【就活を早く終わらせたい】早期内定でやるべきことを解説！

就職活動が本格的に始まると『早く内定を貰って、就活を早く終わらせたい..』そう感じる方も多いと思います。

就活が早く終われば、卒業までの時間が確保できますし、心の余裕も生まれてきます。

本記事では、就活を早く終わらせたい方に向けて、早期内定のためにやるべきことを解説していきます。

納得感のある早期内定を目指すために、必要なことを洗い出していきましょう。

就活が早く終わる人の特徴

まずは、就活が早く終わる人の特徴を紹介していきます。

• 志望業界が固まっている
• 知名度で企業を選んでいない
• ES添削や面接練習など、選考対策が出来ている
• 早期から就活を始めている

就活が早く終わる人の特徴を参考に、自身の就活をテンポ良く進めていきましょう！

志望業界が固まっている

就活が早く終わる人は、志望業界が固まっています。

就職活動は、業界ごとに選考スケジュールが異なるため、志望業界のスピード感にあわせた就活対策ができるかが、早期内定のカギになります。

志望業界を固めるためには、「仕事を通じてどのような価値を提供したいか？」「自分が得意なことは何か？」といった視点で自己理解を深めることが必要です。

最初からきっちりとした業界研究を進める必要はありませんが、気になったニュースをきっかけに、どのような業界や企業があるか少しずつ情報収集を始めましょう。

知名度で企業を選んでいない

就活が早く終わる人は、知名度だけで応募企業を選んでいません。

大手企業や有名企業には、多数の就活生が選考に応募するため、優秀な学生でも最終選考まで残るのは難しいです。

中小企業やベンチャー企業は、競争率が比較的落ち着いていますし、相性重視でテンポ良く選考が進むため、早めに就活が終わる可能性も高いです。

知名度が低くても優良企業はたくさん存在しますので、企業探しの視野を広げて早期内定を目指しましょう。

ES添削や面接練習など、選考対策が出来ている

就活が早く終わる人は、ES添削や面接練習などの選考対策が出来ています。

選考では、限られた文字数や面接時間の中で、最大限に自分をアピールしなければいけません。また、企業が求める人物として面接官に印象付けることも大切で、求める人物像を掴むための業界・企業研究が選考突破のカギになります。

効果的な自己アピールをするために、ホームページやOB訪問を通じて、企業が求める資質と自身の強みがリンクするポイントを見つけましょう。

「自社が求める人材だ！」と思わせる選考対策を積み重ねることが、就活を早く終わらせるコツですよ。

早期から就活を始めている

就活が早く終わる人は、早期から就活を始めています。

実は、皆さんが思っている以上に企業は早期から選考をスタートしています。現在、就活市場は売り手優位であり、選考を前倒さないと優秀な学生を獲得できません。

早い業界であれば大学3年生の春頃から、一般的な企業でも夏のインターンに参加した学生を対象に早期選考を実施しています。

就活が早く終わる人は、こうした企業側の背景を理解したうえで早期から就活を始め、選考のチャンスを掴んでいます。企業のスピード感にキャッチアップできる人が、早々に就活を終わらせています。

就活を早く終わらせる方法

ここからは、就活を早く終わらせるために取り組んで欲しい6つの方法を紹介していきます。

• 就活のプロに相談しながら進める
• 内定直結インターンに参加する
• 就活イベントに参加する
• 逆求人サイトを利用する
• 早期選考を実施する企業を受ける
• 中小企業・ベンチャー企業も受ける

どれも明日から取り組める方法なので、就活を早く終わらせるためにも前向きにチャレンジしてみてください

就活のプロに相談しながら進める

就活を早く終わらせるなら、就活のプロである就活エージェントに相談しましょう。

就活エージェントとは、企業と就活生のマッチングを目的とした人材支援サービスのひとつで、専任のアドバイザーが求人紹介のほか、自己分析や選考対策に至るまで総合的にサポートしてくれます。

アドバイザーがプロ目線で就活生の価値観・就活軸に合う求人を紹介してくれるので、最初から相性の良い企業に絞って効率的に就活を進められますし、企業が求める人物像も熟知しているため、企業の評価ポイントを意識した選考対策も可能です。

