス販売するための営業戦略やプロモーション手法を検討する仕事です。

具体的には、顧客データや競合企業の調査を行ったり、調査・分析結果をもとにターゲットとするエリアや戦略・キャンペーン等を検討・実行したりします。

またプロモーション等を行う場合は、どんな手法（TVや雑誌、新聞、SNS、メディア等）を使うか等の検討・実行も行います。

そんなマーケティング職のインターンでは数字から事実を読み解くデータ分析能力や実行結果をもとに改善を行ったりとPDCAを回す能力を身に着けることができます。

おすすめ職種④
編集・ライターの長期インターン

ライター・編集職は、メディアやHPなどのWEBサイトや、本や雑誌などの紙媒体で発信するコンテンツの制作をする仕事です。

コンテンツを作成するためは、まずインターネットなどで情報収集やリサーチを行ったり、取材やインタビューを行います。最終的にリサーチや取材を通じて得た情報をもとに原稿を作成します。

また、ライターは文章を執筆するだけでなく簡易的なデザインやイラスト作成、動画・画像編集を行う場合もあります。

ライター・編集職のインターンでは、ライティングやコンテンツの作成を行ったり、取材やインタビューへの同席をします。仕事を通じて、コミュニケーション力や文章力を身にるけることができます。

おすすめ職種⑤
コンサルタントの長期インターン

コンサルタント職は、課題を抱えている企業の課題解決に向けた支援を行う仕事です。コンサル事業を行う企業には様々な種類があります。

あらゆる分野の企業に対してサービスを提供する『総合系コンサルティングファーム』や、企業の経営課題を解決するための戦略策定やアドバイスを行う『戦略系コンサルティングファーム』、給与・報酬制度の設計や人材開発・育成等を支援する『人事系コンサルティングファーム』などです。

クライアントとなる企業の経営に関わる支援をするため、非常に高いビジネススキル・知識が求められる職種ではありますが、コンサルタント職に限らず様々な職種でも役立つ高い課題分析・課題解決能力を身に着けることができます。

おすすめ職種⑥
エンジニア職の長期インターン

エンジニア職は、システムの提案から設計・開発・テストを行う仕事です。エンジニア職にも、さまざまな種類があります。

例えば、コンピュータシステムの提案から設計・開発・テストなどを行う『システムエンジニア』や、サーバー構築やネットワーク管理などのITインフラを担当する『インフラエンジニア』、webサイトやwebアプリケーションなどの設計・開発を行う『webエンジニア』です。

これだけ聞くと「プログラミング経験・スキルが無いと採用されないのではないか」と思われるかもしれませんが、エンジニア職のインターンでは1から教えてくれる企業も多いので将来エンジニア職として働いてみたい、実務経験をしてみたいという成長意欲がある方には非常におすすめです。

おすすめ職種⑦
デザイナー職の長期インターン

デザイナー職は、WEBサイトやスマートフォンアプリなどのデジタルコンテンツや、ポスター、雑誌などの紙媒体コンテンツをデザインする仕事です。

デザイナーのインターンシップでは自社の商品・サービスやクライアントから依頼を受けた商品・サービスのデザイン業務に関わることができます。

『photoshop』や『illustrator』と言ったデザインソフトを用いたり、HTMLやCSS、JavaScriptを用いたコーディング業務を行います。

実際にプロとして働くデザイナーの下で実務経験を積むことができるため、将来デザイナーとして働いてみたい方におすすめです。

おすすめ職種⑧
人事・広報の長期インターン

人事の仕事には、新卒採用や中途採用、労務業務があります。

例えば従業員のスキル・能力向上を図る社員教育・育成や、昇給・昇格のための評価制度の設計、勤怠管理や給与計算、健康診断の実施など、労働環境を整える労務業務も人事の仕事です。

とはいえインターン生が、給与や評価など機微情報に触れることは難しいため、人事のインターンでは新卒採用関連の業務や企画を行うことが多いです。

採用業務を通じて就活のリアルを体験できたり、企業がどのような目線で採用活動を行っているかを知ることができるなど、貴重な経験を積むことができます。

また広報では、SNSやWEBメディアを使った宣伝業務を担うことが多いです。

おすすめ職種⑨
接客・販売の長期インターン

接客・販売職は、店舗に足を運んだお客様に対して接客対応を行う仕事です。飲食店やアパレルの小売業全般的に必要とされています。

接客・販売業では、お客様に商品や特徴を説明するだけでなく、お客様のニーズに合わせて商品を紹介することが大切です。

接客・販売のインターンでは、コミュニケーション能力が身につくことはもちろん、売上増加の施策検討や、店舗レイアウトの変更といった実践的な業務を経験することができます。

おすすめ職種⑩
事務・アシスタントの長期インターン

事務/アシスタント職は、会社が事業を行う際に発生する庶務を担当したり、他の社員の仕事をサポートを行う仕事です。事務のお仕事はどんな業種の会社であっても発生するため、業種・業界問わず募集があります。

業界や業種によって仕事内容は様々ですが、一般的には『来客対応や電話・メール対応、データ入力/作成・書類作成、備品管理』を担当することが多いです。

社内外の多くの人と関わる機会が多いため、ビジネスマナーやコミュニケーション能力が身につきます。また、PCスキルとして『Word・Excel・PowerPoint』などを利用するため、データ入力・作成・書類作成の技術も身に付きます。

長期インターンおすすめ職種は『編集/ライター』

はじめての長期インターンでおすすめの職種は、「編集・ライター」のお仕事です。

• 文章を書く機会は非常に多い
• 副業としても人気が高い

それぞれ解説します！

文章を書く機会は非常に多い

仕事をする中で、文章を書く機会は非常に多いです。メール文章然り、企画書然り、社内のチャット然り…。仕事と文章は切っても切り離せない関係です。

上司に報連相をする際も、論理的に文章が書けるひとと、書けない人では、コミュニケーションのしやすさも異なりますし、スピード感も劣ってしまいます。

綺麗な文章が書けることは、それだけでも基礎スキルとして効果を発揮します。さまざまな場面で仕事を任せてもらえるため、文章力が磨けるライター職がおすすめなんです。

副業としても人気が高い

Webライターのお仕事は、社会人の副業としても人気が高いです。記事制作の案件や、編集者の案件は世の中に多く、学生のうちから月数十万円稼いでいる猛者たちもいます。

ライター職は、在宅勤務やリモートでも働きやすい職種になるため、将来フリーランスとして働いてみたい、主婦をしながらライターとして働いてみたい…と考えている方にもおすすめです。

長期インターンおすすめ職種まとめ

今回は、はじめての職種選びで知っておきたい考え方と、おすすめの職種をご紹介しました。

最後におすすめの職種をまとめます。

• 企画
• 営業
• マーケティング
• 編集 / ライター
• コンサルタント
• エンジニア
• デザイナー
• 人事 / 広報
• 接客 / 販売
• 事務 / アシスタント

この記事を読んで、長期インターンに参加してみたいと思ったひとは、長期インターンの募集サイトを、デメリットも知りたいと感じたひとは、長期インターンのデメリットについてもご覧ください。

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