【丸紅】採用大学・就職難易度・学歴フィルター・選考倍率を解説

丸紅に興味があるけれど「就職難易度や倍率、採用大学、学歴フィルターが気になる…」そんな方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、丸紅は人気企業でもあるため、就職難易度は高く、比較的倍率も高い傾向にあります。そのため、内定を掴むためにも、自己分析や志望動機の用意、選考対策が内定の鍵となってきます。

そこで本記事では、丸紅の就職難易度や倍率、採用大学、選考通過に必要なポイントをまとめました。丸紅の内定を獲得したいひとは、ぜひ参考にしてください。

丸紅は何の会社？

丸紅は、大手総合商社です。

国内トップクラスの総合商社として、食料、繊維、紙、化学品、エネルギー、金属、輸送機械、産業機械、電力、プラント、船舶、金融、物流、鉄鋼等の幅広い事業を展開しており、国内外にいくつもの拠点を持っています。

また化学品本部はオレフィン、アロマ、合繊原料、合成樹脂、塩ビ、肥料原料などのトレード分野において業界トップクラスであり、オレフィン取引では特殊タンカーの用船を活用することで、アジア・中東地域を中心に業界でトップクラスを維持しています。

また、食料第一本部では国内における食品流通網と海外成長市場への展開を担い、国内外の食を支えています。さらに、日本で長年にわたって人気を誇っている「ヨーグレット」、「ハイレモン」を有するアトリオン製菓に出資し、商品開発力・マーケティング力の強化をサポートし、菓子・食品製造領域への事業拡大にも貢献しています。

同社は社是「正・新・和」の精神に則り、サステナビリティにも力を入れています。再生可能エネルギー発電事業への取り組みや気候変動対策への貢献は高く評価できるものです。

丸紅の就職難易度

丸紅の就職難易度は、東洋経済ONLINE「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社中「22位」、入社難易度は「62.3」ポイントでした（2024年最新版）。

丸紅の就職難易度・就職偏差値は極めて高く、総合商社の中でも難関企業（入社難易度の高い企業）です。新卒採用の人気も高く、高学歴の就活生も多く応募することから、採用倍率も必然的に高くなっています。

丸紅の就職難易度に近い企業には、小学館、集英社など大手出版社が並んでおり、丸紅と同じ総合商社にあたる企業の入社難易度は次の通りです。

丸紅の新卒採用は、文系学生も理系学生も、大学院生も同様に選考が行われます。ES通過率や、WEBテスト通過率、面接通過率も低く、最終面接の倍率も高い傾向にあるため、自己分析や業界研究、ES添削、面接練習を欠かさずに選考に進みましょう。

丸紅の採用人数・採用倍率

続いては、丸紅の採用人数・採用倍率をご紹介します。

• 丸紅の採用人数
• 丸紅の採用倍率

それぞれ解説します。

丸紅の採用人数

丸紅の新卒採用人数は、100名程度です。

過去3年間の採用人数（男女別新卒採用人数）は、下記の通りでした。年度によって採用人数の変動はほとんどありません。

丸紅の採用倍率

丸紅の採用倍率は、40倍〜50倍です。

丸紅の採用倍率について、公表されている情報はありませんが、採用人数100名に対して、大手就活情報サイトのプレエントリー数が約5,000件あることを考慮すると、新卒採用の倍率は50倍を超えることが予想できます。

新卒採用の応募元は、採用媒体以外にも、直応募、エージェント経由など様々なので、実際の応募数や採用倍率はさらに高くなるでしょう。書類選考で半数以上が落ちるとも言われているので、丸紅の内定を狙うためにも、入念な選考対策が必要となってきます。

丸紅の採用大学ランキング

丸紅の採用大学は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立に加えて、地方国立大学や私立大学など、幅広く採用を行っています。採用大学の実績を見ても、学歴フィルターの心配はありません。

採用大学ランキング

大学通信ONLINEによると、丸紅の採用大学ランキングは、第1位『慶應義塾大学（21名）』、第2位『早稲田大学（14名）』、第3位『東京大学（9名）』です。

採用大学には、東大一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学など、幅広い大学から採用されています。

採用大学・出身大学一覧

丸紅の採用大学・出身大学一覧には、東京一橋、早慶、GMARCH、関関同立、旧帝大、地方国立大学が入っています。

【採用大学（一部抜粋）】
慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、一橋大学、神戸大学、大阪大学、上智大学 、京都大学、九州大学、青山学院大学、名古屋大学、北海道大学、東京外語大学、防衛大学、法政大学、横浜国立大学、神戸市外国語大学、同志社大学、立命館大学、東北大学、立命館アジア太平洋大学、学習院大学、成蹊大学、津田塾大学 / 日本大学、明治大学、明治学院大学、立教大学、東京理科大学、国際基督教大学など

