【2025最新版】メガベンチャー企業ランキング25選！大手との違いや就職難易度も解説

メガベンチャーに興味があるけれど、「大手企業や中小企業との違いは何？」「就活生に人気のメガベンチャー企業が知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

メガベンチャーは、革新的なプロダクトや、確立した事業を持ちながらも、大きな裁量を持って働くことができます。また社会的知名度もあり、新卒の給料も高いため、大手企業と並行して検討するのもおすすめです。

本記事では、就活生に人気のメガベンチャー企業を紹介するとともに、大手企業やスタートアップ企業との違いについても解説していきます。メガベンチャーに少しでも興味がある人は、ぜひ読み進めてくださいね。

メガベンチャーとは

メガベンチャーとは、大企業レベルに成長したベンチャー企業を指します。

企業規模に明確な定義はありませんが、従業員数500名以上、時価総額500億円以上、東証プライム上場企業など、さまざまな観点から「メガベンチャー」と呼ばれる場合があります。

まずは、メガベンチャーと似た企業を代表して、大手企業や中小企業との違い、ベンチャー企業との違い、ユニコーン企業との違いについて解説していきます。

大手企業・中小企業との違い

大手企業や中小企業との違いには、従業員数や資金額があります。

中小企業基本法では、従業員数が300～50人以下かつ資本金額が3億～5,000万円以下の企業が中小企業と定義されています。（業種で数字は異なる）メガベンチャーの大半は従業員数500名以上で時価総額が500億円をクリアしているため、中小企業と分けられます。

また、大手企業は業界売上トップかつ知名度が高い企業のこと。成長スピードに知名度が追いつていないメガベンチャーとは、一般認知度に違いがあります。楽天やリクルートのように誰もが知るメガベンチャーもある一方、あまり知られていない優良メガベンチャーも多数存在します。

ベンチャー企業との違い

ベンチャー企業との違いには、企業規模や事業の大きさにあります。

ベンチャー企業とは、独自の技術やアイデアで革新的なサービスを提供する企業のこと。創業年数や売上による基準はないですが、スピード感ある判断力と行動力を持つ社員が多かったり、新しい価値を創造しようとするビジョンを持っていたりと社風から判断できます。

ベンチャー企業が成長し、大手企業に匹敵する企業規模になるとメガベンチャーと呼ばれます。ベンチャー企業と大企業双方の特徴を持ち合わせた企業がメガベンチャーと捉えると良いでしょう。

ユニコーン企業との違い

ユニコーン企業とは、企業評価額が10億ドル（1,000億円）以上で設立10年以内の上場していないベンチャーを指します。

下記は、代表的なユニコーン企業の一例です。

• Preffered Networks（約3,035億円）
• スマートニュース（約3,035億円）
• SmartHR（約2,428億円）
• Spiber（約1,851億円）
• プレイコー（約1,517億円）
• Opn（約1,517億円）
• Go（約1,517億円）

メガベンチャーの中には上場している企業も含まれているため、ユニコーン企業はメガベンチャーの中に含まれていることが多くなります。

新卒おすすめのメガベンチャー企業ランキング25選【一覧】

就活生におすすめのメガベンチャー企業をまとめました。

大手企業と比べて、裁量権を持って働ける企業が多いため、若いうちから活躍したいと考えている就活生におすすめです。気になる企業があれば、新卒採用のエントリーをしてみましょう。

①リクルート

リクルートは、大学新聞専門の広告代理店として1960年にスタートしたメガベンチャーです。人材事業を中心に、住宅や飲食、ブライダルなどのライフイベント・スタイルに関わるサービスも展開しています。

社内では「Ring」と呼ばれる事業立案制度が活発で、「ゼクシィ」や「スタディサプリ」などの主軸事業を多く生み出してきました。提案者自らが責任者として事業開発を進める点も特徴で、社員一人ひとりが経営者視点で仕事に取り組める社内環境です。

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②Zホールディングス

Zホールディングスは、ソフトバンクグループを親会社に持つメガベンチャーです。前身はヤフー株式会社で、2019年のグループ再編に伴い会社名を「Zホールディングス」に改めました。

