就活で大手に受かる人の特徴10選！受かるためにやるべきことも解説

大手企業に憧れはあるものの、『自分の学歴や経験値で大手企業の内定は貰えるのかな..』と不安になる方も多いのではないでしょうか。

大手企業は、年収も高く、福利厚生も充実しています。大手内定を貰うためには、早めの就活準備が必要不可欠です。

本記事では、大手企業に受かる人の特徴や、大手企業に受かるためにやるべきことについて解説していきます。

本記事を読めば、大手選考で活かせる強みや内定のコツを理解できるので、大手企業への就職を目指す人は参考にしてくださいね。

就活で大手に受かる人の割合

多くの人が憧れる大手企業への就職ですが、大手企業から内定をもらえる人はどのくらいなのでしょうか？

• 大手企業志向の割合は48.9%
• 大手企業に就職するのは14%

まずは、大手就活に関する数字や全体像を見ていきましょう。

大手企業志向の割合は48.9%

株式会社マイナビ『2024年大学生就職意識調査』によると、「絶対に大手企業がよい」「自分のやりたい仕事ができるのであれば、大手企業がよい」と答えた大手志向の割合は、就活生全体の48.9%にもおよびます。

実際に、約半数の就活生が大手企業を志望している実態が明らかになっています。

また、企業選択のポイントとしては「安定している」と回答した人が48.8％で5年連続最多、さらに「給料の良い」という回答は2年連続で増加傾向にあり、就活生にとって「安定性」と「待遇の良さ」が非常に重要な選択基準となっていることがわかります。

大手企業が人気を集める理由には、

• 売上が比較的安定しており、経営基盤が強固である
• 会社の利益が給与・福利厚生に還元されやすい構造がある
• 社会的認知度が高く、就職先としてのネームバリューがある
• 家族や周囲から理解・賛同を得やすい

などがあり、大手企業は安定性と社会的評価の両面で就活生にとって魅力的な選択肢となっています。

大手企業に就職するのは14%

『雇用動向調査（厚生労働省）』から推計すると、従業員1,000名以上の大企業に採用される大卒者は年間7万人程度です。

7万人という数字は、大卒新卒者全体約50万人の約14%にしか過ぎず、大手企業志向の就活生が約半数いる一方で、実際に大手企業に就職できるのは全体の約7人に1人という狭き門となっています。

大手企業では、業界でトップクラスの競争力を持つ商品やサービスを提供するため、採用においても一定レベル以上の学力や事業関連の専門知識などが厳格に求められます。採用基準そのものが高く設定されています。

また、志望者が集中するため、多くの優秀な学生と競わなければなりません。中小企業に比べて倍率が格段に高くなるため、同じレベルの能力を持っていたとしても、中小企業よりも大手企業の方が内定獲得の難易度は高まります。

結果、大手企業の高い評価基準と激しい競争率が相まって、大卒新卒者の2割にも満たない人しか内定を獲得できないという厳しい状況が生まれています。就活において大手企業を目指す場合は、この現実を十分に理解した上で、戦略的に準備を進めることが重要です。

就活で大手に受かる人の特徴10選

就活で大手に受かる人には共通する特徴があります。

• ①魅力的な学歴や専門性がある
• ②仕事経験・実務経験がある
• ③明確なキャリアビジョンがある
• ④業界や企業理解が出来ている
• ⑤OB訪問など情報収集をしている
• ⑥コミュニケーションスキルがある
• ⑦論理的思考力・問題解決力がある
• ⑧協調性・チームワークがある
• ⑨適応性や柔軟性がある
• ⑩積極性や情熱を持っている

「大手に受かる人なんて、一部の人だけでしょ？」と思いがちですが、案外、自分にも当てはまる特徴があるかもしれません。1つでも当てはまる特徴があれば、その強みを最大限に活かして大手内定を目指しましょう！

①魅力的な学歴や専門性がある

大手企業に受かりやすい人は、魅力的な学歴や専門知識を持っています。

学歴は、単なる肩書きではなく、学びの過程で培った専門的な知見や分析力が評価されます。

大手企業は業界トップの事業を展開するため、高度な知識や専門スキルを持つ人材を積極的に求めています。特に技術革新が激しい業界では、最新の専門知識を持つ人材の価値は非常に高く評価されます。

