【キヤノン】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説

キヤノンに興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、キヤノンは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、キヤノンの内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、キヤノンの就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。

キヤノンの選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、キヤノンの内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

キヤノンは何の会社？

キヤノン株式会社は、カメラで培った光学技術を基盤とする日本の大手精密機器メーカーです。

プリンティング事業ではオフィス向け複合機や商業印刷ソリューションを提供し、インダストリアル事業では半導体露光装置やディスプレイ製造装置といった最先端の産業機器を開発・製造しています。

また、ミラーレスカメラ「EOSシリーズ」やネットワークカメラで知られるイメージング事業、CTやMRIなどの画像診断装置を手掛けるメディカル事業も展開し、4つの柱で事業を推進しています。

電機・精密機器メーカーに興味のある方はもちろん、オフィスや産業分野の課題解決や、最先端の医療技術、映像ソリューションの提供に挑戦したい方におすすめの企業です。

キヤノンの就職難易度

キヤノンの就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社中「160位」、入社難易度は「57.9」ポイントです。

キヤノンの就職難易度・就職偏差値は極めて高く、電気機器業界の中でも難関企業（入社難易度の高い企業）です。新卒採用の人気も高く、高学歴の就活生も多く応募することから、採用倍率も必然的に高くなっています。

キヤノンの就職難易度に近い企業には、日産化学、東ソー、サッポロビール、SBI新生銀行、ファイザー、などがあり、キヤノンと同じ電気機器業界などに属する企業の入社難易度は次の通りです。

キヤノンの新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

キヤノンの採用人数・採用倍率

続いては、キヤノンの採用人数・採用倍率について紹介します。

• キヤノンの採用人数
• キヤノンの採用倍率

それぞれ解説します。

キヤノンの採用人数

キヤノンの新卒採用人数は、214名〜300名です。

過去3年間の採用人数（男女別新卒採用人数）は、下記の通りでした。

キヤノンの例年の採用人数を見ると、男女比はおおよそ3:1で、男性が多く採用されています。

文理別採用実績を見ると、男性は90%以上が理系出身者で占められていました。 一方女性も、約7割が理系出身者であり、男女ともに理系採用が中心であることがわかります。

世界的な精密機器メーカーであるキヤノンは、カメラやプリンター、半導体露光装置などの高度な技術開発を行っているため、採用においても専門知識を持つ理系人財を圧倒的に多く求めています。

キヤノンの採用倍率

キヤノンの採用倍率は、51倍です。

大手就活情報サイト「ワンキャリア」のお気に入り登録数は15,375人、採用予定人数300人であることを踏まえると、新卒採用倍率は最低でも51.2倍以上になります。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、キヤノンの内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

キヤノンの採用大学ランキング

続いては、キヤノンの採用大学・出身大学について紹介します。

• キヤノンの採用大学ランキング
• キヤノンの採用大学・出身大学一覧

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

大学通信 onlineによると、キヤノンの採用大学ランキングは、第1位『東京理科大学（20名）』、第2位『東京工業大学（16名）』、第3位『早稲田大学（15名）』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

キヤノンの採用大学を見ると、1位は東京理科大学、2位は東京工業大学となっており、理工系に強みを持つ大学が上位を占めています。

また、ランキング全体を見ると、採用大学はいわゆる早慶や旧帝国大学に加え、千葉大学、筑波大学、宇都宮大学といった国公立大学や、芝浦工業大学などの工業系大学からの採用がほとんどです。

それ以外の大学からの採用がないわけではないので、徹底した情報収集や試験対策をすることで学歴に関係なく、入社のチャンスがあると言えます。

採用大学・出身大学一覧

キヤノンの採用実績校（採用大学・出身大学）は下記の通りです。

キヤノンの採用大学は、早慶やMARCHといった有名私立大学に加え、千葉大学、筑波大学、宇都宮大学、横浜国立大学といった関東圏の国公立大学が上位を占めているのが特徴です。難関大学が中心ですが、全国の工業系大学からも幅広く採用実績があり、実力重視の姿勢がうかがえます。

またキヤノンでは東京理科大学、東京工業大学をはじめ、芝浦工業大学、東京農工大学、九州工業大学、千葉工業大学など、機械・電気・情報工学分野で高い専門性を持つ大学の採用が非常に多いです。

これは、キヤノンが世界的な精密機器メーカーとして、カメラや事務機で培った「光学・画像処理技術」を核に、メディカルや産業機器事業へ展開していることの表れです。

企業の競争力である高度な「モノづくり」を支え、新たなソリューションを創出するエンジニア人材を確保するため、これらの大学から専門性の高い学生を継続的に採用しています。