国内最大規模のインターネットサービス事業が強みであり、Yahoo!JAPANやLINEを主軸に「検索・ポータル」「広告」「メッセンジャー」を中心に事業を展開しています。最近では、社会課題にアプローチすべく、全国の自治体と連携した行政DXや防災・減災への取り組みも積極的に行っています。

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③エムスリー

2000年に設立されたエムスリーは、日本最大級の医療従事者向けポータルサイトを運営するメガベンチャーです。

医療従事者専用サイト「m3.com」では、最新の医学情報や研究論文などを発信するほか、医師同士のコミュニケーションの場も提供しており、国内33万人以上が利用するポータルサイトとして医師の専門性向上に貢献しています！

m3.comで培ったノウハウを活かした医療従事者専用転職サイトの運営や製薬企業のプロモーション支援サービスも展開しており、医療界において重要な役割を果たしています。

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④楽天

楽天グループは、日本を拠点に国内外でインターネットサービスを提供するメガベンチャーです。

楽天市場などのEコマース事業や楽天銀行や楽天証券などのフィンテック事業、デジタルコンテンツや通信キャリア事業など、私たちの生活に密着したサービスを展開しています。東北楽天ゴールデンイーグルスやヴィッセル神戸のオーナー会社としても有名ですよね。

英語を社内公用語のひとつにしたことでも有名な楽天グループは、日本のみならずグローバルに活躍できる人材の育成にも力を入れています。

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⑤サイバーエージェント

サイバーエージェントは、インターネット広告やメディア事業を展開するメガベンチャーです。動画配信サービスの「ABEMA TV」のほか、主力タイトル8本を含む約50ものスマートフォン向けゲームを提供しています。

サイバーエージェントでは、マネジメント人材の育成に力を入れており30代の管理 職が全体の58％を占めています。入社3年以内の昇格率が66％という数字からも若手社員が挑戦しやすい社風であり、ビジネスパーソンとして成長できる環境が整っています。

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⑥DeNA（ディー・エヌ・エー）

DeNAは、オークションサイトの運営を目的に1999年に設立されたメガベンチャーです。2005年には東京証券取引所マザーズへ上場し、IT化の流れに乗って急成長を遂げました。

「Mobage」を代表とするゲーム事業のほか、ヘルスケアやライブコミュニティ事業など多方面に事業を展開しています。横浜DeNAベイスターズのオーナーになったことで知名度も一気に上がりました。

自社事業以外にも電子マンガアプリの「マンガボックス」や住友商事と立ち上げた合弁会社「DeSCヘルスケア株式会社」など、ベンチャー企業への投資も積極的に展開しています。

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⑦GMOインターネット

GMOインターネットは、一般家庭向けネットインフラの普及に貢献してきたメガベンチャーです。「すべての人にインターネットを」という事業ビジョンの下、レンタルサーバー事業やインターネットインフラ事業を軸に、お手頃で使いやすいインターネット環境を提供してきました。

現在では、GMOクリック証券やGMOあおぞら銀行といった金融事業にも範囲を広げています。「GMOテクノロジーブートキャンプ」「GMOアワード」といったオリジナルの研修制度を実施しており、社員の自己成長をバックアップする取り組みにも積極的です。

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⑧DMM.com

DMM.comは、コンテンツ配信サービスやオンライン通販を手がけるメガベンチャーです。ゲームやアミューズメントのほか、スポーツ、インフラ、金融など、約60もの事業を展開しています。

著名人やクリエイターを巻き込んだ経済圏を築いており、会員数4,100万を誇る総合サイト「DMM.com」を運営していることでも有名です。また、さらなる事業拡大に向けて動き出しており、2023年にはEV充電の市場への参入も果たしています。

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⑨ミクシィ

ミクシィは、ソーシャルネットワークサービスやモバイルアプリを軸に事業を展開するメガベンチャーです。ゲームアプリ「モンスターストライク」が大ヒットしたことで、名実ともにメガベンチャーの1社として急成長を果たしました。

