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新卒採用において、『インターンシップ』の実施は、企業の採用活動を優位に進めるために非常に重要な役割を担っています。
しかしながら、どれだけインターンシップの準備をしても採用ターゲットとなる学生・就活生の集客ができなければ意味がありません。
本記事では、新卒採用担当者向けにインターンシップの重要性やメリット、学生の集客方法をご紹介します。また、集客の方法については、具体的におすすめの媒体や求人サイトとそれぞれの特徴についてもご紹介します。
超売り手市場と言われる現在の新卒採用市場の中で、どのように採用を行っていくべきかの参考になれば幸いです。
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▼目次
インターンシップ採用とは
インターン採用とは、就活の本選考前に企業でインターン(企業で就業体験を行うこと)を実施し、企業と学生がお互いに理解を深めた状態で本選考に繋げることです。インターン採用を実施することによって入社後のミスマッチ防止にも繋がります。
前提として、インターンシップには短期インターンと長期インターンがあります。主には期間と実施内容、給与の発生有無の3つに違いがあります。
短期インターンシップと長期インターンシップの違い
短期/長期 | 期間 | 給料 | 業務内容 |
短期インターンシップ | 1日~1ヵ月程度 | 無給 | インターン用に用意されたワーク ・企業や事業説明のセミナー型 ・テーマを与えてGDやプレゼンを実施するワーク型 ・職場見学や簡易的な業務体験型 |
長期インターンシップ | 1ヵ月以上 ※3ヵ月以上と定義されることもある |
有給 | 社員と同じ通常業務(実践型) |
採用を見据えるなら長期インターン採用がおすすめ
採用を目的としてインターンシップを実施する場合は、「長期インターン採用」をおすすめします。
企業の新卒採用活動において重要なポイントは『見極め』と『自社の魅力づけ』です。
短期インターンでは、セミナー形式の企業説明やテーマに沿ったワークを実施するケースが多いですが、内容として『魅力づけ』の要素が強く、将来自社で採用した場合に成果を出してくれそうか、もとめる採用ターゲットであるかを判断する『見極め』が充分にできない可能性があります。
一方、長期インターンでは、1ヵ月以上学生とともに働くため、一緒に働くイメージが湧くことはもちろん、仕事の成果によって充分な『見極め』が可能です。また、それだけでなく、仕事を通じてやりがいや楽しさを実感してもらったり、入社前から具体的な仕事イメージを付けてもらうことで入社後のミスマッチを防ぐことも可能です。
社内のリソース(教育体制の整備や受け入れの準備ができているか)等によって実施できるインターンにも限度があると思いますが、現在アルバイトや派遣社員を雇って任せている業務や正社員の一部の業務を人的リソースとして新卒の長期インターンシップでまかなう企業も増えています。
将来の採用に繋げつつ、企業の労働力としての側面があることから、一石二鳥の役割を果たす長期インターンの実施をおすすめします。
長期インターン採用の企業メリット
長期インターンを企業側が導入することで得られるメリットは大きく2種類あります。
それぞれ解説します。
長期インターン採用のメリット①
新卒採用への直結
1つ目は、将来の新卒採用に繋げることです。
単に学生と接点を持つ場というだけではなく、具体的には3つのメリットがあります。
優秀層の囲い込み
長期インターンに参加をする学生は、就活情報が解禁される大学3年生(もしくは大学院1年)の3月以前に就職活動の準備をしている層です。そのため、長期インターンを通じて接点を持てる学生は、就職活動への意識や情報感度が高いという特徴があります。また、競合他社が本格的に採用活動を始めていない場合、他社よりも先に優秀な学生と接点を持つことができる可能性も高くなります。
通年採用化への順応
長期インターンを実施することで、今後の通年採用化への順応も可能です。通年採用とは、年間を通じて採用活動を行うことです。現在では、一括採用がまだまだ主流ですが、将来的には通年採用が本格化する可能性があります。事前に長期インターンの制度や受け入れのための環境整備をしておくによって、今後新卒の通年採用化が本格化した場合にも早期に順応できるでしょう。
早期戦力化と定着率の向上
