【京セラ】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説

京セラに興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、京セラは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、京セラの内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、京セラの就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。

京セラの選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、京セラの内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

京セラは何の会社？

京セラ株式会社は、ファインセラミックス技術を基盤とする日本の大手電子部品・電気機器メーカーです。

コアコンポーネント事業では半導体製造装置用部品や自動車用部品などを提供し、電子部品事業ではコンデンサや通信デバイスといったデジタル社会を支える最先端の電子デバイスを開発・製造しています。

また、グループ会社が担うソリューション事業として、切削工具や電動工具などの機械工具事業、複合機やプリンターを手掛けるドキュメントソリューション事業など、幅広く展開しています。

電子部品・素材メーカーに興味のある方はもちろん、情報通信・モビリティ分野の課題解決や、独自の「アメーバ経営」、グローバルなBtoBソリューションの提供に挑戦したい方におすすめの企業です。

京セラの就職難易度

京セラの就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社中「圏外」、入社難易度も「圏外」でした。

京セラと同じ電子部品・精密機器業界では、富士フイルム(24位)やソニーグループ(50位)が上位に入り、村田製作所(179位)や日東電工(190位)もランキングに入っています。

京セラは圏外ですが、世界的な技術力を持つ大手として人気が高く、これらランクイン企業と同等の難易度・倍率が予想されます。

京セラの新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

京セラの採用人数・採用倍率

続いては、京セラの採用人数・採用倍率について紹介します。

• 京セラの採用人数
• 京セラの採用倍率

それぞれ解説します。

京セラの採用人数

京セラの新卒採用人数は、190名〜422名です。

過去3年間の採用人数（男女別新卒採用人数）は、下記の通りでした。

京セラの例年の採用人数を見ると、男女比はおおよそ4:1で、男性が多く採用されています。

就職四季報に記載されている学歴別採用人数によると、男性は修士卒が約7割を占め、その95%以上が理系出身者でした。

一方女性は、大卒と修士卒が比較的近い比率で採用されていますが、修士卒に関しては90%以上が理系出身者でした。

素材から部品、デバイス、機器まで手掛ける総合メーカーである京セラは、事業の競争力を左右する研究開発や生産技術を強化するため、採用においても高度な専門知識を持つ理系院卒の人財を中核として求めています。

京セラの採用倍率

京セラの採用倍率は、53倍です。

大手就職活動支援サービス「ワンキャリア」のお気に入り登録者数は10,077人、採用予定人数190人であることを踏まえると、新卒採用倍率は最低でも53.0倍以上になります。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、京セラの内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

京セラの採用大学ランキング

続いては、京セラの採用大学・出身大学について紹介します。

• 京セラの採用大学ランキング
• 京セラの採用大学・出身大学一覧

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

大学通信 onlineによると、京セラの採用大学ランキングは、第1位『同志社大学（14名）』、第2位『九州工業大学（13名）』、第3位『大阪大学（9名）』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

京セラの採用大学を見ると、1位は同志社大学、2位は九州工業大学となっており、本社のある京都や、主要拠点のある九州の大学が上位を占めています。

また、ランキング全体を見ると、採用大学は関関同立や大阪大学などの関西勢と、宮崎大学、熊本大学、鹿児島大学といった九州地方の国公立大学からの採用がほとんどです。

特に2位の九州工業大学をはじめ、金沢工業大学、福岡工業大学など、機電・情報系の学部を持つ大学が多くランクインしており、理系エンジニアの採用に積極的な姿勢がうかがえます。

それ以外の大学からの採用がないわけではないので、徹底した情報収集や試験対策をすることで学歴に関係なく、入社のチャンスがあると言えます。

採用大学・出身大学一覧

京セラの採用実績校（採用大学・出身大学）は下記の通りです。

京セラの採用大学は、同志社大学や立命館大学といった本社のある関西圏の有力私大や、大阪大学・九州大学などの旧帝大が中心です。

また、京セラでは九州工業大学、金沢工業大学、豊橋技術科学大学、東京電機大学など、機電・材料系の分野で高い専門性を持つ大学の採用が多いです。

これは、京セラが素材・部品からデバイス、完成品、サービスまで多角的に事業を展開し、グローバルにモノづくりを行っていることの表れです。

技術力こそが企業の生命線であるため、大学ブランドにとらわれず、現場で活きる確かな「実学」や「技術」を持ったエンジニア人材を確保するため、全国の工業系大学や地方国立大から継続的に採用しています。

