【明治】就職難易度・採用大学・倍率・学歴フィルターを解説

明治 就職難易度

明治に興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、明治は人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、明治の内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、明治の就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。明治の選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、明治の内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

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明治は何の会社?

明治グループ

社名 株式会社明治
創業 1917年12月21日
本社所在地 〒104-8306
東京都中央区京橋二丁目2番1号
従業員数 単体:10,885名
グループ連結:17,270名
(2024年3月31日現在)
資本金 336億4千万円
会社HP https://www.meiji.co.jp/

株式会社明治は、持株会社明治ホールディングスの傘下にある、食品関連企業です。

「安心・安全」「おいしさ・楽しさ」「健康・栄養」をベースに老若男女を問わず、人々の健康な食生活に貢献しています。

乳製品や製菓だけでなくニュートリションという栄養関連食品など幅広く事業を展開。明治ブルガリアヨーグルトやスーパーカップ、ザバス、おいしい牛乳、明治ミルクチョコレートなど、ほとんどの人が1度は口にしたことがあるくらい生活に浸透した商品を多く取り扱っています。

明治グループは、100年以上の歴史があり、チョコレートや牛乳、ヨーグルトといった分野では、業界No.1のシェアを誇っているのです。

このような実績は、長い歴史の中で培った研究開発力の賜物であり、現在も研究者支援に力を入れるなど、新しいものを生み出す、見つける環境が整っています。

そのため、研究を積極的にやっていきたいという理系の学生はもちろん、新しいものを積極的に市場に広げていきたいという学生にとってもおすすめの企業です。

明治グループは2026年に向けて、「食と健康」で一歩先を行く価値を創造し、日本、世界で成長し続けることを目指しています。

また、「明治ホールディングス2026中期経営計画」では、市場・事業・行動の変革を通じた成長軌道への回帰を目指し、3つの重点戦略として「海外事業やBtoB事業」「既存事業に持続可能性を組み込むことで、安定したキャッシュフローを維持すること」「同社の全体的な戦略と一致する人事戦略の実施」が示されています。

明治の就職難易度

明治の就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキングトップ200社中「60位」入社難易度は「60.9」ポイントです(2024年最新版)

明治の就職難易度・就職偏差値は極めて高く、食品業界の中でも難関企業(入社難易度の高い企業)です。新卒採用の人気も高く、高学歴の就活生も多く応募することから、採用倍率も必然的に高くなっています。

明治の就職難易度に近い企業には、ジェイアール東日本企画、アクセンチュア、塩野義製薬、小田急電鉄、ENEOS、などがあり、明治と同じ食品業界に属する企業の入社難易度は次の通りです。

順位 企業名 就職偏差値
31位 味の素 61.9
51位 キッコーマン 61.2
60位 明治グループ 60.9
111位 日清食品 59.4
116位 江崎グリコ 59.4
130位 森永製菓 59.1
132位 日清オイリオグループ 59.1
167位 カゴメ 58.4
186位 森永乳業 58.1
189位 ニッスイ 58.0

明治の就職難易度は、このランキングに入っている食品企業では、上位3企業となっていることからも、そのほかの食品業界に属する企業と比較してもトップクラスで難しいです。

食品業界は業界全体で見ても就職難易度が高い傾向があり、学生から人気の業界となっています。その中でも上位3つの企業に入る明治グループに就職するためには、徹底した企業研究と自己分析、採用試験対策をする必要があります。

明治の新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

なお、明治は就職難易度が高いので、就活生は全員対策を行なっていますES課題や、グループディスカッション、面接に不安がある人は、早めに就活エージェントに相談して対策を始めましょう。

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明治の採用人数・採用倍率

続いては、明治の採用人数・採用倍率について紹介します

それぞれ解説します。

明治の採用人数

採用人数

明治の新卒採用人数は、40~70名程です。

過去3年間の採用人数(男女別新卒採用人数)は、下記の通りでした。

なお、下記の数値は、総合職のみの人数で、さらに男女別数値については、合同で採用広報活動を行っている明治製菓ファルマの人数も含みます。

年度 採用人数
2024年(予定) 75名(うち46名がMeij Seikaファルマの採用)
2023年 44名(うち15名がMeij Seikaファルマの採用)
(男性:24名 / 女性:20名)
2022年 44名(うち14名がMeiji Seikaファルマの採用)
(男性:28名 / 女性:16名)

明治は2024年度に、採用人数を大幅に増やしています。男女比については、例年男性の方が多いですが、年々女性比率は高まっています。

明治の採用は、総合職の採用でこの中には技術系(研究開発、生産技術、エンジニアリング)、事務営業系(コーポレート、営業)、酪農系という大きく分けて3つの職種が含まれています。採用試験は職種別に行われますが、職種を限定した採用ではないので、入社したあとはキャリア形成の一環として職種間でのローテーションの可能性もあるようです。

