【カゴメ】就職難易度・採用大学・倍率・学歴フィルターを解説

カゴメの就職難易度

カゴメに興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、カゴメは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、カゴメの内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、カゴメの就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。カゴメの選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、カゴメの内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

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カゴメは何の会社?

カゴメ

社名 カゴメ株式会社
創業 1949年(創業:1899年)
本社所在地 【本社】
〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号
従業員数 2,912人
資本金 19,985百万円
会社HP https://www.kagome.co.jp/company/

カゴメ株式会社は、食品業界に属しトマトの加工食品メーカーの中で国内最大手の企業です

トマトの加工食品を中心に扱うメーカーでケチャップやトマトジュース、缶詰などの製造を主に行っています。元々創業者がトマトの発芽を初めてみた1899年を創業の年としていますが、現在は「トマトの会社から野菜の会社に」というビジョンを掲げています。

カゴメでは、国内加工食品事業、農業事業、国際事業と野菜を中心に幅広く事業を展開しています。有名な商品では、野菜生活100、カゴメトマトケチャップ、カゴメトマトジュースなどです。

近年では、環境や社会課題の解決に取り組むさまざまな取り組みを行っており、環境負荷低減の観点では、2019年に「カゴメプラスチック方針」を制定し、2030年までに紙容器飲料のストローを石油由来から植物由来のものに変更する目標を掲げています。

また、カゴメは食品メーカーというだけあり、求める人物像に「食べることが好きな人」というものをあげています。そんな食を愛し、好奇心が旺盛な人の意見を積極的に取り入れ、新しい企画を作っていく企業文化があるため、好きなことを仕事にし、自分の考えを形にしていきたいという人におすすめの企業です。

カゴメの就職難易度

カゴメの就職難易度は、東洋経済ONLINE『入社が難しい有名企業ランキングトップ200社中「167位」入社難易度は「58.4」ポイントです(2024年最新版)

カゴメの就職難易度・就職偏差値は極めて高く、食品業界の中でも難関企業(入社難易度の高い企業)です。新卒採用の人気も高く、高学歴の就活生も多く応募することから、採用倍率も必然的に高くなっています。

カゴメの就職難易度に近い企業には、日揮ホールディングス、サイバーエージェント、クラレ、キャノン、日清製粉、などがあり、カゴメと同じ食品業界に属する企業の入社難易度は次の通りです。

順位 企業名 就職偏差値
31位 味の素 61.9
51位 キッコーマン 61.2
116位 江崎グリコ 59.4
130位 森永製菓 59.1
132位 日清オイリオグループ 59.1
167位 カゴメ 58.4
170位 日清製粉 58.4
189位 ニッスイ 58.0

食品業界は、就活において人気の業界であるため、カゴメを含めた多くの企業の入社難易度が高い状況です。

カゴメの新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

なぜ食品業界なのか、その中でもなぜカゴメに入社したいのかという点を明確にし、自分の言葉に落とし込むことが必須です。

なお、カゴメは就職難易度が高いので、就活生は全員対策を行なっていますES課題や、グループディスカッション、面接に不安がある人は、早めに就活エージェントに相談して対策を始めましょう。

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カゴメの採用人数・採用倍率

続いては、カゴメの採用人数・採用倍率について紹介します

それぞれ解説します。

カゴメの採用人数

採用人数

カゴメの新卒採用人数は、27名〜33名です。

過去3年間の採用人数(男女別新卒採用人数)は、下記の通りでした。

年度 採用人数
2024年入社 27名(男性:11名/女性:16名)
2023年入社 33名(男性:15名/女性:18名)
2022年入社 30名(男性:9名/女性:21名)

