秋採用は受かりやすい？秋採用で内定をもらう方法を解説！

秋採用の就職活動を考えているけれど「秋採用って受かりやすいの？」「優良企業は採用しているの？」と疑問に思う方もいると思います。

結論から言うと、秋採用は受かりやすく、隠れた優良企業も採用を継続しています。とはいえ秋採用のコツを知らないと、時間だけが過ぎてしまう危険性もあります。

そこで本記事では、秋採用の基本知識から、受かりやすい理由、おすすめの企業の探し方をご紹介していきます。

秋採用で内定をもらうコツも紹介しますので、秋採用を攻略したい就活生は是非参考にしてくださいね。

関連記事：秋採用いつから｜秋採用は受かりやすい｜秋採用を実施する大手企業

秋採用とは

秋採用とは、9月～12月にかけて実施される選考活動を指します。

一般的な就活スケジュールは、大学4年生の6月から選考が始まり、8月頃に掛けて順次内定出しが行われます。この一般的な選考スケジュールが落ち着いた後に実施される選考活動を「秋採用」と呼びます。

「選考が長引くということは、人気のないブラック企業ばかりが残ってるの？」と不安に感じる人もいると思いますが、決してそのようなことはありません。

企業が秋採用を実施する目的は、内定辞退者の補充採用と、採用目標人数を達成するための継続選考です。

そのため、大手有名企業が再募集を行う、知名度の低い優良企業が継続して選考活動をしているケースが多々あります。

自分に合う企業と出会うチャンスは残されているので「秋まで就活が長引いてしまった…」と落ち込まず、ポジティブに就活を進めましょう。

秋採用が受かりやすいと言われる理由

就活時期が遅い分、一般的な就活生より不利に思われがちな秋採用ですが、実は「受かりやすい」面もあります。

• 理由①：多くの企業が採用を続けている
• 理由②：就活を続けている学生が少ない
• 理由③：就活前半よりも選考過程が短い

まずは、秋採用が受かりやすいと言われる3つの理由を紹介していきます。

秋採用が受かりやすい理由①
多くの企業が採用を続けている

秋採用が受かりやすい理由は、皆さんが想像する以上に多くの企業が秋採用を継続しているからです。

マイナビの「23卒版 2022年度新卒採用就活戦線総括」のアンケート結果によると、上場・非上場合わせて58.5％にも及ぶ企業が「夏以降も追加の選考機会を設ける」と回答しています。

大半の企業が8月頃には内定を出し終えると言われる中、想像以上の継続率ですよね。

また、最近では多様で優秀な人材と出会うことを目的に、通年で採用活動を行う企業も増えてきました。

通年採用を実施する企業は、もちろん秋にも採用活動を行っています。「夏までに就活を終えないとヤバい！」と噂される中で、実は選考の機会が残されている現状を把握しておきましょう。

秋採用が受かりやすい理由②
就活を続けている学生が少ない

秋採用が受かりやすい理由は、秋まで就活を続けている学生が少ないため、競争率が下がるからです。

リクルート・就職みらい研究所が公開している「2023年3月度（卒業時点）内定状況」によると、大学3年生の3月時点で89.3％もの学生が就活をしていますが、秋採用が活発な10月には9.3％にまで落ち着いています。

このデータから、就活最盛期の3月から秋にかけて活動率が約1/10にまで減ることがわかります。秋採用の時期に就活をしている人が10人に1人程度であることも考えると、秋採用は穴場の時期と言えますね。

半数以上の企業が秋まで採用活動を続けていることに加え、ライバルが少なくなるため、秋採用は「受かりやすい」と言えます。

秋採用が受かりやすい理由③
就活前半よりも選考過程が短い

秋採用が受かりやすい理由は、就活前半よりも選考過程が短いため、結果としてスピード内定に繋がるからです。

企業としても早めに内定者を確定し、入社や次期採用活動の準備を始めたいと考えています。

そのため、秋採用では、面接の回数が通常選考よりも少なくなるうえ、間隔も短くなるのでエントリーから最終面接までの期間が短くなる傾向にあります。

秋には比較対象となる応募者も少なくなるため、「この学生は当社とマッチング度が高い！」と判断されるとすぐに内定が出されることも秋採用が「受かりやすい」言われる理由の1つです。