2022年6月にスポーツ、ライフスタイル、デジタルエンターテイメントの基軸事業へ投資部門を加え、収益の最大化を目指して事業拡大に着手し始めています。

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⑩ラクスル

ラクスルは、印刷・広告・物流領域に特化したインターネットサービスを展開するメガベンチャーです。ラクスルは、モノやサービスを共同で活用し合う「シェアリングエコノミー」というビジネスモデルをベースにしています。

「ラクスル」では印刷プリンターの非稼働時間を、「ハコベル」では運送会社の空き時間を活用することで、効率的で低コストなサービス提供してきました。革新的なサービスを生み出したことが評価され、2019年には日本ベンチャー大賞において経済産業大臣賞を受賞しています。

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⑪ビジョナル

ビジョナルは、採用活動を中心とした人事領域で事業を展開するメガベンチャーです。転職サービスの「ビズリーチ」を主軸に、採用管理や勤怠管理クラウド、タレントマネジメントシステムなど、人材管理周りのサービスを提供しています。

さらには、物流DXプラットフォーム「トラボックス」といった産業のDX推進事業にも進出を果たし、日本の生産性向上に様々な角度からアプローチしています。

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⑫カカクコム

カカクコムは、インターネット情報サービス事業を展開するメガベンチャーです。事業者と消費者を繋ぐプラットフォームとして、家電製品の価格比較サイト「価格.com」をはじめ「食べログ」や「映画.com」などのサイトを企画・運営しています。

ユーザー目線の価値提供を常に追求し人々の生活を豊かにするサービスを提供したことで、20以上ものサービスを展開するまでに成長しました。

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⑬メルカリ

メルカリは、日本国内最大シェアのフリマアプリを運営するメガベンチャーです。個人売買サービスとしてヤフオクや楽天オークションが台頭していた中、アプリ1つで取引が完了できる「メルカリ」を2013年にリリースしました。

業界では後発でしたが、スマホで出品できる手軽さや商品ジャンルを問わない自由さを武器に、先行企業を追い越し圧倒的なポジションを確立しています。2023年には「メルカリShops」をスタートさせ、海外利用者との販売プラットフォームの提供も開始しました。

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⑭ガンホー・オンライン・エンターテイメント

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、オンラインゲーム事業を主軸とするメガベンチャーです。アメリカのオークションサイト・Onsaleとソフトバンクグループの合弁企業として設立された企業です。

当初はネットオークション事業を展開していましたが、事業が伸び悩んだことからオンラインゲーム市場へ事業を展開し現在に至ります。自社の知名度をあげるきっかけにもなった「パズル&ドラゴンズ」「ラグナロクオリジン」などが代表作です。

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⑮マネーフォワード

マネーフォワードは、個人・法人向けに金融系ネットサービスを提供しているメガベンチャーです。個人や法人の枠を越え、すべての人のお金の悩みを解決するサービスを提供しています。

個人向け資産・家計管理ツール「マネ―フォワードME」や「クラウド会計」「クラウド請求書」「クラウド経費」といった法人向けSaas型サービスが代表製品です。お金を切り口に人生の選択肢を広げるサービスを展開することで、より良い社会づくりに貢献しているメガベンチャーです。

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⑯freee

freeeは、会計や労務周りのクラウドシステムを提供しているメガベンチャーです。2012年に元Googleの佐々木大輔氏らによって設立され、翌年には代表製品であるクラウド会計ソフト「freee会計」がリリースされました。

会計ソフト以外にも、「freee人事労務」「freee請求書」など、経理の自動化と事務管理の最適化を目指したサービスを提供しています。さらには事業用クレジットサービスなどの金融関連事業も手がけており、フィンテック企業としても成長中です。

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⑰スマートニュース

スマートニュースは、情報発信アプリやインターネットサービスを展開するメガベンチャーです。自社アプリ「SmartNews」を通じて、世界の最新情報やライフハックを提供しています。総ダウンロード数5,000万にもなる実績とノウハウを活かし、広告事業にも着手しています。

事業拠点は、東京やサンフランシスコ、上海と世界にわたり、グローバル展開を見据えて体制強化に投資しています。世界を相手に新しい価値を提供したいと考えるグローバル志向の強い人におすすめのメガベンチャーです。

