【エムスリー】就職難易度・採用大学・倍率・学歴フィルターを解説

エムスリーに興味があるけれど「就職難易度や採用大学、倍率、年収、学歴フィルターが気になる…」そんな就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、エムスリーは人気企業でもあるため、就職難易度は高く、採用倍率も高いです。そのため、エムスリーの内定を掴むためには、自己分析や志望動機の準備、面接対策が内定の鍵となってきます。

本記事では、エムスリーの就職難易度や、採用大学、倍率、選考通過に必要なポイントをまとめました。

エムスリーの選考を通過した就活生の口コミも掲載していますので、エムスリーの内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。

エムスリーは何の会社？

エムスリー株式会社は、医療ポータルサイト「m3.com」を運営する情報サービス企業です。

「m3.com」は医療業界での認知度が高く、医療業界のニュースや最新情報、論文データへのアクセス、会員同士の交流などができるサイトで、国内の多くの医師が登録しています。

エムスリーの事業内容は以下の通りです。

• 病院検索や薬検索などの検索サイトの運営
• IBDやがん、遺伝性疾患などの専門領域の情報の提供
• 医療従事者専用のサイト「m3.com」の運営
• メディカルマーケティング支援事業 など

近年の戦略は以下の通りです。

医療業界にインターネットやメディアといった側面から貢献していきたい、より多くの人に医療を提供し安心して暮らせる社会の作っていきたい、時代の変革に合わせて新たな患者体験を生み出したいと考える学生におすすめの企業です。

エムスリーの就職難易度

エムスリーの就職難易度は、東洋経済ONLINE「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社中「3位」、入社難易度は「64.2」です。

エムスリーの就職難易度・就職偏差値は極めて高く、情報サービス業界の中でも難関企業（入社難易度の高い企業）です。新卒採用の人気も高く、高学歴の就活生も多く応募することから、採用倍率も必然的に高いです。

エムスリーの就職難易度に近い企業には、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インコーポレイテッド・ジャパン、ボストンコンサルティンググループ、三菱地所、三井物産、グーグル、などがあり、エムスリーと同じ情報サービス業界に属する企業の入社難易度は次の通りです。

情報サービス業界は人気の業界であるため、全体的に就職難易度は高いです。中でもエムスリーの就職難易度は、同業他社と比較してもトップクラスです。

エムスリーの新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。エントリーシート通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

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エムスリーの採用人数・採用倍率

続いては、エムスリーの採用人数・採用倍率について紹介します。

• エムスリーの採用人数
• エムスリーの採用倍率

それぞれ解説します。

エムスリーの採用人数

大手新卒就活情報サイトによると、毎年30〜50名ほどの採用がされており、男女比はほぼ1：1となっています。

openworkの社員口コミによると、男女関係なくフラットに評価される環境であることが支持されており、女性の採用率や従業員数が多くなっています。

エムスリーでは、ビジネス職とデータサイエンティスト職を新卒採用で募集しています。ビジネス職は、1〜3年目まではメディカルプラットフォーム事業で働くことになり、その後、新規ビジネス・M＆A・グローバルビジネス・デジタルマーケティング・データサイエンティストといった部署に異動する可能性がある職種です。

エムスリーの採用倍率

エムスリーの採用倍率は、約227倍です。

エムスリーの採用倍率について、公表されている情報はありませんが、採用人数、大手就活情報サイトのお気に入り登録者数を考慮すると、新卒採用の倍率は227倍を超えることが予想できます。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、エムスリーの内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