(引用:マイナビ2025

カゴメの採用人数は例年30名程度と少なく、狭き門であり、男女比については、ここ3年間においては、女性の方が多いという結果になっています。

この人数には、事務系職種以外に研究技術系の職種の採用人数も含まれていることが特徴的です。

ちなみに、2024年入社のうち事務系職種の人数は14名、23年入社は13名、22年入社は15名となっており、全体の半分程度が事務系職種となっています。

カゴメの採用倍率

採用倍率

カゴメの採用倍率は、約538倍です。

カゴメの採用倍率について、公表されている情報はありませんが、採用人数と大手就活情報サイトであるワンキャリアのお気に入り数をもとに計算をすると、新卒採用の倍率は538倍を超えることが予想できます。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、カゴメの内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

お気に入り数* 採用人数 採用倍率
16,142 30 538倍

*ワンキャリアのお気に入り数

カゴメに関わらず、食品業界に属している企業の倍率は軒並み高い傾向です。また、中途採用市場でも人気であるため、新卒に関わらず入社難易度は高いです。

加えて、カゴメの過去3年間の新卒採用者の離職者は0名となっており、人気なだけでなく、入社してからも働きやすい環境であることがわかります。

カゴメの採用大学ランキング

続いては、カゴメの採用大学・出身大学について紹介します。

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

採用大学ランキング

サンデー毎日によると、カゴメの採用大学ランキングは、第1位『京都大学(4名)』第2位『明治大学(3名)』第3位『北海道大学(2名)』になりました。

採用大学上位は、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が占めており、一般的に高学歴と呼ばれる学生が多く内定していることがわかります。

順位 大学名 採用人数
1位 京都大学 4名
2位 明治大学 3名
3位 北海道大学 2名
3位 慶應義塾大学 2名
5位 筑波大学 1名
5位 横浜国立大学 1名
5位 名古屋大学 1名
5位 神戸大学 1名
5位 広島大学 1名
5位 青山学院大学 1名
5位 工学院大学 1名
5位 東京理科大学 1名
5位 立教大学 1名
5位 関西学院大学 1名
5位 同志社大学 1名

カゴメの新卒採用者の出身大学は、いわゆる高学歴と言われる大学がほとんどで、2023年の採用では、京都大学の採用者が最も多くなっています。

しかし、様々な大学からの採用があることも事実です。実際カゴメは研究技術職の採用も行っているため、理系の専門大学からの採用もあります。

また、大学の所在地も北海道や広島県まで日本全国に広がっており、本社がある東京や愛知県に偏っている訳ではありません。

採用大学・出身大学一覧

採用大学一覧

カゴメの採用実績校(採用大学・出身大学)は下記の通りです。

北海道大学、小樽商科大学、東北大学、山形大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京農工大学、東京理科大学、東京家政大学、千葉大学、一橋大学、横浜国立大学、埼玉大学、東京都立大学(首都大学東京)、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、立教大学、明治大学、法政大学、中央大学、青山学院大学、国際基督教大学、学習院大学、国学院大学、工学院大学、日本女子大学、名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学、京都大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、神戸大学、兵庫県立大学、同志社大学、同志社女子大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、神戸外国語大学、奈良女子大学、徳島大学、広島大学、県立広島大学、岡山大学、九州大学、長崎大学、宮崎大学、鹿児島大学、立命館アジア太平洋大学、琉球大学、西南学院大学、徳島大学、北京大学、清華大学、上海交通大学、復旦大学、中国農業大学、山東大学、エディンバラ大学、ジェームスクック大学、ピッツァー大学 など

カゴメの採用大学は、東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学といった日本国内で高学歴とされる大学が多くを占めています。基準として、G-MARCHと呼ばれる大学群までが採用されています。

また、近年の動向として女性の総合職採用が拡大し、優秀な女子学生が活躍できる場が増え、企業も女子大出身者のリーダーシップに期待を寄せるようになってきています。

加えて、女子大は以前から、大学側が就職活動に力を入れていることや、女子大生には安全思考の学生が多いことから、大手企業への就職が強い傾向があります。

カゴメの採用大学は、国内の大学だけでなく、海外の大学からの採用実績もあり、様々なバックグラウンドを持った学生から人気の企業なのです。

元人事

カゴメの採用大学に学歴フィルターはありません。カゴメの就活を考えている人は、他企業の採用大学についても、チェックしておきましょう。

カゴメに学歴フィルターはある?