早く決めたいという想いは就活生も企業も一致しているため、秋採用はスピード内定が出やすい時期です。

秋採用が受かりにくい・やばいと言われる理由

受かりやすいと言われる秋採用ですが、一方で「秋採用は受かりにくい！」「秋採用は厳しい！」との声があるのも事実です。

• 理由①：就活前半に比べると求人数が少ない
• 理由②：採用枠が少ない
• 理由③：選考スピードが速い

そこでここから、秋採用が受かりにくいと言われる3つの理由を紹介していきます。

秋採用が受かりにくい理由①
就活前半に比べると求人数が少ない

秋採用が受かりにくいと言われる1つ目の理由は、就活前半よりも求人数が少ないからです。

先程も紹介したように、約6割の企業が秋採用に前向きですが、一方で既に選考活動を終了している企業があるのも事実です。

就活が解禁される3月ならマイナビやリクナビに掲載されている大半の企業にエントリー可能ですが、秋採用の時期になるとエントリーすら受け付けていない場合もあります。

そのため、就活前半以上に、秋採用では業界や職種の条件を広げて企業を探すことが重要です。

大企業に限らず、中小企業や知名度の低い企業の中にも優良企業は数多く存在します。秋採用に挑戦する際は、視野を広げて自分に合った業界・社風を軸に探していきましょう。

秋採用が受かりにくい理由②
採用枠が少ない

秋採用が受かりにくいと言われる2つ目の理由は、採用枠が少ないからです。

秋採用は、内定辞退者の補充や残りの採用目標人数を埋めることが目的の採用活動です。そのため、そもそも就活前半よりも採用枠が少ないことがほとんどです。

「秋採用を続ける企業数に対して応募する学生が少ないから受かりやすい！」と安直に考えていると、ライバル達に差を付けられてしまいます。

企業によっては、就活前半期よりも倍率が高くなるケースもあるので、油断せずに選考対策を行っていきましょう。

就活前半で使った志望動機や自己アピールは使い回さず、各企業の社風に合わせた回答内容をしっかり練り直すことが重要です。

秋採用が受かりにくい理由③
選考スピードが速い

秋採用が受かりにくいと言われる3つ目の理由は、選考スピードが速いため、短期間で採用枠が埋まってしまうからです。

秋選考は、エントリーから内定までのスピードが就活前半よりも早いのが特徴的。マッチング度が高い学生に対しては、すぐに囲い込みをしたい企業が多いため「この学生は自社に合う！」と判断された人には内定がどんどん出されていきます。

そのため、秋採用では短期間で採用枠が埋まってしまう傾向にあります。

秋採用ならではのスピード感に乗り遅れないためには、企業にマッチする人材だと明確にアピールできるよう事前に準備することが必要不可欠。自己分析を深掘りする、1からやり直してみる等、再度自身の強み・特性を整理し直しておきましょう。

秋採用が受かりやすい企業の探し方

秋採用で内定を獲得するためには、前提として秋採用を実施している企業を探し出すことが重要です。

しかし、マイナビやリクナビといった大手求人サイトだけでは受かりやすい企業が見つかりにくいため、別の探し方も併用することがポイントです。

• 探し方①：就活エージェントを活用する
• 探し方②：逆求人サイトでスカウトをもらう
• 探し方③：長期インターン経由で内定をもらう

ここからは秋採用が受かりやすい企業の探し方を紹介していきます！

秋採用の探し方①
就活エージェントを活用する

1つ目の探し方は、就活エージェントを活用する方法です。

就活エージェントとは、就活生と企業のマッチングを目的とする人材サービス。各学生にアドバイザーが付き、求人紹介からES・面接対策といった選考サポートまで行ってくれます。