理系学生の場合、大学や大学院での研究内容が実務に直結することが多く、専門分野の深い知識が文系学生よりも重視される傾向にあります。

また、応募者数が膨大な大手企業では、効率的な採用活動を進めるために学歴を一つの基準として活用することもあります。学歴だけで合否を決めるわけではありませんが、第一関門として機能することは否めない事実です。

学歴に自信がない場合でも、資格取得や独自のプロジェクト経験など、専門性をアピールできる材料を用意することで、十分に挽回が可能です。

②仕事経験・実務経験がある

仕事・実務経験がある人は、大手企業の選考で有利になることが多いです。

社会人基礎力を既に身につけている就活生は、入社後の教育コストが低く、早期から貢献できる人材として面接官に好印象を与えます。

特に数か月にわたる長期インターン経験者は、一般的なアルバイトでは得られないビジネススキルや業界知識を持っており、高い評価を得やすくなっています。

長期インターンでは実際のビジネス現場で問題解決に取り組むため、分析力やコミュニケーション能力、プロジェクト管理能力など、どの企業でも通用する汎用的なスキルを培うことができます。

志望企業と異なる業界のインターン経験であっても、そこで得たスキルや気づきを自己分析し、志望業界にどう活かせるかを具体的に説明できれば、強力なアピールポイントになります。

③明確なキャリアビジョンがある

明確なキャリアビジョンを持っている人は、大手企業から内定をもらいやすいです。

キャリアビジョンが明確であることで志望理由に一貫性と説得力が生まれ、企業が求める人物像に合致していると面接官に印象づけることができます。特に大手企業では長期的な人材育成を前提としているため、入社後も成長し続ける意欲と方向性を持った人材を高く評価します。

大手企業の選考では様々な部署や年次の社員が関わるため、一貫したキャリアビジョンを軸に自己アピールすることで、どの面接官にも自分の価値を正確に伝えることができます。

自分が5年後、10年後にどのような専門性を身につけ、どのように会社に貢献したいのかを具体的に描けている人材は、採用担当者に強い印象を残します。

④業界や企業理解が出来ている

業界や企業理解が出来ている人は、大手企業から内定をもらえるケースが多いです。

「大手企業ならどこでも良い」という姿勢ではなく、特定の業界や企業を選んだ明確な理由を持ち、同業他社との比較分析を踏まえた志望理由を説明できると、志望度の高さと研究熱心な姿勢をアピールできます。

業界全体の動向や課題を把握した上で、その企業が持つ強みや独自性を理解していることは、入社後の活躍を予測させる重要な指標になります。

また、大手企業の選考では各社が求める人物像を正確に把握し、それに合わせた自己アピールができるかが鍵となります。

企業の経営理念や事業戦略、企業文化に共感し、自分がどのように貢献できるかを具体的に示せる人材は、何百人もの応募者の中から「自社にフィットする人材」として選ばれやすくなります。

⑤OB訪問など情報収集をしている

大手企業から内定をもらえる人は、OB訪問などを活用して情報収集を行っています。

OB訪問とは、志望する業界や企業で働く先輩社員に会い、企業文化や実際の業務内容、キャリアパスなどについて直接話を聞く活動です。OB訪問で得られる情報は、公式サイトやパンフレットには載っていない「企業の実態」を知る貴重な機会となります。

特に大手企業の選考を突破した先輩からは、選考のポイントや面接での質問内容、効果的な自己アピール方法など、再現性の高い具体的なアドバイスが得られます。また、企業が抱える課題や今後の展望についても深い洞察を得られるため、面接での質の高い受け答えが可能になります。

就活では情報の質と量が最終結果を左右します。OB訪問を通じて得た内部情報を志望動機や自己PRに織り込むことで、企業への理解度と熱意を効果的に伝えることができるでしょう。

⑥コミュニケーションスキルがある

大手企業から内定をもらえる人は、コミュニケーションスキルが高いです。

コミュニケーションスキルとは、「明るい性格」や「笑顔が多い」といった表面的な印象ではなく、相手の話を正確に理解し、自分の考えを論理的かつ簡潔に伝えられる能力を意味します。