明治の採用倍率

採用倍率

明治の採用倍率は、1,151倍です。

明治の採用倍率について、公表されている情報はありませんが、採用人数と大手就活情報サイトのプレエントリー数から判断すると、新卒採用の倍率は1,151倍を超えることが予想できます。

明治に限った話ではありませんが、食品業界に属する企業は、新卒採用の予定人数が少ないことがあります。明治も例外ではなく、毎年40~70名程度の採用人数という狭き門であることが高倍率になっている要因の1つです。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、明治の内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

応募人数* 募集人数 採用倍率
46,041 40 1,151倍

*リクナビ2025のプレエントリー数

明治の採用大学ランキング

続いては、明治の採用大学・出身大学について紹介します。

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

採用大学ランキング

大学通信オンラインによると、明治の採用大学ランキングは、第1位『東京大学(3名)』第2位『慶應義塾大学(3名)』第3位『東京農業大学(3名)』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

順位 大学名 採用人数
1位 東京大学 3名
1位 慶應義塾大学 3名
1位 東京農業大学 3名
1位 日本大学 3名
5位 筑波大学 2名
5位 京都大学 2名
5位 明治大学 2名
5位 同志社大学 2名
5位 関西大学 2名
5位 関西学院大学 2名
11位 北海道大学 1名
11位 室蘭工業大学 1名
11位 東北大学 1名
11位 東京海洋大学 1名
11位 大阪大学 1名
11位 山口大学 1名
11位 九州大学 1名
11位 大分大学 1名
11位 鹿児島大学 1名
11位 大阪市立大学 1名
11位 東北医科薬科大学 1名

明治の新卒採用者の出身大学は、一般的に高学歴と言われている大学も多いですが、それ以外の大学からも採用されています。国立、私立などの大学区分や大学の所在地に関係なく多くの大学名がランキングにありました。

特徴としては、東京農業大学が1位にランクインしていることからもわかる通り、専門大学からの採用も多いです。これは、募集職種に酪農系総合職の募集があるからです。つまり、学歴よりも専攻内容や研究内容などが採用に大きく関係しています。

採用大学・出身大学一覧

採用大学一覧

明治の採用実績校(採用大学・出身大学)は下記の通りです。

東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、東京工業大学、一橋大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、鹿児島大学、大分大学、佐賀大学、徳島大学、筑波大学、千葉大学、横浜国立大学、東京海洋大学、東京農工大学、岡山大学、岐阜大学、広島大学、宇都宮大学、香川大学、徳島大学、横浜市立大学、大阪府立大学、帯広畜産大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、日本大学、東京農業大学、同志社大学、関西学院大学、関西大学、近畿大学 など

明治では、東大一橋、早慶、GMARCH、旧帝大、関関同立の割合が高く、そのほか地方国立大学や、私立大学からも採用実績があります。また国内大学だけに留まらず、海外の大学からも採用実績があります。

また、先ほどご紹介したように、明治では、酪農系総合職の採用や研究開発総合職の採用があるため、理系の学部がある総合大学はもちろん農業大学や畜産大学などの専門大学出身者も多いです。

また、北海道から鹿児島まで大学の所在地もバラバラで、本社がある東京や関東近辺の大学に偏っているという訳ではありません。

つまり、明治の企業理念に共感し、求める人物像に合致していることが採用試験の中でアピールすることで出身大学に関係なく、採用される可能性があります。

元人事

明治の採用大学に学歴フィルターはありません。明治の就活を考えている人は、他企業の採用大学についても、チェックしておきましょう。

明治に学歴フィルターはある?

学歴フィルター

明治内定者の出身大学を調査してみましたが、学歴フィルターはありませんでした

過去の採用大学の実績をみると、多様な大学からの採用があることから、学歴フィルターはないと言えます。ただ、有名大学に採用が偏っているのには次のような理由が考えられます。

  • 有名大学出身者が元々多いため、OB・OG訪問の機会があり、面接で話す内容に説得力をつけることができるため
  • 性格検査以外のwebテストがあるため、一定の学力は必要
  • 理系の採用では研究内容について深掘りをされるので、一定の研究成果や実績が必要