京セラに学歴フィルターはある？

京セラの新卒採用には、学歴フィルターはありません。

採用実績を見ると、同志社大学、立命館大学、大阪大学など、高偏差値大学の出身者が多く見受けられますが、学歴による足切り結果ではありません。京セラでは、国立大学・私立大学問わず、国内外の幅広い大学から採用を行っています。

とはいえ、高学歴であることが選考過程で有利に働くのは事実です。

• 企業説明会の参加優先度が高くなる
• OB.OG訪問の機会が増える
• スカウトが届きやすい
• 書類選考通過率があがる
• 面接官からの印象が良くなりやすい

企業の採用担当者は、限られた時間で多くの候補者を評価する必要があるため、学歴が選考過程で有利に働きます。

学歴に自信がない人は、学歴以外のユニークな経験や、圧倒的な実績で差をつけましょう。また、学歴が重要視されない企業を重点的に受けるのも良いでしょう。

京セラの年収・給料

京セラの年収（平均年収・初任給）は非常に高く、年収693万円も狙える企業です。

• 京セラの平均年収
• 京セラの初任給

それぞれ解説します。

京セラの平均年収

京セラの平均年収は、693万円でした。

この平均年収は、有価証券報告書で公表されている平均年収です。

国税庁が公表している「民間給与実態統計調査結果 令和5年版」によると、日本の製造業の平均年収は「533万円」でした。

京セラの平均年収「693万円」は、日本の製造業の平均年収の「約1.3倍」であるため、高い水準にあります。

京セラの初任給

京セラの初任給は、学部卒で27万2000円・修士了で30万円・博士了で32万3500円でした。

年収にすると、学部卒で約450万円、修士了で約500万円で、これは基本給に加えて賞与や手厚い各種手当を踏まえた概算金額となります。

新卒社会人の平均年収は約300～350万円とされているため、より多くの年収を初年度からもらうことが可能です。

京セラの選考フロー｜応募から内定までの流れ

京セラの新卒採用の選考フローは以下の通りです。

1. エントリーシート
2. WEBテスト
3. 一次面接
4. 最終面接

それぞれ解説します。

①エントリーシート

はじめに、エントリーシート選考が行われます。

過去のエントリーシートでは、以下のような設問がありました。

• あなたが大学を通じて得たものを記入してください
• 長所について記入してください
• 短所について記入してください
• 自己PRを記入してください
• 趣味特技について記入してください
• 卒業・修了研究の内容とねらいについて記入してください
• 卒業・修了研究の進捗状況について記入してください
• 第一希望プロダクトを選択された理由を記入してください
• 第二希望プロダクトを選択された理由を記入してください

京セラのエントリーシートでは、詳細に問われる「卒業研究のねらい・進捗」を通して「一つの物事を突き詰める粘り強さと論理的思考力」を、「希望プロダクトの理由」では「自身の強みが京セラのどの技術領域・事業で発揮できるか」を明確に整理してから取り組みましょう。

②WEBテスト

エントリーシートを通過すると、WEBテストの受検があります。

京セラのWEBテストでは、SPIが採用されています。内容は「言語」「非言語」「性格検査」の3分野で構成され、短時間で正確に回答する力が問われます。

言語分野は、文章の主旨を把握する読解問題や語彙問題が中心で、ビジネス文書に近い硬めの設問が出題されます。非言語分野では割合・推論・資料読み取りなど、数的処理能力が必要な問題が多く出題されます。

性格検査は、職場での行動傾向や価値観の一貫性を確認する内容で、深く構える必要はありません。難易度はおおむね高校卒業レベルですが、問題量が多く時間制限が厳しい点が特徴です。

難易度自体は高校卒業レベルですが、最大の苦戦ポイントは制限時間の厳しさ。問題量に対して時間が足りないため、パターンに慣れ、時間配分を意識して解く対策が欠かせません。

特に非言語はスピードと正確さが鍵になるため、SPI対応の問題集や模擬テストを活用しながら、弱点を早めに克服しておくと安心です。

③一次面接

WEBテストを通過すると、一次面接が行われます。

一次面接は学生1人と社員1人のオンライン個人面接であり、時間は30分程度です。

過去の一次面接では、以下のような設問がありました。

• 自己PR
• 自分の強み/弱み
• 周りからどんな人といわれる？
• チームで協力した出来事
• 授業やゼミ、卒論について
• 入社後にしたいこと/キャリアプラン
• 逆質問
• 勤務地や志望事業について