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⑱SmartHR

株式会社SmartHRは、アナログ管理が主流だった人事・総務領域にデジタルサービスを提供したメガベンチャーです。書類回収や内容確認のデジタル化、人事データの一括管理による効率化など、バックオフィス業務の生産性向上に貢献してきました。

昨今、人的資本経営やタレントマネジメントに注目が集まっており、HRTech業界は需要拡大期に入っています。市場ニーズに一早くキャッチアップし、ID管理や従業員ポータルといった新たら領域への参入へも積極的に取り組んでいます。

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⑲GO

GO株式会社は、全国のタクシー事業者に向けたモビリティサービス「GO」を展開するメガベンチャーです。

元々は日本交通の電算システムを管理を目的に設立された企業ですが、2011年に「日本交通タクシー配車」をリリースし、タクシーと利用者を繋ぐサービスを進化させてきたことで急成長を果たしました。

脱炭素化に向けた取り組みにも積極的で、EV車両の導入や充電器の設置といったトータルサポートにも着手しています。

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⑳レバレジーズ

レバレジーズは、IT・医療・介護領域に特化した事業を展開するメガベンチャーです。人材事業やWebメディア事業のほか、M&Aコンサルティングも手がけています。業界を絞り込まないビジネススタイルが特徴で、国内外様々な領域で40以上ものサービスを展開しています。

レバレジーズは事業の開発・運用を社内で行うオールインハウス型の組織体制をとっており、自身の適性に合わせてスキルアップできる環境です。各社員が成長できる組織風土が、多岐にわたるビジネス展開を支える背景になっています。

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㉑エン・ジャパン

エン・ジャパンは、求人情報メディアや人材紹介サービスを展開するメガベンチャーです。なかでも中途採用向けサービスを強みとしており、「エン転職」「engage」などの転職サイトを通じて求人企業と求職者のマッチングに貢献しています。

2014年、エン・ジャパンは業界初の取り組みとして各求人へのクチコミ機能をスタートさせました。以降、様々な情報から転職先を検討できるサイトとして、求職者から高い支持を獲得しています。

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㉒エイチーム

エイチームは、スマートフォン向けコンテンツやメディアアプリを提供するメガベンチャーです。ライフスタイルサポート事業、エンターテイメント事業、EC事業の3つを軸にビジネスを展開しており、引越しの比較・予約サイト「引越し侍」や車査定・車買取サイト「ナビクル」などが有名です。

エイチームでは、強い組織力を武器にビジネスへ取り組んできたことから、お互いをオープンに認め合う柔軟な社風が根付いています。

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㉓サイボウズ

サイボウズは、組織の生産性向上を支援するグループウェアを開発しているメガベンチャーです。テレビCMでおなじみの「kintone」「サイボウズ」のほか、「メールワイズ」といった業務の効率化を推進する製品を提供しています。

生産性向上をテーマにしていることもあり、「100人いたら100通りのマッチングがあっていい」という考えの下、多様な働き方を取り入れいます。フルリモートで時短勤務、他社との複業OKなど、社員の働き方や生産性アップにもしっかりと向き合っている企業です。

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㉔アカツキ

アカツキは、ゲーム事業やコミック事業などのエンターテイメントコンテンツを展開するメガベンチャーです。ワークスアプリケーションズのインターンシップで知り合ったDeNA出身の塩田元規氏とアクセンチュア出身の香田哲朗氏が2010年に共同で設立しました。

「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」というミッションの下、モバイルゲーム事業の強化とともにIP事業（コンテンツ販売やライセンスビジネス）への展開も行っています。

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㉕グリー

グリーは、ゲーム・アニメ事業、メタバース事業、DX事業、マンガ事業を展開するメガベンチャーです。2007年に世界初のモバイルソーシャルゲーム「釣り★スタ」をリリースし、それ以降も「戦国キングダム」や「戦国アスカ0」などの様々なゲームを発表してきました。