長期インターンを通じて、学生のうちに実際の実務を経験してもらうことで、入社後の独り立ちに必要な教育時間が短縮でき、早期の戦力化を実現できます。また、実務を通じて仕事内容の理解はもちろん、社内環境や社風、人間関係などを事前に理解してもらうことができるため、入社後のミスマッチが少なくなり、定着率の向上にも繋がります。
長期インターン採用のメリット②
戦力としての活用
2つ目は、戦力として採用できることです。
単純に従業員として働いてもらえるということはもちろんですが、会社全体にとっても大きな役割を果たします。
企業の業績貢献
長期インターンの導入によって、企業の業績貢献に繋がります。例えば、営業のアポイント獲得業務をインターン生に任せたとしましょう。そうすることで、既存の営業社員は今までよりも商談に時間を割くことができるようになります。インターン生にとっては、営業のリアルな仕事を経験することができますし、既存社員は顧客に向き合う時間を増やすことができ、最終的に業績(売上)の貢献にも繋がります。
コスト(人件費)の削減
コスト(主に人件費)の削減も実現できます。例えば、外部企業に外注しているアポイントの獲得業務や、営業自体をインターンに任せることによって、高いコスト(人件費)を抑えることができます。また、インターンは業務委託として契約する企業も多く、成果報酬型のインターンにすることによって、コストを削減することもできます。
現場社員の育成
長期インターンでは、現場の仕事を肌で感じてもらうため、各現場に配属されることが多いです。そのため、必ずしも人事や採用担当者が育成をするわけではありません。例えば、営業に配属する場合、既存の営業社員が受け入れ・教育することになります。既存の若手社員などがインターン生のメンター等を担当することによって、若いうちからマネジメント経験を積ませることができ、現場社員の育成にも繋がります。
長期インターンの採用手法
ここからは具体的に、どのような手法によってインターンの集客をするべきかをご紹介します。
それぞれ解説します。
長期インターン採用手法①
求人サイトを利用する
1つ目は、求人サイトを利用することです。
求人サイトの最大のメリットは、短期間で多人数の学生に見てもらうことができる点です。学生はひとつのサイトで複数の企業の求人を探すことができるため、多くの学生に見てもらうことができ、効率よく集客できることが可能になります。
一方で、競合他社も求人サイトを使用して集客を行っている可能性が高いため、差別化ができるよういかにして自社の魅力を伝えるかという点が重要なポイントとなります。
長期インターン採用手法②
紹介サービスを利用する
2つ目は、紹介サービスを利用する方法です。
インターンを探している学生と面談を行い、直接紹介をもらうという人材紹介(エージェント)のようなイメージのサービスです。紹介サービスは、採用ターゲットとなる学生をスクリーニングしてもらった上で集客ができるため、効率的かつ精度の高いマッチングが実現できます。
一方で、他サービスと比べると採用単価が高くなるため、費用対効果を考えて活用することが重要です。優秀な学生をピンポイントで集客をしたい、採用が難しいポジション(エンジニアやマーケ経験者など)を採用したい場合におすすめの手法です。
長期インターン採用手法③
スカウトサイトを利用する
3つ目は、スカウトサイトを利用することです。
スカウトサイトは、登録している学生のプロフィールを見て、自社の採用ターゲットとなる学生へ直接アプローチ(スカウト)ができます。そのため、ターゲットとなる学生のみにリーチを行い、精度の高いマッチングの実現が可能です。
一方で、学生に対してのスカウト業務や情報発信には、非常に手間と労力がかかるため、十分にリソースがかけることができる企業に向いている手法です。
長期インターン採用手法④
自社ホームページで募集をする
4つ目は、自社のホームページを活用して募集をする方法です。
自社サイトでの集客は、コストをほとんどかけず、学生自らが調べて直接応募できるため、非常に意欲の高い学生の集客が可能です。
一方、企業のHPは社名の認知度がある程度高くないと露出が難しいため、大手企業や学生の認知度が高い企業向けの手法です。ホームページのみで集客するだけでなく、他の手法と併せて活用することをおすすめします。
長期インターン採用手法⑤
SNSを活用する
5つ目は、SNSを活用することです。
サービスとしては、主に「Twitter」や「Instagram」がおすすめです。最近では、「TikTok」を活用している企業も少なくありません。
SNSは、全くコストがかからないことが最大の魅力ですが、採用ターゲットの学生のフォロワーがいるかどうか、うまく情報を拡散できるかどうかがなどが重要なため、ある程度のSNSに対する知見が求められる手法です。
