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双日に興味があるけれど「就職難易度や倍率、採用大学、学歴フィルターが気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、双日は人気企業でもあるため、就職難易度は高く、比較的倍率も高い傾向にあります。そのため、内定を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。
そこで本記事では、双日の就職難易度や倍率、採用大学、選考通過に必要なポイントをまとめました。双日の内定を獲得したいひとは、ぜひ参考にしてください。
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▼目次
双日はどんな企業?
社名 | 双日株式会社 |
創業 | 2003年4月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-1 |
従業員数 | 単体:2,551名 連結:22,422名 |
資本金 | 1,603億3,900万円 |
会社HP | https://www.sojitz.com/jp/ |
双日(そうじつ)は、三和グループの大手総合商社です。
自動車、航空機、インフラ、エネルギー、金属資源、化学、リテールなどの分野で、多様なビジネスをグローバルに展開しており、事業や人材を創造し続けています。
自動車事業では自動車の卸売や組み立て、航空・社会インフラ事業では航空機の代理店やリースをおこなっています。さらにサステナビリティ課題への取り組みとして、脱炭素を目的とした新技術関連事業や低・脱炭素エネルギー事業をおこなっています。
サステナビリティ課題にも積極的に取り組んでおり、双日グループのCO2排出量・電力消費量を公開しています。
双日の就職難易度は高い
双日の就職難易度は、東洋経済ONLINE「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社中「41位」、入社難易度は「61.4」ポイントでした。(2024年最新版)。2023年度と比較して、入社難易度は『10位』上がっており、双日の人気が高まっていることがわかります。
双日の就職難易度は極めて高く、総合商社の中でも難関企業(入社難易度の高い企業)であり、双日の就職難易度に近い企業には三井不動産、松井証券、キリン、AGCなどがあります。
また双日と同じ業界に属する企業の入社難易度は次の通りです。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
4位 | 三井物産 | 64.1 |
7位 | 住友商事 | 63.7 |
10位 | 三菱商事 | 63.1 |
13位 | 伊藤忠商事 | 62.7 |
22位 | 丸紅 | 62.3 |
41位 | 双日 | 61.4 |
74位 | 豊田通商 | 60.6 |
双日の新卒採用人数
双日は、毎年100名未満の人数しか採用していません。
2024年の採用予定人数は、106名になっており、2019年からの採用実績の中では過去最多の募集人数です。採用倍率の高い人気企業ではりますが、募集人数が増えている側面もございます。
年度 | 採用人数 |
2023年度 | 85名(男性:57名 / 女性:28名) |
2022年度 | 71名(男性:40名 / 女性:31名) |
2021年度 | 69名(男性:47名 / 女性:22名) |
双日の新卒採用倍率
就活口コミサイトが公開している情報によると、双日の採用倍率は『約17.9倍』となっています。
新卒求人媒体(2024年度)のプレエントリー数は、6,287名になっており、今後もエントリー数が増えていくことを考えると、採用倍率は『40〜50倍』になると予想されます。
総合商社に入社したい、双日の内定が欲しい方は、早めの就活準備を始めることをおすすめします!