具体的には、相手の意図を正しく読み取る傾聴力、状況に応じた適切な質問力、自分の考えを整理して伝える表現力などが含まれます。

社会人になると社内外の多様な関係者と協働する場面が増えるため、建設的な対話を通じて議論を前進させられるコミュニケーション能力は、ほとんどの大手企業で重要な選考基準となっています。

面接やグループディスカッションでは、自分の意見を主張するだけでなく、他者の意見を尊重しながら議論を深められる姿勢が高く評価されます。

また、緊張する場面でも自分の実力を発揮できるコミュニケーション能力は、入社後のプレゼンテーションや交渉などの場面でも重要な資質となります。

⑦論理的思考力・問題解決力がある

大手企業から内定をもらえる人は、論理的思考力・問題解決力があります。

企業が求める問題解決力とは、現状を正確に分析して問題の本質を把握し、原因を特定した上で効果的な解決策を立案・実行できる能力です。

この一連のプロセスには、情報を整理・分析する論理的思考力が土台として必要です。特に大手企業では、多額の投資判断や戦略的意思決定が日常的に行われるため、感覚や経験則だけでなく、データや事実に基づいた論理的な思考プロセスが重視されます。

選考過程では、ケーススタディやグループディスカッションを通じて、与えられた情報から問題点を発見し、論理的に解決策を導き出せるかが評価されます。問題の構造を整理し、優先順位をつけながら段階的に解決策を導く思考プロセスを示せる候補者は、どのような状況でも冷静に対応できる人材として高い評価を得られます。

日頃から物事を多角的に分析する習慣を身につけ、「なぜ」を深掘りする思考訓練を積むことで、論理的思考力を強化していくことができますよ

⑧協調性・チームワークがある

大手企業から内定をもらえる人は、協調性・チームワークを持っています。

現代のビジネスでは、複雑な課題を個人の力だけで解決することはほぼ不可能です。社内外の多様な関係者と協力しながら業務を遂行する場面が多いため、協調性やチームワークは企業活動の基盤となる必須能力です。

特に大規模なプロジェクトを手がける大手企業では、部門や専門性の異なるメンバーと円滑に協働できる人材が求められています。

具体的には、異なる意見や価値観を尊重する姿勢、相手の立場や感情に配慮した発言ができる共感力、チームの目標達成のために自発的に行動できる協力性などが評価されます。また、対立意見がある場合でも建設的な議論を通じて最適解を見出せる調整力も重要です。

選考過程では、グループワークでの他者との関わり方や、過去の経験を語る面接での協働エピソードを通じて、チームの中での振る舞いや貢献度が慎重に評価されます。組織全体のパフォーマンスを高める協調性を持つ人材は、大手企業で高い評価を得やすいです。

⑨適応性や柔軟性がある

大手企業から内定をもらえる人には、行動や思考プロセスに適応性や柔軟性があります。

具体的には、イレギュラーな事態に冷静に対応できる判断力、異なる価値観や方法論を受け入れる寛容さ、従来の固定概念にとらわれない発想力などが含まれます。また、多様なバックグラウンドを持つ人々と協働できる文化的適応力も、グローバル展開する大手企業では重要視されます。

面接では「困難な状況をどのように乗り越えたか」「予期せぬ変化にどう対応したか」といった質問を通じて、適応性や柔軟性が評価されることが多いです。

変化を恐れず、むしろチャンスと捉えて前向きに取り組める姿勢をアピールできれば、「組織に良い影響をもたらす人材」として高く評価されるでしょう。

⑩積極性や情熱を持っている

大手企業から内定をもらえる人は、積極性や情熱があります。

企業は採用活動に膨大な時間とコストを投じているため、自社に対して強い興味と熱意を持ち、主体的に行動できる人材を優先的に選考します。特に最終選考段階では、スキルや経験が同等の候補者の中から、より情熱を持って自社で働きたいと考える学生が選ばれる傾向があります。

積極性は単に元気が良いということではなく、自ら課題を見つけて行動を起こせる主体性、困難に直面しても諦めずに挑戦し続ける粘り強さ、目標達成に向けて努力を継続できる意志の強さとして表れます。これらの特性は、入社後の成長可能性を示す重要な指標として採用担当者に評価されます。