*ワンキャリアのお気に入り登録者数

エムスリーの採用大学ランキング

続いては、エムスリーの採用大学・出身大学について紹介します。

• エムスリーの採用大学ランキング
• エムスリーの採用大学・出身大学一覧

それぞれ解説します。

採用大学ランキング

エムスリーの各大学における採用人数は、公開されていませんでした。

エムスリーの採用大学一覧を見ると、主に国公立や難関私立大学が採用者数の上位に位置していると予想されます。

しかし、エムスリーは幅広く様々な大学から採用活動を行っており、所謂高学歴以外の大学からも採用しています。そのため、全ての学生に内定獲得のチャンスがあります。

採用大学・出身大学一覧

エムスリーの採用実績校（採用大学・出身大学）は下記の通りです。

＜大学院＞
麻布大学、茨城大学、岩手大学、大阪大学、岡山大学、お茶の水女子大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、北里大学、九州大学、京都大学、京都府立大学、熊本大学、群馬大学、神戸大学、埼玉大学、滋賀県立大学、静岡大学、信州大学、自治医科大学、城西大学、成蹊大学、千葉大学、千葉工業大学、筑波大学、東京大学、東京医科大学、東京医科歯科大学、東京海洋大学、東京工業大学、東京農業大学、東京農工大学、東京薬科大学、東京理科大学、東邦大学、東北大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、長岡技術科学大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋音楽大学、名古屋市立大学、奈良女子大学、奈良先端科学技術大学院大学、新潟大学、日本大学、日本獣医生命科学大学、兵庫県立大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、明治薬科大学、名城大学、山口大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学

＜大学＞
麻布大学、茨城大学、大阪大学、大阪府立大学、大阪薬科大学、岡山大学、香川大学、関西学院大学、学習院大学、北里大学、京都薬科大学、近畿大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、県立広島大学、神戸薬科大学、埼玉大学、静岡県立大学、芝浦工業大学、上智大学、昭和大学、昭和薬科大学、専修大学、玉川大学、千葉工業大学、中央大学、帝京大学、東京医科歯科大学、東京工科大学、東京電機大学、東京都立大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、東邦大学、東北大学、東洋大学、徳島大学、同志社大学、同志社女子大学、日本大学、日本獣医生命科学大学、日本女子大学、福岡大学、星薬科大学、北海道大学、武蔵野大学、明治大学、明治薬科大学、横浜市立大学、立命館大学

＜短大・高専・専門学校＞
久留米工業高等専門学校、長岡工業高等専門学校 など

エムスリーの採用は、慶應義塾大学や早稲田大学を中心に難関大学からの採用が多い傾向があります。しかし、採用実績校一覧をみると、麻布大学や東邦大学など医療系に強みを持つ大学からも積極的に採用しています。

また、エムスリーの出身大学の特徴としては、一般企業の中でも東京医科歯科大学や昭和薬科大学などの医療系の専門大学出身者が比較的多くいることです。

これは、事業内容が医療にしているからです。大学で医療関係の勉強をしていたり、実習などで医療従事者と実際に関わる機会があったりすると、志望動機や会社に入った後のキャリアに説得力をつけることができます。

医療系の大学以外の人は、OB・OG訪問などを通して志望動機やキャリアパスをしっかり考えて選考に臨み、内定を勝ち取っていきましょう。

エムスリーに学歴フィルターはある？

エムスリー内定者の出身大学を調査してみましたが、学歴フィルターはありませんでした。

過去の採用大学の実績をみると、多様な大学からの採用があることから、学歴フィルターはないと言えます。ただ、有名大学に採用が偏っているのには次のような理由が考えられます。

• 有名大学出身者が元々多いため、OB・OG訪問の機会があり、面接で話す内容に説得力をつけることができるため
• 性格検査以外のwebテストがあるため、一定の学力は必要
• 理系の採用では研究内容について深掘りをされるので、一定の研究成果や実績が必要

一見、結局有名大学でなければならないように思えますが、webテストの対策を徹底したり、熱心に研究を行えば、大学名で判断されることはないです。

エムスリーの選考に通るためにも、早めに面接対策やwebテスト対策に取り組みましょう。

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エムスリーの年収・給料

エムスリーの年収（平均年収・初任給）は非常に高く、年収1,000万円も狙える企業です。

• エムスリーの平均年収
• エムスリーの初任給
• エムスリーの年収・給与制度に関する口コミ

それぞれ解説します。

エムスリーの平均年収

エムスリーの平均年収（2023年度有価証券報告書による）は、936万円（平均年齢34.6歳）です。

エムスリーでは年俸制を採用されているため、年収を12分割した金額が1ヶ月分の給与と賞与を合わせ月収は60万円台になります。

大手転職口コミサイトによると、エムスリーの年代別平均年収は以下の通りです。

また、役職別の平均年収は次の通りです。

上記の表をみると、シニアアソシエイト以上で1,000万円以上の年収が見込めます。エムスリーは、年功序列ではなく実力主義であるため、役職の平均年収が重要です。

また、平均年齢が34歳と若いにも関わらず、1,000万円近い平均年収となっていることからも、若いうちから高い収入を得たいという人にとっては、非常に魅力的な企業です。

