【2024最新】新卒おすすめの優良ベンチャー企業10社！伸びる企業の見極め方も解説

ベンチャー企業は、既存の考え方に捉われず、革新的なアイデアや技術で社会に価値を与える企業です。

就職先としてベンチャー企業に興味はあるものの、どうやって企業を探せば良いか分からなかったり、ブラック企業だとどうしようと不安に思う方も多いですよね。

そこで本記事では、新卒におすすめの優良ベンチャー企業10社を厳選してご紹介していきます。若いうちから裁量権を持って働きたい方、ベンチャー企業で圧倒的成長を叶えたい方におすすめです。

新卒におすすめの優良ベンチャー企業の特徴

はじめに、新卒におすすめしたい優良ベンチャー企業の特徴をご紹介します。

• 業界（市場）が成長している
• 業績（売上）が伸びている
• 経営者・社員が信頼できる
• 資金調達をしている
• 意欲的に採用に取り組んでいる

優良ベンチャー企業を見極めるためにも、「経営の健全性」と「組織の成長性」という２軸で企業を分析してみましょう。

おすすめの特徴①
業界（市場）が成長している

1つ目の特徴は、業界や市場が成長していることです。

業界が伸びている企業は、業績も伸びやすく、給料アップや新規事業立ち上げなど、さまざまな仕事に挑戦する機会も増えていきます。成長市場は、新しいビジネスチャンスが溢れているため、大きな利益を生み出す可能性も秘めています。

市場ニーズや社会情勢に臨機応変に対応しながらの事業拡大は、大変なこともありますが、会社の成長と個人の成長が同時に叶えられるため、裁量権を持って働きたいベンチャー志望の学生には非常におすすめです。

おすすめの特徴②
業績（売上）が伸びている

2つ目の特徴は、業績（売上）が伸びていることです。

一般的にベンチャー企業は、利益よりも成長を優先し、事業投資を行うことで売上増加を狙います。とはいえ利益を無視して良い訳ではなく、どんなストーリーを描いて売上利益を上げていくのか考えられていることが重要です。

複数事業を展開する企業であれば、利益の出ている事業から、新規事業にどれだけ投資を行い事業成長を考えているのか、ひとつの事業に集中する企業であれば、いつまで投資を続け、どんな戦略で利益を出していくのか、会社の方針を理解していきましょう。

おすすめの特徴③
経営者・社員が信頼できる

3つ目の特徴は、経営者・社員が信頼できることです。

成長業界でビジネスを拡大していくためには、「①先見性 / ②スピード感 / ③突破力」の3点が揃うことが重要です。経営者がこの3つの力を発揮し、組織・事業を牽引していけるかどうかが企業成長のカギになります。

しかし、この3点は経営者が持ち合わせているだけでは、意味がありません。なぜなら、少数精鋭のベンチャー企業では、社員も同じ能力を持ち合わせていることで、初めて組織としての馬力が生まれるからです。社員も含め、全メンバーが経営者視点で事業を突き動かしていくことが、組織・事業を大きく成長させることに繋がります。

おすすめの特徴④
ベンチャーキャピタルから投資を受けている

4つ目は、ベンチャーキャピタル（VC）から投資を受けている企業です。

VC（ベンチャーキャピタル）は、成長見込みのあるスタートアップ企業やベンチャー企業に投資を行う組織のことで、専門的な視点で企業を評価し投資判断をしています。投資状況を確認することで、数あるベンチャー企業の中でも、どの業界や企業を評価しているのか、どのくらいの投資額を受けているのかで、会社の評価を客観的に理解することもできます。

• JAFCO
• 日本ベンチャーキャピタル（NVCC)

投資状況は、上記のような有名VCの公式サイトから確認できます。また「会社名 資金調達」と調べてみると、各企業の投資状況を確認することができますよ。

おすすめの特徴⑤
意欲的に採用に取り組んでいる

最後の特徴は、意欲的に新卒採用に取り組んでいる企業です。

採用活動は、事業成長および組織の活性化に欠かせない投資の1つ。即戦力ならば中途採用でも十分ですが、時間とお金のコストが大きい新卒採用に積極的に取り組めている企業は、安定した経営基盤を確立していると言えます。

また、企業として長期的な成長戦略および企業文化が確立したからこそ新卒採用に踏み出すことができるようになります。経営の健全性および組織としての将来性を新卒市場で発信できる程に成長してきているという点で、活力溢れる優良企業と言えます。