就活のプロが持つメリットを上手に取り入れて、就活を早く終わらせましょう。

内定直結インターンに参加する

就活を早く終わらせるなら、内定直結インターンへの参加がおすすめです。

「内定直結インターン」とは、夏や秋冬に開催されるインターン経由で早期選考に案内されるケースのことです。

実は、企業は優秀な学生の囲い込みを目的に、インターンでのワークや業務体験を通じて自社にマッチする学生を探しています。

課題に対する理解力や仲間との協調性など、様々なポイントで学生のポテンシャルを見極め、優秀と判断した人を対象に早期選考の案内を送っています。

インターンが早期内定の入口と認識しておくことで、早期内定へのチャンスに繋がりますよ！

就活イベントに参加する

就活を早く終わらせるなら、就活イベントへ積極的に参加しましょう！

大手新卒就活サイトのリクナビ・マイナビでは、各地で合同説明会を開催しています。年間を通して定期的に実施されているので、気軽に参加してみてくださいね。

合同説明会では、採用担当者や先輩社員と直接コミュニケーションが取れるほか、ブース来訪者特典として早期選考の情報提供を行っている場合があります。そのため、早期選考からの内定を狙って、情報収集に出掛けるのも良いでしょう。

合同説明会は、理系学生向け、インターンシップ向けなどテーマ別でも開催しています。各サイトをチェックし、興味あるイベントから積極的に参加してみてください！

逆求人サイトを利用する

就活を早く終わらせるなら、逆求人サイトを利用しましょう！

逆求人とは、サイトに登録された就活生のプロフィールや自己アピールに興味を持った企業が、就活生に直接スカウトメールを送って接点を持つ就活サービスです。

企業がプロフィールを読んで厳選した人のみにメッセージを送付するので、スカウトが届いた時点で優遇案内を受けられる可能性が高いです。

優遇案内では、早期選考への招待や一部選考スキップを受けられたりと、就活を早く終わらせたい人にとっては魅力的な特典がたくさん！

自分で企業を探すことも大事ですが、企業から自分を見つけてもらう仕掛けを作っておくことも就活を早く終わらせるためのコツですよ。

早期選考を実施する企業を受ける

就活を早く終わらせたいなら、早期選考を実施する企業を受けて早期内定を狙いましょう！

早期選考は、大学3年生の夏・秋頃から始まり、通常よりも数ヶ月～半年ほど早く内定出しまで行われます。優秀な学生の囲い込みが目的の早期選考では、相性が良いとテンポ良く選考が進むので、早期内定を狙うなら必ず押さえておきましょう。

なお、早期選考は、夏・秋冬インターンに参加した学生に案内するケースが多いので、積極的にインターンへ参加することが重要です。

ただし、早期選考だからといって優遇扱いされる訳ではありません。早期選考を見据えて、事前に選考対策を行った努力の結果が早期内定に繋がることを覚えておきましょう。

中小企業・ベンチャー企業も受ける

就活を早く終わらせたいなら、中小企業・ベンチャー企業も視野に入れましょう！

就活というと、知名度や収益性、福利厚生の充実度から大手有名企業ばかりに注目しがちです。

しかし、知名度の低い中小企業やベンチャー企業の中にも優良企業は多数存在します。

例えば、ニッチ市場でトップシェアを誇る企業、BtoBスタイルで高収益を出している企業など、魅力的な企業が数多くあります。

企業の将来性やビジネススタイルに魅力を感じたのであれば、企業規模にこだわらず積極的に応募することが大切です。

中小企業・ベンチャー企業から隠れた優良企業を見つけ、競争率が低い中でサクッと内定を獲得していきましょう！

就活を早く終わらせるための就活サービス7選

続いては、早期内定に繋がるおすすめの就活サービスをご紹介します。

• おすすめ①：ミーツカンパニー（就活エージェント）
• おすすめ②：キャリアパーク（就職エージェント）
• おすすめ③：ジョブスプリング（新卒エージェント）
• おすすめ④：キャリアチケット（新卒就活エージェント）
• おすすめ⑤：オファーボックス
• おすすめ⑥：キャリアチケットスカウト
• おすすめ⑦：キミスカ

それぞれ解説します。

【絶対登録！】内定直結の就活サポートが最高クラス｜ミーツカンパニー（就活エージェント）

Meets Company（ミーツカンパニー） は、株式会社DYMが運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

日本全国の就活生が利用する人気のサービスで、担当者の質が高く、魅力的な企業紹介に加えて、長期的なキャリア形成を視野に入れた就活サポートを無料で受けることができます。

各業界（メーカー、商社、金融、IT通信、流通小売、広告、出版、マスコミなど）の東証プライム上場企業やベンチャー企業との繋がりがあるため、書類選考や1次面接免除といった、通常選考とは異なる特別選考に進めるケースもあります。

就職活動に関する不安はもちろん、就活の軸の決め方、希望条件にあう企業紹介、ES添削や面接対策などの就活サポートもすべて無料で利用できます。業界大手の企業が運営していることもあり、担当者の質や面談満足度も高く、スピード内定も狙えます。

就活相談以外にも、日本全国の合同企業説明会や少人数座談会に参加できるので、就活の悩みや不安を相談したい人、幅広く企業を知りたいひと、まずは1社最短で内定を取りたい人は、ミーツカンパニー がおすすめです。

