【27卒】マイナビのインターン優遇・倍率・内容・早期選考を解説！

マイナビのインターンに興味があるけれど「日程や内容、倍率、早期優遇、選考内容が気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、マイナビのインターンは人気が高いため、採用倍率は高く、参加難易度が高い傾向にあります。そのため、参加権利を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、マイナビのインターン優遇や倍率、早期選考、選考通過に必要なポイントをまとめました。

マイナビのインターンに参加したい人は、ぜひ参考にしてください。

マイナビはどんな会社？

マイナビは、就職・転職・進学・ウエディングといった、人々のライフキャリアに寄り添う多様な情報サービスを手掛ける企業です。「マイナビ新卒」や「マイナビ転職」、「マイナビバイト」など、業界トップクラスのユーザー数を誇るメディアを数多く運営しており、人材情報サービス業界において、誰もが知るブランドを確立しています。

近年では、インドのIT企業の子会社化やベトナム、インドネシアへの法人開設など、アジアを中心としたグローバル展開を加速させており、国内外でのさらなる事業拡大に注目が集まっています。就職活動生にとって最も身近な企業の一つであることから、毎年非常に多くの学生がマイナビの選考に進んでいます。

マイナビのインターン倍率

マイナビの本選考倍率は、約10〜20倍です。

マイナビのインターンは、募集人数も限定的ですし、企業研究や業界研究を目的に参加する学生、本選考の優遇を期待する学生など、幅広い動機を持って学生が集中するため、本選考以上の激戦になることは間違いないでしょう。

また応募者は、東京大学、京都大学、大阪大学などの旧帝国大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学の早慶上智、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学のMARCH、そして地方国立大学の上位校などの高学歴層が中心となっています。

マイナビの高倍率選考を突破するためには、本選考を意識した企業研究、志望動機の具体化と差別化、面接・グループディスカッション対策の徹底が必要です。マイナビ志望の就活生は、インターン選考の準備に加えて、同業界の企業の併願も進めておきましょう。（関連：マイナビの就職難易度・採用大学・選考対策）

マイナビのインターン内容・日程

マイナビは、夏インターンは例年4月頃、冬インターンは例年11月頃に募集が開始します。

• 【先着順/選考なし】『MOVE』1day仕事体験
• 【選考あり】『GROW』2days仕事体験
• 【選考あり】営業部署配属/5Daysインターンシップ＜JUMP＞
• 【ハッカソン】フルスタック開発プログラム (オンライン5Days)
• 【選考あり】上流工程シゴト体感 (オンライン2Days)
• 【長期】WEBデザイナー就業型インターンシップ
• 【選考あり×2Days】WEBマーケター体験プログラム
• 【オンライン3Days】データ分析体験プログラム

それぞれの内容を見てきましょう。

【先着順/選考なし】『MOVE』1day仕事体験

『MOVE』1day仕事体験は、就職情報事業本部の営業職を3時間で体感できるプログラムです。

就職情報事業本部の仕事は、「企業の新卒採用課題を解決する、課題解決型営業」であり、グループワークを通してマイナビの仕事を体感できます。

「人材ビジネスってどんな仕事？」「まずは業界のこと、マイナビの仕事を知りたい」という人におすすめのプログラムです！

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【選考あり】『GROW』2days仕事体験

『GROW』2days仕事体験は、マイナビの基幹事業である就職情報事業本部の営業職を体感できる、ビジネスパーソンとして成長するためのプログラムです。

このプログラムでは、マイナビの営業職として、架空企業の採用を成功に導くため、「採用コンサルティング」の観点からグループで取り組みます。

「全国の学生と競ってみたい」「ハイパフォーマーからのフィードバックが欲しい」という人におすすめのプログラムです！

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【選考あり】営業部署配属/5Daysインターンシップ＜JUMP＞

営業部署配属/5Daysインターンシップ＜JUMP＞は、現場配属型のインターンシップであり、営業同行や社内会議に参加しながら、リアルな仕事内容を学べるプログラムです。

このプログラムでは、就職情報事業本部で営業動向や社内会議参加、就職イベント運営などを体験することができます。

「営業職に興味がある」「就職後に必要なビジネススキルを身に付けたい」という人におすすめのプログラムです！

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【ハッカソン】フルスタック開発プログラム (オンライン5Days)