新卒におすすめの優良ベンチャー企業10選！

ここでは、新卒におすすめの優良ベンチャー企業を10社に厳選しました。

• 株式会社リクルート
• 株式会社サイバーエージェント
• 株式会社DeNA
• 楽天グループ株式会社
• 株式会社エイチーム
• レバレジーズ株式会社
• 株式会社Branding Engineer
• 株式会社LegalOn Technologies
• 株式会社SmartHR
• スマートニュース株式会社
• GMOインターネット株式会社

新卒採用ページのリンクも掲載していますので、興味のある企業には是非エントリーしてみましょう。

株式会社リクルート

株式会社リクルートは、人材事業から住宅関連事業、ブライダルから飲食に至るまで、誰もが1度は利用したことがある身近なサービスを数多く提供しています。

「Ring」と呼ばれる新規事業立案制度が活用されており、結婚情報サイトの「ゼクシィ」やオンライン学習サービスの「スタディサプリ」等、現在の主軸となる事業を数多く生み出してきました。提案者自らが責任者として事業開発を進めていくという点も特徴で、社員1人1人が経営者視点で仕事に取り組める環境が整備されています。

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株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告事業からメディア事業、ゲーム事業を主軸としており、最近ではAI技術を活用したプロダクトのリリースに力を入れています。

入社3年以内の昇格率は66％で、意欲・能力ともに高い若手社員が挑戦できる環境が用意されています。サイバーエージェントを経て独立や起業をする人も多く、若手が成長する環境として申し分ないベンチャー企業です。

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株式会社DeNA

株式会社DeNAは、ゲーム事業やライブストリーミング事業、ヘルスケア・メディカル事業からスポーツ事業に至るまで、様々な切り口で社会に新しい価値を提供しています。

新卒採用では、「逃げずにやり抜く力」「思考の独立性」の2つを求める人物像として掲げており、目まぐるしく変わる状況下でも常に自分視点でチャレンジできる人を求めています。複数の事業で多角的な視点と行動力を身に付けながら、ビジネスパーソンとして成長したい人におすすめのベンチャー企業です。

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楽天グループ株式会社

楽天グループは、日本を拠点に国内外でインターネットサービスを提供するメガベンチャーです。

楽天市場などのEコマース事業や楽天銀行や楽天証券などのフィンテック事業、デジタルコンテンツや通信キャリア事業など、私たちの生活に密着したサービスを展開しています。東北楽天ゴールデンイーグルスやヴィッセル神戸のオーナー会社としても有名ですよね。

英語を社内公用語のひとつにしたことでも有名な楽天グループは、日本のみならずグローバルに活躍できる人材の育成にも力を入れています。

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株式会社エイチーム

エイチームは、スマートフォン向けコンテンツやメディアアプリを提供するメガベンチャーです。ライフスタイルサポート事業、エンターテイメント事業、EC事業の3つを軸にビジネスを展開しており、引越しの比較・予約サイト「引越し侍」や車査定・車買取サイト「ナビクル」などが有名です。

エイチームでは、強い組織力を武器にビジネスへ取り組んできたことから、お互いをオープンに認め合う柔軟な社風が根付いています。

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レバレジーズ株式会社

レバレジーズ株式会社は、ITや医療・介護領域における情報プラットフォームの提供をはじめ、人材マッチング事業やM&Aコンサルティング事業等、社会問題にアプローチするサービスを展開しています。国や業界を跨いで40以上の事業を展開しており、既存事業を強化しながらも教育や食糧問題などの世界的ニーズが高まっている領域への新規参入も視野に入れています。

創業以来、継続して黒字経営を達成しており、コロナ禍にも関わらず2021年度には年商が600億円を突破しました。また、「自由と責任」という育成方針も特徴の1つ。入社3年目にも関わらず新規事業の立ち上げメンバーに抜擢された社員もおり、本質を見極める力やビジネススキルを早期から磨くことができる環境です。社会貢献へのやりがいを感じながら自身の成長にも楽しみを見出したい人におすすめです。

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株式会社Branding Engineer

採用サイトはこちら

株式会社Branding Engineerは、2013年に設立されたばかりの新進気鋭のベンチャー企業です。「常識をぶっ壊す」という行動ビジョンの下、IT業界が直面する「人材不足」という社会課題の解決に向けて、世の中の常識を覆すサービスを生み出し続けています。

事業内容は、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス、エンジニアの就職・転職支援事業、企業のITコンサルティング事業等、エンジニアを切り口にした集中化戦略を採っています。事業集中化の強みを持ちながら、IT人材の将来的な需要の高まりを追い風に、今後の成長も大きく期待ができるベンチャー企業です。