エムスリーの初任給

エムスリーの初任給（新卒1年目）は、約600万円です。

日本の新卒社会人の初年度の平均年収は約300〜350万円とされているため、ほぼ倍の金額を初年度からもらうことが可能です。

また、エムスリーは医療関係のサービスを提供していることから、従業員の健康を重視した福利厚生が用意されます。

例えば、年に1度必ず受ける健康診断は、人間ドックになっており、自費で受ける場合3〜10万円ほどの金額を会社が負担しています。

このように、手厚い福利厚生が用意されていることで私生活が充実するようになっています。

エムスリーの年収・給与制度に関する口コミ

大手転職口コミサイトには、エムスリーの年収・給与制度について以下のような声がありました。

• 新卒入社の年収のベースは、BIG4と同じぐらい。賞与は企業の業歴と連動しており、年収の高さは賞与によって大きく左右される。しかし、個人目標を達成できていない場合は賞与が0になることも。
• 評価制度に関しては、期初に設定した目標を達成できなくても、すぐに低い評価になるわけではありません。それがどれくらいストレッチしていたものだったのか、別の角度で捉え直すと良いのではないか等、
• 個人の成果が適切に評価に反映されるようにチームリーダーとすり合わせをすることが出来るのは非常に良かったと思います。
• 成果が残せないと基本は昇給せず、賞与もほとんどなかったため、社員のモチベーション醸成という観点ではイマイチな感じであった。

エムスリーの年収はBIG4並みと非常に高いです。一方で昇給や賞与に大きく関係している個人目標に対しては、評価制度が非常に厳しいため昇給・賞与への反映は厳しく、モチベーション維持が難しいという声もあります。

また、エムスリーで年収を上げていくには個人目標を達成し続けることが重要であるため、立てた目標に対して自律的に行動していける人、困難な状況でも挑戦し続ける人であることが求められます。

厳しい環境下でも常に挑戦していける人財は、どの企業においても重宝される存在であるため、初年度から高い年収を求める学生やキャリアアップを目指す学生にはおすすめの会社です。

エムスリーの選考フロー｜応募から内定までの流れ

エムスリーの選考フローは次の通りです。

1. エントリーシート
2. webテスト
3. 面接（3回）

詳しく解説します。

①エントリーシート

エムスリーの選考は、エントリーシートの提出から始まります。

エムスリーのエントリーシートは、設問が1つしかなく、他の志望者との差別化が難しいです。そのため、エントリーシートの通過率は、8割程度が通過していると言われています。

エムスリーのエントリーシートの設問は以下の通りです。

エントリーシートの設問は1つですが、アピールすることは大きく分けて2つです。1つは自分の強み、もう1つは事業の理解度です。徹底した企業研究と自己分析を行うことで、エントリーシートの通過率をグッとあげることができるので、万全な準備をしましょう。

②WEBテスト

エムスリーの選考では、次にwebテストがあり、エムスリーのwebテストは自宅で受検するタイプのSPIです。

受検内容は、言語・非言語・性格検査なので、他の企業と比較しても一般的な内容と言えるでしょう。

エムスリーのwebテストのボーダーは6割程度と言われています。大手就活情報サイトによると、言語・非言語検査の正答率と合わせて、性格検査の結果が重要視されています。

エムスリーは、2000年に創業されて以来常に挑戦し続け、業界で現在のポジションを獲得している企業です。そのため、何事にも積極的にチャレンジし、常に上を目指す向上心があるような結果を出せば、エムスリーが求める性格検査の結果と合致するかもしれません。

もちろんチャレンジ精神や向上心を示さない性格検査の結果でも、エムスリーが求める人物像に一致していて、テストの正答率もボーダーを上回っていれば通過することが可能なので、焦らずに1つずつ回答しましょう。

