【ファーストリテイリング】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説

ファーストリテイリングに興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ファーストリテイリングは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、ファーストリテイリングの内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、ファーストリテイリングの就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。

ファーストリテイリングの選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、ファーストリテイリングの内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

ファーストリテイリングは何の会社？

株式会社 ファーストリテイリングは、「LifeWear（究極の普段着）」をコンセプトとする日本発の世界的アパレル製造小売企業です。

中核となるユニクロ事業では、「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」など、機能性とデザイン性を兼ね備えた高品質なベーシックウェアをグローバルに展開しています。

また、ファッション性と低価格を両立させた「ジーユー（GU）」や、「Theory」等のグローバルブランド事業も手掛けているほか、サプライチェーン全体をデジタル化する「有明プロジェクト」により、情報製造小売業への変革を推進しています。

アパレル・流通業界に興味のある方はもちろん、日本発のグローバルビジネスの拡大や、DXによる産業構造の変革、サステナビリティを通じた社会課題の解決に挑戦したい方におすすめの企業です。

ファーストリテイリングの就職難易度

ファーストリテイリングの就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社中「圏外」、入社難易度も「圏外」でした。

ファーストリテイリングと同じアパレル・小売業界に属する企業でランクインしていたのは、アマゾンジャパン (52位) や 高島屋 (125位)、スポーツアパレルのアシックス (192位) などでした。一方で、業界大手のファーストリテイリングやニトリ、良品計画などは圏外という結果でした。

しかし、繊維・ファッション分野に強い伊藤忠商事 (15位) をはじめ、商社やグローバルメーカーの多くが上位にランクインしています。

ファーストリテイリングも「ユニクロ」などを展開する日本有数のグローバル企業であり、入社難易度はランクイン企業と同等以上に高いと考えられるため、念入りに選考の対策をしていく必要があります。

ファーストリテイリングの新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

ファーストリテイリングの採用人数・採用倍率

続いては、ファーストリテイリングの採用人数・採用倍率について紹介します。

• ファーストリテイリングの採用人数
• ファーストリテイリングの採用倍率

それぞれ解説します。

ファーストリテイリングの採用人数

ファーストリテイリングの新卒採用人数は、346名〜420名です。

過去3年間の採用人数（男女別新卒採用人数）は、下記の通りでした。

ファーストリテイリングの例年の採用人数を見ると、男女比はおおよそ1:1となっており、年によっては女性が男性を上回るなど、男女均衡して採用されています。

就職四季報に記載されている学歴別採用人数によると、男性は学部卒が全体の約9割を占め、その8割以上が文系出身者でした。 一方女性は、採用の95%以上が学部卒であり、その9割以上が文系出身者でした。男女ともに、修士卒よりも学部卒の文系人材が圧倒的多数を占めています。

日本発のグローバルアパレル企業であるファーストリテイリングは、将来の経営者・リーダー候補としての採用を行っています。

そのため、特定の技術分野に特化した人材よりも、文系出身者を中心に、店舗運営から経営まで幅広く活躍できるポテンシャルを持った人財を求めていることがうかがえます。

ファーストリテイリングの採用倍率

ファーストリテイリングの採用倍率は、56倍です。

大手就活情報サイト「ワンキャリア」のお気に入り登録数は23,915人、採用予定人数420人であることを踏まえると、新卒採用倍率は最低でも56.9倍以上になります。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、ファーストリテイリングの内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

ファーストリテイリングの採用大学

ファーストリテイリングの採用大学は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立に加えて、地方国立大学や私立大学など、幅広く採用を行っています。採用大学の実績を見ても、学歴フィルターの心配はありません。

採用大学・出身大学一覧

ファーストリテイリングの採用実績校（採用大学・出身大学）は下記の通りです。

ファーストリテイリングの採用大学は、早稲田大学や明治大学をはじめとする早慶・MARCH、関関同立といった有名私立大学からの採用数が多く、中心となっています。

旧帝大や難関国公立大学も名を連ねていますが、特定の大学群に偏りすぎず幅広い大学から採用実績があり、多様な人材を受け入れています。

またファーストリテイリングでは、インド経営大学院、デリー工科大学、インドラプラスタ情報技術大学デリー校、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（UCL）など、海外の有力大学や工科系大学からの採用が非常に多いのが大きな特徴です。

これは、ファーストリテイリングが世界一のアパレル企業グループを目指してグローバル展開を加速させていることの表れです。

「情報製造小売業」への変革を掲げ、DX推進やグローバル水準での経営・サプライチェーン改革を行うため、世界中から優秀な経営人材や高度なITスキルを持つエンジニア人材を積極的に確保しようとする姿勢がうかがえます。

ファーストリテイリングに学歴フィルターはある？

ファーストリテイリングの新卒採用には、学歴フィルターはありません。

採用実績を見ると、東北大学、大阪大学、九州大学など、高偏差値大学の出身者が多く見受けられますが、学歴による足切り結果ではありません。ファーストリテイリングでは、国立大学・私立大学問わず、国内外の幅広い大学から採用を行っています。

