【博報堂】就職難易度・採用大学・学歴フィルター・選考倍率を解説

博報堂の就職難易度

博報堂に興味があるけれど「就職難易度や倍率採用大学学歴フィルターが気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、博報堂は人気企業でもあるため、就職難易度は高く、比較的倍率も高い傾向にあります。そのため、内定を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

そこで本記事では、博報堂の就職難易度や倍率採用大学選考通過に必要なポイントをまとめました博報堂の内定を獲得したいひとは、ぜひ参考にしてください。

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博報堂はどんな会社?

博報堂

社名 株式会社博報堂
創業 1895年(明治28年)10月6日(設立:1924年2月11日)
本社所在地 〒107-6322
東京都港区赤坂5丁目3番1号
赤坂Bizタワー
従業員数 3,711名(2024年4月1日現在)
資本金 358億48百万円
会社HP https://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂は、マーケティングコンサルティングを含む広告関連事業を行う国内最大級の広告代理店です。

国内で2番目に大きい広告代理店として知られており、電通と並んで国内広告代理店の二大巨頭として有名です。博報堂では、競合プレゼンにおいて「勝てば官軍の電通、クライアントファーストの博報堂」とそのスタイルの違いを言い表しています。

電通は「複数案プレゼンをし、数で勝負する考え」を持つのに対し、博報堂は「考え抜いた結果クライアントにとってベストだと判断した1つの案を用意する」とクライアントに最大限寄り添うことを重視しています。

博報堂の社員は「粒ぞろいより、粒違い」であると言われ、個性的なメンバーが多く、採用官界でもクリエイティビティを持った人材が学歴関係なく採用されています。

博報堂の就職難易度

就職難易度

博報堂の就職難易度は、東洋経済ONLINE入社が難しい有名企業ランキングトップ200社中「15位」入社難易度は「62.7」ポイントです。(2024年最新版)

博報堂の就職難易度・就職偏差値は極めて高く、広告代理店の中でも難関企業(入社難易度の高い企業)です。ランキング上位には、世界有数の戦略コンサルティングファームであるマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティンググループが入ります。

また博報堂に近い順位として、総合商社の伊藤忠商事、経営コンサルティングファームであるデロイトトーマツコンサルティングが挙げられます。

順位 企業名 就職難易度
1位 マッキンゼー・アンド・カンパニー 68.1
2位 ボストンコンサルティンググループ 66.2
13位 伊藤忠商事 62.7
15位 博報堂 62.7
18位 デロイトトーマツコンサルティング 62.4
27位 電通 62.0

博報堂の採用人数・採用倍率

続いては、博報堂の採用人数・採用倍率について紹介します

それぞれ解説します。

博報堂の採用人数(新卒採用)

採用人数

博報堂の新卒採用人数は、2023年度で180名でしたリクナビ参照)。

過去3年間の男女別新卒採用数は下記のとおりで、毎年130~180名程度の採用となっています。

年度 採用人数
2023年度 180名(男性:98名 / 女性:82名)
2022年度 133名(男性:70名 / 女性:63名)
2021年度 130名(男性:81名 / 女性:49名)

博報堂の採用倍率(新卒採用)

採用倍率

博報堂の採用倍率について、公開されている情報はありませんが、リクナビのプレエントリー数と採用予定人数などから予測すると、採用倍率は「100倍以上」と予想できます

応募媒体はリクナビ以外にもあるため、実際の倍率はさらに高くなることも考えられるため、博報堂の内定を狙うためにも、入念な選考準備が必要となってきます。

博報堂の採用大学ランキング

博報堂の採用大学は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立に加えて、地方国立大学や私立大学など、幅広く採用を行っています。採用大学の実績を見ても、学歴フィルターの心配はありません。