ゲーム事業で蓄積してきたノウハウを武器に安定した収益を確保しつつ、投資領域へもビジネスを広げることで、さらなる事業強化を図っています。

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メガベンチャー企業の探し方・見つけ方

新卒におすすめのメガベンチャー企業を他にも知りたい方に向けて、メガベンチャー企業の探し方をご紹介します。

• ①就活エージェントを活用する
• ②就活サイトから見つける
• ③就活イベントに参加して見つける

それぞれ解説します。

おすすめの探し方①
就活エージェントを活用して見つける

1つ目の探し方は、就活エージェントを活用する方法です。

就活エージェントとは、各学生に専任のアドバイザーが付き、自己分析のフォローから求人紹介、ES・面接対策に至るまで就活全体をサポートしてくれるサービス。「メガベンチャー企業に就職したい！」という就活軸を基に、アドバイザーから適性・スキルにマッチする企業を紹介してもらうことができます。

自身では見つけることのできない優良ベンチャー企業と出会えるという点で、おすすめの方法です。さらに、アドバイザーは企業が求める要件も把握しており、企業目線での選考対策も行うことができます。就活エージェントの活用は、単に求人を紹介してもらうだけでなく、メガベンチャー独自の選考対策にも繋げることができる効率的な方法です。

就活エージェントについてもっと知りたい方はこちらの記事（おすすめ就活エージェント）もご覧ください。

おすすめの探し方②
就活サイトで見つける

2つ目の探し方は、就活サイトを活用する方法です。

マイナビやリクナビに代表される一般的な就活サイトには、数万もの求人が掲載されており、業界や企業の特徴等を設定してメガベンチャー系の求人を数多く見つけることができます。加えて、WantedlyやCheerCareerなど、メガベンチャー企業の掲載が多い就活サイトもおすすめです。

またプロフィール登録をすることで、企業からスカウトが届く逆求人型の就活サイトを使うのもポイントで、一般的な就活サイトと併用することにより、数（求人数の多さ）と質（志望する業界からのアプローチ）を両立させながら企業検索を進めることができます。

就活サイトについてもっと知りたい方はこちらの記事（おすすめ就活サイト）もご覧ください。

おすすめの探し方③
就活イベントに参加して見つける

3つ目の探し方は、就活イベントに参加し、リアルでメガベンチャー企業を見つける方法です。

ベンチャー企業に特化した就活サイトでは、企業と学生が直接コミュニケーションが取れるイベントを開催しています。ベンチャー企業特化型の就活イベントでは、ビジネスゲームや座談会等のワーク型が多く、学生同士や企業とのコミュニケーションが活発に行えます。

場合によっては、企業の経営者や先輩社員と積極的にコミュニケーションが取れることも。コミュニケーションやキャリアビジョンの相性が良ければ、その場でインターンや選考への案内を受けることもできます。ネット上だけでは分からない、社員の雰囲気や熱意を肌で感じながら企業を探せる方法です。

就活イベントについてもっと知りたい方はこちらの記事（おすすめの就活イベント）もご覧ください。

メガベンチャーに就職するメリット

メガベンチャー企業に就職する最大のメリットは、ビジネスパーソンとして早いうちから成長できることです！

ここからは、メガベンチャー企業ならではの成長環境を就職した際のメリットと併せて解説していきます。

1. 裁量の大きい仕事に挑戦できる
2. 新卒1年目からスキルを身につけられる
3. 実力主義で年収や給料が決まる
4. 起業や副業に挑戦しやすい

それぞれ解説します。

①裁量の大きい仕事に挑戦できる

1つ目のメリットは、裁量の大きい仕事に挑戦できる点です。

メガベンチャーのプロジェクトは、少数精鋭の場合が多く個人の裁量権が必然と大きくなります。さらに、意見や企画提案も頻繁に求められるので、発言力・行動力も自然と身につきます。

トップダウンの組織系統が多い中、若手も裁量権を持って挑戦できる環境は、メガベンチャーならではの特徴です。「自分の意志で仕事を創っていきたい！」と考える人にとって、裁量権が大きいメガベンチャーは理想的な成長環境です。

②新卒1年目からスキルを身につけられる

2つ目のメリットは、新卒1年目からスキルを身につけられる点です。

年齢・役職にこだわらないメガベンチャーでは、経営陣との近さが特徴のひとつ。自分が携わるプロジェクトについて、経営や事業戦略の観点から意見を交わす場面も多く、新卒1年目からビジネススキルを養う機会に恵まれています。

