【味の素】インターン優遇・倍率・早期選考｜選考対策のポイント解説！

味の素のインターンに興味があるけれど「日程や内容、倍率、早期優遇、選考内容が気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、味の素のインターンは人気が高いため、採用倍率は高く、参加難易度が高い傾向にあります。そのため、参加権利を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、味の素のインターン優遇や倍率、早期選考、選考通過に必要なポイントをまとめました。

味の素のインターンに参加したい人は、ぜひ参考にしてください。

味の素のインターン倍率は高い

味の素のインターンは、毎年応募者が殺到するほど人気のインターンシップです。

採用倍率について、企業が公式に発表している情報はありませんが、本選考のプレエントリー数とインターンシップの募集人数から考えると、250倍以上であると想定されます。

味の素では、営業職向けプログラム「Sales Workshop」と研究開発職向けプログラム「R&D Workshop」の2つを実施しています。

どちらのプログラムも社員交流会の開催や、実際に味の素で働く人のリアルな業務内容や大変だった話を聞くことができます。

このような経験は実際に働くことへのモチベーションを高めてくれたり、本選考で話す内容に説得力を持たせてくれたりするため、興味のある人はぜひ応募してみてください！

味の素のインターン内容

味の素のインターンは、例年10月〜11月に募集が開始します。

• Sales Workshop
• R&D Workshop

それぞれの内容を見てきましょう。

Sales Workshop

Sales Workshopは、営業職やマーケティング職などを希望する人向けのプログラムです。

Sales職種の実例をもとにしたケーススタディを通じて、味の素グループのビジネスをリアルに体感することができます。

インターンの詳細を見てみる

R&D Workshop

R&D Workshopは、研究開発職や品質管理などの職種を希望する人向けのプログラムです。

味の素の技術が生み出されている研究所の見学、先輩社員との交流、また、あなたと味の素の「したいこと、技術」の重なりから、研究テーマを創ることができます。

インターンの詳細を見てみる

味の素のインターン優遇・早期選考

味の素のインターン参加者には、本選考の優遇がされる場合があります。

ただし、参加者全員ではなく、インターンシップで人事部から優秀であると評価された人のみに優遇があると言われています。

優遇の内容は、本選考において書類選考の提出はあるものの、合否はなく、実質面接から選考が行われます。

本選考優遇以外にも、プログラム内では職種研究や最前線で活躍する味の素社員との交流会なども開催されるため、味の素に対する理解をより深めることができます。

味の素のインターン選考フロー

味の素株式会社のインターンシップの選考フローは次の通りです。

1. エントリーシートの提出
2. 適性検査の受検
3. 面接

R&D Workshopのプログラムでは上記のフローに加えて、研究レポートの提出が求められます。

それぞれの流れについて詳しく解説します。

①エントリーシート

味の素のインターンシップの選考は、エントリーシートから始まります。

実際の設問は以下の通りです。

Sales Workshopのエントリーシートでは、学生時代に力を入れて取り組んだこと、周囲の人と共に取り組んだことが問われます。

このような設問には、主体性や周りを巻き込む力、課題解決力などを表すエピソードを、自分なりの言葉で表現することが重要です。

R&D Workshopのエントリーシートでは、企業で成し遂げたいこと、将来の夢が問われます。

このような設問には、企業理解だけでなく職種理解があること、過去の学生時代の研究から将来の夢まで一貫していることを示すことが重要です。

②適性検査

味の素のインターンシップの選考は、エントリーシートと同時に、適性検査の受検があります。

玉手箱の受検科目は言語、非言語と性格検査です。

玉手箱の非言語テストは四則演算や図表の読み取り、表空欄の推測といった種類の問題が出題され、言語テストでは趣旨把握などの問題が出題されます。

一方、デザイン思考テストの受検科目は創造セッションと評価セッションです。

デザイン思考テストの創造セッションは課題やニーズを考えてそれに技術やデータを掛け合わせて解決策などを作り出し、評価セッションは他の受検者が出したアイディアを4段階で評価します。