とはいえ、高学歴であることが選考過程で有利に働くのは事実です。

• 企業説明会の参加優先度が高くなる
• OB.OG訪問の機会が増える
• スカウトが届きやすい
• 書類選考通過率があがる
• 面接官からの印象が良くなりやすい

企業の採用担当者は、限られた時間で多くの候補者を評価する必要があるため、学歴が選考過程で有利に働きます。

学歴に自信がない人は、学歴以外のユニークな経験や、圧倒的な実績で差をつけましょう。また、学歴が重要視されない企業を重点的に受けるのも良いでしょう。

ファーストリテイリングの年収・給料

ファーストリテイリングの年収（平均年収・初任給）は非常に高く、年収1,000万円も狙える企業です。

• ファーストリテイリングの平均年収
• ファーストリテイリングの初任給

それぞれ解説します。

ファーストリテイリングの平均年収

ファーストリテイリングの平均年収は、1,179万円でした。

この平均年収は、有価証券報告書に記載された金額です。

国税庁が公表している「民間給与実態統計調査結果 令和5年版」によると、日本の卸売業,小売業の平均年収は「465万円」でした。

ファーストリテイリングの平均年収「1,179万円」は、日本の卸売業,小売業の平均年収の「約2.5倍」であるため、非常に高いです。

ファーストリテイリングの初任給

ファーストリテイリングの初任給は、グローバルリーダー候補で330,000円・地域正社員で255,000円でした。

年収にすると、グローバルリーダー候補で約544万円、地域正社員で約420万円で、これは基本給に加えて賞与（年2回・決算賞与） や各種手当などを踏まえた概算金額となります。

新卒社会人の平均年収は約300～350万円とされているため、より多くの年収を初年度からもらうことが可能です。

ファーストリテイリングの選考フロー｜応募から内定までの流れ

ファーストリテイリングの新卒採用の選考フローは以下の通りです。

1. WEBテスト
2. グループディスカッション
3. 個人面接
4. リクルーター面談
5. 最終面接

それぞれ解説します。

①WEBテスト

ファーストリテイリングではまず、WEBテストの受検があります。

ファーストリテイリングのWEBテストでは、SPIが採用されています。内容は「言語」「非言語」「性格検査」の3分野で構成され、短時間で正確に回答する力が問われます。

言語分野は、文章の主旨を把握する読解問題や語彙問題が中心で、ビジネス文書に近い硬めの設問が出題されます。非言語分野では割合・推論・資料読み取りなど、数的処理能力が必要な問題が多く出題されます。

性格検査は、職場での行動傾向や価値観の一貫性を確認する内容で、深く構える必要はありません。難易度はおおむね高校卒業レベルですが、問題量が多く時間制限が厳しい点が特徴です。

難易度自体は高校卒業レベルですが、最大の苦戦ポイントは制限時間の厳しさ。問題量に対して時間が足りないため、パターンに慣れ、時間配分を意識して解く対策が欠かせません。

特に非言語はスピードと正確さが鍵になるため、SPI対応の問題集や模擬テストを活用しながら、弱点を早めに克服しておくと安心です。

②グループディスカッション

WEBテストを通過すると、グループディスカッションが行われます。

グループディスカッションはオンラインで学生4人と社員1人、時間は40分程度で行われます。26年卒向けの選考では、「ファーストリテイリングが世界一の会社になるためには」というお題が出されました。

具体的な選考の流れとしては、以下の通りです。

1. テーマ提示
2. 25分間の議論
3. 代表者1名が5分間で発表

正解がないテーマであるため、相手の意見を頭ごなしに否定せず、建設的に議論を深める姿勢を意識して選考に臨みましょう。

③一次面接

WEBテスト・グループディスカッションを通過すると、一次面接が行われます。

一次面接は学生1人と社員1人のオンライン個人面接であり、時間は30分程度です。

過去の地域正社員選考の一次面接では、以下のような設問がありました。

• 自己紹介
• 志望動機
• なぜ地域正社員職なのか
• 就活の軸は何か
• 大学生活で力を入れたこと

一次面接では、「ガクチカ」や「志望動機」など幅広い質問がされるため、過去・現在・未来にかけて、話に一貫性を持たせられるよう、事前に準備しましょう。

④リクルーター面談

一次面接を通過すると、リクルーター面接が行われます。

リクルーター面接は1対1のオンライン個人面談であり、時間は30分です。

過去の地域正社員選考のリクルーター面談では、以下のような質問がありました。

• なぜ地域正社員職なのか
• 就活の軸
• どのブランドが一番志望度が高いか
• 入社して数年で店長になるが、店長として働いたときに、どのようなやり方でどのような店舗経営をしていきたいか
• 各ブランドの印象やイメージ

リクルーター面談では、合否判断はありません。ただし、選考フローの一部であり、「志望度の高さ」や「企業理解」も見られているため、念入りに準備をして選考に臨みましょう。