学歴フィルター

カゴメ内定者の出身大学を調査してみましたが、学歴フィルターはありませんでした

過去の採用大学の実績をみると、多様な大学からの採用があることから、学歴フィルターはないと言えます。ただ、有名大学に採用が偏っているのには次のような理由が考えられます。

  • 有名大学出身者が元々多いため、OB・OG訪問の機会があり、面接で話す内容に説得力をつけることができるため
  • 性格検査以外のwebテストがあるため、一定の学力は必要
  • 理系の採用では研究内容について深掘りをされるので、一定の研究成果や実績が必要

一見、結局有名大学でなければならないように思えますが、webテストの対策を徹底したり、熱心に研究を行えば、大学名で判断されることはないです。

また、カゴメでは、研究職の採用も行っているため、学歴というよりもどのような研究を行っているのかという点も大切です。自身の研究内容がカゴメの採用試験において、存分にアピールできる内容であれば、学歴は関係なく採用されるチャンスがあると言えるでしょう。

カゴメの選考に通るためにも、早めに面接対策やwebテスト対策に取り組みましょう。

元人事

応募者の学歴はもちろん確認しますが、学歴だけを見て選考を落とす企業はまずありません学歴以上の魅力を伝えるためにも、書類対策や面接対策に力を入れましょう。

カゴメの年収・給料

カゴメの年収(平均年収・初任給)は非常に高く、年収800万円も狙える企業です

それぞれ解説します。

カゴメの平均年収

カゴメ株式会社の有価証券報告書によると、2023年度の平均年収は約800万円で平均年齢は41.8歳でした

平均年収は超過勤務手当や賞与を含んだ金額で、臨時従業員や連結子会社の社員の年収は含まれていません。

また、大手転職口コミサイトによると、カゴメの年代別平均年収は以下の通りです。

年齢 平均年収
25~29歳 350〜550万円
30~34歳 550〜640万円
35~39歳 650〜720万円
40~44歳 730〜820万円
45~59歳 830〜890万円

カゴメは評価基準が整えており、成果を出すことで賞与の金額に反映され、上記の平均年収よりも高額な年収となることがあります。定期的に昇給のチャンスがあることが社員のモチベーションにも繋がり、長く勤める社員も多い理由です。

また、有休消化もしやすい環境であることから、激務だから給与が高いという訳ではなく、ワークライフバランスをしっかりとりつつも、高い給与をもらえる環境がカゴメにはあるのです。

カゴメを含むメーカーとの比較は下記の通りです。

企業 平均年収 平均年齢
味の素 1,073万円 44.5歳
明治 1,037万円 45.7歳
日清製粉 859万円 41.8歳
キッコーマン 820万円 43.6歳
ハウス食品 805万円 42.3歳
カゴメ 800万円 41.8歳
森永乳業 784万円 40.1歳
日清食品 772万円 40.0歳
カルビー 770万円 40.5歳
ロッテ 750万円 40.0歳
マルハニチロ 750万円 41.8歳
山崎製パン 578万円 39.0歳

カゴメは同業他社と比較しても、高い給与水準であるといえます。

カゴメの初任給

カゴメの初任給は、22.7〜26.6万円となっています。

この金額の幅は最終学歴によって異なり、詳細は次の通りです。

最終学歴 初任給
博士課程修了 266,320円
修士課程修了
6年制大学卒
240,000円
4年制大学卒
高専専攻科卒(学位取得者)
227,500円

上記は基本給の金額となりますが、残業をした場合は、時間外手当がついたり、在宅勤務をした場合は、在宅勤務手当がついたりするので、本格的に業務を開始すると金額は上がります。

