大学生のバイト代平均月収はいくら?労働時間や月収10万円を超える働き方を紹介

大学生 バイト代 平均

「大学生の平均月収はどのくらい?」
「アルバイトの平均時給を知りたい」
「月収10万円を超える方法が知りたい」

大学生活をしていると、アルバイト代の平均月収や時給はやっぱり気になりますよね。特に月収10万円を稼いでいる大学生を見ると、少しばかり憧れの気持ちを持ってしまいます。

今回は、大学生のアルバイト代の平均月収や週の労働時間時給など大学生のアルバイト実態を調査しましたさらに月収10万円を超えるための働き方や注意点も解説しています。

この記事を読んで、大学生活とアルバイトを見直してみましょう。

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大学生のバイト代平均月収は月3.3万円

そもそも大学生の平均収入(月収)はどのくらいなのでしょうか。

独立行政法人日本学生支援機構が実施した「平成30年度学生生活調査」によると、大学生のアルバイトの平均収入は、1年間で40万1,500円と公表されています。これを単純計算で月収にした場合、約33,000円ほどの収入を得ていることが分かります。

想定より少ないと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、仮に時給1,000円程度で換算すると1週間あたり8~9時間程度労働していることになるため、週2~3日ほどの勤務であれば妥当だと言えるでしょう。

住んでいる都道府県によって最低賃金が異なるため、東京や大阪などの首都圏ではもう少し高くなると思いますが、大学生全体で見ると、アルバイトの平均収入は月33,000円程度であることがわかります

クレジットカードの支払いや部費/サークル代など、毎月の支出は思ったよりも増えてしまうもの。特に東京や大阪など物価が高い地域に住む大学生にとっては、月収33,000円のアルバイト代だと物足りなく感じてしまいますね。

大学生のバイト平均労働時間は週11〜15時間

続いては、大学生の平均労働時間を調べてみました。

こちらも独立行政法人日本学生支援機構が実施した「平成30年度学生生活調査」によると、大学生のアルバイト平均労働時間は、週に11〜15時間と公表されています。詳しく見てみると、授業のある平日は18時/19時〜22時/23時で4時間ほど、土日休みは6時間ほどの長めのシフトに入って、週3〜4日働いている人が多いです

大学の授業後に数時間、部活やサークル活動の予定がない土日にアルバイトのシフトに入るのが最も効率が良いですよね。特に土日は昼から夜まで長時間のシフトに入れるため、飲食店やアパレル店では大学生が歓迎されている印象です。

また家族の扶養の範囲を超えないように、週20時間以内の労働にしている大学生もいます。

大学生のバイト代の平均時給はいくら?

最後に気になるのは、大学生のアルバイトの時給事情。時給どのくらいで働いているのか、気になりますよね。

大学生のバイト代の平均時給は、地域や職種によって大きく変わってくるので、正確な数字を出すことはできません。しかし全国の都道府県別最低賃金は年々上昇しているため、大学生が働く際の時給も高くなってきました。

2025年10月からの最低賃金が高い都道府県は、

  • 東京都:1,163円
  • 神奈川県:1,162円
  • 大阪府:1,077円
  • 埼玉県:1,078円
  • 愛知県:1,077円

になります。

関東や関西、東海地方では、アルバイトの時給が高い一方で、四国や九州地方では時給は低い傾向にあります。

アルバイトの時給は収入に直結する大切な項目です。新しくアルバイトを始めようと考えている人は、アルバイトの募集要項をよく読んで、時給がいくらか確認しましょう。実際に採用となって入社手続きを行う際にも、契約書に書いている時給が不当ではないか、念のため確認しておいた方が良いですね。

時給の交渉や疑問点は、働き始めるとなかなか言い出しづらい内容なので、疑問があれば採用の手続き前に確認しておきましょう。

大学生のバイト代月収10万円の働き方

大学生の「平均月収・平均労働時間・平均時給」を紹介しましたが、月収10万円の大台を目指したい大学生も多いですよね月収10万円を超えるだけでも、努力の成果が目に見えますし、自分へのご褒美も購入できます。

実際に大学生が月収10万円を超える方法は2つです。

  1. 時給を上げること
  2. 働く時間を増やすこと

至極当たり前の話ではありますが、大学生に限らず、社会人になっても同じです。時給/年収を上げるか、副業を含めて働く時間を増やすことが稼ぎを増やすことに直結します。

具体的にどんな働き方が良いのか、ポイントを解説します。

①高時給のアルバイトをする

月収10万円を目指すなら、高時給のアルバイトを選びましょう

稼働できる時間は24時間平等にあるため、同じ時間働くのであれば時給が高い方が効率的です。時給の高いアルバイトと言えば、コールセンターや大手チェーンの飲食店が多いですが、最近は 稼げるアルバイトの種類も変わってきました。

  1. 営業のインターン
  2. 営業以外のインターン
  3. イベントスタッフのアルバイト
  4. 塾講師のアルバイト
  5. コールセンターのアルバイト
  6. ブライダル関連のアルバイト
  7. 引越しのアルバイト
  8. パチンコ屋のアルバイト
  9. 警備のアルバイト
  10. リゾートバイト

もしくは都心や繁華街の店舗内にある高時給アルバイトを探すのもひとつです。交通費補助の額も考えながら、時給の高い都心や繁華街で働くか、中心から少し離れたエリアで働くかも検討してみましょう。

②深夜や土日にたくさん働く

続いてのポイントは、深夜や土日にたくさん働くことです。ただし学業や私生活に支障がない程度で働きましょう。

深夜勤務や土日勤務は、時給がプラスされる職場も多く、同じ時間でも貰える額面はグッと上がります。長時間働くことはもちろん大切ですが、効率良く稼ぐには時給がアップする深夜や土日がねらい目でしょう。