大手企業の選考では何百・何千もの応募者と競争することになりますが、企業に対する深い理解と熱意、そして自己成長への強い意欲が他の就活生との差別化ポイントになります。

自分が志望企業でどのように貢献したいのか、なぜその企業でなければならないのかを情熱的に伝えることで、最終的な判断を左右する強い印象を残すことができるでしょう。

就活で大手に受かるためにやるべきこと

続いては、就活で大手に受かるためにやっておくべきことを解説します。

• ①志望動機を明確にする
• ②学生時代の経験に力を入れる
• ③WEBテスト・SPI対策をする
• ④ES添削・面接対策をする

大手企業に内定を貰うひとの特徴を見ていきましょう。

①志望動機を明確にする

大手企業に内定するためにも、志望動機（なぜ入社したいのか）を明確にしましょう。

志望動機は、目的意識や参加への熱量、活躍できるポテンシャルがあることをアピールするためのものです。企業や業界に対しての魅力や、入社することで実現したいことを、自身の経験を絡めながらアピールする必要があります。

面接官の納得度が高まる志望動機を作るためにも、下記のポイントを押さえておきましょう。

• 入社したい理由が明確になっている
• 志望動機に見合った企業研究や業界研究ができている
• 経営理念・企業文化・カルチャーの共感をしている
• 魅力的な経験やスキルを持っている
• 参加後に実現したいことが明確になっている

志望動機を作る際、どの企業でも通用する志望理由は相応しくありません。また、やりたいことが非現実的であったり、入社目的が明確になっていない志望動機も避けておきましょう。

「学びたい・成長させてほしい」という受け身のスタンスではなく、「自身の経験をもとに会社に貢献したい」といった積極的な姿勢で志望動機を伝えていきましょう。

②長期インターンで経験を積む

大手企業に合格するためには、周りの学生と差別化できる経験値も必要です。

書類選考や面接選考では「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）」を中心に、あなたの過去の経験について深く質問があります。採用難易度が高いぶん、ありきたりな経験ではなく、あなたが熱量を注いで努力した経験を伝えることが大切です。

大手企業に入社するひとは、下記のような「キラリと光る経験」を持っています。

• 長期インターン経験
• 学生団体の立ち上げ経験
• 起業・個人事業立ち上げ経験
• ビジネスコンテスト参加経験
• 異文化交流・留学経験
• 部活動の大会出場経験
• 理系学生・大学院生の研究

いまからできる最もおすすめな経験は、社員同様の実務を行う『長期インターン』です。長期インターンを通して、実務経験やスキル、実績をアピールすることができますし、企業で働く具体的なイメージを持つことにも繋がるでしょう。

実際に営業の仕事を経験して、営業が向いているとわかれば、志望動機や自己PRに組み込むこともできますし、志望理由に説得力が増します。

就職活動前に長期インターンを始める学生も多いため、「アピールできるポイントがない…」「学生時代の経験を差別化したい」と考えている方は、長期インターンを始めることをおすすめします。

③WEBテスト・SPI対策をする

WebテストやSPIが選考内容に含まれる場合は、過去問や問題集を使って練習をしておきましょう。

Webテストは、応募者の能力や性格を見極めるためのオンラインテストで、言語や計数といった能力検査と、社会適合性やストレス耐性を測定する性格検査があります。

Webテストの評価を最も重視するという企業はほとんどありませんが、WebテストやSPIで落ちてしまうのは非常に勿体ありません。Webテストの特徴や出題内容を把握して、効率的に勉強を始めましょう。

Webテストの合格ラインは企業によって異なりますが、大手企業・難関企業になればなるほど、ボーダーラインはあがります。Webテスト・SPI対策は、時間をかければ練習できるため、問題集や機能付きアプリを使って対策しましょう。

④ES添削・面接対策をする

大手企業に受かるためにも、エントリーシートの添削や面接練習は入念に行いましょう。

選考に落ちてしまう最も大きな原因は、自分ひとりで考えてしまうことです。ES添削や面接練習をする方法には、友達や先輩、大学の就職課（キャリアセンター）などがありますが、個人的におすすめなのは、外部の就職支援サービス（就活エージェント）です。

