【大塚製薬】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説

大塚製薬 就職難易度

大塚製薬に興味があるけれど「就職難易度や採用大学倍率年収学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、大塚製薬は人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、大塚製薬の内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、大塚製薬の就職難易度や採用大学倍率選考通過に必要なポイントをまとめました

大塚製薬の選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、大塚製薬の内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

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大塚製薬は何の会社?

大塚製薬 ロゴ

社名 大塚製薬株式会社
創業 1964年8月10日
本社所在地 〒101-8535 東京都千代田区神田司町2-9
従業員数 5,907名(2024年12月31日現在)
資本金 200億円
会社HP https://www.otsuka.co.jp/

大塚製薬株式会社は、日本の大手トータルヘルスケアカンパニーです

事業は、医薬品を扱う「医療関連事業」と、飲料・食品を扱う「ニュートラシューティカルズ(NC)関連事業」の2つを両輪としています。

  • 医療関連事業:世界的に強みを持つ中枢神経領域(「エビリファイ」 「レキサルティ」など)や、がん領域の治療薬を開発・提供しています。
  • NC(ニュートラシューティカルズ)関連事業:「ポカリスエット」 や「カロリーメイト」 など科学的根拠に基づき、日々の健康維持・増進に貢献する製品を展開しています。

医薬品メーカーに興味のある方はもちろん、科学的根拠に基づいた飲料・食品で人々の健康を支えたい方や、グローバルなヘルスケア市場での課題解決に挑戦したい方におすすめの企業です。

大塚製薬の就職難易度

大塚製薬の就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキングトップ200社中「175位」入社難易度は「57.6」ポイントです

就職難易度 就職偏差値
175位 / 200社中 57.6

大塚製薬の就職難易度・就職偏差値は極めて高く、製薬・食品・化学メーカー業界の中でも難関企業(入社難易度の高い企業)です。新卒採用の人気も高く、高学歴の就活生も多く応募することから、採用倍率も必然的に高くなっています。

大塚製薬の就職難易度に近い企業には、あおぞら銀行、川崎重工業、ソフトバンクトヨタ自動車、オムロン、などがあり、大塚製薬と同じ製薬・食品・化学メーカー業界に属する企業の入社難易度は次の通りです。

順位 企業名 就職偏差値
24位 富士フイルム 61.8
30位 江崎グリコ 61.6
35位 三菱ガス化学 61.5
38位 キッコーマン 61.4
41位 住友化学 61.4
42位 味の素 61.3
43位 中外製薬 61.3
48位 旭化成グループ 61.1
62位 武田薬品工業 60.5
66位 第一三共 60.4
67位 アステラス製薬 60.4
73位 サントリーグループ 60.1
77位 アサヒビール 60.0
80位 住友ファーマ 59.7
83位 東レ 59.6
95位 日清オイリオグループ 59.1
99位 帝人 59.1
101位 協和キリン 59.0
111位 カゴメ 58.8
175位 大塚製薬 57.6

大塚製薬の新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

大塚製薬は就職難易度が高いので、内定獲得にはプロの力を借りることをおすすめします就活エージェントを活用して、ES添削や面接対策を入念に行なっておきましょう。

大塚製薬の採用人数・採用倍率

続いては、大塚製薬の採用人数・採用倍率について紹介します

それぞれ解説します。

大塚製薬の採用人数

採用人数

大塚製薬の新卒採用人数は、129名〜144名です

過去3年間の採用人数(男女別新卒採用人数)は、下記の通りでした。

年度 採用人数
2024年 138名(男性:86名 / 女性:52名)
2023年 144名(男性:88名 / 女性:56名)
2022年 129名(男性:71名 / 女性:58名)

男女別採用人数を見ると、男女比はおおよそ3:2で、男性がやや多い傾向にあります。

学歴別・文理別採用人数の資料はありませんが、大塚製薬は医療用医薬品から「ポカリスエット」「カロリーメイト」といった消費者向け製品まで幅広く手掛けています。

そのため、採用においては研究開発や生産技術などの理系専門職と、MR(医薬情報担当者)や営業、マーケティングなどの文系職の両方をバランスよく求めていることが、この採用人数や男女比に反映されていると考えられます。