株式会社LegalOn Technologies

採用サイトはこちら

株式会社LegalOn Technologiesは、最新のテクノロジーに法務に関する知識と経験を組み合わせ、契約の審査・管理に関するリスクマネジメントサービスを提供しています。社内では、SlackやNotionを活用したコミュニケーションが活発で、情報の共有と見える化へ日常的に取り組んでいます。

また、ラジオ形式による定例ミーティングを毎週開催しており、各プロジェクトの進捗状況や売上等の重要情報の共有へも積極的です。法務という専門性の高い事業を主にしているからこそ、会社の最新状況を全社員が把握できるオープンな環境作りに取り組んでいます。

株式会社SmartHR

株式会社SmartHRは、アナログ管理が主流だった人事・労務領域にデジタルサービスを提供したベンチャー企業です。書類回収や内容チェックに時間を奪われがちな人事・労務業務の効率化、人事データが一括管理できることによる作業の効率化が好評を呼び、メインサービスのSmartHRの登録社数は現在5万社以上にも達しています。

成長背景には、社員の自立駆動をベースにオープンかつフラットな社内環境を重視している社風があります。常にコミュニケーションを取りながら新しいアイデアを共有できる関係性は、チームで協働しながら革新的な仕事に取り組みたい人におすすめです。

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スマートニュース株式会社

スマートニュース株式会社は、ニュースアプリ「SmartNews」を通じて、世界の最新情報や日々の生活に役立つ良質な情報を無料で提供しています。アプリでの掲載媒体数は3000メディア、掲載記事数は約34,000数とモバイルニュースアプリ業界では圧倒的な数字を誇っています。

事業拠点は、東京、サンフランシスコ、ニューヨークに加え、バロアルト、上海、北京と世界に亘り、事業のグローバル展開を見据えて体制の強化に投資しています。日本に留まらず、世界に向けて新しい価値を提供したいと考えるグローバル志向の強い人におすすめのベンチャー企業です。

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GMOインターネット株式会社

GMOインターネット株式会社は、インターネットインフラ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産（仮想通貨）事業を展開する、総合ITベンチャー企業です。「すべての人にインターネット」を合言葉に、お客様の笑顔と感動を創造することを目指しています。

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ベンチャー企業の探し方をもっと知りたい方は、こちらの記事（優良ベンチャー企業の探し方）、メガベンチャー企業をもっと知りたい方は、こちらの記事（メガベンチャー企業一覧）を読んでみてください。

優良ベンチャー企業の探し方・見つけ方

「新卒におすすめのベンチャー企業が他にも知りたい」という方に向けて、優良ベンチャー企業の探し方・見つけ方をご紹介します。

• 就活エージェントを活用して見つける
• 就活サイトから見つける
• 就活イベントに参加して見つける

それぞれ解説します。

おすすめの探し方①
就活エージェントを活用して見つける

1つ目の探し方は、就活エージェントを活用する方法です。

就活エージェントとは、各学生に専任のアドバイザーが付き、自己分析のフォローから求人紹介、ES・面接対策に至るまで就活全体をサポートしてくれるサービス。「ベンチャー企業に就職したい！」という就活軸を基に、アドバイザーから適性・スキルにマッチする企業を紹介してもらうことができます。

自身では見つけることのできない優良ベンチャー企業と出会えるという点で、おすすめの方法です。さらに、アドバイザーは企業が求める要件も把握しており、企業目線での選考対策も行うことができます。就活エージェントの活用は、単に求人を紹介してもらうだけでなく、ベンチャー独自の選考対策にも繋げることができる効率的な方法です。

就活エージェントについてもっと知りたい方はこちらの記事（おすすめ就活エージェント）もご覧ください。

おすすめの探し方②
就活サイトで見つける

2つ目の探し方は、就活サイトを活用する方法です。

マイナビやリクナビに代表される一般的な就活サイトには、数万もの求人が掲載されており、業界や企業の特徴等を設定してベンチャー系の求人を数多く見つけることができます。加えて、WantedlyやCheerCareerなど、ベンチャー企業の掲載が多い就活サイトもおすすめです。

またプロフィール登録をすることで、企業からスカウトが届く逆求人型の就活サイトを使うのもポイントで、一般的な就活サイトと併用することにより、数（求人数の多さ）と質（志望する業界からのアプローチ）を両立させながら企業検索を進めることができます。

就活サイトについてもっと知りたい方はこちらの記事（おすすめ就活サイト）もご覧ください。

おすすめの探し方③
就活イベントに参加して見つける

3つ目の探し方は、就活イベントに参加し、リアルでベンチャー企業を見つける方法です。

ベンチャー企業に特化した就活サイトでは、企業と学生が直接コミュニケーションが取れるイベントを開催しています。ベンチャー企業特化型の就活イベントでは、ビジネスゲームや座談会等のワーク型が多く、学生同士や企業とのコミュニケーションが活発に行えます。