双日の採用大学ランキング
双日の採用大学は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立に加えて、地方国立大学や私立大学など、幅広く採用を行っています。採用大学の実績を見ても、学歴フィルターの心配はありません。
採用大学ランキング
大学通信ONLINEによると、双日の採用大学ランキングは、第1位『早稲田大学(11名)』、第2位『慶應義塾大学(10名)』、第3位『北海道大学(6名)』です。
採用大学には、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学など、幅広い大学から採用されています。
順位 | 採用大学 | 採用人数 |
1位
|
早稲田大学
|
11名
|
2位
|
慶應義塾大学
|
10名
|
3位
|
北海道大学
|
6名
|
4位
|
東北大学
|
5名
|
4位
|
東京大学
|
4名
|
6位
|
京都大学
|
4名
|
6位
|
九州大学
|
4名
|
6位
|
中央大学
|
4名
|
6位
|
明治大学
|
4名
|
6位
|
立教大学
|
4名
|
6位
|
同志社大学
|
4名
|
12位
|
一橋大学
|
3名
|
12位
|
大阪大学
|
3名
|
12位
|
神戸大学
|
3名
|
12位
|
青山学院大学
|
3名
|
12位
|
学習院大学
|
3名
|
12位
|
上智大学
|
3名
|
18位
|
東京工業大学
|
2名
|
18位
|
南山大学
|
2名
|
18位
|
関西学院大学
|
2名
|
採用大学一覧
双日の採用大学一覧には、東京一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が入っています。
早稲田大学、慶應義塾大学、北海道大学、東北大学、東京大学、京都大学、九州大学、中央大学、明治大学、立教大学、同志社大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学、青山学院大学、学習院大学、上智大学、東京工業大学、南山大学、関西学院大学、立命館大学、横浜国立大学、千葉大学、国際教養大学
元人事
【総合商社の就職難易度】
双日の学歴フィルター
双日内定者の出身大学を確認するにあたり、学歴フィルターはありません。
双日の採用大学ランキングでは早稲田大学や慶応義塾大学が多数を占めているものの、リクナビが公開している採用実績校によると中堅大学からの採用実績もあります。
学歴よりも、学生時代の経験や個性を重視する採用方針のため、部活動やサークル活動、長期インターンなど、アピールできる経験を多数積んでおきましょう。理系学生の採用にも積極的なので、研究課題にも意欲的に取り組むと良いですよ。
元人事
双日の内定が貰える人の特徴
続いては、双日の内定が貰える人の特徴を解説します。
それぞれ解説します。
双日の内定が貰える人の特徴①
大きな成果を出した経験がある
学生時代の経験として、大きな成果を出した実績は評価されやすいポイントです。
- 長期インターン経験
- 学生団体の立ち上げ経験
- 起業・個人事業立ち上げ経験
- ビジネスコンテスト参加経験
- 異文化交流・留学経験
- 部活動の大会出場経験
- 理系学生・大学院生の研究
双日の内定者には、周りよりも優れた結果を残してきた学生が沢山います。
学生時代に成果を出してきた学生は、将来的に仕事でも高いパフォーマンスを発揮してくれると感じますし、どんな内容であっても、精神的・体力的に評価できる強みとなってきます。
元人事
▼おすすめの経験
営業の長期インターンシップ募集一覧
双日の内定が貰える人の特徴②
リーダーシップを発揮した経験がある
リーダーシップを発揮した経験も、評価されやすいポイントです。
部活動やサークル活動、アルバイトなど、自分の周りの関係者を巻き込んできた経験は、現場の仕事でも活きてきますし、入社後活躍できる素質も兼ね揃えています。
チームの中で、部長やリーダーの役割が与えられていなかったとしても、当事者意識を持って、チームの中で動けていること、周りを巻き込んで物事を進めていることが、十分なアピール材料になります。
巻き込み力、推進力は、商社以外の職場でも求められる能力なので、学生時代のうちに経験しておきましょう。
双日の内定が貰える人の特徴③
海外経験がある・英語力がある
留学等の海外経験や、TOEIC・TOEFLなどの英語力も評価されやすいポイントです。
配属部署にもよりますが、海外営業の場合、ほぼ間違いなく英語が必要になります。英語のコミュニケーションが増えるため、英語力に自信があるひと、海外留学の経験がある人は、必然的に評価されやすくなります。
英語力の評価軸として、TOEICやTOEFLの点数がありますが、学力よりも文化の異なる海外の人たちとのコミュニケーション力を重視されるため、留学や海外ボランティア活動などが強みとなります。
商社は、海外パートナーと連携して仕事を行うことも多いため、海外経験を持っている学生は、入社ご活躍が期待されます。
双日の選考フロー|応募から内定までの流れ
双日の採用フローは以下のようになっています。
- プレエントリー
- エントリーシート提出
- 適正検査・大学履修履歴登録提出
- 書類審査
- 面接(複数回)
- 内定
面接で聞かれる内容は、学生時代に努力してきたこと・自分の価値観や考え方などです。加えて、面接が進むにつれて双日への入社意思(内定が出たら入社するかどうか)なども聞かれるようです。
また、社会人として働く上ではどうしても泥臭い仕事をする場合もあります。そういった、理想と異なる業務が出てきても投げ出さずにやり切れるか?といった面も見られるようです。
全体的に朗らかで優しい面接官が多いようですが、質問に対する回答はしっかり見られていますので、自分の考え方をしっかりと持って挑みましょう。
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双日の選考に受かるためのポイント
続いては、双日の内定を掴むために必要な5つのポイントを解説します。
双日に受かる人の特徴を理解していきましょう。
双日に受かる人の特徴①
志望動機(なぜ双日なのか)を明確にする
双日の内定を掴むためにも、志望動機(なぜ双日なのか)を明確にしましょう。
志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。
面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。
- 双日に入社したい理由が明確になっている
- 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
- 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
- 会社に必要な経験やスキルを持っている
- 入社後に実現したいことが明確になっている
志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。
会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。
双日に受かる人の特徴②
学生時代の経験(ガクチカ)を作り込む
