Renew Magazineは、複数の企業と提携し情報を提供しています。各企業から広告を出稿いただくこともありますが、サービスの評価やランキングに関して、影響を及ぼすことはございません。詳しくは、コンテンツ制作ポリシー をご覧ください。
長期インターンを始めてみたいけれど、実際に倍率ってどのくらいなの? と気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、長期インターンの倍率は10%程度です。もちろん、企業規模や応募職種によっても異なるため、全員に当てはまる数値ではありません。
とはいえ、アルバイトよりも採用要件が高いことは事実ですし、きちんと対策をしなければ、選考を通過するのは難しくなります。
本記事では、長期インターンの平均倍率や、倍率の高い企業の特徴、内定率を上げるための方法について解説していきます。
キャリアのプロに相談できる!
長期インターンサイトRenew(リニュー)
Renew(リニュー) は、大学1年生から始められる長期インターン専門サイトです。大手企業や急成長ベンチャー企業の、長期インターンを厳選して掲載しています。
キャリアのプロに相談できる『無料相談サポート』も実施中。あなたの価値観に合う企業の紹介や、面接対策など、内定率アップのサポートを行なっています。
長期インターン・有給インターンを探す | ||
営業 | 企画 | マーケティング |
エンジニア | デザイナー | 編集/ライター |
人事/広報 | 事務/アシスタント | コンサルタント |
長期インターンの倍率はどのくらい?
長期インターンの倍率は10%程度
長期インターンの倍率(内定率)は、平均10%程度です。
長期インターンに参加するためには、書類選考や人事面接に通過する必要があり、応募から内定までは1週間〜2週間程度かかります。
上場企業や大手グループ企業、急成長ベンチャー企業は、採用難易度も高いですし、事業開発やマーケティングの仕事内容、フルリモートの勤務条件は、学生からの人気も高くなります。
また長期間勤務できる大学1年生・大学2年生の方が受かりやすいですし、勤務期間が限られる大学4年生の選考難易度は非常に高くなります。
長期インターンは平均5社以上応募しよう
長期インターン内定者は、平均5社の企業に応募をしています。
長期インターンの倍率の高さを考えると、5社程度の企業を同時並行で応募をするのが効率的です。複数企業に応募することで、面接にも慣れることができるため【5社】を目標に、企業をピックアップしてみましょう。
長期インターンの倍率が高い3つの理由
長期インターンの倍率が高くなる理由は大きく3つあります。
それぞれ解説します。
長期インターンの倍率が高い理由①
募集人数に対して、応募数が多いため
長期インターンの倍率が高い理由は、募集人数に対して応募数が多いからです。
近年、将来の就職活動を見据えて長期インターンへの参加に興味を持ち、参加をする学生が増えてきています。一方で、長期インターンを実施している企業はまだまだ多くはありません。
そのため、長期インターンを募集している企業に対し、多くの学生から応募が集まります。企業側も何人でも採用ができるわけではなく、採用人数が限られているため、結果的に採用倍率が高くなってしまいます。
人気な企業には、数人の採用枠に対して、数10~数100人もの学生から応募が来るため、倍率が非常に高くなってしまいます。
長期インターンの倍率が高い理由②
アルバイトと比べて、採用要件が高いため
2つ目は、アルバイトと比べて採用要件が高いからです。
長期インターンは、働いて給料が貰えるという点においてアルバイトと良く比較されることがあります。しかしながら、採用倍率を見てみると長期インターンの方が圧倒的に高いです。その理由は、任せられる仕事内容のレベルと責任感の大きさの違いにあります。
アルバイトは、あくまで短期的かつ安価な労働力の確保として採用をします。そのため、初心者でもすぐにこなせるような単純作業や難易度が低い業務を任せられることが一般的です。
一方で、長期インターンは、将来の新卒採用に繋げるという目的もありますが、長期間に渡って給料が発生することから学生であっても、企業の業績に貢献してくれることを求めます。そのため、社員と同レベルである業務難易度の高い業務や責任感の大きな仕事を任せられます。
そうすると、企業は誰でもいいから採用できれば良いというわけでなく、任せる業務に適性がある学生やポテンシャルが高い学生を採用したいと思うのが当然です。結果的に、企業が求める採用要件も高くなり、採用倍率が高くなるのです。
長期インターンの倍率が高い理由③
専門スキルを求められる場合があるため
3つ目は、専門スキルを求められる場合があるからです。
長期インターンは、社会人経験の無い学生を採用することを前提にしていることが多く、大半の長期インターンは未経験でチャレンジすることができます。一方で、エンジニアやデザイナーなどのいわゆる専門職と呼ばれる職種に限っては、選考時に専門スキルを求められます。
具体的には、書類選考に際にポートフォリオ(*)の提出が求められるなど、人柄やポテンシャルだけではなく、専門スキルの有無や高さが求められます。
そのため、一部の専門スキルを求める長期インターンは、採用の要件が高く、未経験の場合は結果的に合格率が低くなってしまいます。専門職(エンジニアやデザイナーなど)の長期インターンに参加をしたいという方は、あらかじめ応募資格を確認しておきましょう。
