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ベイカレントコンサルティングに興味があるけれど「就職難易度や倍率、採用大学、学歴フィルターが気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ベイカレントコンサルティングは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、比較的倍率も高い傾向にあります。そのため、内定を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。
そこで本記事では、ベイカレントコンサルティングの就職難易度や倍率、採用大学、選考通過に必要なポイントをまとめました。ベイカレントコンサルティングの内定を獲得したいひとは、ぜひ参考にしてください。
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▼目次
ベイカレントコンサルティングはどんな企業?
社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
創業 | 1998年3月25日 |
本社所在地 | 〒106-0041 東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー |
従業員数 | 3,692名(2023年4月時点) |
資本金 | 2億8200万円 |
会社HP | https://www.baycurrent.co.jp/ |
株式会社ベイカレントコンサルティングは、日本発の総合コンサルティングファームです。様々な業界のリーディングカンパニーが抱える課題を解決し、成果を生み出すことで、クライアントの持続的な発展に貢献し続けていくことをミッションとしています。
ベイカレントコンサルティングが扱っている具体的な業界は、IT領域や製造業、公共系、金融系などが挙げられます。近年は、デジタル関連案件に力を入れており、またコロナ禍の急速なDX化が追い風となって急成長をしました。
現在ではデジタル部門全体あるいは全社規模のDX支援実績が多いのもベイカレントコンサルティングの強みです。
ベイカレントコンサルティングの就職難易度は高い
ベイカレントコンサルティングの就職難易度は、株式会社ワンキャリア「東大・京大25卒就活人気ランキング」トップ50社中「7位」です。(2024年最新版)。
ベイカレントコンサルティングの就職難易度は極めて高く、コンサルティング業界の中でも難関企業(入社難易度の高い企業)であり、ベイカレントコンサルティングの就職難易度に近い企業にはデロイトトーマツコンサルティング、ボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアなどがあります。
ちなみに、東洋経済オンラインが発表している「入社が難しい有名企業ランキング(2024)」において、難関企業TOP200社の中には、ベイカレントコンサルティングはランクインしておりませんでした。
順位 | 企業名 | 就職難易度 |
1位 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 68.1 |
2位 | ボストンコンサルティンググループ | 66.2 |
20位 | PwCコンサルティング | 62.4 |
26位 | アビームコンサルティング | 62.0 |
35位 | 野村総合研究所 | 61.8 |
59位 | アクセンチュア | 60.9 |
圏外 | ベイカレントコンサルティング | — |
難関企業TOP200には選出されていないものの、ベイカレントコンサルティングは、新卒・中途共に人気がある企業であり、転職難易度も高い企業として有名です。コンサルティング業界でもあるため、就職活動においても、入社難易度が高いと言えるでしょう。
ベイカレントコンサルティングの新卒採用人数
ベイカレントコンサルティングの新卒採用人数は、2022年度で162名でした(マイナビ参照)。
過去3年間の男女別新卒採用数は下記のとおりで、例年120~160名程度採用することがわかります。
年度 | 採用人数 |
2022年度 | 162名 |
2021年度 | 124名 |
2020年度 | 154名 |
ベイカレントコンサルティングの新卒採用倍率
ベイカレントコンサルティングの採用倍率について、公開されている情報はありませんが、就活会議や、リクナビ等におけるほかのコンサルティング会社のエントリー数から予測すると、採用倍率は「100倍以上」と予想できます。
ベイカレントコンサルティングは全業界の中でも非常に注目を集めている企業であるため、その採用倍率は非常に高いと予想できます。
応募媒体はリクナビやマイナビ以外にもあるため、実際の倍率はさらに高くなることも考えられるため、ベイカレントコンサルティングの内定を狙うためにも、入念な選考準備が必要となってきます。
ベイカレントコンサルティングの採用大学
ベイカレントコンサルティングの採用大学は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立を主に採用を行っています。採用大学の実績から、学歴フィルターはありませんでした。
採用大学一覧
東京大学、九州大学、大阪大学、京都大学、神戸大学、東北大学、名古屋大学、北海道大学、青山学院大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、同志社大学、一橋大学、法政大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学 など
ベイカレントコンサルティングは、東京一橋、旧帝大、早慶、MARCH、関関同立など高学歴と呼ばれる大学から多く採用しています。しかし、その他の私立大学からの入社も一定数あります。高学歴な大学との競争が予想されますが、自分の大学生活での経験や高い志望度アピールすることで内定を勝ち取れます。
元人事
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ベイカレントコンサルティングの学歴フィルター