キヤノンに学歴フィルターはある？

キヤノンの新卒採用には、学歴フィルターはありません。

採用実績を見ると、東京理科大学、東京工業大学、早稲田大学など、高偏差値大学の出身者が多く見受けられますが、学歴による足切り結果ではありません。キヤノンでは、国立大学・私立大学問わず、国内外の幅広い大学から採用を行っています。

とはいえ、高学歴であることが選考過程で有利に働くのは事実です。

• 企業説明会の参加優先度が高くなる
• OB.OG訪問の機会が増える
• スカウトが届きやすい
• 書類選考通過率があがる
• 面接官からの印象が良くなりやすい

企業の採用担当者は、限られた時間で多くの候補者を評価する必要があるため、学歴が選考過程で有利に働きます。

学歴に自信がない人は、学歴以外のユニークな経験や、圧倒的な実績で差をつけましょう。また、学歴が重要視されない企業を重点的に受けるのも良いでしょう。

キヤノンの年収・給料

キヤノンの年収（平均年収・初任給）は非常に高く、年収800万円も狙える企業です。

• キヤノンの平均年収
• キヤノンの初任給

それぞれ解説します。

キヤノンの平均年収

キヤノンの平均年収は、865万円でした。

この平均年収は、有価証券報告書に記載された金額です。

国税庁が公表している「民間給与実態統計調査結果 令和5年版」によると、日本の製造業の平均年収は「533万円」でした。

キヤノンの平均年収「865万円」は、日本の製造業の平均年収の「約1.6倍」であるため、非常に高いです。

キヤノンの初任給

キヤノンの総合職の初任給は、学部卒で250,000円・修士了で274,000円でした。

学歴別初任給は以下の通りです。

年収にすると、学部卒で約443万円、修士了で約485万円で、これは基本給に加えて賞与や各種手当などを踏まえた概算金額となります。

新卒社会人の平均年収は約300～350万円とされているため、より多くの年収を初年度からもらうことが可能です。

キヤノンの選考フロー｜応募から内定までの流れ

キヤノンの新卒採用の選考フローは以下の通りです。

1. エントリーシート
2. WEBテスト
3. 一次面接
4. 最終面接

それぞれ解説します。

①エントリシート

キヤノンの選考では、まずエントリーシート選考が行われます。

キヤノンのエントリーシートでは、「志望動機」「強み」「研究内容」など一般的な内容が問われます。

過去の技術系選考のエントリーシートでは、以下のような設問がありました。

• 将来、あなたが技術者として実現したいことを、なぜキヤノンを志望するかを踏まえて教えてください。
• あなたの強みを教えてください。また、それが発揮されたエピソードを教えてください。
• 現在の研究テーマの概要を教えてください。
• 研究における現在の課題を教えてください。
• その課題をどのように解決しようとしているか、教えてください。
• 研究で成果を出すために、最も大切にしていることを教えてください。

キヤノンのエントリーシートでは、志望動機では「なぜキヤノンで、どう貢献できるのか」、強みでは「どの強みで活躍できるのか」を明確に整理してから取り組みましょう。

②WEBテスト

エントリーシートの提出と同時に、WEBテストの受検があります。

キヤノンのWEBテストでは、SPIが採用されています。内容は「言語」「非言語」の2分野で構成され、短時間で正確に回答する力が問われます。

言語分野は、文章の主旨を把握する読解問題や語彙問題が中心で、ビジネス文書に近い硬めの設問が出題されます。非言語分野では割合・推論・資料読み取りなど、数的処理能力が必要な問題が多く出題されます。

難易度自体は高校卒業レベルですが、最大の苦戦ポイントは制限時間の厳しさ。問題量に対して時間が足りないため、パターンに慣れ、時間配分を意識して解く対策が欠かせません。

特に非言語はスピードと正確さが鍵になるため、SPI対応の問題集や模擬テストを活用しながら、弱点を早めに克服しておくと安心です。

③一次面接

エントリシート・WEBテストを通過すると、一次面接が行われます。

一次面接は学生1人と社員3人のオンライン個人面接であり、時間は50分程度です。

過去の技術系選考の一次面接では、以下のような設問がありました。

• 今の学部を選んだ理由
• 印象に残った科目とその理由
• 志望動機
• 興味のある製品
• 他社選考状況
• 就活の軸
• 10分間プレゼン
• それについての深堀（技術的な質問＋人事からの質問
• 逆質問（1問）