異なる経歴や自分独自の視点を持つ人を評価しているため、専門学校や海外の大学からも採用しおり、幅広く採用活動を行っています。

採用大学ランキング

採用大学ランキング

順位 採用大学 採用人数
1位 慶應義塾大学 43名
2位 早稲田大学 24名
3位 東京大学 21名
4位 一橋大学 10名
5位 立教大学 7名
6位 明治大学 6名
7位 大阪大学 5名
7位 上智大学 5名
7位 同志社大学 5名
7位 立命館大学 5名
11位 東北大学 4名
12位 筑波大学 3名
12位 名古屋大学 3名
12位 京都大学 3名
12位 青山学院大学 3名
12位 中央大学 3名
12位 東京理科大学 3名
12位 関西学院大学 3名
19位 多摩美術大学 2名
20位 北海道大学 1名
20位 千葉大学 1名
20位 東京外国語大学 1名
20位 横浜国立大学 1名
20位 名古屋工業大学 1名
20位 岡山大学 1名
20位 広島大学 1名
20位 九州大学 1名
20位 大阪府立大学 1名
20位 国際基督教大学 1名
20位 東京音楽大学 1名
20位 東京女子大学 1名
20位 法政大学 1名
20位 関西大学 1名

採用大学・出身大学一覧

採用大学一覧

慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、上智大学、一橋大学、京都大学、青山学院大学、大阪大学、九州大学、立教大学、同志社大学、北海道大学、多摩美術大学、東京理科大学、立命館大学、関西大学、筑波大学、東京工業大学、横浜国立大学、神戸大学、東北芸術工科大学、学習院大学、国際基督教大学、中央大学、帝京大学、東京女子大学、日本大学、日本女子大学、法政大学、武蔵野美術大学、明治大学、相模女子大学、南山大学、立命館アジア太平洋大学 など

博報堂の採用大学は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立の割合が高く、そのほかの私立大学からも採用実績があります。

また学歴だけでなく、個性やクリエイティビティを重視しているため、芸術系の大学として知られる「多摩美術大学」や、専門学校や海外大学からも採用を行っています。

博報堂では、異なる経歴や自分独自の視点を持つ人を評価しています。そのためどんな人にとっても内定の可能性があるので、学生生活での経験や自分の持つスキルを活し、内定へ繋げましょう。

元人事

博報堂の就活を考えている人は、他企業の就職難易度についてもチェックしておきましょう。

博報堂の学歴フィルター

学歴フィルター

博報堂内定者の出身大学を確認するにあたり、学歴フィルターはありませんでした

採用大学上位には、東大一橋・早慶・MARCH・関関同立など、学歴上位校と呼ばれる大学も多く存在しており、地頭の良さや学力が評価されています。

一方で、多彩な視点やアイデアを持っていることも評価されており、そのほかの私立大学や専門学校、海外大学からも幅広い採用活動が行われており、どんな人にもチャンスがあります。

元人事

応募者の学歴はもちろん確認しますが、学歴だけを見て選考を落とす企業はまずありません学歴以上の魅力を伝えるためにも、書類対策や面接対策に力を入れましょう。

博報堂の年収・給料

電通と並んで国内広告代理店の二大巨頭として知られる博報堂は、年収が非常に高いことで有名です。入社1年目から高い収入であり、最終的にはいわゆる「1,000万プレイヤー」となり、年収1,000万円以上を稼ぐことができます。

博報堂の初任給

博報堂の初任給は、月約30万円です。大卒と大学院との収入の差はありません。

初任給は、新卒採用の募集要項に360万円と記載されているため、12ヶ月で割って初月の給料を計算できます。

博報堂は年俸制を採用しており、初任給は360万円と、それに加えて超過勤務手当と業績賞与が与えられます。

初年度から高い報酬を受け取ることが出来るため、将来生活を安定させたい、働きがいや充実感を得たいと考えている人にはおすすめの企業です。

博報堂の平均年収

博報堂の平均年収は、1,046万円でした。

博報堂では、特に「人が資本」という考え方を重視しており、社員への投資を惜しみません。これにより、高年収を支える基盤が形成されています。

2023年3月期の連結業績では、収益9,911億3,700万円、営業利益467億8,300万円、当期純利益226億2,600万円と過去最高益を記録しています。コロナ禍での一時的な落ち込みを回復し、大きな成長を遂げました。