アドバイザーへ「秋採用に挑戦したい！」と相談すれば、秋採用を行う企業に絞って求人を紹介してくれるため、効率的に企業を探せます。

むやみやたらに企業を探すよりも、エージェントの力を借りて秋採用に積極的な企業を狙って応募する方が、より受かりやすくなりますよね。

また、就活後半にあたる秋採用の時期は焦りとの戦いでもあります。アドバイザーにサポートしてもらいながら、冷静かつ着実に内定を獲得していきましょう！

秋採用の探し方②
逆求人サイトでスカウトをもらう

2つ目の探し方は、逆求人サイトでスカウトをもらう方法です。

逆求人サイトとは、就活生のプロフィールに興味を持った企業が、直接スカウトを送って繋がりを作るサービス。プロフィールを登録した後は、企業からスカウトが届くのを待つだけで良い効率性が特徴です。

その上、プロフィールを評価した上で企業から送られてくるスカウトなので、内定に繋がりやすい点も特徴の1つ。

特に、秋採用の時期は企業側も前のめりになっているので、一部選考をスキップした特別選考や、いきなり最終面接からスタートといったスピード選考の案内を受ける可能性もあります！

自分に魅力を感じてくれる企業を手間を掛けずに増やせる点で、試してみる価値が高い探し方です。

秋採用の探し方③
長期インターン経由で内定をもらう

3つ目の探し方は、長期インターン経由で内定をもらう方法です。

長期インターンとは、数か月から数年に亘って実務に携わりビジネススキルを身に付けていく活動です。

最近では、通年採用として長期インターン経由で採用活動を行う企業もあり、適性やパフォーマンスから「社員として採用したい！」と評価されれば、そのまま内定をもらえる場合があります。

学生側も長期間の実務経験を通じて、仕事への適性や企業風土との相性を入社前に確認できるため、双方にメリットがある採用手法です。

企業・就活生ともに時間を掛けてマッチング度を確認できるので、入社後のミスマッチを回避できる有効な方法としておすすめの探し方です。

秋採用におすすめの就活エージェント５選！

就活エージェントの利用経験がある先輩内定者の口コミや評判をもとに、秋採用におすすめ就活エージェントを５つにまとめました。

志望業界や希望の働き方、就活の軸が異なる以上、相性の良い就活エージェントも変わってしまうため、まずは幅広く面談を受けてみて、その後利用を続けるかどうかを判断してみるのがおすすめです。

• おすすめ①：キャリアチケット就職エージェント
• おすすめ②：ミーツカンパニー（就活サポート）
• おすすめ③：キャリアパーク就職エージェント
• おすすめ④：doda新卒エージェント
• おすすめ⑤：レバテックルーキー

「就活準備を何もしていないのに、就活相談をしても良いのかな…」と不安になる人も多いですが、就活の進め方・就活の軸を探すところからサポートしてくれるので、早めの相談がおすすめです。

キャリアチケット就職エージェント｜専任のキャリアアドバイザーが内定獲得まで徹底サポート

キャリアチケット就職エージェントは、レバレジーズ株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

年間10,000名以上の就活生が利用する人気のサービスで、担当者の質が高く、魅力的な企業紹介に加えて、長期的なキャリア形成を視野に入れた就活サポートを無料で受けることができます。

内定確率の高い質重視の支援スタイルを重要視しており、学歴や希望条件に加えて、本当に相性の良い企業しか紹介されません。

自己分析や仕事に対する価値観を擦り合わせた上で、厳選した企業を数社紹介してくれるので、無理に複数社を紹介されない点や、学生に親身に寄り添ってくれる支援体制が人気の理由です。