場合によっては、企業の経営者や先輩社員と積極的にコミュニケーションが取れることも。コミュニケーションやキャリアビジョンの相性が良ければ、その場でインターンや選考への案内を受けることもできます。ネット上だけでは分からない、社員の雰囲気や熱意を肌で感じながら企業を探せる方法です。

おすすめの就活イベントをもっと知りたい方はこちらの記事（就活イベントおすすめ10選）も読んでみてください。

新卒でベンチャー企業に就職するメリット

新卒でベンチャー企業に就職するメリットは下記の通りです。

• ①大きな裁量を持って働くことができる
• ②年功序列関係なく評価される
• ③起業や副業に挑戦しやすい

それぞれ解説します。

メリット①：大きな裁量を持って働くことができる

1つ目のメリットは、大きな裁量を持って働くことができることです。

ベンチャー企業は少数精鋭で構成されている場合が多く、個人の裁量権が必然と大きくなります。ミーティングでは積極的な発言や提案も求められ、若い内から実践的かつビジネス的な場面に身を置くことができます。

一般的な企業はトップダウンによる指令系統が多い中で、ボトムアップ形式で若手からの意見も取り入れていくことは、ベンチャー企業ならではの特徴です。自由度の高い環境下で、チャレンジと失敗を繰り返しながらプロジェクトを形にしていくプロセスは、「自分の意志で仕事を創っていきたい！」という人にとって理想的な環境と言えます。

メリット②：年功序列関係なく評価される

2つ目のメリットは、年齢や入社年次に関係なく評価してもらえるという点です。

ベンチャー企業では、実力主義の考え方をベースにしています。そのため、勤続年数を重ねる程に給与や役職が上がる一般的な仕組みと比較すると、ベンチャー企業では年齢に関係なく実力に基づいて評価をしてもらいやすいです。

また、若手であっても優秀な社員には高給を支払う価値があると考える傾向も特徴の1つ。例えば、有名ベンチャー企業の株式会社DeNAにおけるビジネス職の初任給は、27万円と一般企業と比較すると高めの金額になっています。実力と結果が伴うことが前提ですが、若い内から昇進や高給が期待できることはベンチャー企業の魅力の1つです。

メリット③：起業や副業に挑戦しやすい

3つ目のメリットは、起業や副業に挑戦しやすいという点です。

ベンチャー企業の組織は、少数精鋭のことが多く、社員同士のコミュニケーションが取りやすい上に意見交換が活発です。特に一般企業と比較すると、経営陣と直接コミュニケーションを取れる機会が圧倒的に多く、経営者視点の事業ビジョンやビジネス戦略に触れる時間を多く持つことができます。

裁量を持ちながら主体的に仕事へチャレンジできる環境に、ビジネスセンスも磨ける条件も加わることで、起業や副業に挑戦する際に必要な思考力やビジネススキルを身に付けることができます。「将来は、自分の力でビジネスを起こしたい！」というビジョンを持っている人には、メリットある環境だと言えます。

新卒でベンチャー企業に就職する際に覚えておきたいこと

新卒でベンチャー企業に就職する際に覚えておきたいことは下記の通りです。

• 自分で考えて行動する場面が多い
• 成果を出せないと評価されにくい環境である
• 時期によっては激務になることもある

それぞれ解説します。

自分で考えて行動する場面が多い

1つ目は、自分で考えて行動する場面が多いことです。

ベンチャー企業では、スピード感を持って事業を成長させることが重要ミッションのため、一般的な企業と比較すると体系的な教育体制が確立されていないことも少なくありません。ゆえに、ビジネスの現場においては、自分で考えて行動することが必然と求められるようになります。

特に、ベンチャー企業は市場のニーズや競合の動向に応じ、臨機応変に判断・行動することが重要です。一見大変そうにも思えますが、「自走力を鍛えられる！」と思考変換できれば、これ以上ない成長環境とも言えます。一般的な企業よりも成長スピードを実感しながら働きたい人には、むしろ魅力とも言える特徴です。

成果を出せないと評価されにくい環境である

2つ目は、成果を出せないと評価されにくい環境であることです。

ベンチャー企業の成長基盤は、社員の実力から成り立っています。そのため、事業を拡大・成長させることが最重要項目の1つであるベンチャー企業においては、成果を出せる社員の方が重宝される傾向にあります。