一見、結局有名大学でなければならないように思えますが、webテストの対策を徹底したり、熱心に研究を行えば、大学名で判断されることはないです。

明治の選考に通るためにも、早めに面接対策やwebテスト対策に取り組みましょう。

元人事

応募者の学歴はもちろん確認しますが、学歴だけを見て選考を落とす企業はまずありません学歴以上の魅力を伝えるためにも、書類対策や面接対策に力を入れましょう。

明治の年収・給料

明治の年収(平均年収・初任給)は非常に高く、年収1,037万円も狙える企業です

それぞれ解説します。

明治の平均年収

明治の平均年収は、2024年3月期の有価証券報告書によると約1,037万円です。

大手転職口コミサイトによると、明治の年代別の平均年収は次の通りです。

年齢 平均年収
-29歳 350-798万円
30-39歳 695-940万円
40-49歳 800-1,200万円
50-歳 960-1,300万円

明治では、40代を目安に年収が1,000万円を超えることが多いです。役職でいうと大体係長になると1,000万円以上の年収となり、部長クラスになると1,400万円程度となると言われています。

国税庁が発表している日本全体の平均年収は約460万円程度であり、明治の平均年収はほぼ2.5倍と高いことがわかります。

明治の給与は、ボーナスが占める割合が多く、ボーナス額が変動すると年収も大きく変わります。ボーナスは、業績によって年に数回支給され、役職があるとより多くもらえる仕組みです。

ただし、役職がつくまでは、同期内ではほとんど同額となり、高年収を狙うためにはいかに早く役職がつくかがポイントになります。

将来、安定した生活基盤を築いていきたいと考えている人にとっておすすめの企業です。

明治の初任給

株式会社明治の初任給は、2023年度の実績で学部卒が22.5万円、修士了が24.3万円となっています。

これは、新卒採用ホームページにて、明治が公式発表しているもので、この金額から年収を推定すると、約350〜400万円程度となります。年収は、基本給に加えて、残業手当や賞与、その他手当を含めた金額になります。

金額だけみるとそこまで高い金額とは思えないという人もいるかもしれません。しかし、明治は福利厚生も充実しており、社宅の貸与や住宅支援、出産祝い金、従業員持株制度などがあります。そのため、年収の金額には反映されていないプラスの金額があります。

また、明治にはまだ年功序列の文化が残っており、年次が上がるにつれ、給与も上がっていく傾向となっています。平均年収のところでもご紹介しましたが、順当に働いていれば20代で日本の平均年収を超えることがほとんどです。

若いうちから高収入を得たい人にとってはおすすめの企業です。

明治の選考フロー|応募から内定までの流れ

選考フロー

株式会社明治の選考フローは次の通りです。

  1. エントリーシートの提出
  2. webテストの受検
  3. 面接(複数回)

このフローをみると、オーソドックスでシンプルな選考フローとなっています。

それぞれの選考フローでどのようなことが問われたり、評価されたりするのかを1つずつ見ていきましょう。

①エントリーシート

明治の選考は、エントリーシートの提出から始まります。

過去には次のようなことがエントリーシートの設問にありました。

  • あなたのストレス発散方法を簡潔に教えてください。
  • あなたの長所はなんですか。
  • あなたの短所はなんですか。
  • 食品業界の中で、明治を志望する理由を教えてください。
  • 希望する職種において、入社後どのように活躍したいですか。
  • 学生時代に粘り強く取り組んだこととそこから学んだことを教えてください。
  • 自己PRをしてください。 など

エントリーシートの内容は、他の企業でもよくあるものでした。この記事でもご紹介した通り、明治の採用倍率は日本の様々な企業の中でもトップクラスに高いものです。

そのため、エントリーシートを読む人が1枚あたりにかけられる時間はほとんどありません。長くても2〜3分、もしかすると数十秒しかないのです。

そのような中でエントリーシートを評価してもらうためには、読みやすく、論理的で理解しやすい文章の組み立て方をする必要があります。友人や家族などできるだけ多くの人に読んでもらい、推敲しましょう。

②WEBテスト

株式会社明治のwebテストの形式はテストセンターで受験するタイプの「SPI」です。

受検内容は、言語、非言語、性格検査なので、他の企業と比較しても一般的な内容と言えるでしょう。難易度はそれほど高くないようですが、最低でも7〜8割程度の正答率は必須です。

テストセンターで受けるタイプのSPIは、自宅で受けることはできず、テストセンターに行って受検する必要があります。

そのため、会場の雰囲気に慣れず落ち着いて解くことができなかったり、事前に準備を自分のペースで進めることができなかったりと不安要素も多いのが難点です。

しかし、テストセンターで受検するタイプのSPIは、他の企業でも実施しています。かつ、1度受けて結果がよかった場合、他の企業で同様の結果を使い回すことが可能です。

そのため、志望度が高いところよりも前に志望度が低く、テストセンターでSPIを受けるタイプのwebテストがある企業にエントリーすることをおすすめします。

1冊の参考書を完璧にすることはもちろんテストセンターの雰囲気に事前に慣れておきましょう。

③面接(複数回)