また、金額には反映されていませんが、社員持株会や財形貯蓄制度なども完備されており、年収に反映しない部分で充実した福利厚生の恩恵を受けることが可能です。

初年度から、高い収入を得ることができるだけでなく、年間休日が123日という休みの多さから仕事だけでなくプライベートも充実させながら社会人生活をスタートさせる良い環境です。

カゴメの選考フロー|応募から内定までの流れ

選考フロー

カゴメの採用フローは下記の通りです

  1. エントリーシートの提出
  2. webテストの受検
  3. グループディスカッション
  4. 面接(複数回)

フローをみると一般的な流れといえますが、グループディスカッションが1次面接のあとに実施される点が少し特徴的です。カゴメの選考は、どのような雰囲気で行われ、どのような内容について問われるのかをフェーズごとに見ていきましょう。

①エントリーシート

カゴメの選考フローは、エントリーシートの提出から始まります。

過去には次のような質問がありました。

  • 周囲との衝突を恐れずに交渉や折衝をした経験を教えてください。
  • その交渉や折衝を成功させた原因はどのような点にあったと思いますか。
  • カゴメで営業職として働いた場合、どのような働き方をしたいですか。
  • カゴメに入社した場合、実現したい夢を教えてください。
  • あなたはどのような人ですか。

カゴメでは、一貫してチームプレーができる人、協調性があり、周りと協力して何かを成し遂げられる人が求められる傾向があります。

そのため、エントリーシートの中では、いかに自分がチームで動くことができる人間なのか、協調性がある人間なのかをアピールする必要があると言えるでしょう。

大学時代だけでなく、幼少期からの過去を振り返り、チームで経験したことを洗い出してチームでどのような立ち位置になることが多いか、どのように貢献するスタイルなのかなど具体的な内容に落とし込めるようにしておくと良いです。

②webテスト

カゴメのwebテストの形式は、テストセンターで受検するSPIです。

通過のボーダーはそこまで高くないようですが、人気企業であるため、必然的に高い点数が必要になることはいうまでもありません。最低でも1冊は参考書を完璧に解けるようにしておきましょう。

 また、テストセンターで受けるタイプのwebテストは自宅で受けるものと違い、慣れない環境での受検となります。しかし、テストセンターの結果は、他の企業で受けた際に成績がよかった場合、使い回すことができるのです。

そのため、志望度がそこまで高くない企業かつ、テストセンターでの受検を設定している企業を受けていくことで会場の雰囲気に慣れることができるだけでなく、良い結果を使える可能性があります。

③グループディスカッション

カゴメの選考フローの中で、1次面接のあとにグループディスカッションが実施されます。

カゴメのグループディスカッションでは、過去に次のようなお題が出されています。

  • 今後の食品会社の若手社員に求められる資質は何か。
  •  食品業界で求められるビジネスパーソンはどのような人か。 など

カゴメは、チームワークを大切にしているため、グループディスカッションは、最も重要なフローの1つです。グループディスカッションは、リーダーシップを取れないとアピールできないと考えている人も多いのですが、そんなことはありません。

チームはリーダーだけでは成り立たないため、自分の役割を確立することが大切です。その役割がチームにとって、必要であること、その役割を全うしていることをアピールすることでグループディスカッションでの存在感を出すことができます。

④面接(複数回)

カゴメの面接は、1次面接が面接官1人対学生1人の個人面接です

1次面接の所要時間は20分程度で次のような内容の質問が過去にされています。

  • カゴメに入社した場合、どのような営業をしたいですか。
  • カゴメに入社した場合、どのようなキャリアプランを描いていますか。
  • カゴメを志望した理由はなんですか?
  • 自己PRをしてください。 など