フルスタック開発プログラムは、5日間のプログラムで開発に没頭し、 技術サイド・ビジネスサイドの両面からプロダクト開発する力を身につけることができるプログラムです。

このプログラムでは、最新の技術に触れたり、開発したコーディングにフィードバックがもらえる機会となっています。

「ビジネス視点を盛り込んだ開発を体験したい」「新たな技術にチャレンジしたい、未経験の分野に取り組みたい」という人におすすめのプログラムです。

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【選考あり】上流工程シゴト体感 (オンライン2Days)

上流工程シゴト体感は、マイナビのシステムエンジニアとして、関係者との打ち合わせ・企画提案・要件定義・プレゼンテーションを全て体験できるプログラムです。

このプログラムでは、システムエンジニア職の仕事理解ができる機会が多いだけでなく、作成した資料に対して社員から直接フィードバックを受けることができます。

「IT業界に興味がある」「エンジニアの上流工程に興味のある」という人におすすめのプログラムです！

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【長期】WEBデザイナー就業型インターンシップ

WEBデザイナー就業型インターンシップは、社内で企画されたWEBサービスについて、社内内製開発チームに参加してUXデザインのサポート業務を体験できるプログラムです。

「デザイナーに興味がある」「ものづくりが好き」という人におすすめのプログラムです！

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【選考あり×2Days】WEBマーケター体験プログラム

WEBマーケター体験プログラムは、自社サービスをもとに、自分の企画やデザイン、改善案が形になる面白さを体感できるプログラムです。

「WEBマーケターに興味がある」「『マイナビ20XX』の裏側を知りたい」という人におすすめのプログラムです！

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【オンライン3Days】データ分析体験プログラム

データ分析体験プログラムは、事業部門が抱える課題を、データ分析を通して解決するワークにチームで取り組み成果発表をするプログラムです。

「データ分析や機械学習などデータサイエンスに興味のある」「事業会社におけるデータ活用に興味がある」という人におすすめのプログラムです！

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マイナビのインターン優遇・早期選考

マイナビのインターンには、本選考の優遇があります。

具体的には、本選考の選考スキップや早期選考の案内などがあります。

また直接的な優遇以外にも、インターンの参加は本選考が有利になります。

• 職場環境の理解が深まる
• 人事担当者との関係構築ができる
• 業界知識やビジネスモデルを理解できる
• 志望度の高さをアピールできる
• 早期選考の招待確率が高まる

ただし、マイナビのインターンに参加することで自動的に内定が保証されるわけではありません。参加中の積極性や協調性、成果をアピールすることで、早期選考や本選考の優遇に直結します。

マイナビの内定率を上げたい人は、インターンに参加して、早期選考・本選考の優遇ルートを獲得することが第1目標になります。日程と内容を確認のうえ、書類選考や面接対策の準備を進めましょう。

マイナビのインターン選考フロー｜応募から参加までの流れ

マイナビのインターンシップの選考フローは、以下の通りです。

1. エントリーシートの提出
2. 適性検査（一部のコースのみ）
3. グループディスカッション（一部のコースのみ）

それぞれ詳しく解説します。

①エントリーシートの提出

マイナビのインターン選考は、エントリーシートから始まります。

過去の設問は以下の通りです。

• チームで成し遂げた経験
• アップロードした「輝いている瞬間の一枚」について、補足コメントがあればご記入ください
• WEBマーケターとして活かせると思うあなたの経験・実績について教えてください

マイナビのエントリーシートでは、総じて設問数や文字数が少ないため、自身や志望度の高さを端的に説明する必要があります。

そのため、PREP法を用いて論理的な説明に説得力を持たせ、さらに「成田空港のスタバで2年間バイトリーダーとして…」のように具体的なキーワードや固有名詞を盛り込んで、あなたならではの経験や個性を印象付けることが重要です。

上記2点を意識しつつ、エントリーシート通過を目指していきましょう

②適性検査（SPI）（一部のコースのみ）

マイナビの適性検査は、「テストセンターのSPI」です。

対策方法としては、「対策本を2,3周繰り返し解く」や「他企業のテストセンターのSPIを受験する」がおすすめです。また、テストセンターのSPIは他企業で受けた結果をそのまま提出することができるため、事前に高得点の結果を取っておくことがおすすめです！