例えば、居酒屋のアルバイトでは深夜22時以降は時給100円アップ、都心だと時給1,400円以上になることもあります。またアパレルやサービス業では、忙しい土日や年末年始は時給200円アップなどもありますね。

深夜や土日などの繁忙期にシフトが入れると、アルバイトに採用される確率も上がります。実際にアルバイトの面接では「深夜勤務は可能か」「土日や祝日はどのくらい出勤できるか」を聞かれることも多いです。

③夏休みや冬休み期間に働く

続いてのポイントは、夏休みや冬休み期間に働くことです。大学生の夏休みや冬休みはアルバイトの狙い目です。

長期休暇中のおすすめアルバイトは、塾講師とリゾート地でのアルバイト(いわゆるリゾバ)です。

塾講師は長期休みに関わらず稼げるイメージの強いアルバイトですが、長期休み中は小学生~高校生も夏休みや冬休みの可能性が高いので、シフトに入れる時間が午前中からと長くなります。また、夏季講習や集中期間など、長期休みを利用して塾を利用する生徒が増えるため、普段よりも多くシフトに入れるでしょう。

リゾート地でのアルバイトは、友だちといっしょに応募することでちょっとした旅行気分を味わえるアルバイトです。リゾートバイトにも種類があり、日帰りで通うもの、遠方のリゾート地に泊まり込みで数週間働くものなどがあります。

冬のスキー場で、数日間頑張ってまとめて稼ぐのも良いかもしれません。1人でももちろん応募できるアルバイトですが、友だちと一緒だと楽しみながら働けますね。アルバイト先でしかできない貴重な出会いがあるのも、リゾートバイトの楽しみの1つです。

④アルバイト以外に副業をする

最後のポイントは、アルバイト以外に副業をして稼ぐことです。今のアルバイトを辞めてまで時給を上げたくない、でも月収10万円を超えたい人におすすめです。

副業と聞くと、社会人が行うイメージもありますが、大学生でもできる副業はたくさんあります。例えばブログを運営してみたり、SNS運用をしてみたり、メルカリで不用品を売ってみることもあります。

大学生がアルバイト以外に稼ぐ方法はたくさんありますが、お金を減らすリスクや信用をなくす危険なことは絶対にやめましょう。基本的に、楽して大金を得られるといったような稼ぎ方は無いので、目の前のおいしい話にひかれないように注意してくださいね。

大学生には企業で働くアルバイトがおすすめ!

アルバイトで効率良く稼ぎたい人には、企業で働く長期インターンシップがオススメです

インターンシップとは、ひとことで説明をすると職業体験・就業体験の場です。学生が社会に出る前に企業で働き、実際の業務を経験することで、将来のキャリア選択のために業界や職業、働くことの理解を深めることを目的としています。

就活生が参加する短期間のインターンとは違い、中長期間で参加できる長期インターンシップでは、基本的に社会人と同じ部業務を行い、働いた分の給料が発生します。そのため、アルバイトと同様に働くことでお金を稼ぐことができます

仕事内容も、営業 / 企画 / マーケティング / エンジニア / デザイナー / 人事広報 と幅広く、興味のある業界や職種から探せるのがインターンシップの魅力。ただしアルバイトと違い、面接や選考の通過難易度が高いことも覚えておきましょう。

企業アルバイト(有給インターンシップ)は、大学1.2年生からも参加できますし、履修登録や部活/サークル活動にあわせて、シフト提出制で働ける企業も多いです。就職活動の自己PRや学生時代に力を入れたことでもアピールできるため、就活に有利なアルバイトとも言われています。

時給が高いだけでなく、就職活動や将来にも役立つアルバイトがしたいと考えている大学生には、企業で働くアルバイト(有給インターンシップ)もオススメです!長期インターンについて詳しく知りたい方は、こちらの記事(長期インターンとは)を読んでみてください。

大学生のバイト代に関するよくある質問

ここからは、大学生のバイト代に関するよくある質問にお答えします。

  • 1ヶ月の平均貯金額はどのくらい?
  • アルバイト代の使い道は?
  • 学業と両立するためのポイントは?

1ヶ月の平均貯金額はどのくらい?

2021年第57回学生生活実態調査によると、大学生の1ヶ月の貯金額は、自宅生で18,850円一人暮らしの学生で14,300円と公表されていました。平均月収が33,000円と考えると、貯金額としては多いのではないでしょうか。

アルバイト代の使い道は?

タウンワークの調査によると、アルバイト代の使い道は「貯金・遊び・旅行・欲しいものの購入」の順に多い結果となりました。アルバイト代の使い道は人それぞれだと思いますが、ぜひ参考にしてみてください。

学業と両立するためのポイントは?

大学生活とアルバイトを両立させるためには、シフトを無理に入れすぎないことも大切です。

働いていると、「この日も出勤できませんか?」と依頼を受けることもあるかもしれません。できる限り協力するのは大切ですが、大学の授業や課題が二の次になってしまうのは望ましくないですよね。

平日の授業の後や土日を中心に働いたり、テスト前の期間はシフトを少なめにするなど相談にのってくれる職場だったりすると、大学生でも働きやすいです。

大学生のバイト代平均月収まとめ

今回は、大学生のアルバイト代の平均月収や週の労働時間、時給など、大学生のアルバイト実態を調査してみました

  • 大学生のバイト代平均月収は月3.3万円
  • 大学生のバイト平均労働時間は週11〜15時間
  • 大学生のバイト代平均時給は都道府県別に異なる

大学生活とアルバイトを両立させて、有意義な時間を過ごしてくださいね。

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