【採用予定学科】
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系（４年制）、薬学系（６年制）、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系

引用元：リクナビ2025

丸紅では、国内大学だけでなく、海外大学の採用実績もあります。また学部学科に関係なく新卒採用を実施しています。

丸紅に学歴フィルターはある？

丸紅内定者の出身大学を確認するにあたり、学歴フィルターはありません。

丸紅では学力を問う試験はあるもののさまざまな大学から採用しており、自頭のよさだけでなく、人間性や学生時代の経験なども考慮されていると考えられます。

学歴に自信のない方は学生時代に勉学や課外活動に励むことで、門戸が開かれることもあるかもしれません。

就職活動において学歴は1つのアピールポイントになります。しかし、学歴だけで内定者を決める企業は基本的にありません。自己分析をしっかり行い、自分がなぜ丸紅に入社したいのか明確にし、ESや面接でアピールできるようにしましょう。

丸紅の年収・給料

5大商社、7大商社と言われる会社の一つである丸紅の年収は非常に高いことで有名です。入社1年目から高い収入であり、また年収は年功序列的にさらに上昇し続け、最終的にはいわゆる「1,000万プレイヤー」となり、年収1,000万円以上を稼ぐことができます。

丸紅の初任給

丸紅の初任給は、学部卒305,000円、大学院卒340,000円です。

丸紅の初任給は学部卒でも月額25万円を超えます。初任給は20万円以内の企業も少なくなく、他の企業と比べてもかなり高いといえるでしょう。また、昨今の初任給の引き上げの影響を受けてなのか2025年度入社は大卒：305,000円、院卒：340,000円と大幅にアップしました。

日本における20代の平均年収は352万円であり、他よりも初年度から十分な給料を得られるため、素早く安定した生活基盤を築きたいと考える人にはおすすめです。

丸紅の平均年収

丸紅の平均年収は、約1594万円です。

2023年3月期に公開された有価証券報告書によると、丸紅の平均年収は1,594万円です。日本人の平均年収は450万円程度のため、約3倍の年収になります。ただし、この平均年収には臨時従業員や連結子会社の社員は含まれていません。

大手転職口コミサイトによると、丸紅の年代別平均年収は以下の通りです。

丸紅のような総合商社では、全年代において一般的な平均年収を大きく上回っており、特徴としては年功序列的な運用を続けているという点です。

確実に高収入を狙っていきたい人には、若いうちから年収1,000万円を得ることができるため、非常に魅力的な企業です。

丸紅（海外駐在）の年収

丸紅の海外駐在の年収は、1500万円を超えると予想されます。

丸紅をはじめとする総合商社では、海外駐在を任せる社員に多くの手当を与えています。

駐在地域や家族の有無などによって手当の金額は変わってきますが、20代のうちから年収1500万円以上をかせぐことができるため、非常に魅力的です。

丸紅（総合職）の年収

大手転職口コミサイトによると、丸紅の総合職の平均年収は1,120万円でした。

他の職種と比較しても、営業職は1,150万円、管理職は1,143万円と大きな差はありませんでした。丸紅の総合職は新卒からの採用を行っているので、安定した収入を確保したいと考えている人は選考に挑戦することをおすすめします。

丸紅の内定が貰える人の特徴

続いては、丸紅の内定が貰える人の特徴を解説します。

• ①大きな成果を出した経験がある
• ②リーダーシップを発揮した経験がある
• ③海外経験がある・英語力がある

それぞれ解説します。

丸紅の内定が貰える人の特徴①
大きな成果を出した経験がある

学生時代の経験として、大きな成果を出した実績は評価されやすいポイントです。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

丸紅の内定者には、周りよりも優れた結果を残してきた学生が沢山います。

学生時代に成果を出してきた学生は、将来的に仕事でも高いパフォーマンスを発揮してくれると感じますし、どんな内容であっても、精神的・体力的に評価できる強みとなってきます。

丸紅の内定が貰える人の特徴②
リーダーシップを発揮した経験がある

リーダーシップを発揮した経験も、評価されやすいポイントです。

部活動やサークル活動、アルバイトなど、自分の周りの関係者を巻き込んできた経験は、現場の仕事でも活きてきますし、入社後活躍できる素質も兼ね揃えています。

チームの中で、部長やリーダーの役割が与えられていなかったとしても、当事者意識を持って、チームの中で動けていること、周りを巻き込んで物事を進めていることが、十分なアピール材料になります。

巻き込み力、推進力は、商社以外の職場でも求められる能力なので、学生時代のうちに経験しておきましょう。

丸紅の内定が貰える人の特徴③
海外経験がある・英語力がある

留学等の海外経験や、TOEIC・TOEFLなどの英語力も評価されやすいポイントです。

配属部署にもよりますが、海外営業の場合、ほぼ間違いなく英語が必要になります。英語のコミュニケーションが増えるため、英語力に自信があるひと、海外留学の経験がある人は、必然的に評価されやすくなります。