大塚製薬の採用倍率

採用倍率

大塚製薬の採用倍率は、67倍です

お気に入り登録数 採用人数 採用倍率
9,322 138 67.5倍〜

大手就活情報サイト「ワンキャリア」のお気に入り登録数は9,322人、採用予定人数138人であることを踏まえると、新卒採用倍率は最低でも67.5倍以上になります。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、大塚製薬の内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

大塚製薬は新卒採用でも人気が高い企業なので、選考倍率は非常に高いです絶対に内定を獲得したい人は、自分ひとりで対策をするのではなく、プロの力を借りて準備を進めましょう。

大塚製薬の採用大学ランキング

続いては、大塚製薬の採用大学・出身大学について紹介します。

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

採用大学ランキング

大学通信 onlineによると、大塚製薬の採用大学ランキングは、第1位『立命館大学(9名)』第2位『岡山大学(8名)』第3位『徳島大学(8名)』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

順位 大学名 採用人数
1位 立命館大学 9名
2位 岡山大学 8名
3位 徳島大学 8名
4位 東京大学 7名
5位 北海道大学 5名
6位 大阪大学 5名
7位 東京理科大学 5名
8位 早稲田大学 4名
9位 筑波大学 3名
10位 千葉大学 3名
11位 神戸大学 3名
12位 熊本大学 3名
13位 慶應義塾大学 3名
14位 芝浦工業大学 3名
15位 中央大学 3名
16位 日本大学 3名
17位 京都薬科大学 3名
18位 名古屋大学 2名
19位 京都大学 2名
20位 九州大学 2名
21位 兵庫県立大学 2名
22位 東京農業大学 2名
23位 明治薬科大学 2名
24位 立教大学 2名
25位 京都産業大学 2名
26位 同志社大学 2名
27位 近畿大学 2名

「大塚製薬」の採用大学を見ると、1位は立命館大学、2位は岡山大学、3位は徳島大学となっており、関西の有名私立大学や、ゆかりのある中国・四国地方の国立大学が上位を占めています。

また、ランキング全体を見ると、採用大学はいわゆる旧帝国大学(東大、北大、阪大など)や早慶といった難関大学群に加え、東京理科大学、京都薬科大学、明治薬科大学など薬学・理工学系の大学からの採用が目立ちます。

それ以外の大学からの採用がないわけではないので、徹底した情報収集や試験対策をすることで学歴に関係なく、入社のチャンスがあると言えます。

採用大学・出身大学一覧

採用大学一覧

大塚製薬の採用実績校(採用大学・出身大学)は下記の通りです。

<大学院>
北海道大学、東北大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、信州大学、新潟大学、富山大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、岐阜大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、法政大学、中央大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、熊本大学、鹿児島大学

 

<大学>
北海道大学、東北大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、信州大学、新潟大学、富山大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、岐阜大学、慶應義塾大学、早稲田大学、立教大学、明治大学、法政大学、中央大学、関西学院大学、関西大学、立命館大学、同志社大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、熊本大学、鹿児島大学

大塚製薬の採用大学は、旧帝国大学(北海道、東北、東京、京都、大阪、九州など)や早慶(早稲田大学、慶應義塾大学)といった難関大学群が中心です。

MARCHや関関同立といった有名私立大学も名を連ねていますが、同時に全国の国公立大学(弘前大学、信州大学、岡山大学、熊本大学など)からも幅広く採用実績があり、学歴や所在地だけで判断されているわけではないことがわかります。

また大塚製薬では、東京薬科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学といった薬学系の大学や、東京理科大学、東京工業大学、東京農業大学など、理工系・農学系で高い専門性を持つ大学からの採用が非常に多いのが特徴です。