明治の選考フローにおいて面接は、基本的に3回行われます。

明治では、過去に次のような質問がされました。

  • 自己紹介をしてください。
  • 学生時代力を入れていたことはなんですか。
  • 大学ではどのようなことを専攻、研究していますか。
  • なぜ食品業界の中でも明治を志望しているのですか。
  • 今の大学に入った理由はなんですか。また、大学に入る前と入った後のギャップはなんですか。
  • 明治に入った場合、どのようなキャリアプランを描いていますか。 など

それぞれが個人面接で、人によっては1、2次面接はオンラインで行われることもあるようです。3次面接は、本社で対面で行われ、面接官2〜3人に対して学生1人の面接が2回程度行われます。

面接で聞かれることは、変化球なものは少なく、よくある質問がされることがほとんど。つまり、質問の回答ではなく、その人の話し方、深掘り質問をした時の返答やふっとした時のコミュニケーション能力が評価の対象となるということです。

1次面接までは、自分の経験を中心とした自己PRや学チカなど、過去に関する質問が多く、2次面接以降は会社との将来や社会についてなど、将来に関する質問が追加されます。

自身の経験は比較的話しやすいですが、会社や社会については新たに知識をつける必要があるため、事前のリサーチが重要です。

明治の内定を掴むためのポイント

内定に繋げるポイント

続いては、明治の内定を掴むために必要な5つのポイントを解説します。

明治に受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機(なぜ明治なのか)を明確にする

志望動機を明確にする

明治の内定を掴むためにも、志望動機(なぜ明治なのか)を明確にしましょう

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

  • 明治に入社したい理由が明確になっている
  • 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
  • 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
  • 会社に必要な経験やスキルを持っている
  • 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

学生時代の経験に力を入れる

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

明治の内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

  • 長期インターン経験
  • 学生団体の立ち上げ経験
  • 起業・個人事業立ち上げ経験
  • ビジネスコンテスト参加経験
  • 異文化交流・留学経験
  • 部活動の大会出場経験
  • 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う長期インターンです長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

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③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。(OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら

④WEBテスト・SPI対策をする

WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。(SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら

⑤就活エージェントを活用する

就活のプロを頼る

明治の選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課(キャリアセンター)などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス(就活エージェント)です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし完全無料で利用できます企業の内部情報(働き方や雰囲気、選考対策)を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです!(就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら

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明治の就活に関するよくある質問

よくある質問

最後に、明治の就活に関するよくある質問に答えていきます。

それぞれ解説します。

①明治の残業は多いですか?

明治の残業は、多くないです。

明治の平均残業時間は、1ヶ月あたり5.7時間(2024年1月31日時点)なので、この数字から考えると1ヶ月の大半は定時で帰宅できることになります。

ちなみに、厚生労働省が2023年2月に発表した「毎月勤労統計調査令和4年分結果確報」では、日本全体の平均残業時間が13.8時間とされているため、明治は日本平均の半分以下です。このことからも明治の残業は多くないと言えます。

②明治の離職率はどのくらいですか?

明治の離職率は、9.3%です。

これは新卒で明治に入社した人が3年以内に退職した人の割合で、2017年度のデータとなります。

日本全体の平均離職率をみると、31.8%であるため、この数値と比較すると明治の離職率はとても低いと言えるでしょう。

離職率が低いということは、従業員にとって働きやすい環境が整っていたり、やりがいを持って働ける業務内容だったりとプラスの理由が明治にはあるということです。

③明治のインターンは優遇がありますか?

明治では、インターンに参加したからといって、早期選考を受けられたり、工程をパスできたりという優遇はありません。

インターンに参加しても、優遇がないのであれば、「わざわざインターンに参加する必要がないのでは?」と考える人もいるでしょう。

しかし、インターンに参加することで、明治の業務内容の理解を深められたり、場合によっては、現場で働いている人の声を聞けたりと企業研究をする上で貴重な経験をすることができます。

そのため、インターン優遇がないからといって、参加する意味がないわけではないので、志望度が高い人は特に、インターンにも参加すると良いでしょう。

まとめ

本記事では、明治の就職難易度について採用大学や倍率学歴フィルターの観点から解説してきました

要点をまとめます。

  • 明治の就職難易度は高い
  • 新卒採用人数は40-70名程度、採用倍率は1,000倍以上
  • 採用大学による学歴フィルターはない

明治の選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。

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