英語力の評価軸として、TOEICやTOEFLの点数がありますが、学力よりも文化の異なる海外の人たちとのコミュニケーション力を重視されるため、留学や海外ボランティア活動などが強みとなります。

商社は、海外パートナーと連携して仕事を行うことも多いため、海外経験を持っている学生は、入社ご活躍が期待されます。

丸紅の選考フロー｜応募から内定までの流れ

丸紅の新卒採用における選考フローは下記のとおりです。

• エントリーシート提出
• 適性検査
• 面接複数回
• 内々定

丸紅は適正検査で玉手箱を採用しています。同社は難関大学の学生も多く応募するため、足切りラインは高く設定されるでしょう。

面接は複数回にわたって行われます。1次面接の時点で就活生一人に対し、社員が2人つき、約60分間時間が設けられています。この面接時間の長さにも、同社は人間性やコミュニケーション力を重視していることが分かります。

また面接では、ひねりのある質問をされることはあまりなく、『自己紹介、志望動機、希望する部署、学生時代に力を入れたこと、逆質問』を聞かれます。

丸紅に関わらず、他企業の採用面接でも聞かれる内容なので、事前にしっかりと準備しておくようにしましょう。

丸紅の選考に受かるためのポイント

続いては、丸紅の内定を掴むために必要な５つのポイントを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②長期インターンで経験を積む
• ③OB・OG訪問を積極的に行う
• ④WEBテスト・SPI対策をする
• ⑤就活のプロに頼る

丸紅に受かる人の特徴を理解していきましょう。

丸紅に受かる方法①
志望動機（なぜ丸紅なのか）を明確にする

丸紅の内定を掴むためにも、志望動機（なぜ丸紅なのか）を明確にしましょう。

志望動機は、入社意欲や業務への熱量、入社後に活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、自分が働くことで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• 丸紅に入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 会社に必要な経験やスキルを持っている
• 入社後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、給与や福利厚生が最優先になっている志望動機も避けておきましょう。

会社は学校ではないため、「学びたい・成長させてほしい」といった受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい、事業を大きくしたい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えることをおすすめします。

丸紅に受かる方法②
長期インターンで経験を積む

就職難易度の高い「難関企業」の内定をもらうためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

丸紅の内定者には、下記のような「キラリと光る経験」を持っている就活生がたくさんいます。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

丸紅に受かる方法③
OB・OG訪問を積極的に行う

OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない先輩社員に質問ができる貴重な機会です。

企業のリアルな部分を具体的に知ったうえで、選考に参加できるため、志望動機の裏付けになるのはもちろん、入社後のミスマッチを未然に防ぐこともできます。

OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込めば、それだけで「自社についてよく調べられている」と良い印象を与えることが出来ますし、志望度の高さをアピールすることにも繋がります。

また、先輩社員が直接人事に推薦をしてくれたり、社員からの評価が選考に影響することも少なくありません。OB・OG訪問がきっかけで、特別選考ルートに進める可能性もあるため、積極的に活用していきましょう。（OB訪問アプリおすすめ人気ランキングはこちら）

丸紅に受かる方法④
WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。（SPI対策アプリおすすめランキングはこちら）

丸紅に受かる方法⑤
就活エージェントを活用する（ES添削・面接対策）

丸紅の選考対策に少しでも悩んだら、就活のプロを頼ることをおすすめします。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。就活の相談先には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

就活エージェントは、毎年多くの就活生をサポートしている実績がありますし、完全無料で利用できます。企業の内部情報（働き方や雰囲気、選考対策）を把握しているため、最短距離で内定に近づけるサポートを受けられます。

就活エージェントは、時期問わずいつでも相談できるので、就活の相談先がない方はプロに頼ることから始めましょう。本当におすすめです！（就活エージェントおすすめ人気ランキングはこちら）

丸紅の就活に関する疑問を解決

最後に、丸紅の就活に関するよくある質問に答えていきます。

• 質問①：初任給・平均年収はいくらですか？
• 質問②：福利厚生は充実していますか？
• 質問③：早期選考・早期内定はありますか？
• 質問④：学歴は関係ありますか？
• 質問⑤：丸紅に顔採用はありますか？
• 質問⑥：丸紅の離職率はどのくらい？
• 質問⑦：丸紅の残業時間はどのくらい？
• 質問⑧：丸紅は激務ですか？

