【日立システムズ】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説

日立システムズに興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、日立システムズは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、日立システムズの内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、日立システムズの就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。

日立システムズの選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、日立システムズの内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

日立システムズは何の会社？

株式会社日立システムズは、日立グループの大手ITサービス企業であり、システムインテグレーター（SIer）企業です。

幅広い業種（金融、公共、産業など）の業務システムを設計・構築する「システム構築事業」に加え、データセンターや全国約300か所のサービス拠点を活かした「システム運用・監視・保守事業」に強みを持っています。

また、日立の「Lumada」事業を牽引し、IoTやAI、クラウド、セキュリティといった最先端技術でお客さまのDX（デジタルトランスフォーメーション）を支援するソリューションも提供しています。

ITサービス（SIer）に興味のある方はもちろん、金融や公共といった社会インフラをITで支えたい方や、システムの安定稼働を守るアウトソーシング業務、AIやIoTで企業の課題解決に挑戦したい方におすすめの企業です。

日立システムズの就職難易度

日立システムズの就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社中「圏外」、入社難易度も「圏外」でした。

日立システムズと同じSIer業界に属する企業でランクインしていたのは、NTTデータ（52位）、日立製作所（97位）、日本IBM（66位）など多数であり、聞き馴染みのある日鉄ソリューションズやSCSKなどは圏外という結果でした。

SIer業界全体として、「入社が難しい有名企業ランキング」においては比較的高い順位となっています。そのため、日立システムズも日本国内で上位200社にランクインしていないだけで、入社難易度は高いと考えられるため、念入りに選考の対策をしていく必要があります。

日立システムズの新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

日立システムズの採用人数・採用倍率

続いては、日立システムズの採用人数・採用倍率について紹介します。

• 日立システムズの採用人数
• 日立システムズの採用倍率

それぞれ解説します。

日立システムズの採用人数

日立システムズの新卒採用人数は、300名〜328名です。

過去3年間の採用人数（男女別新卒採用人数）は、下記の通りでした。

日立システムズの例年の採用人数を見ると、男女比はおおよそ2:1でした。

就職四季報に記載されている学歴別採用人数によると、男性は大卒が約7割を占めます。大卒男性は文系と理系がほぼ同数ですが、修士卒の男性は90%以上が理系出身者となっています。

一方女性は、大卒が約8割と大半を占め、その多くが文系出身者です。修士卒の女性は理系出身者が過半数を占めています。

SIer企業である日立システムズは、システムの構築から運用、サービスまで幅広く手掛けています。そのため、修士卒では専門知識を持つ理系人材を確保する一方、大卒ではSE職や営業職などとして、文系・理系を問わず幅広く人材を求めていると考えられます。

日立システムズの採用倍率

日立システムズの採用倍率は、11.4倍です。

大手採用媒体「リクナビ」のエントリー数は3745人、採用予定人数328人であることを踏まえると、新卒採用倍率は最低でも11.4倍以上になります。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、日立システムズの内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

日立システムズの採用大学ランキング

続いては、日立システムズの採用大学・出身大学について紹介します。

• 日立システムズの採用大学ランキング
• 日立システムズの採用大学・出身大学一覧

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

大学通信 onlineによると、日立システムズの採用大学ランキングは、第1位『明治大学（20名）』、第2位『法政大学（17名）』、第3位『成蹊大学（15名）』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

日立システムズの採用大学を見ると、1位は明治大学、2位は法政大学となっており、MARCHを中心とした東京の有名私立大学が上位を占めています。

また、ランキング全体を見ると、採用大学はいわゆるMARCHや早稲田大学といった難関大学群に加え、芝浦工業大学、東京理科大学、東京都市大学といった理工系に強みを持つ大学からの採用が目立ちます。

それ以外の大学からの採用がないわけではないので、徹底した情報収集や試験対策をすることで学歴に関係なく、入社のチャンスがあると言えます。

採用大学・出身大学一覧

日立システムズの採用実績校（採用大学・出身大学）は下記の通りです。

日立システムズの採用大学は、MARCHや早慶といった関東の有名私立大学が中心です。旧帝国大学や難関国公立大学も名を連ねていますが、全国の中堅大学からも幅広く採用実績があり、学歴だけで判断されているわけではありません。

また日立システムズでは、東京理科大学、電気通信大学、東京電機大学、東京都市大学、大阪工業大学、九州工業大学など、情報科学や理工学分野で高い専門性を持つ大学の採用が非常に多いのが特徴です。

