【三菱電機】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・倍率・選考対策を解説

三菱電機に興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、三菱電機は人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、三菱電機の内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、三菱電機の就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。

三菱電機の選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、三菱電機の内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

三菱電機は何の会社？

三菱電機株式会社は、重電システムから家庭用電化製品、さらには宇宙開発までを手掛ける日本の大手総合電機メーカーです。

インフラ事業では、社会システムや電力システム、交通システムなどを提供し、社会基盤を支えています。インダストリー・モビリティ事業では、工場の自動化を実現するFAシステムや、自動車の電動化に関連する製品などを開発・製造しています。

また、「霧ヶ峰」ブランドのエアコンや冷蔵庫、IHクッキングヒーターといった家庭用電化製品で知られるライフ事業も展開しています。さらに、これらの事業を横断する形で、ITソリューションや半導体・デバイスも提供しています。

総合電機メーカーの技術力に興味がある方はもちろん、社会インフラの構築や工場の自動化（ファクトリーオートメーション）、宇宙・防衛といった最先端技術、そして人々の暮らしを豊かにする製品開発に挑戦したい方におすすめの企業です。

三菱電機の就職難易度

三菱電機の就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキング』トップ200社中「圏外」、入社難易度も「圏外」でした。

三菱電機と同じ総合電機メーカー業界に属する企業でランクインしていたのは、ソニーグループ、日立製作所、キーエンスなど多数であり、聞き馴染みのあるシャープや京セラなどは圏外という結果でした。

総合電機メーカー業界全体として、「入社が難しい有名企業ランキング」においては比較的高い順位となっています。そのため、三菱電機も日本国内で上位200社にランクインしていないだけで、入社難易度は高いので、念入りに選考の対策をしていく必要があります。

三菱電機の新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

なお、三菱電機は就職難易度が高いので、就活生は全員対策を行なっています。ES課題や、グループディスカッション、面接に不安がある人は、早めに就活エージェントに相談して対策を始めましょう。

三菱電機の採用人数・採用倍率

続いては、三菱電機の採用人数・採用倍率について紹介します。

• 三菱電機の採用人数
• 三菱電機の採用倍率

それぞれ解説します。

三菱電機の採用人数

三菱電機の新卒採用人数は、700名〜850名です。

過去3年間の採用人数（男女別新卒採用人数）は、下記の通りでした。

三菱電機の採用倍率

三菱電機の採用倍率は、51倍です。

大手採用媒体「リクナビ」のエントリー数は43,935人、採用予定人数850人であることを踏まえると、新卒採用倍率は最低でも51.6倍以上になります。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、三菱電機の内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

三菱電機の採用大学ランキング

続いては、三菱電機の採用大学・出身大学について紹介します。

• 三菱電機の採用大学ランキング
• 三菱電機の採用大学・出身大学一覧

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

大学通信 onlineによると、三菱電機の採用大学ランキングは、第1位『関西学院大学（37名）』、第2位『大阪大学（29名）』、第3位『立命館大学（28名）』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

三菱電機の採用大学を見ると、1位は関西学院大学、2位は大阪大学となっており、関西の大学が上位を占めています。

また、ランキング全体を見ると、いわゆる旧帝国大学、早慶、関関同立、MARCHといった難関大学群に加えて、東京電機大学や芝浦工業大学など、高い専門性を持つ工業大学からも幅広く採用しています。

特定の大学群に偏っているわけではないため、徹底した企業研究や選考対策をすることで、入社のチャンスがあります。

採用大学・出身大学一覧

三菱電機の採用実績校（採用大学・出身大学）は下記の通りです。

三菱電機の採用大学は、早慶やMARCH、関関同立といった有名私立大学から、旧帝国大学などの難関国公立大学まで、全国の大学から非常に幅広く採用しており、学歴だけで判断しているわけではありません。

また三菱電機では、東京電機大学、芝浦工業大学、大阪工業大学、名古屋工業大学など、電気・機械・情報分野で高い専門性を持つ工業大学からの採用が特に目立ちます。

これは、三菱電機がFAシステムや重電システム、自動車機器から宇宙開発までを手掛ける総合電機メーカーであることが背景にあります。

企業の競争力の根幹を支える製品開発や生産技術に不可欠な、専門知識を持つ多様な技術系人材を継続的に確保するため、これらの大学から専門性の高い学生を積極的に採用しています。

三菱電機に学歴フィルターはある？

三菱電機の新卒採用には、学歴フィルターはありません。

採用実績を見ると、関西学院大学、大阪大学、立命館大学など、高偏差値大学の出身者が多く見受けられますが、学歴による足切り結果ではありません。三菱電機では、国立大学・私立大学問わず、国内外の幅広い大学から採用を行っています。