ベイカレントコンサルティングの新卒採用に学歴フィルターはありません。
企業からの公式な発表はないため、どのような大学が採用されているかは厳密には不明ですが、報告されている範囲では高学歴な大学が多いと考えられます。具体的には、MARCHや関関同立以上の大学が挙げられます。
しかし、2022年度は162名と多く採用しているので、それ以外の大学からも採用している可能性はあります。学生時代の経験やスキルをアピールすることで、書類選考・面接の通過を狙いましょう。
元人事
ベイカレントコンサルティングの選考フロー|応募から内定までの流れ
ベイカレントコンサルティングの新卒採用における選考フローは下記の通りです。
- ①エントリー(ES・Webテスト・録画面接)
- ②1次選考(ケース面接)
- ③2次選考(個人面接)
- ④3次選考(個人面接)
- ⑤4次選考(インターンシップ)
- ⑥最終選考(個人面接)
それぞれ解説します
①エントリー
まずは、ベイカレントコンサルティングの採用ページから、卒業年度にあわせてエントリーを行います。
2025年度の募集ポジションは「コンサルタント職」のみでした。
ベイカレントコンサルティングはサマーインターンシップへの参加が非常に重要です。インターンシップ後、選考を通過した人のみに本選考を受ける機会が与えられます。そのため、選考時期はそのほかの企業と比べて非常に速いため注意が必要です。
②エントリーシート(ES)
ベイカレントコンサルティングは、エントリーシートの提出が必要です。
実際に、過去の選考では下記のような質問がありました。
- 自己PRをご記入ください。(200文字以内)
- ベイカレント・コンサルティングの志望理由をご記入ください。(200文字以内)
ベイカレントコンサルティングのエントリーシートでされた質問は2025年度、2024年度と同じ質問をされています。質問される内容も一般的なものになるので、自己分析や企業研究に丁寧に取り組むことで選考を通過できます。
ESのほかにWebテスト・録画面接を受ける必要があります。ESなどでは伝わりずらい「人柄」が録画面接では見極められるので、コンサルタントとして重要な「伝わりやすい話し方」や「清潔感」などをアピールしましょう。
③1次選考(ケース面接)
1次選考では、ケース面接が行われます。
内訳としては、思考時間10分程度、発表時間3分程度、議論15分程度、逆質問20分で、「○○の今後の戦略を考えよ」などのテーマが与えられます。
実際のテーマ例
- ガソリン小売業の経営戦略
- キャッシュレス決済の普及
- 研修制度を考える
- 面接官が実際に関与したプロジェクトをベースにした質問
このようなテーマを素早く考え、答えるためにも事前に練習をしておくと良いです。ケース面接用の練習問題も出版されているので、一度手に取ってみましょう。
ケース面接対策用の書籍として有名な「東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」などを読むことで、ケース問題に対して適切にこたえることが出来ます。
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⑤4次選考(インターンシップ)
4次選考では、1日かけて課題解決型グループワークが行われます。
スケジュールとしては午前中に会社の事業説明とお題の提示、午後にグループワークと発表となっております。お題は「○○の新規事業立案」が例として挙げられます。
短時間でかつ他の就活生とともに取り組む必要があるため、「協調性」が求められる一方で、自分から「発言する力」も求められます。
では、選考通過者や内定者のESやグループディスカッションの事例を見ることが出来るので、今後のES・面接対策に活用し今後の選考を有利に進めていきましょう。
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ベイカレントコンサルティングの選考に受かるためのポイント
続いては、ベイカレントコンサルティングの内定を掴むために必要な5つのポイントを解説します。
ベイカレントコンサルティングに受かる人の特徴を理解していきましょう。
①志望動機(なぜベイカレントコンサルティングなのか)を明確にする
ベイカレントコンサルティングの内定を掴むためにも、志望動機(なぜベイカレントコンサルティングなのか)を明確にしましょう。
志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。
面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。
- ベイカレントコンサルティングに入社したい理由が明確になっている
- 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
- 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
- 会社に必要な経験やスキルを持っている
- 入社後に実現したいことが明確になっている
志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。
会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。
②学生時代の経験に力を入れる
就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。
書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。
ベイカレントコンサルティングの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。
- 長期インターン経験
- 学生団体の立ち上げ経験
- 起業・個人事業立ち上げ経験
- ビジネスコンテスト参加経験
- 異文化交流・留学経験
- 部活動の大会出場経験
- 理系学生・大学院生の研究
いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。