これは、大塚製薬が「世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する」ことを理念に、医薬品やニュートラシューティカルズ(NC)関連事業を展開していることの表れです。

企業の根幹である研究開発(創薬)、生産技術、MR(医薬情報担当者)といった分野に不可欠な、薬学・化学・生命科学の知見を持つ専門人材を確保するため、これらの大学から専門性の高い学生を継続的に採用しています。

元人事

大塚製薬の採用大学に学歴フィルターはありません。大塚製薬の就活を考えている人は、他企業の採用大学についても、チェックしておきましょう。

大塚製薬に学歴フィルターはある?

学歴フィルター

大塚製薬の新卒採用には、学歴フィルターはありません

採用実績を見ると、立命館大学、岡山大学、徳島大学など、高偏差値大学の出身者が多く見受けられますが、学歴による足切り結果ではありません。大塚製薬では、国立大学・私立大学問わず、国内外の幅広い大学から採用を行っています。

とはいえ、高学歴であることが選考過程で有利に働くのは事実です。

  • 企業説明会の参加優先度が高くなる
  • OB.OG訪問の機会が増える
  • スカウトが届きやすい
  • 書類選考通過率があがる
  • 面接官からの印象が良くなりやすい

企業の採用担当者は、限られた時間で多くの候補者を評価する必要があるため、学歴が選考過程で有利に働きます。

学歴に自信がない人は、学歴以外のユニークな経験や、圧倒的な実績で差をつけましょう。また、学歴が重要視されない企業を重点的に受けるのも良いでしょう。

大学時代の同じ経験でも、ES添削や面接練習を重ねれば選考通過率をグッと上げることができます学歴以上の魅力を伝えるためにも、書類添削や面接対策に力を入れましょう!

大塚製薬の年収・給料

大塚製薬の初任給は高く、学部卒で26万円・修士了で28万円でした

それぞれ解説します。

大塚製薬の平均年収

大塚製薬の平均年収は公表されていません。

大塚製薬の初任給

大塚製薬の初任給は、学部卒で26万円・修士了で28万円でした

学歴別の初任給は以下の通りです。

学歴 初任給(月給)
学部卒 260,000円
修士了 280,000円
博士了 323,000円

年収にすると、学部卒で約455万円、修士了で約490万円で、これは基本給 に加えて賞与(年2回) や各種手当 などを踏まえた概算金額となります(※賞与を5.5ヶ月として計算)。

新卒社会人の平均年収は300万~350万円とされているため、より多くの年収を初年度からもらうことが可能です。

大塚製薬の選考フロー|応募から内定までの流れ

選考フロー

大塚製薬の新卒採用の選考フローは以下の通りです。

  1. エントリーシート
  2. WEBテスト
  3. 一次面接
  4. WEBテスト
  5. 最終面接

それぞれ解説します。

①エントリシート

大塚製薬の選考では、まずエントリーシート選考が行われます

大塚製薬のエントリーシートでは、「卒論の内容」や「志望動機」、「趣味特技」など様々な質問がされます。

過去の研究技術・生産職選考のエントリーシートでは、以下のような設問がありました。

  • 卒論・修論・博士論文のテーマと内容、または興味がある科目
  • 趣味特技
  • 部活動など
  • 志望動機
  • 大塚製薬への入社を想定した場合の具体的なビジョンと、10年後の自分が目指す姿を教えてください。
  • あなたがこれまでに経験した、挫折や困難について教えてください。

大塚製薬のエントリーシートでは、志望動機では「なぜ大塚製薬で、どう貢献できるのか」、卒論の内容では「専門ではない人にもわかりやすく伝えること」を意識して、作成に取り組みましょう。

②WEBテスト

エントリーシートの提出と同時に、WEBテストの受検があります

大塚製薬のWEBテストは、TG-WEB形式で行われます。

出題分野は、言語・計数・英語・性格検査の4つで、言語は長文読解や文章の並べ替え、計数は図表問題や応用計算などが出題されます。いずれも考える力を試す内容が中心で、論理的思考力と計算スピードの両方が求められます。