始めてすぐに集客に繋げることは難しいため、長期的に普段からSNSを介して学生との接点を持っておくことが重要です。
企業がSNSの採用するときに気をつけるポイントはこちらの記事(トラログ)も参考にしてみてください
長期インターン採用手法⑥
合同説明会に参加する
最後は、合同説明会に参加をすることです。
就職活動に意欲的な学生が集まる場であるため、参加まで直接繋げやすい手法です。また、学生に直接企業の情報や魅力を伝えることができるという点も合同説明会ならではの特徴です。
ただし、他企業も多く参加する場であるため、直接の声掛けや資料配布などを行い、いかにして企業ブースまで集客できるかが重要なポイントです。
長期インターンの採用手法まとめ
集客手法 | メリット | デメリット | コスト | こんな企業におすすめ |
求人サイト | 短期間で多くの学生に広報が可能 | 前金掲載の場合、コストがムダになる場合がある | 中 | コストを抑えつつ複数人採用したい企業や学生の知名度が低い企業 |
紹介サービス | ピンポイントで厳選採用が可能 | コストが高い | 高 | 高いコストを払ってでも、優秀学生をピンポイントで採用したい企業 |
スカウトサイト | 採用ターゲットに絞って アプローチが可能 |
スカウト送信など工数がかかる | 中 | 採用にかけるリソースが豊富にあり、ターゲットの学生をピンポイントで集客したい企業 |
HP | 無料で採用ができる | 企業の認知度が必要 | 低 | 学生の知名度がある程度高い企業 |
SNS | 無料で採用ができる | SNSの知見が必要 | 低 | SNSの広報力が高い企業 |
合同説明会 | 直接呼び込みができる | 労力がかかる | 高 | 採用にかけるリソースに余裕があり、直接魅力を伝えたい企業 |
長期インターン採用の注意点
最後に、いくつか長期インターンを導入する際の注意点をお伝えします。
それぞれ解説します。
採用の注意点①
教育制度を整える
1つ目は、教育制度を整えることです。
特に長期インターンでは、現場に配属されるケースがほとんどです。そのため、人事・採用担当者だけでなく、配属される部署内で教育をすることになります。
また、学生を受け入れることになるため、業務の説明だけではなく、基礎的なビジネスマナーなど新卒研修で行うような教育も必要になる場合があります。
全く教育制度が整っていない中インターンを受け入れしてしまうと、早期離職にも繋がりかねないため、最低限の教育制度を整えておくことが重要です。
採用の注意点②
就業条件を整える
2つ目は、就業条件を整えることです。
インターン生は、ほとんどが大学に在籍をしながら参加をします。本業である学業の両立をする必要があるため、勤務時間や出勤日数など参加しやすい就業条件を整える必要があります。
例えば「一日5時間以上、週4日以上」などの就業条件ではもちろんですが、大学の授業と併行して参加することは現実的に難しくなります。
集客にも響くため、学生が現実的に参加できる就業条件を整えることをおすすめします。
長期インターン採用の注意点③
労働力のみとして扱わない
最後は、単純な労働力のみとして扱わないことです。
学生である以上、初めのうちは社会人と比較すると任せられる業務が限られてしまうことは当然です。しかし、インターンに参加する学生は、成長意欲が高い人がほとんどです。
はじめのうちは簡単な業務やできることからお任せするのはもちろんですが、徐々に重要な仕事やレベルの高い業務を任せていかなければ、逆に企業に対しての魅力度が低くなり、離職や採用まで結びつく確率がさがってしまいます。
単純な労働力として単純作業だけを任せるだけでなく、学生に向き合い、将来のキャリアへ繋がるように仕事を与えることが重要です。
長期インターン採用まとめ
本記事では、インターンシップのメリットや重要性、おすすめの集客サービスをご紹介しました。
インターンシップの実施は、優秀な学生を採用するためにも益々重要な役割を担っています。そのため、インターンシップ研修を実施して、
また、売り手市場の中、採用で勝ち抜くためには、採用ターゲットや企業の特徴に合わせてサービスを選定することが大切です。
ぜひ、今後の貴社の採用活動に参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました
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