③グループディスカッション（一部のコースのみ）

マイナビのエントリーシート選考・適性検査を通過すると、グループディスカッションが行われます。

過去には「不動産（営業）のインターシップの参加人数をあげるための施策を考える」というお題で行われました。内容は、制限時間は20分程度。時間配分→前提確認→アイデア出し→まとめの流れで進められています。

グループディスカッションに通過する上で重要な点としては、全員で受かることを意識することです。流れが止まってしまったり、発言数が少ない人がいたら声をかけて賛成か反対か意見を聞くよう意識することで、チームで働ける人財だと示すことができます。

マイナビのインターンに受かる方法

続いては、マイナビのインターンに受かるために必要な４つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②学生時代の経験に力を入れる
• ③WEBテスト・SPI対策をする
• ④ES添削・面接対策をする

マイナビのインターンに受かるひとの特徴を見ていきましょう。

①志望動機を明確にする

マイナビのインターンに参加するためにも、志望動機（なぜインターンを始めたいのか）を明確にしましょう。

志望動機は、目的意識や参加への熱量、活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、インターンシップに参加することで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• インターンシップに参加したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 魅力的な経験やスキルを持っている
• 参加後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、インターンの参加目的が明確になっていない志望動機も避けておきましょう。

「学びたい・成長させてほしい」という受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えていきましょう。

②長期インターンに挑戦する

内定倍率の高い「難関企業」のインターンに参加するためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

マイナビのインターンに参加するかたの中には、下記のような「キラリと光る経験」を持っています。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④ES添削・面接対策をする

マイナビのインターンに受かるためにも、エントリーシートの添削や面接練習は入念に行いましょう。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。ES添削や面接練習をする方法には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

マイナビのインターンに関する疑問を解決

最後に、マイナビのインターンに関するよくある質問にお答えしていきます。

• 質問①：マイナビのインターンはいつから始まりますか？
• 質問②：マイナビのインターンは内定に直結しますか？
• 質問③：マイナビのインターンに落ちたら本選考に進めませんか？
• 質問④：マイナビの長期インターンに参加したいです

それぞれ解説します。

①マイナビのインターンはいつから始まりますか？

マイナビは、夏インターンは例年7月～9月、冬インターンは例年2月に開催しています。

近年、就職活動が早期化する傾向にある中で、マイナビでも就活解禁日の3月1日よりも前に、インターンを実施しています。

マイナビや人材業界に興味がある人はぜひ挑戦してみてください！

②マイナビのインターンは内定に直結しますか？

マイナビのインターンは、内定に直結します。

具体的には、多くのプログラムにおいて、参加者限定で早期選考や本選考の選考スキップの案内が届くというものです。

その他、インターン参加を通じて、企業や職種の理解を深めることで、本選考で有利に働く可能性があります。

マイナビの本選考を少しでも有利に進めたい人は、ぜひインターンにご応募ください。

③マイナビのインターンに落ちたら本選考に進めませんか？

マイナビのインターンに落ちても、本選考に進むことができます。

ただし、インターン選考に落ちた場合は、本選考までに自己分析や面接の練習、企業研究を徹底的に行い、内定に近づけるよう対策を行いましょう。

なぜインターンのエントリーシートが通過しなかったかなど原因を探求し、改善することが重要です。

マイナビのインターンに参加したいと考えていた人は、安心して挑戦してください！

④マイナビの長期インターンに参加したいです

マイナビでは、長期インターンの募集を行っています。

マイナビでは、「WEBデザイナー就業型インターンシップ」という長期インターンを、2027卒以上の学生を対象に募集しています。

WEBデザイナー就業型インターンシップは、社内で企画されたWEBサービスについて、社内内製開発チームに参加してUXデザインのサポート業務を体験できるプログラムです。

「デザイナーに興味がある」「ものづくりが好き」という人はぜひ応募してみてください！

まとめ

本記事では、マイナビのインターン内容や倍率、早期優遇、選考通過に必要なポイントをまとめました。

• マイナビのインターンは倍率がかなり高い
• マイナビのインターンは本選考でも優遇される
• マイナビのインターンに落ちても本選考に参加できる

マイナビのインターンに参加するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知りたい方は、OBOG訪問をしてみることもおすすめです。