実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。
就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。
▼おすすめの長期インターンサイト
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③OB・OG訪問を積極的に行う
OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。
企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。
OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。
また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。
▼おすすめのOB/OG訪問サイト
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④WEBテスト・SPI対策をする
WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。
Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。
Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。
Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。
▼おすすめのSPI対策サイト
SPI対策機能付き!スカウトが届く就活サイト【キミスカ】
⑤就活のプロを頼る
ベイカレントコンサルティングの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。
選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課(キャリアセンター)などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス(就活エージェント)です。
学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。
就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報(働き方や雰囲気、選考対策)を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。
就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです!(就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら)
▼おすすめの就活エージェント
ベイカレントコンサルティングの新卒採用に関する疑問を解決
最後に、ベイカレントコンサルティングの就活に関するよくある質問にお答えします。
初任給・平均年収はいくらですか?
【コンサルタント職】
初任給(推定):428,571円(大学卒)428,571円(修士了) / 平均年収:880万円
ベイカレントコンサルティングの初任給は、月約43万円です。学歴による給与の差はありません。初任給は、新卒採用の募集要項に600万円と記載されているため、12ヶ月+ボーナス2ヶ月分の14で割って計算できます。
2021年度の月間平均残業時間は21時間でした。高い給与も魅力の一つですが、自分の時間を確保しながら働ける環境であることもワークライフバランスを重視する人にはおすすめの環境です。
ベイカレントコンサルティングの平均年収は、約880万円でした。コンサルタントは自身の役職によって年収が大きく左右され、特にベイカレントコンサルティングでは昇進とともに大きく年収が増加します。
6~10年目になるとシニアコンサルタントという役職を任され、年収は1,000万円を超えてきます。若いうちから稼ぎたいという人にとっては魅力的な額です。
福利厚生は充実していますか?
ベイカレントコンサルティングは最低限の福利厚生となっています。
- 社員持株会
- 各種社会保険完備
- 資格取得補助制度
- 社外研修費用補助制度
- 全社パーティー
- 自社健康保険組合
- 健康診断・人間ドック
- カフェテリアプラン
- ベビーシッター費用補助制度
- 企業主導型保育園
- 企業型確定拠出年金制度(2024年度導入予定)
など、社員の自発的な学習や健康をサポートする制度が用意されています。しかし、住宅補助がないなど、給与が高い反面、他と比べると福利厚生の制度は少ないです。
早期選考・早期内定はありますか?
ベイカレントコンサルティングのサマーインターンシップに参加することで、早期選考を受けることが出来ます。
厳密にはサマーインターンに参加し、選考を通過しなければ本選考を受けることはできません。
近年では就活の早期化が増していますが、ベイカレントコンサルティングでは選考もかねてインターンシップを開催しています。インターンシップが本選考に直結することに注意する必要があります。
学歴は関係ありますか?
ベイカレントコンサルティングに学歴は関係していません。
採用実績からもMARCH以上から多く採用されているので、心配になる方もいると思いますが、インターンの参加やES、面接で自分自身を学歴以外でアピールすれば、選考通過に十分つながります。
ベイカレントコンサルティングの新卒難易度まとめ
本記事では、ベイカレントコンサルティングの就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。
要点をまとめます。
- ベイカレントコンサルティングの就職難易度は高い
- 新卒採用人数は100〜150名程度、採用倍率は100倍以上
- 採用大学による学歴フィルターはない
ベイカレントコンサルティングの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。
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