また業界大手の企業が運営していることもあり、就職活動に関する知見を活かした、企業別のES添削や面接対策を実施してくれます。全ての就活サポートを無料で受けられるので、自分に合った企業を知りたいひと、選考通過率・内定率を少しでもあげたい人は、キャリアチケット がおすすめです。

キャリアチケットをもっと詳しく知りたいひとはこちらの記事（キャリアチケットの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

ミーツカンパニー｜就活サポート面談と就活イベントの２軸で内定獲得をサポート！

Meets Company（ミーツカンパニー）は、株式会社DYMが運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

日本全国の就活生が利用する人気のサービスで、担当者の質が高く、魅力的な企業紹介に加えて、長期的なキャリア形成を視野に入れた就活サポートを無料で受けることができます。

各業界（メーカー、商社、金融、IT通信、流通小売、広告、出版、マスコミなど）の東証プライム上場企業やベンチャー企業との繋がりがあるため、書類選考や1次面接免除といった、通常選考とは異なる特別選考に進めるケースもあります。

就職活動に関する不安はもちろん、就活の軸の決め方、希望条件にあう企業紹介、ES添削や面接対策などの就活サポートもすべて無料で利用できます。業界大手の企業が運営していることもあり、担当者の質や面談満足度も高く、スピード内定も狙えます。

就活相談以外にも、日本全国の合同企業説明会や少人数座談会に参加できるので、就活の悩みや不安を相談したい人、幅広く企業を知りたいひと、まずは1社最短で内定を取りたい人は、ミーツカンパニーがおすすめです。

ミーツカンパニーをもっと知りたい方はこちらの記事（ミーツカンパニーの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

キャリアパーク就職エージェント｜上場企業運営の選考免除に強い新卒エージェント

キャリアパーク就職エージェントは、ポート株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

累計20,000人以上の就活生が利用する人気のサービスで、年間1,000名以上の面談を行うキャリアアドバイザーが、就活の軸選び（自己分析含む）から、ES添削、面接練習まで、内定獲得までの全面サポートをしてくれます。

最大の特徴は、全国各地から優良企業を厳選しており、大手企業の内定獲得にも強いこと。書類選考免除・一次選考免除など、特別推薦ルートの選考も多く、ES添削や面接対策などの就活サポートも充実しています。

専任のキャリアアドバイザーが、人事責任者に直接推薦してくれるため、最短3日の内定実績もあります。

就活サイトには載っていない『隠れた優良企業』も見つかるので、早期内定を貰いたい人、就活を最速で終わらせたい人は絶対に登録しておきましょう。上場企業が運営しているため安心安全に利用できます。

キャリアパーク就職エージェントについて、もっと知りたい方はこちらの記事（キャリアパーク就職エージェントの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

doda新卒エージェント｜ES添削・面接対策サポートの質が高い！

doda新卒エージェントは、株式会社ベネッセi-キャリアが運営する就活エージェントサービスです。

140,000名以上の学生が登録する*(24卒実績) 人気の就活サービスで、首都圏や大阪などの主要都市の学生はもちろん、地方学生を含めて、日本全国からオンラインで就活サポートを受けられます（完全無料）。

6,500社*以上の契約企業の中から適性にマッチした企業紹介を強みとしており、専任のキャリアアドバイザーが、推薦応募・ES添削・面接練習など、内定獲得まで徹底的なサポートをしてくれます。（*doda新卒エージェントにお申し込みいただいた法人の累計（2024年3月時点））

国家資格保有者が複数在籍しており、一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付いてくれるため、単なる企業紹介ではなく、入社後活躍を見据えた質の高い就活サポートが受けられます。

他の就活エージェントと比べても、大手企業の紹介実績が多く、通常選考では分からない『合否理由』も教えてくれたり、エントリーシート不要・面接回数減など、特別な選考枠も用意してくれる場合もあります。

一般的な求人サイトから応募するよりも効率良く選考が進められるので、スピード内定を狙いたい方にもおすすめです。

doda新卒エージェントをもっと知りたい方はこちらの記事（doda新卒エージェントの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