ビジネス的思考力が鍛えられるメガベンチャーに身をおくことで、スピード感ある成長を果たせる点が大きなメリットです。

③実力主義で年収や給料が決まる

3つ目のメリットは、実力で評価をしてもらいやすい点です。

メガベンチャーでは、役職・年次よりも実力を重視しして年収や給料を設定しています。また、ポテンシャルを見込んで新卒の給料を高めに設定している点も特徴のひとつ。

2024年4月入社の大卒平均初任給が226,341円（産労総合研究所）に対してZホールディングス・セールス職の初任給は302,000円にもなります！

実力が伴うことが前提ですが、自分の努力次第で昇進や高給が期待できる点は、メガベンチャーならではのメリットです。

④起業や副業に挑戦しやすい

最後のメリットは、起業や副業に挑戦しやすい点です。

メガベンチャーは、少数精鋭で社員同士のコミュニケーションが取りやすい上に、意見交換が活発です。さらに経営陣と直接話せる機会も多く、マネジメント視点でビジョンやビジネス戦略に日頃から触れられます。

メガベンチャーでならではの裁量の高さにビジネスセンスを磨ける条件も加わることで、起業や副業に必要な思考力・スキルが身につきます。「将来は、独立・企業したい！」というビジョンを持っている人には、メリットが大きい環境です。

メガベンチャーの就職で覚えておきたいこと

自由でアクティブな風土が魅力のメガベンチャーですが、実力主義だからこそのシビアな面も持ち合わせています。

1. 自分で考えて行動することを求められる
2. 成果を出さないと評価されにくい環境である
3. 時期によっては激務になることもある

入社後のミスマッチを回避するためにも、メガベンチャーが持つ現実的な部分も理解しておきましょう。

①自分で考えて行動することを求められる

メガベンチャーでは、現場において自分で考え行動することが必然と求めらます。

一般的な企業と比較して体系的な教育体制が確立されていないことも少なくありません。一見大変そうですが、「自走力を鍛えられる！」と思考変換できれば、これ以上ない成長環境とも言えます。

一般的な企業よりも成長スピードを実感しながら働きたい人には、むしろ魅力的な特徴です。

②成果を出さないと評価されにくい環境である

メガベンチャーでは、成果が評価に直結する環境だと認識しておきましょう。

メガベンチャーの成長スピードは、社員の実力にかかっているため、成果を出せる社員が重宝される傾向にあります。

しかし、結果を残せないからと言って、必ずしも評価が下がる訳ではありません。仕事に取り組む姿勢や課題に挑戦する姿勢など、前向きな姿勢を評価をしてもらえる可能性も十分あります。

メガベンチャーで最も評価されないポイントは、ネガティブな姿勢です。結果を目指し、諦めずに挑戦し続ける姿勢を忘れないようにしましょう。

③時期によっては激務になることもある

メガベンチャーは、各社員の業務範囲が広いことから労働時間が長くなる傾向があります。

また、自分しか判断ができない仕事も発生するため、クライアントからの突発的な依頼やトラブル時の緊急対応を余儀なくされることも。ただし、昨今働き方改革やリモートワークが普及したことにより、労働環境は改善傾向にあります。

ワークライフバランスの許容範囲を自分の中で見定めながら、慎重に検討しましょう。

まとめ

最後に、本記事の内容をまとめます。

• メガベンチャーとは、大企業へと成長したベンチャー企業のこと。ベンチャー企業が持つ革新性を強みに新しい価値を提供している。
• メガベンチャーに特化した就活サービス（エージェント・サイト・イベント）を活用し、効率的・効果的に企業を探そう。
• メガベンチャー特有の前衛的な社風では「自走力」が求められる。業界独特の雰囲気が自分に合うかもしっかり見極めよう。

革新的なアイデアや技術で社会に価値を与えるメガベンチャーは、「新しいことにチャレンジしたい！」「みんなが驚く何かを創り出したい！」と考える人にとって最適な環境です。

しかし、メガベンチャーと一言でいっても、掲げるビジョンや社風は千差万別。自己分析と企業研究を丁寧に行い、自分に合う1社を見つけていきましょう！