次に2次面接も所要時間は20分程度ですが、面接官が人事部長を含んだ複数人での実施になります。

質問される内容は1次面接と同じような内容ですが、役職がある社員が面接に参加するため、雰囲気が少しかたくなったと感じる人が多いようです。

しかし、面接官も人間なので、しっかり準備をして伝えたいことを伝えられるように練習しておくことで、必要以上に緊張する必要はありません。

最後に最終面接は、役員クラスを含んだ3〜5人の面接官との個人面接となります。過去にされた質問は次の通りです。

  • 食品業界の中でもカゴメを選んだ理由はなんですか。
  • カゴメの魅力はどのような点にあると思いますか。
  • 今後カゴメにはどのようなことが必要だと思いますか。
  • カゴメに入社したあと、10年後はどのようにありたいですか。 など

最終面接では、徹底した企業研究が必要となることがわかります。公式ホームページはもちろんですが、株主向けの資料やOB・OG訪問などをして、他の企業との違いを自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

カゴメの内定を掴むためのポイント

内定に繋げるポイント

続いては、カゴメの内定を掴むために必要な5つのポイントを解説します。

カゴメに受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機(なぜカゴメなのか)を明確にする

志望動機を明確にする

カゴメの内定を掴むためにも、志望動機(なぜカゴメなのか)を明確にしましょう

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

  • カゴメに入社したい理由が明確になっている
  • 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
  • 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
  • 会社に必要な経験やスキルを持っている
  • 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

学生時代の経験に力を入れる

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

カゴメの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

  • 長期インターン経験
  • 学生団体の立ち上げ経験
  • 起業・個人事業立ち上げ経験
  • ビジネスコンテスト参加経験
  • 異文化交流・留学経験
  • 部活動の大会出場経験
  • 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う長期インターンです長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

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③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。(OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら

④WEBテスト・SPI対策をする

WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。(SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら

⑤就活エージェントを活用する

就活のプロを頼る

カゴメの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課(キャリアセンター)などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス(就活エージェント)です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし完全無料で利用できます企業の内部情報(働き方や雰囲気、選考対策)を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです!(就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら

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カゴメの就活に関するよくある質問

よくある質問

最後に、カゴメの就活に関するよくある質問に答えていきます。

それぞれ解説します。

①カゴメへの就職は一般的にすごいですか?

カゴメへの就職は一般的にすごいことです。

まず、この記事でもご紹介しましたが、カゴメの推定採用倍率は500倍を超えています。そのような企業から内定をもらうことは非常に難しいことです。

さらに、カゴメは日本を代表する食品メーカーであり、知らない人はほとんどいない企業といえます。そのような知名度を誇る企業はそう多くありません。

このような企業の採用試験を突破し、就職することはすごいことであると言えるのです。

②カゴメに顔採用はありますか?

カゴメでは顔採用はしていません。

カゴメでは、いくつかの理系職種では、修士課程を修了していないと採用試験を受けることすらできない場合があります。

また、選考フローも様々な過程があり、一般的に良いとされる外見だけを武器に突破できるような簡単な採用試験ではありません。

そのため、カゴメには外見だけを判断材料として内定を出すようないわゆる顔採用はないです。しっかりとカゴメで活躍できる人材であることや研究内容をアピールすることでどのような人にも内定をもらえるチャンスはあります。

③カゴメの就活プレゼントとは何ですか?

カゴメの就活プレゼントとは、残念ながら選考過程で不採用となった場合、カゴメの製品が自宅に届くというものです

通常、企業は不採用となった場合、応募した学生に対して、いわゆる「お祈りメール」の送付をもって、結果を通知します。

しかし、カゴメは、エントリーシートの段階で不採用となった場合にも、応募してくれたことへのお礼を綴った手紙とともに、カゴメ製品を送るのです。

これは、カゴメの企業理念である「感謝」を実行するべく、15年以上前から実施されています。

まとめ

本記事では、カゴメの就職難易度について採用大学や倍率学歴フィルターの観点から解説してきました

要点をまとめます。

  • カゴメの就職難易度は高い
  • 新卒採用人数は30名程度、採用倍率は538倍以上
  • 採用大学による学歴フィルターはない

カゴメの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。

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