【例文付き】インターンシップ自己PRの書き方!自分の強みを伝える時のポイント

インターンシップ 自己PR

就活生にとって、インターンシップは企業のことを深く知るための絶好の機会。参加意欲は高いものの、自己PRの書き方・伝え方に悩んではいませんか?

大手企業ではインターンシップにも選考がある場合が多く、合格しないと参加することができません。自己PRや志望動機を磨いて、エントリーシートと面接合格を目指しましょう。

この記事では、企業の狙いも踏まえながら自己PRにおけるポイントや書き方のコツを解説していきます。例文も紹介しますので、具体的なイメージを持つことができるでしょう。インターンシップ選考にもエントリーシートは必須なので、自己PRの書き方のコツを理解しておきましょう。

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志望動機の書き方が気になる方はこちらの記事(インターンシップ志望動機の書き方)もおすすめです。

インターンシップで自己PRを質問される理由

まず、インターンシップで自己PRを質問される理由はいくつか考えられます。

エントリーシートや面接において、質問者の意図を考えることは、簡潔で伝わりやすい文章に繋がります。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

人間性や価値観、強みを知るため

1つ目の理由は「人間性や価値観、強みを知るため」です。自己PRは、企業側にとって学生のアピールポイントを率直に知ることができます

自己PRでは、自分の中で最も優れていると思う点をしっかりアピ―ルしましょう。

エピソードを織り交ぜることで、自分の人間性や価値観も伝えることができます。どうしてその行動に至ったのか、なぜそう考えたのか、自分の考え方を素直に文章にすることで、あなたらしい人間性が採用担当にも伝わります。

自分を良く見せることは大切ですが、嘘は必ずばれてしまうので止めましょうね!

分かりやすく伝える能力を確認するため

2つ目の理由は「分かりやすく伝える能力を確認するため」です。

自己PRは、就活では定番の質問でしょう。文字数が限られている中で、いかに分かりやすく自分について伝えられるかがカギとなります。面接でも自分の意見を伝える場面がありますが、聞かれたことに対して回答が長すぎたり、色々な内容を詰め込みすぎると「結局何が言いたいの?」と思われてしまいます。

エントリーシートでも同じように、聞かれたことに対して簡潔に伝えることを意識しましょう。簡潔にまとめられることも、能力の1つです。

インターンシップの参加意欲を知るため

3つ目の理由は、「インターンシップの参加意欲を知るため」です。

自己PRは複数の企業で使い回している人もいると思いますが、自分のアピールと合わせて、その企業のインターンシップに参加したい熱意が伝えられるとさらに良いですね。

何万人もの学生がエントリーシートを送っている中で、企業側はやはり意欲が感じられる就活生に、インターンシップに訪れてもらいたいと考えるでしょう。

志望動機と重複しないように、インターンシップに参加して何を学びたいのか、どんなことを知りたいのかを伝えるようにしましょう。

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インターンシップの自己PRを書く時の基本ルール

ここからは具体的に、インターンシップの自己PRを書く時の基本ルールを4つお伝えします。

全て大切なポイントなので、常に意識しながら自己PRの作成を行ってくださいね。

結論から書こう

ポイント1つ目は、【結論から書く】ということです。

エントリーシートは時数制限があることが大半なので、最も伝えたいことを最初に書きましょう。ありがちな失敗例として、最初に理由を書いてしまって一文が長くなり、結論として何が言いたいのか分からなくなってしまうことがあります。

【失敗例】
私はボランティア団体に所属していてリーダーをしてる中で、幅広い年代と関わることに苦労しましたが、メンバーと力を合わせて、課題を話し合い改善できたので、コミュニケーション能力があります。

上記のような文章だと、どこが大切で何を伝えたいのかが不鮮明になっています。必ず、「結論」→「理由・具体例」という順番を意識しましょう。

具体的なエピソードを盛り込もう

ポイント2つ目は、【具体的なエピソードを盛り込む】ということです。

なぜそこが強みなのか、自分が経験したエピソードがあることで説得力のある文章になります。字数に制限がありますが、できるだけ具体的に経験内容や、その時の思いを伝えましょう。