とはいえ、高学歴であることが選考過程で有利に働くのは事実です。

• 企業説明会の参加優先度が高くなる
• OB.OG訪問の機会が増える
• スカウトが届きやすい
• 書類選考通過率があがる
• 面接官からの印象が良くなりやすい

企業の採用担当者は、限られた時間で多くの候補者を評価する必要があるため、学歴が選考過程で有利に働きます。

学歴に自信がない人は、学歴以外のユニークな経験や、圧倒的な実績で差をつけましょう。また、学歴が重要視されない企業を重点的に受けるのも良いでしょう。

三菱電機の年収・給料

三菱電機の年収（平均年収・初任給）は非常に高く、年収800万円も狙える企業です。

• 三菱電機の平均年収
• 三菱電機の初任給

それぞれ解説します。

三菱電機の平均年収

三菱電機の平均年収は、869万円でした。

この平均年収は、有価証券報告書に記載された金額です。

国税庁が公表している「民間給与実態統計調査結果 令和5年版」によると、日本の製造業の平均年収は「533万円」でした。

三菱電機の平均年収「869万円」は、日本の製造業の平均年収の「約1.6倍」であるため、非常に高いです。

三菱電機の初任給

三菱電機の初任給は、学部卒で269,000円・修士了で296,000円でした。

年収にすると、学部卒で約444万円、修士卒で約489万円となり、これは基本給に加えて賞与や各種手当などを踏まえた想定金額です。

新卒社会人の平均年収は300万～350万円とされているため、初年度から平均を大幅に上回る年収をもらうことが可能です。

三菱電機の選考フロー｜応募から内定までの流れ

三菱電機の新卒採用の選考フローは以下の通りです。

1. エントリシート
2. WEBテスト
3. 一次面接
4. 二次面接
5. 最終面接

それぞれ解説します。

①エントリシート

三菱電機の選考では、まずエントリーシート選考が行われます。

過去の事務系総合職選考のエントリーシートでは、以下のような設問がありました。

• あなたのこれまでの人生を 700 字以上～1000 字以内で自由に表現してください。
• あなたが三菱電機で実現したい『想い』について記入してください。

②WEBテスト

エントリーシートの提出と同時に、WEBテストの受検があります。

三菱電機のWEBテストでは、「SPI」を採用しており、自宅で受験することができます。受験科目は、言語、非言語、性格なので、一般的な内容になります。

WEBテストの選考通過者が、実際に行っていた対策は以下の通りです。

• webサイトの無料模試・練習問題を解く
• インターンや他社選考で慣れる
• 「これが本当のSPIだシリーズの赤本」を何周も解き、出題形式に慣れる など

そこまで難しい問題はありませんが、形式によっては問題数が多いので1問あたりにかけられる時間があまりありません。スピードを意識して解くようにしましょう。

③一次面接

エントリーシートとWEBテストを通過すると、一次面接が行われます。

一次面接は1対1のオンライン個人面接であり、時間は20分程度です。雰囲気は場合によりますが、和やかで話しやすいことが多いです。

過去の事務系総合職の一次面接では、以下のような設問がありました。

• 自己紹介
• 大学時代での取り組みや役割について
• 部活動なのの経験について
• なぜ他業界ではなく機械メーカーなのか
• 興味のある事業は何か
• 全国転勤でも大丈夫か
• 逆質問

実際の一次面接通過者は、どの質問にも事前に準備して答えられたことが、評価につながったと感じています。

限られた20分間の面接では、基本的にエントリーシートに沿った質問が中心です。実際の一次面接通過者は、回答の準備を念入りに行うことで、冷静に受け答えできた点も、プラスに働いたと感じています。

④二次面接

一次面接を通過すると、二次面接が行われます。

二次面接は学生1人と社員1人のオンライン個人面接であり、時間は20分程度です。雰囲気は、一次面接と同様に和やかです。

過去には以下のような質問がありました。

• 自己紹介
• 自己PR
• 学生時代に頑張った事
• 短所とそれが最も現れたエピソード
• 三菱電機で実現したい想い
• 製作所営業と支社営業どっちがいいか
• ゼミ研究の中で苦労したことは何か
• 逆質問