③面接（3回）

エムスリーの選考フローにおいて、面接は基本的に3回行われます。

回を重ねるごとに面接官の役職が上がっていき、1次面接は中堅社員、2次面接は役員クラスの社員、最終面接は社長となります。

過去には次のようなことがエムスリーの面接で問われています。

• 学生時代頑張ったことを教えてください
• エムスリーを志望する動機はなんですか
• あなたの強みを5つ教えてください
• あなたの弱みを5つ教えてください
• あなたが大切にしている本はなんですか
• あなたがエムスリーに入って描くビジョンはどのようなものですか

また、人によってはケース面接も実施されているようです。ケース面接とは、ある課題が出題されて、一定時間考えたあとに課題の解決策を面接官に説明すると言うもの。エムスリーでは、過去に次のような課題が出題されています。

• 冷蔵庫があります。その冷蔵庫に入っている中身をドアを開けないで確認する方法をあげてください。
• 1,000本のワインがあります。その中に1本だけ毒が入っているワインがあります。最低何人の人間がいれば、毒入りのワインを検証することが可能でしょうか。
• アメリカにおいて、銃で死んでしまう人の数を半分にする画期的な方法を1分間で5個あげてください。
• 4分間はれる砂時計と9分間はれる砂時計があります。この2つの砂時計を使って19分間をはかるにはどうしたら良いでしょうか。　など

ケース面接は、対策本が出ているので最低でも1冊は完璧にしておくようにしましょう。

ケース面接では、論理的思考ができること、考えた結果がしっかりアウトプットできることが大切です。日頃から論理的な思考をするくせをつけておくと良いでしょう。

エムスリーの内定を掴むためのポイント

続いては、エムスリーの内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

エムスリーに受かる人の特徴を理解していきましょう。

①志望動機（なぜエムスリーなのか）を明確にする

エムスリーの内定を掴むためにも、志望動機（なぜエムスリーなのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• エムスリーに入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

②長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

エムスリーの内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

④WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

⑤就活エージェントを活用する

エムスリーの選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

エムスリーの就活に関するよくある質問

最後に、エムスリーの就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：エムスリーのSPIボーダーはどのくらいですか？
• 質問②：エムスリーは激務できついですか？
• 質問③：エムスリーはインターン優遇がありますか？

それぞれ解説します。

①エムスリーのSPIボーダーはどのくらいですか？

エムスリーのSPIボーダーは、6割程度です。

一般的な新卒採用選考でのSPIのボーダーは、5〜6割程度とされているため、極めて高くはありません。

エムスリーのwebテストの受検科目は言語、非言語、性格です。SPIの対策本を最低でも1冊完璧にマスターしたり、本命企業以外の選考でSPI（自宅受検型）を受検したりと基本的な対策をしっかりと行うようにしましょう。

②エムスリーは激務できついですか？

エムスリーでの仕事は、激務ではありません。

エムスリーの公式ホームページによると、2023年度の平均残業時間は33.3時間で有休取得率は80％となっています。

月の残業時間が33時間ということは、1日あたりの残業時間は約2時間弱です。もちろん毎日決まった時間残業するわけではないので、2時間以上残業する日もあれば、定時で帰宅する日もあるということになります。つまり、毎日終電で帰宅、始発で出社といった激務ではありません。

また、有給休暇も80％が取得されていることから基本的には自分のタイミングでお休みを取ることも可能な環境であることがわかります。

③エムスリーはインターン優遇がありますか？

エムスリーのインターンに参加することで、本選考の優遇はあります。

インターンの成績など個人によりますが、インターンに参加することで早期選考の声がけをされることがあります。そのため、エムスリーへの入社を強く希望する人は、インターンシップへ参加をおすすめします。

インターンシップ選考で不合格となった場合でも、本選考は再び挑戦することが可能です。少しでも内定の可能性を上げるために、どちらも挑戦することをおすすめします。

まとめ

本記事では、エムスリーの就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• エムスリーの就職難易度は高い
• 新卒採用人数は30〜50名程度、採用倍率は227倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

エムスリーの選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。

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