【三井物産】インターン優遇・倍率・内容・選考対策を解説！

三井物産のインターンに興味があるけれど「実施内容や倍率、早期優遇、選考内容が気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、三井物産のインターンは人気が高いため、採用倍率は高く、参加難易度が高い傾向にあります。そのため、参加権利を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

そこで本記事では、三井物産のインターン内容や倍率、早期優遇、選考通過に必要なポイントをまとめました。三井物産のインターンに参加したいひとは、ぜひ参考にしてください。

三井物産のインターン倍率は高い

三井物産のインターンは、本選考のプロセスに組み込まれており、三井物産の内定を貰うためには、インターンシップの参加が必須条件です。

採用倍率について、公開されている情報はありませんが、参加者上限が『第1クール約250名、第2クール約200名』であることを考慮すると、倍率は100倍を超えると考えられるでしょう。

応募期間は『第1クール（11月〜1月頃）』『第2クール（2月〜3月頃』の2クール制を導入しており、学事日程や課外活動の状況に応じて応募ができる仕組みになっています。休学中の学生や、留学中の学生でも参加しやすいのが特徴です。

引用：三井物産新卒採用ページ

三井物産では、参加インターンと初期配属の職務グループが紐づくようになっているため、分野別にインターンの内容も大きく異なります。もちろん入社後に、キャリア志向や会社のニーズ等によって職務グループの移行もありますが、基本的にはインターン参加時に、初期配属の一部が決まる仕組みとなっています。

三井物産のインターン内容

2023年度の三井物産のインターンシップ情報は下記の通りです。

• Overseas Students Internship
• Business Development Internship
• DX Internship
• Legal Internship
• CFO Internship
• Postgraduates Internship

それぞれの内容を見てみましょう。

Overseas Students Internship

Overseas Students Internshipは、海外大生向けに時差を考慮し、オンライン形式で参加可能な「三井物産の仕事」を体感いただくプログラムです。海外留学生の方におすすめです。

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Business Development Internship

Business Development Internshipは、2つの事業領域に分かれ、特定分野の「三井物産流」事業開発を体験いただくプログラムです。特定分野への初期配属を希望する方におすすめです。

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DX Internship

DX Internshipは、総合商社／三井物産でのDigital Transformationの魅力・可能性を体感いただくプログラムです。DX分野でのキャリア形成に興味がある方におすすめです。

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Legal Internship

Legal Internshipは、三井物産の事業作りを支える企業法務の醍醐味を体感いただくプログラムです。企業法務に興味のある方におすすめです。

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CFO Internship

CFO Internshipは、三井物産グループの経営インフラを支え、事業経営を推進する、財務・経理・リスクマネジメント系コーポレート部門の機能と仕事の醍醐味を体感いただくプログラムです。総合商社のCFO部門に興味のある方におすすめです。

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Postgraduates Internship

Postgraduates Internshipは、研究を通して培った能力や経験を三井物産のフィールドで活かす大学院生(修士・博士)を対象にしたプログラムです。大学院生（修士・博士）の方におすすめです。

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三井物産のインターン優遇はある？

三井物産のインターンは、本選考のプロセスに組み込まれているため、選考の優遇等はありません。

初期配属と紐づいた分野別のインターンシップを一時実施していることから、三井物産の多岐にわたる事業領域や機能について、より深く学ぶことが出来るのも大きな魅力です。

インターン期間中は、キャリアや仕事を知るためのカジュアルな座談会や、オフィスツアー、社員食堂での食事など、入社後の生活をイメージできる機会も豊富にあるため、他総合商社との比較検討としても、有意義な時間になるでしょう。

三井物産のインターン選考フロー

三井物産の選考フローは下記の通りです。

• 書類選考
• 一次面接
• 二次面接

それぞれ解説します。

①書類選考

三井物産の本選考（インターン選考含む）は、書類選考から始まります。

応募書類は「自分史」を導入しており、記載内容の指示のもと、人生で頑張ってきたことを2,000文字で書くことが求められます。小学生以前、中学生時代、高校時代、大学時代と書く内容を求められるため、自分を振り返る目的で書いていきましょう。

②一次面接

書類選考に通過したら、一次面接に移ります。

一次面接では、面接官2名に対して、学生1名のオンライン面接になっています。人物面接に加えて、ケース面接もあり、コミュニケーション能力や論理的思考力を問われる選考となっています。

③二次面接

一次面接を通過したら、二次面接に進みます。

二次面接も、面接官2名に対して、学生1名のオンライン面接になっており、自己紹介（経歴）や、自分史の深掘り質問など、これまでの経験や努力の動機についての質問が多くなります。

④インターンシップ

二次面接を通過したら、インターンシップに参加ができます。

本選考のプロセスに含まれているため、インターンシップ後に最終面接があり、無事に通過できると内々定がもらえます。インターン参加の道のりは長いですが、まずは書類通過を目指して、自分史の作り込みから始めてみましょう。

三井物産のインターンに受かる方法

続いては、三井物産のインターンに受かるために必要な４つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②学生時代の経験に力を入れる
• ③WEBテスト・SPI対策をする
• ④ES添削・面接対策をする

三井物産のインターンに受かるひとの特徴を見ていきましょう。

①志望動機を明確にする

三井物産のインターンに参加するためにも、志望動機（なぜインターンを始めたいのか）を明確にしましょう。

志望動機は、目的意識や参加への熱量、活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、インターンシップに参加することで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• インターンシップに参加したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 魅力的な経験やスキルを持っている
• 参加後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、インターンの参加目的が明確になっていない志望動機も避けておきましょう。

「学びたい・成長させてほしい」という受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えていきましょう。

②学生時代の経験に力を入れる

内定倍率の高い「難関企業」のインターンに参加するためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

三井物産のインターンに参加するかたの中には、下記のような「キラリと光る経験」を持っています。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。

④ES添削・面接対策をする

三井物産のインターンに受かるためにも、エントリーシートの添削や面接練習は入念に行いましょう。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。ES添削や面接練習をする方法には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

三井物産のインターンに関する疑問を解決

最後に、三井物産のインターンに関するよくある質問にお答えしていきます。

• 質問①：三井物産のインターンは内定に直結しますか？
• 質問②：三井物産のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？

それぞれ解説します。

①三井物産のインターンは内定に直結しますか？

三井物産のインターンは、内定に直結します。

三井物産では、インターンを本選考プロセスに組み込んでいるため、インターンに参加せずに入社することが出来ません。初期配属にも関わってくるプログラムのため、内定に直結すると考えて良いでしょう。

②三井物産のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？

第1クールの選考で不合格になった場合、第2クールの選考に再応募することが可能です。

クール毎の参加人数は『第1クール：約250名・第2クール：約200名』となっているため、インターン倍率は非常に高くなることは心得ておきましょう。また大学院生や研究生、海外留学生向けに様々な形式（オンライン・オフライン）のインターンに対応しています。

まとめ

本記事では、三井物産のインターン内容や倍率、早期優遇、選考通過に必要なポイントをまとめました。

• 三井物産のインターンは倍率がかなり高い
• 三井物産のインターンは本選考でも優遇される
• 三井物産のインターンに落ちても本選考に参加できる

三井物産のインターンに参加するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知りたい方は、OBOG訪問をしてみることもおすすめです。

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