京セラの一次面接では、特に「人柄」が重要視されており、「周囲からどんな人と言われるか」「チームでどう動いたか」を通じて人間性を深掘りされます。

求める人物像にもある、「HONESTY・CHALLENGE・GLOBAL」を、具体的なエピソードで裏付けることが重要です。

④最終面接

一次面接を通過すると、最終面接が行われます。

最終面接は学生1人と社員3人のオンライン個人面接であり、時間は30分程度です。

過去の最終面接では、以下のような設問がありました。

• 自己PR
• 自分の強み/弱み
• チームで協力した出来事
• 授業やゼミ、卒論について
• 入社後にしたいこと/キャリアプラン

最終面接では、「卒業研究」や「キャリアプラン」等の質問を通して、物事への取り組み方や志望の本気度を見られるため、研究のプロセスや希望事業に対する明確なビジョンを準備しておくことが重要です。

京セラの内定を掴むためのポイント

続いては、京セラの内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

京セラに受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機（なぜ京セラなのか）を明確にする

京セラの内定を掴むためにも、志望動機（なぜ京セラなのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• 京セラに入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

京セラの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

⑤就活エージェントを活用する

京セラの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

京セラの就活に関するよくある質問

最後に、京セラの就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：京セラは文系でも就職できますか？
• 質問②：福利厚生は充実していますか？
• 質問③：早期選考・早期内定はありますか？
• 質問④：京セラへの就職は勝ち組ですか？

それぞれ解説します。

①京セラは文系でも就職できますか？

京セラは、文系でも就職できます。

実際に、2026年度には、採用者190名中「35名」が文系出身でした。

過去3年間の文理別採用人数は、下記の通りでした。

京セラでは、文系出身者の採用も行っていますが、採用人数の約8割以上を理系が占めるなど、理系出身者の方が圧倒的に多く採用されています。

京セラで理系出身者の採用が多いのは、事業の根幹がファインセラミックスや電子部品などの高度な技術に基づいた「モノづくり」にあります。

ただし、多角化する事業において文系の視点を活かし、自身の経験を通じて自ら課題を発見・解決し、技術と社会をつなぐことで産業の発展に貢献できることをアピールできれば、京セラで活躍する道は拓けます。

②福利厚生は充実していますか？

京セラの福利厚生は、充実しています。

京セラでは、「全従業員の物心両面の幸福を追求する」を掲げ、社員一人ひとりが個性や持ち味を活かし、いきいきと働くことができる環境づくりに積極的に取り組んでいます 。

具体的には、土日と合わせて9〜11連休の設定が可能な「5日連続休暇」や、時間単位有給、都市勤務者住宅補助手当などの制度を整備し、柔軟な働き方を支援しています 。

その他、「プラチナくるみん」認定を受けた手厚い育児支援や、退職者の再入社を可能にする「カムバック・エントリー制度」、「PRIDE指標」でゴールドを受賞したダイバーシティ＆インクルージョンの推進などを通じて、会社への誇りや仕事へのやりがいを感じられる環境を整えています

③早期選考・早期内定はありますか？

京セラでは、インターンシップの参加などによる早期選考や早期内定があります。

具体的な優遇内容は以下の通りです。

• 技術系総合職の秋冬インターンの参加者には、「早期選考の案内」があった
• SE職の秋冬インターンの参加者には、「早期選考の案内」があった
• 設計職の夏インターンの参加者には、「早期選考の案内」があった など

上記の早期選考・選考優遇だけでなく、インターン参加者は就職活動を有利に進める為に必要な知識を得られるため、京セラのインターンには積極的に参加していきましょう。

④京セラへの就職は勝ち組ですか？

京セラは、勝ち組と言えるほど人気の高い企業です。

京セラが多くの就活生から人気を集める理由は、以下の通りです。

• 高い業績：電気機器業界の売上高ランキングでは、TDKやシャープに次ぐ、「12位」に位置するなど高い業績であること
• 充実した福利厚生：「プラチナくるみん」に認定、「PRIDE指標 ゴールド受賞」など、あらゆる人にとって働きやすい環境であること
• 働きがいと将来性：京セラの平均年収は「693万円」、平均勤続年数は「15.7年」であることから、長く働きがいのある企業であること など

就職先としての魅力は、その人の価値観や人生におけるキャリアの位置づけによって異なります。

ただし、その入社難易度の高さと盤石な経営基盤がもたらす生涯の安定性から、多くの人にとって京セラは魅力的な就職先と言えるでしょう。

まとめ

本記事では、京セラの就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• 京セラの就職難易度は高い
• 新卒採用人数は190名〜422名程度、採用倍率は53.0倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

京セラの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。