これは、日立システムズがITサービスやシステムの構築・運用・保守（SI）を中核事業とし、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援していることの表れです。

企業のIT基盤を支え、最先端のソリューションを提供するために不可欠なシステムエンジニア（SE）や専門技術を持つ人材を確保するため、これらの大学から専門性の高い学生を継続的に採用しています。

日立システムズに学歴フィルターはある？

日立システムズの新卒採用には、学歴フィルターはありません。

採用実績を見ると、明治大学、法政大学、成蹊大学など、高偏差値大学の出身者が多く見受けられますが、学歴による足切り結果ではありません。日立システムズでは、国立大学・私立大学問わず、国内外の幅広い大学から採用を行っています。

とはいえ、高学歴であることが選考過程で有利に働くのは事実です。

• 企業説明会の参加優先度が高くなる
• OB.OG訪問の機会が増える
• スカウトが届きやすい
• 書類選考通過率があがる
• 面接官からの印象が良くなりやすい

企業の採用担当者は、限られた時間で多くの候補者を評価する必要があるため、学歴が選考過程で有利に働きます。

学歴に自信がない人は、学歴以外のユニークな経験や、圧倒的な実績で差をつけましょう。また、学歴が重要視されない企業を重点的に受けるのも良いでしょう。

日立システムズの年収・給料

日立システムズの年収（平均年収・初任給）は非常に高く、年収800万円も狙える企業です。

• 日立システムズの平均年収
• 日立システムズの初任給

それぞれ解説します。

日立システムズの平均年収

日立システムズの平均年収は、847万円でした。

この平均年収は、就職四季報に記載されていた金額です。

国税庁が公表している「民間給与実態統計調査結果 令和5年版」によると、日本の情報通信業の平均年収は「649万円」でした 。

日立システムズの平均年収「847万円」は、日本の情報通信業の平均年収の「約1.3倍」であるため、非常に高いです。

日立システムズの初任給

日立システムズの総合職の初任給は、学部卒で269,000円・修士了で294,000円でした。 

学歴別の初任給は以下の通りです。

年収にすると、学部卒で約444万円、修士了で約485万円となり、これは基本給に加えて賞与（年2回）や各種手当などを踏まえた想定金額です。

新卒社会人の平均年収は300万～350万円とされているため、初年度から平均を大幅に上回る年収をもらうことが可能です。

日立システムズの選考フロー｜応募から内定までの流れ

日立システムズの新卒採用の選考フローは以下の通りです。

1. エントリシート
2. WEBテスト
3. 一次面接
4. 最終面接

それぞれ解説します。

①エントリシート

日立システムズの選考では、まずエントリーシート選考が行われます。

過去のシステムエンジニア職の選考のエントリーシートでは、以下のような設問がありました。

• 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容をご記入ください。
• これまでに力を入れて取り組んだことをご記入ください。
• 自己PRをご記入ください。
• 志望動機をご記入ください。

②WEBテスト

エントリーシートの提出と同時に、WEBテストの受検があります。

日立システムズのWEBテストでは、「SPI」を採用しており、自宅で受験することができます。受験科目は、言語、非言語なので、一般的な内容になります。

WEBテストの選考通過者が、実際に行っていた対策は以下の通りです。

• webサイトの無料模試・練習問題を解く
• インターンや他社選考で慣れる
• 「これが本当のSPIだシリーズの青本」を1周解き、出題形式に慣れる など

そこまで難しい問題はありませんが、形式によっては問題数が多いので1問あたりにかけられる時間があまりありません。スピードを意識して解くようにしましょう。

③一次面接

エントリーシートとWEBテストを通過すると、一次面接が行われます。

一次面接は学生1人と社員2人のオンライン個人面接であり、時間は30分程度です。雰囲気は場合によりますが、和やかで話しやすいことが多いです。

過去のシステムエンジニア職の一次面接では、以下のような設問がありました。

• 自己紹介
• 学生時代に力を入れた経験
• その中でも苦労したこと
• どんな時にストレスを感じるのか
• ストレス解消方法（他にもある？と聞かれた）
• どんな時に人に怒るか
• どのようにして怒るのか
• 強み
• 逆質問

実際の一次面接では、「話したいことを話してください。それによって、言葉の使い方や敬語が乱れてしまっても気にしないため、人柄を正直に伝えてください。」と言われています。