TG-WEBには「従来型」と「新型」があり、大塚製薬では比較的難易度の高い従来型が多く採用されますが、年度によって使い分けられる場合もあります。試験時間は60〜70分ほどで、自宅受験形式。性格検査には正解・不正解がないため、自分をよく見せようとせず、素直に答えることが大切です。

また、TG-WEBはSPIより難しいと感じる人も多いので、早めの対策がポイント。テスト対策は、過去問題や模試で出題傾向を掴み、正確さを重視して解く練習が重要です。実際の問題形式や時間配分を確認し、模擬試験を繰り返して実戦感覚を養いましょう。

③一次面接

エントリシート・WEBテストを通過すると、一次面接が行われます

一次面接は学生1人と社員2人のオンライン個人面接であり、時間は30分程度です。

過去の研究技術・生産職選考の一次面接では、以下のような設問がありました。

  • 就活の状況(志望業界、エントリー、選考中の企業、内定の数)
  • なぜ大塚製薬の診断事業か
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 研究内容について
  • 特に大変だったことと、現在どのように解決したのか
  • 趣味・特技
  • 趣味から転じたアイスブレイク
  • 逆質問3個

一次面接では、主にエントリーシートの内容について問われるため、一貫性を持たせるためにも、事前に提出内容を確認しておきましょう。

④WEBテスト

一次面接を通過すると、2度目のWEBテストが行われます

大塚製薬のWEBテストは、TG-WEB形式で行われます。出題分野は、英語のみで、26卒の研究技術・生産職選考では、選考の要素はありませんでした。

TG-WEBの英語問題は、15分で2つの長文を読み解き、全10問を解答する必要があります。難易度は、大学入試レベルです。

WEBテストの段階では選考要素はありませんが、最終面接後に総合的な判断をするうえで、WEBテストの成績を評価される可能性があるため、念入りに対策していきましょう。

⑤最終面接

2度目のWEBテストを受験後、最終面接が行われます

最終面接は学生1人と社員3人の対面個人面接であり、時間は1,2時間程度です。

過去には以下のような質問がありました。

  • 志望動機
  • どのように強みを活かしたいのか
  • 研究内容発表10分程度
  • 研究内容に対する質疑応答
  • なぜ診断薬なのか
  • 診断薬事業で何を成したいか
  • なぜ、大塚の診断薬事業を選んだのか
  • どのように活躍したいと考えているのか
  • 自己アピール

大塚製薬の最終面接では、自身の研究内容の発表を10分間で行います。質疑応答もあるため、焦らず答えられる範囲で自分の考えを伝え、「自然な形での会話」を意識することが重要です。

大塚製薬の内定を掴むためのポイント

内定に繋げるポイント

続いては、大塚製薬の内定を掴むために必要な5つのポイントを解説します。

大塚製薬に受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機(なぜ大塚製薬なのか)を明確にする

志望動機を明確にする

大塚製薬の内定を掴むためにも、志望動機(なぜ大塚製薬なのか)を明確にしましょう

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

  • 大塚製薬に入社したい理由が明確になっている
  • 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
  • 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
  • 会社に必要な経験やスキルを持っている
  • 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

学生時代の経験に力を入れる

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

大塚製薬の内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

  • 長期インターン経験
  • 学生団体の立ち上げ経験
  • 起業・個人事業立ち上げ経験
  • ビジネスコンテスト参加経験
  • 異文化交流・留学経験
  • 部活動の大会出場経験
  • 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う長期インターンです長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

東大一橋・早慶・MARCH多数

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③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。(OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら

④WEBテスト・SPI対策をする

WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。(SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら

⑤就活エージェントを活用する

就活のプロを頼る

大塚製薬の選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課(キャリアセンター)などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス(就活エージェント)です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし完全無料で利用できます企業の内部情報(働き方や雰囲気、選考対策)を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです!(就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら

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大塚製薬の就活に関するよくある質問

よくある質問

最後に、大塚製薬の就活に関するよくある質問に答えていきます。

それぞれ解説します。

①大塚製薬への就職は勝ち組ですか?