博報堂の給与体系では、ボーナスが業績に連動して支給され、基本給も高めに設定されています。このため、社員の高年収が実現しています。

大手転職口コミサイトによると、博報堂の年代別平均年収は以下の通りです。

年代 平均年収 最高年収
25~29歳 830万円 1,150万円
30~34歳 972万円 1,300万円
35~39歳 958万円 1,250万円
40~44歳 1,204万円 1,500万円
45~49歳 1,160万円 1,600万円
50~54歳 1,188万円 1,600万円
55~59歳 1,510万円 1,800万円

博報堂のような総合商社では、全年代において一般的な平均年収を大きく上回っており、特徴としては年功序列的な運用を続けているという点です。

確実に高収入を狙っていきたい人には、30歳前後で年収1,000万円を得ることができるため、非常に魅力的な企業です。

博報堂の選考フロー|応募から内定までの流れ

選考フロー

博報堂の新卒採用における選考フローは以下の通りです。

  • ①エントリー
  • ②1次選考(ES・Web適性検査)
  • ③2次選考(個人面接)
  • ④3次選考(グループディスカッション)
  • ⑤最終選考(個人面接)
  • ⑥内々定

それぞれ解説します。

博報堂の選考フロー①
エントリー

まずは、博報堂の新卒採用ページから、卒業年度にあわせてエントリーを行います。

2026年度新卒採用では、主に「3つのタイミング」2024年7月(夏)、2024年11月(冬)、2025年3月(春)にそれぞれ早期選考を含めた選考活動が行われます。

博報堂の詳しい選考スケジュールは、「2026年度 新卒採用スケジュール」からご確認ください。

2026年度の募集ポジションは下記の通りです。

総合職

  • ビジネスプロデュース職
  • ストラテジックプランニング職
  • クリエイティブ職
  • PR職
  • メディアプロデュース職
  • メディアプランニング職
  • マネジメントプロデュース職
  • ビジネスディベロップメント職
  • 研究開発職

初期配属確約

  • データサイエンス領域職種
  • クリエイティブ職

博報堂では、入社後に職種が確定する総合職選考コースと、事前に職種が確約されているコースに分かれています。後者では、「データサイエンス領域職種」など専門性が求められる職種が募集ポジションとして挙げられます。

博報堂の詳しい職種内容については、「職種紹介」からご確認ください。仕事の内容だけでなく、今なお最前線で働く社員の生の声を聞くことが出来るため、自分に最適な職業を見つけることができます。

博報堂の選考フロー②
1次選考(ES)

博報堂では、エントリーシートの提出が必要です

博報堂の2025年度の実際の質問事例は以下の通りです。

  • 今後の人生で達成したいこと、社会で生み出したい結果、将来にわたって大切にしたいライフスタイルなど、中長期的なビジョンを3つ(30×3)
  • こだわりや価値観など、人生の原動力になっているものを3つ(30×3)
  • そのこだわりや価値感3つをまとめて、”等身大の個性”を表す言葉にしてください(30)
  • あなたらしさが表れたエピソードを6つ(80×6) 友人や家族に聞いたものも含む。
  • 今後のキャリアで実現、経験したいこと(300)
  • 博報堂、博報堂DYメディアパートナーズそれぞれでチャレンジしたいこと(300)

博報堂のESでは、少ない字数の中で自分について述べるような質問がされます。このような質問内容の置いて重要なことは、自分の経験や価値観を如何に簡素に伝え、興味を持ってもらえるかです。

面接官は非常に多くのESに目を通しているため、丁寧に読み込んでいるとは限りません。そのため、一つ一つの言葉選びでインパクトのある表現を意識することで、面接官の目を引くようなESを書くことができます。

博報堂では、エントリーシートの書き方について「エントリーシートの記入例」をPDFで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

博報堂の選考フロー③
2次選考(個人面接)

2次選考では、個人面接が行われます。

具体的には、学生と企業の双方向の「対話」の場を意識したキャリアディスカッションが行われます。

2025年度の選考内容は、20分間の学生1人と社員2人の個人面談で、エントリーシートの内容に沿って、“等身大の個性”、価値観、原動力等が聞かれました。

博報堂では「粒ぞろいより粒違い」の人材を求めています。自分の体験を語る時には、グループでの活動でどのような力を発揮したかを、自分の個性に注目して説明することで、選考通過の可能性を引き上げることができます。