実際の二次面接通過者は、学生時代に力を入れたことなどを話す際に、成功だけでなく失敗も含めて話したことが、誠実な印象に繋がったと感じています。

実際に、ゼミでの取り組みについて詳しく聞かれ、うまくいかなかった実験内容も正直に伝えたところ、共感が得られ良い反応だったと話しています。

⑤最終面接

二次面接通過後は、最終面接です。

最終面接は学生1人と社員2人の対面個人面接であり、時間は30分程度です。雰囲気は場合によりますが、厳かなことが多いです。

実際の質問内容は以下の通りです。

• 自己紹介
• 学生時代に頑張ったこと
• なんで挑戦するの？
• その源泉は？
• 幼少期に挑戦したことは？
• その源泉にある想いは
• なぜ◯◯留学か
• 就職活動の軸
• あなたが感じる三菱電機の良さと魅力は

実際の最終面接通過者は、あらゆる経験の「源泉」について深掘りをされたと話しています。

実際の質問にも、なぜ挑戦するのか、その源泉は何かと、志願者の本音を引き出す質問が多いため、他のエピソードや最終面接以前で話した内容と齟齬がないように伝えておくことが重要です。

三菱電機の内定を掴むためのポイント

続いては、三菱電機の内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

三菱電機に受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機（なぜ三菱電機なのか）を明確にする

三菱電機の内定を掴むためにも、志望動機（なぜ三菱電機なのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• 三菱電機に入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

三菱電機の内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

⑤就活エージェントを活用する

三菱電機の選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

三菱電機の就活に関するよくある質問

最後に、三菱電機の就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：三菱電機への就職は勝ち組ですか？
• 質問②：福利厚生は充実していますか？
• 質問③：早期選考・早期内定はありますか？
• 質問④：三菱電機には文系でも就職できますか？

それぞれ解説します。

①三菱電機への就職は勝ち組ですか？

三菱電機へ就職したら、勝ち組です。

三菱電機への就職が勝ち組と言える理由は、以下の通りです。

• 高い業績：電気機器業界の売上高ランキングでは、日立製作所やパナソニックについて業界「4位」に位置し、2025年4〜6月期の連結決算（国際会計基準）で、純利益は前年同期比「85%増」の909億2600万円という高い業績であること
• ホワイト企業であること：経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人」に認定され、心身共に健康的に働ける環境
• 働きがいと将来性：三菱電機の平均年収は「869万円」、平均勤続年数は「16.3年」であることから、長く働きがいのある企業であること など

勝ち組であるかどうかは、その人の人生やキャリアにおける「成功」の意味合いによって異なります。

ただし、その働きがいのある環境と盤石な経営基盤がもたらす生涯の安定性から、多くの人にとって三菱電機への入社は「勝ち組」と言えます。

②福利厚生は充実していますか？

三菱電機の福利厚生は、充実しています。

三菱電機では、社員一人ひとりの豊かな生活を支援するという考えに基づき、フレックス勤務制度や在宅勤務制度を導入し、社員が生活と業務の調和を図りながら柔軟に働ける環境を整えています 。

その他、自己研鑽のための「キャリア支援休職制度」や 、心身の充実を目的として節目の年に取得できる「チャージ休暇」 、最長で子どもが小学校を卒業するまで利用できる育児短時間勤務など手厚い両立支援制度を通じて、社員一人ひとりの豊かな生活とキャリア形成を強力に後押ししています 。

③早期選考・早期内定はありますか？

三菱電機では、インターンシップの参加などによる早期選考や早期内定があります。

具体的な優遇内容は以下の通りです。

• システムエンジニア職の秋冬インターンの参加者には、「本選考で最終面接スタート」になる
• 設計職の秋冬インターンの参加者には、「希望者にリクルーターがつく優遇」がある
• 生産技術職の秋冬インターンの参加者には、「インターンで参加した事業所の早期選考に申し込める優遇」がある など

上記の早期選考・選考優遇だけでなく、インターン参加者は就職活動を有利に進める為に必要な知識を得られるため、三菱電機のインターンには積極的に参加していきましょう。

④三菱電機には文系でも就職できますか？

三菱電機には、文系でも就職できます。

三菱電機の募集要項には、事務系・技術系ともに全学部・全学科から募集しています。

ただし、特に技術系に関しては、募集職種が研究開発職、製品開発・設計職、DX・IT職など専門性が求められる職種が多く、実際に三菱電機が公表している「2025年度専攻分野別 採用比率」では、理系の専攻出身者が多いです。

また、多くの文系出身者は、事務系総合職として入社をします。その入社難易度は技術系総合職よりも高く、実際に三菱電機が公表している「採用者の推移」では、技術系総合職の採用人数が650人なのに対して、事務系総合職は200人と、非常に狭き門になっています。

そのため、三菱電機には文系でもあらゆる職種へ就職できますが、徹底した準備が必要です。

まとめ

本記事では、三菱電機の就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• 三菱電機の就職難易度は高い
• 新卒採用人数は700名〜850名程度、採用倍率は51.6倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

三菱電機の選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。

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