そのため、自身の人物像をエピソードだけでなく、雰囲気や口調からも伝えることが求められています。しかし、あくまでも面接であることは忘れずに、緊張感を持って臨みましょう。

④最終面接

一次面接を通過すると、最終面接が行われます。

最終面接は学生1人と社員2人のオンライン個人面接であり、時間は30分程度です。雰囲気は、一次面接と同様に和やかです。

過去には以下のような質問がありました。

• 学生時代の1番の挑戦だと感じているもの
• どうしてそのように感じているのか
• チームの中でどのように動くことを意識していたか
• その動きに対して周りはどう思っていたと思うか
• これまでの経験で1番落ち込んだこと
• 乗り換え方
• 逆質問

実際の最終面接通過者は、一次面接よりも非常に深掘りされたと感じていました。

その中で、最終面接通過者は、深掘りの質問に対する自身の人柄も見られていると考え、表情を曇らせないことを意識していました。

日立システムズの内定を掴むためのポイント

続いては、日立システムズの内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

日立システムズに受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機（なぜ日立システムズなのか）を明確にする

日立システムズの内定を掴むためにも、志望動機（なぜ日立システムズなのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• 日立システムズに入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

日立システムズの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

⑤就活エージェントを活用する

日立システムズの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

日立システムズの就活に関するよくある質問

最後に、日立システムズの就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：日立システムズはホワイト企業ですか？
• 質問②：福利厚生は充実していますか？
• 質問③：早期選考・早期内定はありますか？
• 質問④：学歴は関係ありますか？

それぞれ解説します。

①日立システムズはホワイト企業ですか？

日立システムズは、ホワイト企業です。

日立システムズは、経済産業省と日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人2025（大規模法人部門、ホワイト500）」に認定されています。

この健康経営優良法人に認定される企業は、以下のような特徴があります。

• 健康診断の徹底：全社員の受診率100%を目指し、未受診者には個別に働きかけている
• メンタルヘルスケア：ストレスチェックで心の状態を把握し、不調者のケアから職場復帰まで一貫した支援
• 働き方の改善：業務の効率化と適切な人員配置により、長時間労働の是正を行っている
• 女性の健康支援：女性特有の健康課題に対応するため、相談しやすい体制や支援策を整えている など

上記を含め、様々な評価項目を通して、従業員の心身の健康増進を経営的な視点で戦略的に実施しています。

そのため、日立システムズはホワイト企業です。

②福利厚生は充実していますか？

日立システムズの福利厚生は、充実しています。

日立システムズでは、「従業員一人ひとりが仕事と生活を両立させながら能力を十分に発揮できる」 という考えに基づき、年間休日126日 や、育児・介護のための短時間勤務制度 を導入し、社員が柔軟に働ける環境を整えています。

その他、自己研鑽を支援する「自己啓発・社会貢献休暇」 や、心身のリフレッシュを目的とした「リフレッシュ休暇」 、手厚い育児休暇 ・介護休暇制度 などを通じて、社員一人ひとりのワークライフバランスを強力に後押ししています 。

③早期選考・早期内定はありますか？

日立システムズでは、インターンシップの参加などによる早期選考や早期内定があります。

具体的な優遇内容としては、システムエンジニア職の秋冬インターンの参加者には、「早期選考への案内」がありました。

インターンシップでは、早期選考・選考優遇だけでなく、インターン参加者は就職活動を有利に進める為に必要な知識を得られるため、日立システムズのインターンには積極的に参加していきましょう。

④日立システムズの文系割合はどれくらいですか？

日立システムズの新卒採用の文系割合は、5割程度です。

この数値は、就職四季報が公表している数値です。

過去3年間の男女・文理別採用実績は以下の通りです。

新卒採用における文系の採用は、主に大学卒から採用されています 。

過去に修士卒からも文系出身者が採用されていますが、修士卒には理系が持つ専門性が求められている傾向があるため、理系出身者と比較すると少なくなっています 。

総じて、日立システムズの新卒採用では文系と理系の採用割合がほぼ半々であり、SIerの中でも文系出身者に広く門戸が開かれているのが特徴です。

ただし、入社後はITの専門知識も必要となるため、なぜSIer企業を志望するのかを明確に準備して選考に臨むことが重要です。

まとめ

本記事では、日立システムズの就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• 日立システムズの就職難易度は高い
• 新卒採用人数は300名〜328名程度、採用倍率は11.4倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

日立システムズの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。

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