学校の友達や先輩に相談することも多いですが、就活のプロではありませんし、適切なフィードバックを貰えていない場合もあります。また志望業界や職種が少しでも異なると、エントリーシートや面接で違う視点のアピールが必要になるなど、業界ごとに求められる内容も少しずつ変わります。

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就活で大手に受かるためにやった方が良いこと

ここからは、就活で大手から内定をもらうために取り組んだ方が良いことを紹介していきます。

• ①就活エージェントを利用する
• ②逆求人の就活サイトを利用する
• ③長期インターンを始める

競争率が高い大手企業から内定を得るためは、効率的かつ効果的なサービスを活用してライバルと差をつけることが重要です。大手内定を目指す人は、これから紹介する方法をぜひ試してみてくださいね。

①就活エージェントを利用する

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②逆求人の就活サイトを利用する

大手狙いの人は、逆求人の就活サイトを利用しましょう！

逆求人とは、就活生のプロフィールに興味を持った企業が、直接スカウトを送って接点を創り出すサービスです。求める人物像に効率良くアプローチできることから、大手企業も取り入れている注目の就活サービスです。

しかし、企業が送付できるスカウト数には上限があるため、会いたいと思わせるプロフィールを用意しておくことが必要不可欠。プロフィールを書き起こすプロセスは、ESの事前準備にもなるため、選考対策の一環として取り組んで損はありませんよ。

自分から企業を探すだけでなく、企業からのアプローチも受けられる仕掛けを作り、効率良く大手企業との接点を作っていきましょう！

最低限登録したい就活サイト①『キミスカ』

キミスカは、企業から直接スカウトが受け取れる逆求人型の就活サイトです。

大手企業、外資企業、ベンチャー企業を含む6,500社以上の企業が利用しており、毎年多くの就活生がキミスカを使って内定を獲得しています。

スカウト型の就活サイトなので、大学情報や希望条件、自己PRや学生時代に頑張ったことなど、プロフィールを登録するだけで準備完了。あなたのプロフィールを読んだ企業から、新卒採用のスカウトが届きます。

企業の本気度がわかる３種類のスカウトが用意されており、最も希少性の高い『ゴールドスカウト』には、書類選考免除や、一次面接免除など、特別な選考優遇スカウトが届くこともあります。

自己分析に役立つ『適性検査機能』が利用できたり、大手就活の選考対策に必要な『SPI対策機能』が利用できるなど、登録者限定の就活対策も充実しています。（関連：キミスカの評判・口コミ）

最低限登録したい就活サイト②『キャリアチケット就職スカウト』

キャリアチケット就職スカウトは、価値観マッチを重視したスカウト型の就活サイトです。

毎月1万人の新卒就活生が登録しており、大手企業・メガベンチャー企業を中心に、プロフィールを登録するだけで、優良企業から新卒採用のスカウトが届きます。

一般的な希望条件（業界や職種、勤務地、給与など）でマッチングするスカウト就活サイトとは違い、キャリアに対する価値観にマッチする企業からスカウトが届くことが特徴です。会社の雰囲気や価値観の相性を重要視しています。

キャリアチケット就職スカウトに登録すると、自分のキャリア価値観を診断するテストを受けることができ、診断結果に応じて価値観のある会社からスカウトが届く仕組みです。価値観診断は自己分析としても利用できるため、エントリーシートや面接対策にも役立ちます。

実際にキャリアチケット就職スカウトに登録してみると驚きますが、スカウトを貰うために必要なプロフィール情報の入力や、自己PRの記入、学生時代に力を入れたことの記入が、非常に簡単です。（関連：キャリアチケット就職スカウトの評判・口コミ）

最低限登録したい就活サイト③『オファーボックス』

オファーボックスは、新卒就活で最も利用されているオファー型の就活サイト*です。

大手企業、外資企業、メガベンチャー企業まで、登録企業20,000社以上から興味を持った学生に対してオファーが送られる『逆求人』のシステムを採用しており、プロフィールを入力するだけで優良企業からオファーが届きます。

また、東証プライム上場企業の50%以上がオファーボックスを利用しており、経済産業省、資生堂、マイクロソフト、ニトリなどの大手企業も積極的に活用しています。

興味のある業界や職種、やりたい仕事が見つかっていない時期は、幅広い選択肢の中から企業を探すのも就職活動では大事な手段。オファーボックスなら、さまざまな業界から声がかかるので、キャリアの選択肢を広げる意味でも、登録しておいて損はないサービスです。