レバテックルーキー｜ITエンジニア特化の新卒就活エージェント

レバテックルーキーは、レバレジーズ株式会社が運営する ITエンジニア就職に特化した新卒エージェントです。

エンジニア就職を希望する学生に向けて、IT業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが、優良企業の選定から、ES添削、面接対策、ポートフォリオ制作までフルサポートしてくれます。

プログラミング経験の可否や、文系、理系問わず利用できるため、情報学部出身の学生はもちろん、エンジニア就職に少しでも気になる方におすすめ。

8,000社以上の保有企業の中から、希望条件やスキルに合わせた企業探しが効率的に進むので「大学での研究を活かしたい」「30歳で年収1,000万円を目指したい」「AIやブロックチェーンなど、最新技術に触れていたい」など、あなたの条件に合わせた企業が見つかります。

キャリア面談では、業界の就活事情や、ITエンジニアの働き方、就活前に準備しておきたいことなど、エンジニア就職に必要な就活情報をまるっと相談できます。ITエンジニア特化の就活イベントや、スカウト機能も充実しているので、Web系就職を考えている人は、レバテックルーキーに登録をしておきましょう

レバテックルーキーをもっと知りたい方はこちらの記事（レバテックルーキーの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

就活サイトをもっと知りたい方は【就活サイトおすすめランキング】を、就活エージェントをもっと知りたい方は【就活エージェントおすすめランキング】を読んでみてください。

秋採用で内定をもらうためのポイント

秋採用を実施する企業を探せても、秋採用ならではの特徴を押さえた選考対策ができなければ内定に繋がりません。

そこでここから、秋採用で内定をもらうために押さえておきたい3つのポイントを紹介していきます。

• ポイント①：就活エージェントの力をうまく借りること
• ポイント②：自己分析や企業研究に力を入れること
• ポイント③：秋採用のエントリー数を増やすこと

秋採用で内定を獲得するためにも、是非参考にして下さいね。

就活エージェントの力をうまく借りること

秋採用を成功させるなら、就活エージェントを上手く活用しましょう！

就活前半よりも求人数が減る秋採用では、企業探しに時間を取られがちです。しかし、アドバイザーから秋採用を行う求人を集中的に紹介してもらうことで、企業探しを効率的に進められます。

また、就活エージェントでは、企業とのスケジュール調整や選考対策に至るまで内定獲得に向けて全力でバックアップしてくれます。

就活エージェントの力を借りることで、企業の選考スピードに乗り遅れない、狙った企業には効果的にアピールするといった秋採用ならではのポイントを押さえることができます。

就活エージェントは基本的に無料ですので、秋採用で内定を勝ち取りたい人は積極的に活用ましょう！

自己分析や企業研究に力を入れること

秋採用を成功させるためには、採用担当者に「この学生に内定を出したら入社してくれそう！」と思わせることが重要です。

説得力ある志望動機を準備するために、自己分析や企業研究は力を入れましょう。

質の高い志望動を作るには、「なぜその会社が良いのか？」を明確にすることが重要です。本質的な相性を確認するためにも、自身の価値観や過去の行動パターンから社風とマッチする部分を洗い出していきましょう。

加えて、その企業や競合他社の研究も行うことで、志望理由を具体的に整理することも重要です。志望動機は使い回しができないからこそ、各社しっかり作り込むことが選考突破のキーポイント。

相性の良さをアピールするためにも、1社1社丁寧に志望動機を作っていきましょう。

秋採用のエントリー数を増やすこと

秋採用を成功させるためには、エントリー数を増やすことも重要です。

なぜなら、業界や職種、企業規模に拘ったままでは、秋採用を実施する企業を見つけにくいからです。企業選択の幅を広げるためにも、就活前半に増して視野を広げて企業を探すことが重要です。