簡単に説得力のある文章にする裏技ですが、数字を入れるとエピソードに具体性が加わり、企業側もイメージしやすくなります。

例えば、「学園祭の来場者を、前年度に比べて30%増やした」「アルバイト先で、新規契約を1日20件取った」など、具体的に数字を盛り込むことで説得力が増した文章になりますよ。

自分の言葉で書こう

ポイント3つ目は、【自分の言葉で書く】ということです。インターネット上には多くの良い例文がありますが、それらをそのままコピーするのは止めましょう。

自分の特徴が無くなってしまい、ありがちな文章だと思われてしまいます。参考にする程度なら大丈夫ですが、企業側も採用のプロが見ているため、コピペすると最悪バレてしまいます。自分で考えた、オリジナルの文章であることが大切です。

気を付けたいのが、企業HPの言い回しをコピーして入れすぎてしまうこと。

企業研究をしていると、HPにはぴったりな言葉や文章が多く載っていますよね。もちろん共感できる部分は引用してもいいのですが、HPにある言葉を繋げただけの文章はとても不自然なので、避けるようにしましょう。

締め方は言い切ろう

ポイント4つ目は、【締め方は言い切る】ということです。

  • 「私の長所は、協調性があることだと思います。」
  • 「私の長所は、協調性があることです。」

両方の文章を比べてみると、2の言い切り型の方が力強い感じがしますよね。自信が無いと、どうしても遠まわしな言い方になりがちですが、はっきり分かりやすく伝えるためにも、文末は言い切ってしまうのがおすすめです。

自分の推測が入っている文以外では、「~です。」「~ます。」を使うようにしましょう。文字数の節約にも繋がるので、ぜひ取り入れてみてください。

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インターンシップの自己PRの例文

具体的に、例文を紹介していきます。

全てコピペするのでは無く、参考程度に取り入れてみてくださいね。

「継続力」の自己PR例文

私の強みは、継続力があることです。私は15年間ピアノを続けていて、今年は集大成として大きなコンクールに出場しました。毎日練習をすることが嫌になる時もありましたが、『今日はこの曲を頑張る』『右手が弾けるまで続ける』など、小さな目標を立てながら継続しました。コンクールで披露した曲は難易度が高く沢山の練習が必要でしたが、発表が終わって大きな拍手をもらった時には、ピアノを続けてきて良かったと心から思いました。(202文字)

「協調性」の自己PR例文

私の長所は、協調性があることです。所属しているバスケットボール部では、副キャプテンを務めました。チームの練習のやり方について3年生の中で意見が分かれる場面があったのですが、部員とキャプテンの橋渡し役を担い、互いの意見が上手く伝わるようにサポートしました。その結果、全員が納得できる妥協点を見出すことができ、練習が効率よく行えるようになりました。(172文字)

「コミュニケーション」の自己PR例文

コミュニケーション力があることが私の強みです。アパレル店でアルバイトをしていて、お客様に自ら話しかけてコーディネートのお悩みや相談に乗る機会が多くありました。私はお客様に心を開いてもらえるように、親しみやすい雰囲気と笑顔を常に心掛けました。アドバイスして商品を購入して頂いたお客様が、「またお願いしたい」と言ってお店に来てくれることもあり、自分との会話がお客様に価値を与えられた瞬間だと感じられました。(200文字)

「向上心」の自己PR例文

私は向上心があることが強みです。学生時代に色々なことにチャレンジしたいと考え、中国語の勉強を始めました。大学の講義以外に、自分で参考書や問題集を購入して勉強をしました。腕試しと考えて中国語検定を受験したのですが、リスニング、ライティング共に合格点を獲得でき、3級に合格することができました。社会人になっても、中国語の勉強を続けてスキルを上げていきたいと考えています。(183文字)

「リーダーシップ」の自己PR例文

私の強みはリーダーシップがあることです。合唱サークルでは、サークル長として50人のメンバーをまとめました。人数が多かったのでなかなか練習が上手く行かず、プレッシャーに悩むこともありましたが、自分でノートを作って課題や解決方法を書き出すことで、メンバーに伝えるべき内容と自分で解決できる内容を整理することができ、以前よりも適格にわかりやすい指示ができるようになりました。(184文字)

自己PRがない時は、作成ツールがおすすめ!