大手企業からベンチャー企業、スタートアップ企業まで、幅広い業界や職種の仕事を知るきっかけにもなるため、就活を始めるなら絶対に登録しておくことをおすすめします。（関連：オファーボックスの評判・口コミ）

*新卒オファー型就活サイト＜4年連続＞学生利用率No.1 ・HR総研／ProFuture株式会社 2018～2021年調査（2019～2022年卒学生)

③長期インターンを始める

大手企業を狙うなら、長期インターンの参加を検討しましょう！

長期インターンとは、数か月から数年にわたって一企業の業務に従事するキャリアプログラムです。長期インターンに参加することで、仕事内容への適性が図れるほか、社内の雰囲気や働く環境もリアルで体感できます。

さらに、1dayインターンよりも長く社員や仕事と関わるため、企業理解を深められるメリットもあります。長期インターンで高い評価がもらえると、インターン参加者限定の特別選考への招待や、一部選考の免除など、優遇を受けらることもありますよ

ビジネススキルを身に付けながら選考でも有利に働く可能性が高い長期インターンは、参加価値が高い活動としておすすめです。

長期インターンサイト「Renew（リニュー）」

Renewは、大学1年生から始められる長期インターン専門の求人サイトです。

企画や営業、マーケティングはもちろん、エンジニアやデザイナーなどの専門職、人事や広報、アシスタントなど、職種理解を深めるインターンシップを多く掲載しています。

フルリモートOKの募集も多いため、首都圏以外の地方学生も参加可能。週2日以下・1日3時間など、学業や予定に合わせて柔軟にシフトを組めるため、大学やその他活動とも両立できます。

本格的な就活前に「働くことの理解を深めたい」「自分を知るきっかけを作りたい」ひとにおすすめです。

就活で大手に受かりたい人のよくある質問

最後に、就活で大手に受かりたい人によくある質問を紹介していきます。

• 質問①：大手の就活に学歴は関係ありますか？
• 質問②：大手の就活に受かる人と落ちる人の違いはありますか？

ちょっとした疑問・不安を解消し、大手内定に向けて一歩踏み出しましょう！

大手の就活に学歴は関係ありますか？

学歴が優先条件のひとつであることは認識しておいてください。

なぜなら、大手企業は最先端の商品・サービスを取り扱っていたり、グローバル規模で事業を展開しているため、専門的かつ高度な知識を持つ学生を重視する傾向が少なからずあるからです。

基本的に、学生のポテンシャルや価値観の相性を最優先にしてはいるものの、学歴によっては選考優先度を若干変えることもあります。

ただし、学歴も含めて総合的に判断していきますので、志望する大手企業があれば、積極的にチャレンジしていきましょう！

大手の就活に受かる人と落ちる人の違いはありますか？

大手の就活に受かる人は、選考において面接官と「会話」ができています。

会話ベースで面接官とコミュニケーションが取れると、話も自然と盛り上がり、就活生の人柄や考え方を深く理解できますし、コミュニケーションがスムーズなことで、地頭の良さも伝わります。

コミュニケーション能力は仕事を進めるうえで必須のビジネススキル。面接の段階から入社後のパフォーマンスをイメージさせることが大手就活成功のコツですよ。

まとめ

最後に本記事をまとめます。

• 大手就職は、就活生の約半数が志望するにも関わらず、就職率が約14%程の狭き門である。
• 大手に受かる人には特徴がある。自分に通じる特徴を突破口に入社後のポテンシャルをアピールしよう。
• 自力での大手内定はハードルが高い。就活エージェントや逆求人サイトなどのサービスを活用して効率的に就活を進めることが重要。

大手企業＝学歴のイメージが強いですが、実際は、入社後のポテンシャルを面接官にイメージさせられるかどうかが選考突破のカギになります。

そのため、大手企業の選考で評価されやすいポイントを理解し、適切に対策していくことが重要です。ぜひ、自己理解・企業理解を深め、「一緒に働きたい！」と思わせる戦略的な選考準備を進めていきましょう！