(*)ポートフォリオとは、制作物のことを指します。例えば、デザイナーであれば、過去の作成をしたことがあるWebサイトやLPなどが該当します。
長期インターンの倍率が高い企業の特徴
続いては、長期インターンの倍率が高い企業の特徴をご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
①知名度のある企業
1つ目は、知名度のある企業です。
大手企業や有名企業と呼ばれる知名度の高い企業は、学生からも人気な企業ばかりです。そのため、限られた採用枠に対して、応募が殺到するため、非常に採用倍率が高くなります。企業によっては、倍率が100倍を超えるところもあるほどです。
書類選考を突破するだけでも非常に困難なため、知名度の高い大手有名企業の長期インターンに参加をしたい方は選考対策を怠らないようにしましょう。
②専門スキルが必要な企業
2つ目は、専門スキルが求められる企業です。
特にエンジニアやデザイナーなどのいわゆる専門職と呼ばれる職種の長期インターンは、応募時点でスキルや知識を求めるケースがあります。
例えばエンジニアであれば、既に個人で開発をした経験があるひとやエンジニアの長期インターンに参加経験があるひと、プログラミングスクール等で基礎知識を学んでいるひとなど、企業によって求めるレベル感は違えど、応募時になんらかの経験を求める企業も多いです。
そのため、未経験でもエンジニアやデザイナーを中心とした専門職のインターンに参加したい場合、採用難易度や選考の倍率が必然的に高くなります。
ただ、スキルを求める企業ばかりではないので、応募する前に応募資格や選考基準を確認しておきましょう。
③経験値が問われる難関企業
3つ目は、経験値が求められる難関企業です。
長期インターンを実施している企業は、将来の新卒採用に繋げるという目的がありつつも、短期インターンと異なり給料が発生することから戦力としても期待されます。
そのため、中には人柄やポテンシャルだけではなく、過去の経験値(長期インターンの参加経験やビジネススキルなど)を重視する企業もあります。そういった企業はごく一部の学生しか参加対象とならないため、非常に合格率が低くなる傾向があります。
応募する段階で、企業の求めているスキルや経験があるかを確認しておきましょう。
高い倍率の長期インターンに受かるための方法
長期インターンの内定率を上げる方法についても紹介していきます。
それぞれ解説します。
長期インターンに受かる方法①
相性の良い企業を選ぶこと
1つ目は、相性の良い企業を選ぶことです。
希望する条件(職種や業界、勤務地など)にマッチする企業を選ぶことはもちろんのこと、企業が求めている応募条件を満たしているかという点も重要です。
例えば、全く経験やスキルが無い状態でエンジニアの長期インターンを志望していたとします。それに対して、開発の経験のある学生を採用基準としている企業に応募しても合格する確率は極めて低いです。
希望条件に合うことは前提に、そもそも応募をしようと考えている企業が求める条件を満たしているかどうかは必ず抑えるようにしましょう。
長期インターンに受かる方法②
複数の企業に応募すること
2つ目は、複数の企業に応募することです。
長期インターンの合格率は平均10%と言われているため、ひとつの企業に応募して、そのまま合格するひとはごく少数です。そのため、1社だけに絞らず、複数の企業にエントリーしましょう。ちなみに内定者の多くは平均4~5社の企業に応募しています。
また、複数の企業に応募することで、面接にも慣れることができますし、うまくいかなかったことを改善することにも繋がるため、そういった意味でも内定率がグッと上がります。
▼あわせて読みたい
長期インターンは何社応募するべき?複数応募のマナーを解説
長期インターンに受かる方法③
志望動機や応募理由を明確にすること
3つ目は、志望動機や応募理由を明確にすることです。
多くの企業に応募する”数を打てば当たる”という考え方も大切ですが、面接でうまく自分をアピールすることができなければ何社受けたところで受かりません。面接を突破するために最も重要なポイントは、”志望動機や応募理由を明確にすること”です。
「何となく周りが参加しているから」「長期インターンに参加すれば就活に役立ちそう」といった動機で長期インターンに参加しようと考えているひとも多いかもしれません。しかし、企業からするとそのような曖昧な動機の学生を採用したいとは思いません。
そのため、「なぜ長期インターンに参加をしたいのか」や「長期インターンへの参加を通じてどうなりたいか」という志望動機を必ず明確にし、企業に伝えられるようにしましょう。
▼あわせて読みたい
長期インターンの合格する志望動機10選
長期インターンに受かる方法④
面接練習をしておくこと
4つ目は、面接練習をしておくことです。
面接の対策は、内定率を上げるための大きなポイントの1つです。最も効果的な対策は、良く聞かれる定番の質問を抑え、その解答をあらかじめ考えておくことです。
下記の質問は、長期インターンの面接の場で良く聞かれるため、必ず全て自分の言葉で回答できるようにしておきましょう。
- 自己紹介をしてください
- 志望動機 / 志望理由を教えてください
- 過去の頑張った経験(ガクチカ)を教えてください
- あなたの強みを教えてください
- あなたの弱みを教えてください
- 長期インターンを通じてやりたいことを教えてください
- 将来の目標やキャリアビジョンはありますか?