ここまで読んでいて、「自分にはPRできるような長所が無い…」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

そんな時に利用したいのが、キャリアパークの自己PR作成ツールです。( https://careerpark.jp/lp/577/signup/new )

所要時間約3分で、自分の経験に基づいた自己PRを自動で作成してくれます!

部活、アルバイト、ゼミなど簡単な質問に答えて進めるだけで、文章を作ってくれるありがたいサービスです。

しかも無料で利用できるので、一度試してみて、結果をベースに自分でアレンジするのも良いですね。

自己PRの作成で詰まってしまった時には、ぜひ利用してみましょう。

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インターンシップの自己PRで落ちる書き方

残念ながら、インターンシップの選考で落ちてしまう自己PRも存在します。文章を考える際に、気を付けるようにしましょう。

それぞれ解説します。

指定文字数を守らない

自己PRで落ちる原因の1つ目は、「指定文字数を守らない」ことです

「100文字程度」「400文字以内」と文字数指定があるのにも関わらず、大幅に少なかったり多すぎたりする場合は、説明を理解していないと思われてしまいます。

少なくても、指定文字数の9割は書くようにしましょう。オーバーする場合は、1割未満が望ましいです。

文字数が多い場合は、遠まわしな言い方はないか、言い換えられる単語はないか見直しましょう。一方で足りない場合は、エピソードをもう一段階踏み込んで書いたり、当時感じたことを思い出したりして文字数を増やしましょう。

具体性や強みの根拠が分かりにくい

自己PRで落ちる原因の2つ目は、「具体性の強みや根拠が分かりにくい」ことです

先ほどもお伝えしましたが、結果だけで理由の無い文章だと説得力に欠けてしまいます。

文字数が許す限り、エピソードは具体的に詳しく書くようにして、他の学生との差別化を図れるようにしましょう。

エピソードに説得力があると、同じ強みでも印象が変わってきます。あなただけの長所をアピールできるように、伝わりやすい文章を心掛けましょう。

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自己PRを作る時のよくある質問

最後に、自己PRを作成する際によくある質問をまとめています。

それぞれ解説します。

自己PR動画を撮るときに気をつけるポイントはありますか?

コロナ渦になってから、自己PR動画の提出を求めてくる企業が増えてきました。

動画は撮り直しが可能ですが、慣れるまでは練習を重ねる必要があります。ポイントとして、スーツ着用・シンプルな背景・胸より上を撮影することが基本になります。

イメージは面接での受け答えと同じように、笑顔で自信を持って答えましょう。話す内容は暗記しているのが理想ですが、一言一句同じである必要はないので、自分の言葉で伝えるようにしましょう。思ったよりも自分の声が小さく聞こえる場合があるので、いつもよりも大きく1トーン上げた声で話すと印象が良いでしょう。

100文字の自己PRで気をつけるポイントはありますか?

100文字の文字数制限は、文章を書いているとあっという間に達してしまいますよね。

「結論→理由」の流れはそのままで、簡潔に、消去できる箇所は削って文字数を調節します。100文字だと3〜4文ほどにまとめると丁度いいでしょう。

その後面接等があれば、詳しい内容はその際に口頭で伝えることもできるので、簡潔に内容が伝わる文章であれば大丈夫です。

200文字の自己PRで気をつけるポイントはありますか?

200文字は100文字よりは多く文字が書けますが、まとめるのは難しいですよね。

200文字あると簡単なエピソードが入れられるので、説得力を増すためにも入れた方が良いです。

不必要な箇所は削除しつつ、ここは伝えたい!という箇所は、オリジナル性を出せるポイントなので分かりやすく述べるようにしましょう。

高校生の自己PRの書き方はありますか?

高校生であっても、自己PRで気を付ける内容は変わりません。日頃の勉強のこと、部活、行事への取り組みなど、日常の中で頑張ったことや人から褒められたことがあれば、ぜひエピソードとして使ってください。

完璧な文章でなくても構わないので、あなたの思いが伝わるような自己PR文になるように考えましょう。

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インターンシップの自己PRまとめ

この記事では、【インターンシップ自己PRの書き方】についてお伝えしました。

大手企業だと、インターンシップに何万人もの学生が応募してくるなんてこともあるので、本選考と同じ熱量で、エントリ―シートの作成に励みましょう!

一生懸命に考えた自己PR文は、きっと採用担当の心に響く文章になっているはずです。

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