玉手箱やデザイン思考テストは、他社の選考でも採用されている試験方式なので、対策本を購入して事前に対策することをおすすめします。

③面接

味の素のエントリーシートと適性検査の選考を通過すると、面接が行われます。

過去には以下ののような質問がされています。

Sales Workshopの面接選考では、エントリーシートの深掘りを中心に行われます。

実際に面接を受けた学生からは、終始和やかな雰囲気で、会話をするような面接だったという声が多いです。

そのため、エピソード内容だけでなく、自身の自然な状態での人柄やコミュニケーション力なども意識して面接に臨むことをおすすめします。

R&D Workshopの面接選考では、自身の研究内容や志望動機、入社後に取り組みたいことなど、幅広く聞かれます。

面接官は、学生の研究内容について必ずしも詳しいわけではないため、その分野に詳しくない人でも理解できるように説明することが重要です。

味の素のインターンに受かる方法

続いては、味の素のインターンに受かるために必要な４つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②学生時代の経験に力を入れる
• ③WEBテスト・SPI対策をする
• ④ES添削・面接対策をする

味の素のインターンに受かるひとの特徴を見ていきましょう。

①志望動機を明確にする

味の素のインターンに参加するためにも、志望動機（なぜインターンを始めたいのか）を明確にしましょう。

志望動機は、目的意識や参加への熱量、活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、インターンシップに参加することで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• インターンシップに参加したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 魅力的な経験やスキルを持っている
• 参加後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、インターンの参加目的が明確になっていない志望動機も避けておきましょう。

「学びたい・成長させてほしい」という受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えていきましょう。

②長期インターンに挑戦する

内定倍率の高い「難関企業」のインターンに参加するためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

味の素のインターンに参加するかたの中には、下記のような「キラリと光る経験」を持っています。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④ES添削・面接対策をする

味の素のインターンに受かるためにも、エントリーシートの添削や面接練習は入念に行いましょう。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。ES添削や面接練習をする方法には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

味の素のインターンに関する疑問を解決

最後に、味の素のインターンに関するよくある質問にお答えしていきます。

• 質問①：味の素のインターンは内定に直結しますか？
• 質問②：味の素のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？
• 質問③：味の素の長期インターンに参加したいです

それぞれ解説します。

①味の素のインターンは内定に直結しますか？

味の素のインターンシップは、内定に直結しないですが、本選考で優遇される可能性はあります。

インターンシップで評価された一部の学生は、本選考のエントリーシートや適性検査をスキップ（提出は必要）して面接から選考が開始されます。

また、評価がよくなかった場合でもインターンシップに参加することで志望動機や入社後やりたいことの解像度が高まり、面接で話すことに説得力が増すため、参加していない学生よりも有利であると言えます。

味の素に興味がある人だけでなく、食品業界に興味がある人は挑戦することをおすすめします！

②味の素のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？

味の素のインターンシップに落ちても、本選考に影響はありません。

インターンシップの選考に落ちた場合は、本選考までに自己分析や面接の練習、企業研究を徹底的に行い、内定に近づけるよう対策を行いましょう。

なぜインターンシップのエントリーシートが通過しなかったかなど原因を探求し、改善することが重要です。

味の素に入社したい人は、本選考の優遇を獲得するチャンスでもあるため、必ず応募しましょう！

③味の素の長期インターンに参加したいです

味の素では、現在長期インターンシップの募集は行っていません。

本記事でご紹介したような2daysのインターンシップに参加するか、味の素と同様の業界に属する、別の企業で長期インターンを探すと良いでしょう。

そうすることで食品業界への理解が深まり、味の素の特徴を理解する第一歩になります。

長期インターンでは、実際の仕事内容や働き方を理解することが出来るため、希望する業界であればどの企業規模かに関わらず、挑戦することをおすすめします！

まとめ

本記事では、味の素のインターン内容や倍率、早期優遇、選考通過に必要なポイントをまとめました。

• 味の素のインターンは倍率がかなり高い
• 味の素のインターンは本選考でも優遇される
• 味の素のインターンに落ちても本選考に参加できる

味の素のインターンに参加するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知りたい方は、OBOG訪問をしてみることもおすすめです。