明治のインターン優遇・倍率・早期選考｜選考対策のポイント解説！

明治のインターンに興味があるけれど「日程や内容、倍率、早期優遇、選考内容が気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、明治のインターンは人気が高いため、採用倍率は高く、参加難易度が高い傾向にあります。そのため、参加権利を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、明治のインターン優遇や倍率、早期選考、選考通過に必要なポイントをまとめました。

明治のインターンに参加したい人は、ぜひ参考にしてください。

明治のインターン倍率は高い

明治のインターンは、毎年応募者が殺到するほど人気のインターンシップです。

本選考時に想定される倍率とプログラムの回ごとに10〜30名程度と限られた人数の募集であることから考えると、倍率は50倍以上です。

各インターンシップは「株式会社 明治」と「Meiji Seika ファルマ株式会社」に分けて開催されています。

株式会社 明治のインターンシップは、1日と3日のものがあり、どちらも生産技術に関するプログラムとなっています。

一方で、Meiji Seika ファルマ株式会社のインターンシップは、MR職と呼ばれる企業・医療従事者・患者などの架け橋となる仕事の体験型プログラムとなっています。

どのプログラムも社員交流会やリアルな業務の体験を通して、事業や明治の社風を体感し、志望動機等を深められるため、興味のある人はぜひ応募してみてください！

明治のインターン内容

明治のインターンは、例年6月〜9月に募集が開始します。

• 【明治】ものづくりについて深く学べる3daysワークショップ
• 【明治】生産技術／エンジニアリング・1DAYインターンシップ
• 【Meiji Seika ファルマ】meijiのMRを知る～MR仕事体験～

※「株式会社 明治」のインターンは、確認できるもので2つのみでした。そのため、ここでは明治グループに属する「Meiji Seika ファルマ株式会社」のインターン情報も記載します。

それぞれの内容を見てきましょう。

【明治】ものづくりについて深く学べる3daysワークショップ

本インターンシップは、製造拠点や工場の見学に加えて、「ものづくり」に密着した幅広い生産活動について、より身近に感じられるプログラムです。

食品業界や明治の生産技術職の役割に関する講義や先輩社員との交流会を通して、明治での働き方についてよりイメージすることができます。

インターンの詳細を見てみる

【明治】生産技術／エンジニアリング・1DAYインターンシップ

本インターンシップは、グループワークや社員座談会等を通じて、明治の生産技術職を深く理解するプログラムです。

グループワークを通じて「5人前シチューを8人前にするには？」といった課題に取り組みます。

チームで議論し、発表や質疑応答を行う中で、インターネットでは得られないリアルな明治のモノづくりを体験できます。

インターンの詳細を見てみる

【Meiji Seika ファルマ】meijiのMRを知る～MR仕事体験～

本インターンシップは、明治の事業や雰囲気、大切にしている「人を想う」MR活動への理解を深めるプログラムです。

MR体験ロールプレイ（医師の先生への提案営業）など、新入社員研修で行う内容を実際に体験することができます。

現役MRの社員が同席したり、ワークに対するフィードバックを受けられるなど、ここでしか得られない経験です。

インターンの詳細を見てみる

明治のインターン優遇・早期選考

明治のインターン参加者には、本選考の優遇はありません。

明治のインターンシップでは、企業から公式に優遇があるという旨は公表されていません。

しかし、インターンシップに参加することで、社員のリアルな声を聞き、やりがいや課題感などの理解を深められるため、他の学生と比べて選考時に有利に働きます。

明治の本選考に挑戦を考えている人は、ぜひインターンシップにご応募ください！

明治のインターン選考フロー

明治のインターンシップの選考フローは、エントリーシートの提出のみです。

1. 【明治】エントリーシートの提出
2. 【Meiji Seika ファルマ】エントリーシートの提出

詳しく解説します。

①【明治】エントリーシート

明治のインターンシップの選考は、エントリーシートのみで合否が決まります。

実際の設問は以下の通りです。

• 当社のワークショップへの応募理由を教えてください。（300文字以内）
• A4用紙1枚で学生時代に力を入れた経験を書いてください。
• 学生生活を送る中で、特に頑張っていること・その内容を教えてください。（200文字以下）

明治のエントリーシートでは、応募理由や学生時代の取り組みなどの一般的な質問がされます。

実際に選考を通過した学生のエントリーシートには、以下のような特徴があります。

• なぜ食品メーカーに興味があるのか、その中でもなぜエンジニア職が良いのかということを明確にしている
• A4用紙にまとめる設問では、見出しを付けたり、写真を活用することで視覚的に理解しやすくしている
• インターン参加で得た経験を今後どう活かしていきたいのかを述べている