しかし、結果を残せないからと言って、評価が下がるとは限りません。仕事に対する姿勢や課題に対する考え方等、プロセスにおける前向きな姿勢があれば評価をしてもらえる可能性もあります。ベンチャー企業において最も評価されないことは、仕事に対してチャレンジをしようとしない姿勢です。

成果にこだわりながら、諦めずに常に挑戦していく姿勢を忘れないようにしましょう。

時期によっては激務になることもある

3つ目は、時期によっては激務になることもあることです。

業務範囲が多岐に亘ること、新規の取り組みが多いことから、労働時間が長くなってしまう傾向にあります。残業で夜遅くまで仕事をしたり、休みも返上して出勤したりということも0ではありません。

また、ベンチャー企業では、個人の裁量権が大きいため、自分でしか判断ができない仕事が発生してきます。そのため、クライアントからの突発的な仕事の依頼やトラブル発生時の緊急対応を余儀なくされる場合があります。

ただし、昨今働き方改革やリモートワークが普及したことにより、労働環境は改善傾向にあります。ワークライフバランスの許容範囲を自分の中で見定めながら、慎重に検討していきましょう。

新卒でベンチャー企業に就職するのがおすすめなひと

新卒でベンチャー企業の就職がおすすめな人はこちらです。

• 大きな裁量権を持って働きたいひと
• 個人の成長や会社の成長に喜びを感じるひと
• 新しい市場やサービスに興味があるひと

それぞれ解説します。

大きな裁量権を持って働きたいひと

最初におすすめしたいのは、大きな裁量権を持って働きたいというキャリア志向を持つ人です。

一般的な企業では、上司が決定権を持ち、その決定内容に従って部下が動く傾向にあります。指示されたタスクを着実にクリアしていくことも重要ですが、主体的に働きたい人にとっては少し物足りない環境とも言えます。

一方で、ベンチャー企業では、プロジェクトにおける方針決めから人員配置、予算分配等の一連のフローを若手が担う場面が多々あり、自分の力で積極的にヒト・モノを動かしていきたい人にとっては、絶好の機会が用意されています。

「自分軸で動ける」という環境にあるベンチャー企業は、大きな裁量権を持って働きたい人におすすめの環境です。

個人の成長や会社の成長に喜びを感じるひと

次におすすめしたいのは、個人の成長や会社の成長に喜びを感じる人です。

ベンチャー企業では、「自分で考え行動する」ことを求められるがゆえ、仕事を進めていく上で失敗してしまうことも多々あります。しかし、OODA※１と呼ばれるベンチャー企業特有の環境下でチャレンジを重ねることにより、スピーディに自身のスキルをブラッシュアップすることができます。

少数精鋭のベンチャー企業において、個人の成長は企業の成長を支える1番の原動力。ゆえに、ベンチャー企業では成長ややりがいを実感しやすい点も特徴です。自身の成長と会社の成長をシンクロさせながらともに発展していきたい人には喜びを感じられる環境と言えます。

※1　Observe:状況観察　Orient：状況分析・判断 Decide:実行策の決定 Action：行動を略したスピード感が特徴の課題解決メソッド

新しい市場やサービスに興味があるひと

最後におすすめしたいのは、新しい市場やサービスに興味がある人です。

新しい市場におけるビジネスは、革新的な価値を社会に提供できる可能性を秘めています。もちろん、既存業界においてもビジネスの深化および強化を継続することで社会に価値を与えることはできます。

しかし、従来の固定観念に捉われないアイデアと技術により提供されるサービスの方が、社会に与えるインパクトと革新性は大きい可能性が高いです。既存の概念に捉われず、社会にイノベーションを起こしたいと考える人にとって、新しい市場やサービスの開拓に積極的なベンチャー企業は、キャリアビジョンを達成する場としてふさわしいフィールドと言えます。

新卒おすすめの優良ベンチャー企業まとめ

この記事では、新卒におすすめの優良ベンチャー企業や、伸びる会社の見極め方、ベンチャー企業のメリット・デメリットをご紹介してきました。

要点をまとめます。

• 経営の健全性と組織の成長性という視点から、企業を冷静に分析することが重要。
• ベンチャーに特化した就活サービスを活用し、効率良く企業を探す。
• ベンチャー特有の前衛的な社風では、「自走力」が求められる。求められる適性もしっかり理解しておく。

「新しいことにチャレンジしたい！」「みんなが驚く何かを創り出したい！」と考える人にとって、ベンチャー企業はまたとない魅力的な環境です。

自分のキャリアビジョンを達成するためにも、本記事の情報を参考にベンチャー企業への就職を是非検討してみて下さいね。

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