それぞれ解説します。

①丸紅の初任給・平均年収はいくらですか？

初任給は、学部卒305,000円・大学院卒340,000円 / 平均年収：約1594万円です。

丸紅の初任給は学部卒でも月額25万円を超えます。初任給は20万円以内の企業も少なくなく、他の企業と比べてもかなり高いといえるでしょう。また、昨今の初任給の引き上げの影響を受けてなのか2025年度入社は大卒：305,000円、院卒：340,000円と大幅にアップしました。

2023年3月期に公開された有価証券報告書によると、丸紅の平均年収は1,594万円です。日本人の平均年収は450万円程度のため、約3倍の年収になります。ただし、この平均年収には臨時従業員や連結子会社の社員は含まれていません。

②丸紅の福利厚生は充実していますか？

丸紅の福利厚生はかなり充実しています。

健康保険や介護保険などの一般的な保険はもちろん、従業員持株会、財形貯蓄などの制度もあるため将来のために貯蓄しやすい環境になっています。

さらに、育児・介護支援制度が充実しており、復職時保育サポート手当等があります。また、配偶者転勤休業もあるため共働きも実現しやすい環境です。

③丸紅には早期選考・早期内定はありますか？

丸紅は3月を中心に、6月と8月にも選考を実施しています。

3月の選考に参加するには11月頃からマッチング面談などを行う必要があります。早ければ、3月後半から4月に内定が出るようです。

また、インターンシップも例年開催しており、インターンシップ参加者は通常ルートの選考よりも早くに内定をもらえる可能性もあります。

④丸紅の選考に学歴は関係ありますか？

学歴が採否に直結することはありません。

しかし、難関大学に在籍する就活生も多く応募してきますので、最初の適性検査で足切りにあわないようにしっかりと対策しましょう。

また、自己分析をしっかり行い、志望動機や自分の性格、強みなどについてESや面接などで伝えられるようにしておくことも大切です。情報収集やOB・OG訪問を怠らないようにしましょう。

⑤丸紅に顔採用はありますか？

丸紅に顔採用はありません。

総合商社の総合職には、顔採用だと思われるような容姿の整った人が多いようです。

しかし、丸紅に限らず他の企業でも言えることではありますが、一般職など個人の能力が求められる職種において、その人の容姿だけで採用されるということはありません。

しかし、このような大手に内定をもらえる人の中には、地道に努力をし続けられる人、自分に自信を持っている人が多く、それが「自分磨きをする」ことにも繋がっていると言えます。

つまり、丸紅などの採用の本質は「地道に努力をし続けられるか」、「自分に自信を持っているか」であり、面接などを通して「努力家」であることや「自己肯定感の高さ」などを示すことで内定のチャンスを掴むことができます。

⑥丸紅の離職率はどのくらい？

『就職四季報』2025-2026年度版で開示されている「入社3年目までの離職率」は、3.5%でした。

就職四季報2024年度版では離職率が4.8%であったため、離職率は減少していることがわかります。

厚生労働省の統計によれば、新規大卒就職者の入社3年目までの離職率は平均32.2%であることから、丸紅の離職率は非常に低いことがわかります。

⑦丸紅の残業時間はどのくらい？

丸紅の社会データによると、2022年度における月間平均残業時間は20.3時間でした。

厚生労働省の調査によると、2022年度の日本におけるパートタイム労働者を除いた、一般労働者のみの平均残業時間は13.8時間であるため、全国平均と比べるとやや多いです。

その他の7大商社と言われる企業の2022年度における月間平均残業時間は以下の通りです。

7大商社と比較すると、丸紅の残業時間は少ないことがわかります。

⑧丸紅は激務ですか？

丸紅の残業時間は法令の基準内であるため、激務やブラックではないです。

国が定める残業上限時間は月45時間であるのに対して、伊藤忠商事の平均残業時間は20.3時間でした。

丸紅は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業として「健康経営銘柄2024」に2年連続3度目の選定であり、加えて経済産業省より「健康経営優良法人（ホワイト500）」に2017年度から7年連続で認定されている、従業員にとって非常に働きやすい環境を持っている企業です。

丸紅は、社員を最も重要な財産と考え、その健康を何よりも大切にしています。そのため、『社員の健康維持・増進』を経営の重要課題とし、社員一人ひとりが自主的に健康に取り組める環境を整えています。これにより、社員の活躍を支援し、会社全体の成長に繋げています。

まとめ

本記事では、丸紅の就職難易度について、採用大学や倍率、学歴フィルターの観点から解説してきました。

要点をまとめます。

• 丸紅の就職難易度は高い
• 新卒採用人数は100名程度、採用倍率は40-50倍以上
• 採用大学による学歴フィルターはない

丸紅の選考に通過するためにも、自己分析や企業研究、ES添削や面接練習など、選考対策にしっかりと時間をかけましょう。会社の雰囲気や働き方を詳しく知るためにも、OBOG訪問や、インターンシップに参加することもおすすめです。