明治のエントリーシート選考では、職種レベルでの具体的な志望動機や一部A4用紙にわかりやすくまとめる工夫などが重要になります。

②【Meiji Seika ファルマ】エントリーシートの提出

Meiji Seika ファルマのインターンシップの選考は、エントリーシートのみで合否が決まります。

実際の設問は以下の通りです。

• あなたが学生時代に経験した挫折について教えてください。また、それをどう乗り越え、自身の成長に繋がったかを具体的に説明してください。（300文字以下）
• あなたが学生時代にチャレンジしたことと、そこから得られたことを教えてください。（300文字以下）
• あなたが学生時代に周囲を巻き込み一緒に何かを成し遂げた経験について教えてください。（300文字以下）

Meiji Seika ファルマのエントリーシートでは、応募理由や学生時代の取り組みなどの一般的な質問がされます。

プログラム内で体験するMR職は、お医者さんに薬の情報（効果や安全性など）を伝えたり、お医者さんの質問に答えたりして、患者さんが安全に薬を使えるようにサポートする仕事です。

企業・医療従事者・患者など、多くの人の懸け橋となる仕事であるため、コミュニケーション力や周囲を巻き込む力を示すことがより重要になります。

明治のインターンに受かる方法

続いては、明治のインターンに受かるために必要な４つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②学生時代の経験に力を入れる
• ③WEBテスト・SPI対策をする
• ④ES添削・面接対策をする

明治のインターンに受かるひとの特徴を見ていきましょう。

①志望動機を明確にする

明治のインターンに参加するためにも、志望動機（なぜインターンを始めたいのか）を明確にしましょう。

志望動機は、目的意識や参加への熱量、活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、インターンシップに参加することで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• インターンシップに参加したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 魅力的な経験やスキルを持っている
• 参加後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、インターンの参加目的が明確になっていない志望動機も避けておきましょう。

「学びたい・成長させてほしい」という受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えていきましょう。

②長期インターンに挑戦する

内定倍率の高い「難関企業」のインターンに参加するためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

明治のインターンに参加するかたの中には、下記のような「キラリと光る経験」を持っています。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④ES添削・面接対策をする

明治のインターンに受かるためにも、エントリーシートの添削や面接練習は入念に行いましょう。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。ES添削や面接練習をする方法には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

明治のインターンに関する疑問を解決

最後に、明治のインターンに関するよくある質問にお答えしていきます。

• 質問①：明治のインターンは内定に直結しますか？
• 質問②：明治のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？
• 質問③：明治の長期インターンに参加したいです

それぞれ解説します。

①明治のインターンは内定に直結しますか？

明治のインターンシップは、内定に直結しません。

明治の募集要項や実際に参加した人たちからは、本選考の際に優遇されたり早期選考へ案内されたという事実は見つかりませんでした。

しかし、実際に働いている社員からやりがいなど聞いたり、仕事体験をすることで、仕事や企業に対する理解を深めることができます。

このような経験が、本選考のエントリーシートや志望動機に深みを持たせることが出来るため、選考を有利に進めていきたい人はぜひ参加してみてください！

②明治のインターンに落ちたら本選考に進めませんか？

明治のインターンに落ちても、本選考に進むことができます。

インターンシップの選考に落ちた場合は、本選考までに自己分析や面接の練習、企業研究を徹底的に行い、内定に近づけるよう対策を行いましょう。

なぜインターンシップのエントリーシートが通過しなかったかなど原因を探求し、改善することが重要です。

明治のインターンに参加したいと考えていた人は、安心して挑戦してください！

③明治の長期インターンに参加したいです

明治では現在、長期インターンシップの募集を行っていません。

明治のインターンシップに参加したい人は、短期インターンシップに参加するか、明治と同じ業界に属する、他の企業の長期インターンシップに参加しましょう。

同業他社のインターンシップに参加することで、明治の特徴や業界での立ち位置などが理解でき、エントリーシートに記載する内容に説得力が増すことが期待できます。

また長期インターンでは、実際の仕事内容や働き方を理解することが出来るため、希望する業界であればどの企業規模かに関わらず、挑戦することをおすすめします！

まとめ

本記事では、明治のインターン内容や倍率、早期優遇、選考通過に必要なポイントをまとめました。

• 明治のインターンは倍率がかなり高い
• 明治のインターンは本選考でも優遇される
• 明治のインターンに落ちても本選考に参加できる

明治のインターンに参加するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知りたい方は、OBOG訪問をしてみることもおすすめです。