特に、企業にビジネスを展開するBtoB企業やニッチな業界でのトップ企業、大手企業の子会社等、知名度は低いけれど業界では有名な隠れた優良企業が多々あります。

秋採用でも大手有名企業に目がいきがちですが、秋採用を成功させるコツは、穴場の優良企業を見つけられるかどうかにあります。

納得感を持って就活を終えるためにも、視野を広く持ってエントリーを進めていきましょう！

秋採用に関する気になる疑問を解決

最後に、秋採用に関する気になる疑問・回答を紹介していきます！

• 質問①：秋採用はいつから始まりますか？
• 質問②：秋採用はどんなひとが受けていますか？
• 質問③：秋採用が受からなかったらどうなりますか？

ちょっとした不安は早めに解消し、秋採用に向けて準備を進めていきましょう。

秋採用はいつから始まりますか？

秋採用は、8月後半から9月にかけて募集が始まり、12月頃迄に掛けて選考が実施されます。

一般的な選考スケジュールでは、8月頃までに内定出しを行うため、8月中旬には採用目標達成状況が把握できます。

また、内定辞退者も並行して出始めるため、補充人数の検討も併せて行われます。これらの状況を踏まえて再度採用計画を練り直し、秋採用に向けて情報を公開していくのが8月後半～9月です。

求人数が少ない秋採用では、スピード感が超重要。選考に乗り遅れないためにも情報収集は積極的に行いましょう！

秋採用はどんなひとが受けていますか？

秋採用を受ける人は、公務員試験に落ちてしまった、海外留学をしていて就活時期を逃してしまった学生が多いです。

一部ではありますが、すでに内定をもらってはいるものの、迷いが生じた学生が秋採用に参加しているケースもあります。

秋採用を受ける事情は各自異なるものの、皆さん納得のいく就職先を見つけるために全力で就活を進めています。

受かりやすいと言われる秋採用ではありますが、選考対策は入念に行いましょうね。

秋採用が受からなかったらどうなりますか？

秋採用が受からなかったと言って落ち込む必要はありません。通年採用を実施している企業へ積極的に応募していきましょう。

なお、大学卒業までに内定がもらえないと「既卒」という立場で卒業後も就活を継続することになります。

在学中の就活状況や取り組み姿勢について深く質問されることが多く、後輩に混じって就活を進めることは精神的にも辛いものです。

新卒として有利に就活が進められる最後の時期まで、就活エージェントや逆求人サイトを活用しながら全力で取り組みましょう。

秋採用をしているホワイト企業はありますか？

秋採用を実施しているホワイト企業ももちろんあります！

ただし、ネームバリューのある大手企業というよりは、隠れた優良ホワイト企業と捉えておくと良いです。

気になる企業がホワイト体質かどうかは、勤続年数の長さや有休取得率の高さ、業績が安定している・営業利益が伸びている等、働きやすさと経営の健全性で見極めると良いでしょう。

なお、ホワイト企業かを判断するためには、就活四季報やクチコミサイト等を使った情報収集がおすすめ。様々な情報をリサーチし「自分にとってのホワイト企業」を探し出しましょう！

まとめ

最後に、本記事をまとめます。

• 秋採用とは、内定辞退者の補充や採用目標人数達成を目的に9月～12月頭に掛けて実施される採用活動。
• 秋採用は、求人数や採用枠が少ないため募集が早く埋まってしまう。秋採用で内定を獲得するためにはスピード感が重要。
• 就活エージェントを活用し、「①秋採用を行う企業を効率的に探す」「②秋採用に効果的な選考対策を行うこと」が成功のコツ。

秋採用には「受かりやすい」「受かりにくい」の両面があります。しかし、秋採用の特徴・傾向を掴んで事前にしっかり対策を行えば、「受かりやすい」状況に自分で変えることができます！

秋採用は就活前半よりも情報収集が重要になります。是非本記事を参考に、秋採用を攻略して内定を勝ち取ってくださいね。