⑤最終面接

リクルーター面談の次は、最終面接が行われます。

最終面接は学生1人と社員1人のオンライン個人面接であり、時間は25分程度です。

過去の技術系選考の最終面接では、以下のような設問がありました。

• 自己紹介
• 就活の軸は何か
• 大学生活で一番高い目標を掲げて頑張った経験
• 自身を振り返り、入社後にどのような力を活かすことができ、どのような点に不安があるか
• これまでの挫折経験
• これまで沢山のことを頑張って継続してきたようだが、何がそこまでの原動力や行動力になっているのか。きっかけはあるか。
• 今後のキャリアビジョン

ファーストリテイリングの最終面接では、特にガクチカや今後のキャリアビジョンなど、志願者の内面に迫る質問が多いです。

そのため、自身の人間性を表すエピソードを通して、「なぜファーストリテイリングで、どう貢献していきたいのか」を明確に伝えることが重要です。

ファーストリテイリングの内定を掴むためのポイント

続いては、ファーストリテイリングの内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

ファーストリテイリングに受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機（なぜファーストリテイリングなのか）を明確にする

ファーストリテイリングの内定を掴むためにも、志望動機（なぜファーストリテイリングなのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• ファーストリテイリングに入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

ファーストリテイリングの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

⑤就活エージェントを活用する

ファーストリテイリングの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

ファーストリテイリングの就活に関するよくある質問

最後に、ファーストリテイリングの就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：ファーストリテイリングへの就職はすごいですか？
• 質問②：福利厚生は充実していますか？
• 質問③：早期選考・早期内定はありますか？
• 質問④：ファーストリテイリングはホワイト企業ですか？

それぞれ解説します。

①ファーストリテイリングへの就職はすごいですか？

ファーストリテイリングへの就職は、「すごい」です。

ファーストリテイリングは、日本を代表するグローバル企業として圧倒的な知名度と人気を誇り、世界中から優秀な学生が志望する企業です。 完全実力主義の環境とグローバルなキャリアパスが魅力で、難関企業のひとつとして就職ランキングでも常に上位に位置しているため、内定を勝ち取ること自体が誇れる実績です。

また、ファーストリテイリングは「LifeWear（究極の普段着）」をコンセプトに、服を変え、常識を変え、世界を変えていくことを目指しています。情報製造小売業への変革を通じて、アパレル業界の枠を超えた新しい産業のあり方を提示している点も、高い評価を得ています。

さらに、若手のうちから経営者視点を持ってビジネスを動かし、世界中の人々の生活インフラとなる服を届ける実感を持てる点も、他社にはない大きな魅力です。

就職難易度とグローバルな影響力の両面から見て、ファーストリテイリングへの就職は「すごい」と言えます。

②福利厚生は充実していますか？

ファーストリテイリングの福利厚生は、充実しています。

ファーストリテイリングでは、社員一人ひとりが経営者視点を持つことを奨励する「社員持株会」制度や、自社商品への理解を深めるための「社員割引制度」を導入し、社員が自社ブランドに誇りを持ちながら資産形成もできる環境を整えています。

その他、ライフイベントとの両立を支援する「産前産後・育児休業」や「ベビーシッター補助」、自ら希望する部署や職種に手を挙げられる「社内公募制度（キャリアチャレンジ）」などを通じて、社員一人ひとりの自律的なキャリア形成と多様な働き方を強力に後押ししています。

③早期選考・早期内定はありますか？

ファーストリテイリングでは、インターンシップの参加などによる早期選考や早期内定があります。

具体的な優遇内容は以下の通りです。

• 総合職の秋冬インターンの参加者には、「本選考で最終面接のみ」という優遇があった
• 総合職の夏インターンの優秀者には、「本選考で最終面接のみ」という優遇があった
• グローバル職の夏インターンの参加者には、「ブランド説明会や経営者セッション」に招待された など

上記の早期選考・選考優遇だけでなく、インターン参加者は就職活動を有利に進める為に必要な知識を得られるため、ファーストリテイリングのインターンには積極的に参加していきましょう。

④ファーストリテイリングはホワイト企業ですか？

ファーストリテイリングは、ホワイト企業です。

ファーストリテイリングは、経済産業省と日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人2025（大規模法人部門）」に認定されています。

この健康経営優良法人に認定される企業は、以下のような特徴があります。

• 健康診断の徹底：全社員の受診率100%を目指し、未受診者には個別に働きかけている
• メンタルヘルスケア：ストレスチェックで心の状態を把握し、不調者のケアから職場復帰まで一貫した支援
• 働き方の改善：業務の効率化と適切な人員配置により、長時間労働の是正を行っている
• 女性の健康支援：女性特有の健康課題に対応するため、相談しやすい体制や支援策を整えている など

上記を含め、様々な評価項目を通して、従業員の心身の健康増進を経営的な視点で戦略的に実施しています。

そのため、ファーストリテイリングはホワイト企業です。

まとめ

本記事では、ファーストリテイリングの就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• ファーストリテイリングの就職難易度は高い
• 新卒採用人数は346名〜420名程度、採用倍率は56.9倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

ファーストリテイリングの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。