ミーツカンパニーをもっと知りたい方はこちらの記事（ミーツカンパニーの評判）もおすすめです。

【登録必須！】ES添削・面接対策のサポート力が高い｜キャリアパーク就職エージェント

キャリアパーク就職エージェント は、ポート株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

累計20,000人以上の就活生が利用する人気のサービスで、年間1,000名以上の面談を行うキャリアアドバイザーが、就活の軸選び（自己分析含む）から、ES添削、面接練習まで、内定獲得までの全面サポートをしてくれます。

最大の特徴は、全国各地から優良企業を厳選しており、大手企業の内定獲得にも強いこと。書類選考免除・一次選考免除など、特別推薦ルートの選考も多く、ES添削や面接対策などの就活サポートも充実しています。

専任のキャリアアドバイザーが、人事責任者に直接推薦してくれるため、最短3日の内定実績もあります。

就活サイトには載っていない『隠れた優良企業』も見つかるので、早期内定を貰いたい人、就活を最速で終わらせたい人は絶対に登録しておきましょう。上場企業が運営しているため安心安全に利用できます。

キャリアパーク就職エージェントについて、もっと知りたい方はこちらの記事（キャリアパーク就職エージェントの評判）もおすすめです。

【完全無料】中小企業・ベンチャー就活に強い｜ジョブスプリング（新卒エージェント）

JobSpring（ジョブスプリング） は、HRクラウド株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

年間5,000名以上の就活生が利用する人気のサービスで、自己理解を深める徹底的なカウンセリングをもとに、就活の軸や希望条件にあった企業を厳選して３〜４社提案してくれます。

就活初期の自己分析はもちろん、ES添削・面接対策・グループディスカッション対策にも活用できます。就活のプロアドバイザーが相談に乗ってくれるため、先輩就活生やキャリアセンターよりも、質の高いフィードバックが貰えますし、内定がもらえない時期の悩みや不安にも優しく相談に乗ってくれます。

他の就活エージェントとは違い、自己分析や面接対策、グループディスカッション対策を目的に登録することもできます。定期的に就活イベントも開催しているため、登録するだけでも就活に役立つ情報がバンバン手に入ります。

就職活動の進め方に不安があるひと、ES添削や面接対策を中心に行いたいひとは、ジョブスプリング に登録してみましょう。就活対策を通じてスピード内定を実現できますよ。

ジョブスプリングをもっと知りたい方はこちらの記事（ジョブスプリングの評判）もおすすめです。

【学歴関係なし】内定が出るまで就活サポート｜キャリアチケット（新卒就活エージェント）

キャリアチケット は、レバレジーズ株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

年間10,000名以上の就活生が利用する人気のサービスで、担当者の質が高く、魅力的な企業紹介に加えて、長期的なキャリア形成を視野に入れた就活サポートを無料で受けることができます。

内定確率の高い質重視の支援スタイルを重要視しており、学歴や希望条件に加えて、本当に相性の良い企業しか紹介されません。

自己分析や仕事に対する価値観を擦り合わせた上で、厳選した企業を数社紹介してくれるので、無理に複数社を紹介されない点や、学生に親身に寄り添ってくれる支援体制が人気の理由です。

また業界大手の企業が運営していることもあり、就職活動に関する知見を活かした、企業別のES添削や面接対策を実施してくれます。全ての就活サポートを無料で受けられるので、自分に合った企業を知りたいひと、選考通過率・内定率を少しでもあげたい人は、キャリアチケット がおすすめです。

キャリアチケットをもっと詳しく知りたいひとはこちらの記事（キャリアチケットの評判）もおすすめです。

新卒就活で最も使われている就活サイト｜OfferBox（オファーボックス）

オファーボックス は、新卒就活で最も利用されているオファー型就活サイト*です。大手企業からベンチャー企業まで、登録企業10,433社から興味を持った学生に対してオファーが送られる”逆求人”のシステムを採用。プロフィールを80%以上入力すれば、オファー受信率は驚異の93.6%と、優良企業からオファーがもらえます。

興味のある業界や職種、やりたい仕事が見つかっていない時期は、幅広い選択肢の中から企業を探すのも就職活動では大事な手段。OfferBoxなら、さまざまな業界から声がかかるので、キャリアの選択肢を広げる意味でも、登録しておいて損はないサービスです。

運営会社の株式会社i-plugは株式上場もしており、利用規約やプライバシーポリシーを読んでも個人情報の管理には信頼性があります。

OfferBoxをもっと詳しく知りたいひとはこちらの記事（オファーボックスの評判）もおすすめです。

優良企業のスカウトが届く就活サイト｜キャリアチケットスカウト

キャリアチケットスカウト は、レバレジーズ株式会社が運営する逆求人型（スカウト型）の就活サイト。運営会社は、ハタラクティブやレバテックを運営する就職・転職支援に強い会社のため信頼性は抜群です。