一次面接では、一般的な質問に加えて「10分間プレゼン」があります。

特に、自身の夢について語るパートでは「その原体験＋なぜCanonでないといけないのか」を伝え、志望度の高さを示しましょう。

④最終面接

一次面接を通過すると、最終面接が行われます。

最終面接は学生1人と社員2人の対面個人面接であり、時間は30分程度です。

過去の技術系選考の最終面接では、以下のような設問がありました。

• 自己紹介
• 周りからどのような人物だといわれるか
• 長所・短所
• 短所について、それをどう対処しているか
• 就活の軸
• 他社選考状況
• 研究プレゼン（5分間）
• 研究に関する質問
• 勤務地の希望
• 逆質問（2問）

最終面接では、特に志望動機を深掘りされます。「他社と比べてなぜキヤノンなのか」「この研究活動を通してなぜキヤノンに入社したいのか」など、面接官の疑問を解消できるように準備をしておくことが重要です。

キヤノンの内定を掴むためのポイント

続いては、キヤノンの内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

キヤノンに受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機（なぜキヤノンなのか）を明確にする

キヤノンの内定を掴むためにも、志望動機（なぜキヤノンなのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• キヤノンに入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

キヤノンの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

⑤就活エージェントを活用する

キヤノンの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

キヤノンの就活に関するよくある質問

最後に、キヤノンの就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：キヤノンへの就職は勝ち組ですか？
• 質問②：福利厚生は充実していますか？
• 質問③：早期選考・早期内定はありますか？
• 質問④：キヤノンは文系でも就職できますか？

それぞれ解説します。

①キヤノンへの就職は勝ち組ですか？

キヤノンへ就職したら、勝ち組です。

キヤノンへの就職が勝ち組と言える理由は、以下の通りです。

• 高い就職難易度と評価：東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社中「160位」、入社難易度は「57.9」ポイントと、日本屈指の入社難関企業
• ホワイト企業であること：経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人」に認定され、心身共に健康的に働ける環境
• 働きがいと将来性：キヤノンの平均年収は「865万円」、平均勤続年数は「19.0年」であることから、長く働きがいのある企業であること など

勝ち組であるかどうかは、その人の人生やキャリアにおける「成功」の意味合いによって異なります。

ただし、その入社難易度の高さと盤石な経営基盤がもたらす生涯の安定性から、多くの人にとってキヤノンへの入社は「勝ち組」と言えます。

②福利厚生は充実していますか？

キヤノンの福利厚生は、充実しています。

キヤノンでは、勤続5年ごとの表彰者に3日〜10日間の連続休暇と金一封を付与する「リフレッシュ休暇制度」 を導入し、社員が心身をリフレッシュできる環境を整えています。

その他、育児休業中の社員の職業能力維持・向上とスムーズな復職を支援する専用ホームページ「ひまわりCLUB」 や、不妊治療費補助などを含む「出生支援制度」、手厚い介護休業やボランティア活動休職制度 などを通じて、社員一人ひとりのライフイベントとキャリア形成を強力に後押ししています。

③早期選考・早期内定はありますか？

キヤノンでは、インターンシップの参加などによる早期選考や早期内定があります。

具体的な優遇内容は以下の通りです。

• 技術職の秋冬インターンの参加者には、「早期選考の案内」が届いた
• 設計開発職の秋冬インターンの参加者には、「早期選考の案内」が届いた
• 事務職の夏インターンの参加者には、「その後のイベントや社員面談」に招待された など

上記の早期選考・選考優遇だけでなく、インターン参加者は就職活動を有利に進める為に必要な知識を得られるため、ファーストリテイリングのインターンには積極的に参加していきましょう。

④キヤノンは文系でも就職できますか？

キヤノンは、文系でも就職できます。

実際に、2026年度には、採用者300名中「46名」が文系出身でした。

過去3年間の文理別採用人数は、下記の通りでした。

キヤノンでは、文系出身者の採用も行っていますが、理系出身者の方が多く採用されています。

キヤノンで理系出身者の採用が多いのは、事業の根幹が光学・精密技術に基づいた「モノづくり」にあります。

ただし、顧客や市場に最も近い文系の視点を活かし、自身の経験を通じて課題を解決し、世界中の人々の生活やビジネスの発展に貢献できることをアピールできれば、キヤノンで活躍する道は拓けます。

まとめ

本記事では、キヤノンの就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• キヤノンの就職難易度は高い
• 新卒採用人数は214名〜300名程度、採用倍率は51.2倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

キヤノンの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。