大塚製薬への就職は、勝ち組と言われています

大塚製薬への就職が勝ち組と言える理由は、以下の通りです。

  • 高い業績:2023年度の製薬業界大手5社の業績比較では、売上高は「2位」、営業利益は「4位」に位置するなど高い業績であること
  • ホワイト企業であること:経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人」に認定され、心身共に健康的に働ける環境
  • グローバルな事業展開:世界各地に拠点を持ち、医療関連事業とニュートラシューティカルズ関連事業の両輪で、世界規模の健康課題解決に挑戦できる環境があること

ただし勝ち組であるかどうかは、その人の人生やキャリアにおける「成功」の意味合いによって異なりますよ。

②福利厚生は充実していますか?

大塚製薬の福利厚生は、充実しています

大塚製薬では、以下のような制度で社員の働き方を支援しています。

  • 在宅勤務制度::在宅とオフィスを組み合わせた柔軟な働き方
  • 勤務間インターバル制度::休息を確保し健康的に働くための仕組み
  • セルフケア休暇: 不妊治療や更年期症状の治療などに利用可能

その他、不妊治療や更年期症状などの治療に利用できる「セルフケア休暇」 や、妊娠から出産・育児・介護までライフステージに応じた手厚い両立支援制度、失効した有給休暇を積み立てて利用できる「積立有給休暇」 などを通じて、社員一人ひとりの多様な働き方とキャリア継続を強力に後押ししています。

③早期選考・早期内定はありますか?

大塚製薬では、インターンシップの参加などによる早期選考や早期内定があります

具体的な優遇内容は以下の通りです。

  • MR職の秋冬インターンの参加者の一部には、「最終面接の案内」があった
  • 消費者商品担当営業職の秋冬インターンで高い評価を得た参加者には、「最終面接の案内」があった など

上記の早期選考・選考優遇だけでなく、インターン参加者は就職活動を有利に進める為に必要な知識を得られるため、大塚製薬のインターンには積極的に参加していきましょう。

④大塚製薬は文系でも就職できますか?

大塚製薬は、文系でも就職できます

実際に、就職四季報の2020年度の採用では、採用者115名中「32名」が文系出身でした。

2018年から2020年の3年間の採用人数(文理別新卒採用人数)は、下記の通りでした。

年度 採用人数
2020年 115名(文系:32名 / 理系:83名)
2019年 107名(文系:27名 / 理系:80名)
2018年 151名(文系:67名 / 理系:84名)

2021年以降の文理別採用人数は公表されていませんが、現在も「MR職」や「ニュートラシューティカルズ事業部 営業職(消費者向け商品営業)」といった営業職の募集が継続されています。

また、コーポレート部門として「財務会計職」「法務職」「広報職」などの募集もあり、文系出身者が活躍できるフィールドは多岐にわたります。大塚製薬で理系出身者の採用が多いのは、事業の根幹が「医療関連事業」や科学的根拠に基づく「ニュートラシューティカルズ関連事業」といった高度な研究開発に基づいた「モノづくり」にあるからです。

ただし、医薬品や健康飲料といった製品を市場に届け、その価値を伝えるには、文系の視点が不可欠です。自身の経験を通じて、医療現場や消費者の課題を「現場起点」で解決し、世界の人々の健康に貢献できることをアピールできれば、大塚製薬で活躍する道は拓けます。

まとめ

本記事では、大塚製薬の就職難易度について採用大学や倍率学歴フィルターの観点から解説してきました

要点をまとめます。

  • 大塚製薬の就職難易度は高い
  • 新卒採用人数は129名〜144名程度、採用倍率は67.5倍以上
  • 採用大学による学歴フィルターはない

大塚製薬の選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。