博報堂の選考フロー④
3次選考(グループディスカッション)

3次選考では、グループディスカッションが行われます。

学生(4人程度)が1チームとなり、広告会社の仕事の模擬体験に近い形でグループディスカッション(約4時間)をします。グループディスカッションのお題は非公開ですが、2024年度で取り組まれた内容は「日本古来の習慣をビジネス化し、新しく定着させる方法」でした。

グループディスカッションの流れは以下の通りです。

  • 各自フレームワークに沿って30分間作業
  • グループのメンバーと2時間ほど話合い
  • 5分間でビジネスモデルの発表(発表者はランダム)

グループディスカッションでは、論理的に議論を積み上げていく必要があります。そのため、前提条件の確認などを一つずつ丁寧に取り組んでいく必要があります。

加えて、博報堂では個性と個性が掛け合わさることで生まれるシナジーを大切にしています。現状に囚われず、自由に創造力を働かせることが面接官へのアピールとなります。

博報堂の選考フロー⑤
最終選考(個人面接)

最終選考では、30分間の学生1人と社員3人の個人面接が行われます。

【最終選考内容】

  • 志望動機について
  • 学生時代の経験について
  • 学生時代の経験と志望動機の繋がり
  • 博報堂に入社後、どのようにその経験を活かすのか
  • 逆質問

最終選考では、学生の活躍・成長の場として博報堂が適しているかどうかのマッチング判断が目的となります。

自分の過去の取り組みと将来の目標が、博報堂でどのように実現することが出来るのかを具体的に説明する必要があります。

また面接官は時々「それって広告業界でなくても良くない?」なども聞いてきます。こういった詰めに対しても言い返せるような「強さ」が重要になってきます。

博報堂の内定を貰うためのポイント

内定に繋げるポイント

続いては、博報堂の内定を掴むために必要な5つのポイントを解説します。

博報堂に受かる人の特徴を理解していきましょう。

博報堂の内定を貰う方法①
志望動機(なぜ博報堂なのか)を明確にする

志望動機を明確にする

博報堂の内定を掴むためにも、志望動機(なぜ博報堂なのか)を明確にしましょう

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

  • 博報堂に入社したい理由が明確になっている
  • 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
  • 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
  • 会社に必要な経験やスキルを持っている
  • 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

博報堂の内定を貰う方法②
長期インターンで経験を積む

学生時代の経験に力を入れる

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

博報堂の内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

  • 長期インターン経験
  • 学生団体の立ち上げ経験
  • 起業・個人事業立ち上げ経験
  • ビジネスコンテスト参加経験
  • 異文化交流・留学経験
  • 部活動の大会出場経験
  • 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う長期インターンです長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。博報堂出身のメンバー直下で働けるインターンも多数掲載されていますよ。

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博報堂の内定を貰う方法③

OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。(OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら

博報堂の内定を貰う方法④
WEBテスト・SPI対策をする

WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。(SPI対策アプリおすすめランキングはこちら

博報堂の内定を貰う方法⑤
就活エージェントを活用する(ES添削・面接対策)

就活のプロを頼る

博報堂の選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課(キャリアセンター)などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス(就活エージェント)です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし完全無料で利用できます企業の内部情報(働き方や雰囲気、選考対策)を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

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博報堂の就活に関するよくある質問

よくある質問

最後に、博報堂の就活に関するよくある質問に答えていきます。

それぞれ解説します。

①博報堂の初任給・平均年収はいくらですか?

【営業系】

初任給(推定):300,000円(大学卒)300,000円(修士了) / 平均年収:1,046万円

博報堂の初任給は月約30万円です大卒と大学院との収入の差はありません。

初任給は、新卒採用の募集要項に360万円と記載されているため、12ヶ月で割って初月の給料を計算できます。

博報堂は年俸制を採用しており、初任給は360万円と、それに加えて超過勤務手当と業績賞与が与えられます。大手転職口コミサイトによると、博報堂で働く25~29歳の平均年収は830万円であるため、基本給以外の報酬も充実していることがわかります。

初年度から高い報酬を受け取ることが出来るため、将来生活を安定させたい、働きがいや充実感を得たいと考えている人にはおすすめの企業です。

②博報堂の福利厚生は充実していますか?