就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。
書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。
双日の内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。
- 長期インターン経験
- 学生団体の立ち上げ経験
- 起業・個人事業立ち上げ経験
- ビジネスコンテスト参加経験
- 異文化交流・留学経験
- 部活動の大会出場経験
- 理系学生・大学院生の研究
いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。
実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。
就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。
▼おすすめの長期インターンサイト
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双日に受かる人の特徴③
OB・OG訪問を積極的に行う
OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。
企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。
OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。
また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。
▼おすすめのOB/OG訪問サイト
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双日に受かる人の特徴④
WEBテスト・SPI対策をする
WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。
Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。
Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。
Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。
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双日に受かる人の特徴⑤
就活のプロを頼る(ES添削・面接対策)
双日の選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。
選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課(キャリアセンター)などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス(就活エージェント)です。
学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。
就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報(働き方や雰囲気、選考対策)を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。
就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです!(就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら)
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双日の新卒採用に関する疑問を解決
最後に、双日の就活に関するよくある質問に答えていきます。
それぞれ解説します。
①双日の初任給・平均年収はいくらですか?
初任給:305,000円(学部卒)340,000円(修士卒)/ 平均年収:1,208万円
双日の初任給は大学卒で30.5万円、修士卒で34万円です。給与改定については年1回おこなわれており、賞与は年2回支払われます。
また双日の平均年収は、2023年度有価証券報告書によると1,208万円となっています(平均年齢が41.7歳、平均勤続年数が15.4年)。石炭市場の好況や非資源事業が安定して好調、2年連続して過去最高益を更新するなど、会社として大きく成長していることがわかります。
また、水産食品加工会社マリンフーズや冷凍マグロ加工販売大手トライ産業の全株式を購入することで完全子会社化をおこなっており、双日の事業がこれからも拡大し続けることが想定されます。
②双日の福利厚生は充実していますか?
双日の福利厚生は充実しています。
有給休暇は20日支給されます。加えて、有給休暇とは別に夏季休暇が支給されます。他にも産前産後休暇、看護休暇、ファミリーサポート休暇、期勤続者特別連続休暇等などの休暇があります。
また、独身寮や社宅が利用できるほか、産前面談やベビーシッター補助・育児コンシェルジュなどの出産・育児支援制度も豊富です。さらに従業員持株会、確定拠出型年金制度があります。
福利厚生サービス会社のリロクラブとも提携しており、動物園やテーマパークなどレジャー施設を割安で利用することもできます。
③双日には早期選考・早期内定はありますか?
双日では、3種類のインターンシップを募集しています。
選考に受かると双日の企業理解を深め、業務体験をすることができます。また、インターンシップを実際に行った結果優秀だと判断されると早期選考へつながることがあります。
インターンシップも倍率が高いため、こまめにチェックしておきましょう。また、インターンにもESが必要になります。本番の面接と同じくらいの気持ちで臨み、早めに準備をしておきましょう。
④双日の選考に学歴は関係ありますか?
双日の新卒採用に学歴は関係ありません。
新卒採用の応募資格として『学部卒以上』は求められますが、学歴による選考の有利不利はありません。優遇観点で言うと、双日では理系社員とのキャリア相談会を実施しており、理系学生に対する手厚いサポートを設けています。
学歴による優遇はありませんので、志望動機や学生時代に力を入れたことを中心に、選考通過を狙っていきましょう。
双日の新卒難易度まとめ
本記事では、双日の就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。
要点をまとめます。
- 双日の就職難易度は高い
- 新卒採用人数は100名程度、採用倍率は40-50倍以上
- 採用大学による学歴フィルターはない
双日の選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。
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【企業研究】
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【就活の悩み】
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【お役立ち情報】