- 週どのくらい勤務できますか?
- 逆質問
▼あわせて読みたい
長期インターンの面接対策!定番質問10選と回答例
社会人アドバイザーが対応!
長期インターン無料相談サポート
長期インターン探しに迷ったら、Renew相談サポート がおすすめ!経験豊富な社会人アドバイザーが、あなたの長期インターン探しを完全無料でサポートします!
- 長期インターンの始め方が分からない…
- 自分に合う会社ってどうやって探せばいいの?
- 書類選考や面接対策のポイントが知りたい…
社会人アドバイザーとの個別面談を通して、長期インターンの説明や探し方を丁寧にアドバイス。長期インターンに少しでも興味がある方は、お気軽にご相談ください!
長期インターンの倍率に関するよくある質問
最後に、長期インターンの倍率に関する質問にお答えしていきます。
それぞれ解説します。
長期インターンの採用は難しいですか?
長期インターンの採用倍率は約10%のため、選考を通過するのは難しいです。
ただし、合格率10%はあくまで平均値のため、自身の適性にあった企業選びと適切な選考対策さえ行えばグッと合格率を上げることができます。
長期インターンの面接は何回くらいありますか?
長期インターンの面接回数は、1回で完結する企業が多いです。
企業によっては2回ほど実施するケースもありますが、就職活動における面接と比較して少ない傾向にあります。
長期インターンの相談は誰にすれば良いですか?
プロのキャリアアドバイザーに相談するのが最もおすすめです。
長期インターンを探す上での不安解消にも繋がりますし、希望条件や将来のキャリアプランに沿って、あなたに合う企業の紹介もしてくれます。
また、社会人の知り合いや既に長期インターンに参加をしている知人、大学のキャリアセンターに相談するのもおすすめです。
まとめ
本記事では、長期インターンの採用倍率や内定率を上げるためのポイントをご紹介しました。
要点をまとめます。
- 長期インターンの合格率は約10%(10人に1人の割合でしか受からない)
- 倍率が高い理由は、採用枠に対して応募が多く、任せられる業務の難易度も高いため
- 合格率を上げるには、複数の企業への応募や自分にあった企業選び、選考の対策を行うことが重要
長期インターンの採用倍率は、正直なところ非常に高いです。しかし、経験をすることで、将来の就職活動が有利に進められたり、早期から将来のキャリアを向き合うことができるといったようにたくさんのメリットがあります。
狭き門ではありますが、参加後には、必ず良かったと思える経験になるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
社会人アドバイザーが対応!
長期インターン無料相談サポート
長期インターン探しに迷ったら、Renew相談サポート がおすすめ!経験豊富な社会人アドバイザーが、あなたの長期インターン探しを完全無料でサポートします!
- 長期インターンの始め方が分からない…
- 自分に合う会社ってどうやって探せばいいの?
- 書類選考や面接対策のポイントが知りたい…
社会人アドバイザーとの個別面談を通して、長期インターンの説明や探し方を丁寧にアドバイス。長期インターンに少しでも興味がある方は、お気軽にご相談ください!
【基礎知識】
- 長期インターンとは
- 有給インターンとは
- 長期インターンのメリット
- 長期インターンの探し方
- 長期インターンの期間
- 長期インターンのおすすめ企業
- 長期インターンのおすすめ職種
- 長期インターンとアルバイトの違い
【応募/選考】
【よくある質問】