博報堂は充実した福利厚生となっています。

  • 診療所の費用無償化
  • 定期健康診断・健診戦
  • 人間ドックの費用無償化
  • 宿泊施設・レジャー施設の割引
  • カフェテリアプラン
  • クラブ活動
  • 結婚休暇
  • 出産関連休暇
  • 各種お祝い金
  • はなさかす保育園
  • 介護関連の休暇制度
  • 資産面でのサポート制度

など、社員のプライベートな生活を現在から将来までサポートする幅広い体制を整えています。仕事だけでなくプライベートも充実させていきたい人におすすめです。

③博報堂には早期選考・早期内定はありますか?

博報堂のインターンシップに参加することで、早期選考を受けることが出来ます。

博報堂が公式で発表している「2026年度 新卒採用スケジュール」には、2024年9月末と2025年1月末の計2回の早期選考を予定しています。

どちらも夏・冬のインターンシップ後に早期選考があるため、少しでもチャンスを増やし、内定を勝ち取りたい人は、インターンシップに積極的に参加していきましょう。

④博報堂の選考に学歴は関係ありますか?

博報堂に学歴は関係していません。

採用実績からMARCH以上の高学歴と呼ばれる大学が多いですが、そのほかの私立大学や専門学校、海外大学など多種多様な人材を受け入れています。

博報堂では、学歴は資格などと同じように1つの評価基準ではありますが、学生独自の視点やアイデアなども同様に高く評価しています。自分だけのバックグラウンドや経験をどのように活かしていけるのかをアピールすることで、選考率をより上げることができます。

⑤博報堂は低学歴でも入社できますか?

入社できます。

博報堂では多彩な視点やアイデアを持っていることも評価されており、そのほかの私立大学や専門学校、海外大学からも幅広い採用活動が行われています。

博報堂の面接では、学歴に固執せず、自分が持つ個性や独自の強みを、具体的なエピソードを交えて面接官に伝えることが重要です。企業文化に合う人材であることをアピールをし、内定を勝ち取りましょう。

⑥博報堂に顔採用はありますか?

博報堂に顔採用はありません。

博報堂には、顔採用だと思われるような容姿の整った人が多いようです。

しかし、博報堂に限らず他の企業でも言えることではありますが、営業職など個人の能力が求められる職種において、その人の容姿だけで採用されるということはありません。

しかし、このような大手に内定をもらえる人の中には、地道に努力をし続けられる人、自分に自信を持っている人が多く、それが「自分磨きをする」ことにも繋がっていると言えます。

つまり、博報堂などの採用の本質は「地道に努力をし続けられるか」、「自分に自信を持っているか」であり、面接などを通して「努力家」であることや「自己肯定感の高さ」などを示すことで内定のチャンスを掴むことができます。

⑦博報堂は激務ですか?

博報堂は激務である可能性があります。

実際に、国が定める残業上限時間は月45時間であるのに対して、博報堂が公式に発表している2022年度の残業時間は47.3時間でした。

博報堂ではプロジェクトの進行状況やクライアントの要求によって、時に長時間の勤務が求められることがあります。

ただし、社員の働きやすさを向上させるために、労働環境の改善やワークライフバランスの推進にも取り組んでいます。

  • 「プラ休」(月イチ週休3日制)
  • インターバル11
  • スラッシュ7
  • サイレント10

「プラ休」は、心身の健康と知恵の充電のために、毎月、土日祝日と別に社員は1日以上の年次有給休暇を取得することを目的として行われています。

まとめ

本記事では、博報堂の就職難易度について採用大学や倍率学歴フィルターの観点から解説してきました

要点をまとめます。

  • 博報堂の就職難易度は高い
  • 新卒採用人数は130~180名程度、採用倍率は100倍以上
  • 採用大学による学歴フィルターはない

博報堂の選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。

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