一般的な希望条件（業界や職種、勤務地、給与など）でマッチングするスカウト就活サイトとは違い、キャリアに対する価値観にマッチする企業からスカウトが届くことが特徴です。会社の雰囲気や価値観の相性を重要視しています。

キャリアチケットスカウトに登録すると、自分のキャリア価値観を診断するテストを受けることができ、診断結果に応じて価値観のある会社からスカウトが届く仕組みです。価値観診断は自己分析としても利用できるため、エントリーシートや面接対策にも役立ちます。

実際にキャリアチケットスカウトに登録してみると驚きますが、スカウトを貰うために必要なプロフィール情報の入力や、自己PRの記入、学生時代に力を入れたことの記入が、非常に簡単です。

キャリアチケットスカウトをもっと詳しく知りたい人はこちらの記事（キャリアチケットスカウトの評判）もおすすめです。

企業の本気度がわかる逆求人サイト｜キミスカ

キミスカは、企業からスカウトメールが届く逆求人型の就活サイトです。利用者数は1,820社と多く、大手企業や外資企業、ベンチャー企業が登録をしています。登録学生数も累計18万人以上、就活生の多くがキミスカを登録してスカウトを待っています。

自己PRや学生時代頑張ったことなど、プロフィールを登録するだけで様々な企業からスカウトが届きます。エントリーシートや履歴書には書ききれないあなたの経験や希望を登録して、効率よく就職活動が進められるのが特徴です。

誰にでも送っているラブレターよりも、自分のことを想って送ってくれる特別なラブレターを貰えるのは、キミスカを利用するメリットと言えるでしょう。実際に登録してみると、数日で沢山のスカウトが届きますよ。

キミスカをもっと詳しく知りたい人はこちらの記事（キミスカの評判）もおすすめです。

就活サイトをもっと知りたい方はこちらの記事（就活サイトおすすめ人気ランキング）を、就活エージェントをもっと知りたい方はこちらの記事（就活エージェントおすすめ人気ランキング）もおすすめです。

就活が早く終わりやすい企業・業界

ここからは、就活が早く終わりやすい５つの業界をご紹介します。

• IT業界
• 人材業界
• 金融業界
• 通信業界
• 不動産業界

それぞれ解説します。

IT業界

IT業界は、内定を獲得しやすく就活が早く終わりやすい業界です。

IT業界では、「IT人材は、2030年には最大で79万人不足する」と言われており、今後慢性的な人手不足が予想されます。人材不足かつ成長業界でもあることから、積極的な人材採用に期待が持てるため、就活を早く終わらせたい人は、ぜひ視野に入れてみてください。

ちなみに、IT系職種にはプログラマーやエンジニア以外にも、プロジェクトマネージャーのようにマネジメント系職種まで幅広い職種が存在します。

各職種の具体的な仕事内容を理解し、どの職種で活躍していきたいかイメージしていきましょう。

人材業界

人材業界も就活が早く終わりやすい業界です。

人材業界といえば、企業と求職者をマッチングさるという仕事内容から、やりがいを感じやすく就活生にも人気の業界ですよね。

人材業界では、夏に1～3日程度の短期インターンがよく実施されています。企業説明のほか、グループワーク・プレゼン、先輩社員からのフィードバックなど、実践的なプログラムを通じて優秀な学生を見つけ出し、早期選考へ繋げていくパターンが多いです。

夏のインターンに参加した学生を対象に10月頃から早期選考を行うので、早いと3月の解禁時期前に内定をもらえる可能性も十分あるおすすめの業界です。

金融業界

メガバンクや証券会社、生命保険・損害保険といった金融業界も、実は就活が早く終わりやすい業界です。

表向きは経団連が公表している6月1日の選考解禁に合わせて動いていますが、解禁前のインターンで見つけた優秀な学生を早期選考へ案内し、水面下で内々定を出しているケースが多々あります。

金融系企業のインターンは、冬開催が多いのでインターン経由で早期選考の案内を受けた場合は、大学3年生の1月頃から本格的に選考が始まります。

企業によって選考ポイントが変わってきますので、就活エージェントやクチコミサイトから情報を集め、選考対策に取り入れることが重要です。

通信業界

通信業界は、数ある業界の中でも早く就活が終わりやすい業界です。

就職みらい研究所が公開している『就職プロセス調査 （2023年卒）「2022年3月1日時点 内定状況」』によると、3月1日時点で内定を得た業界のトップは「情報通信業」で、その割合は33.6％にも及びます。

次点のサービス業が18.8％で10%以上の差をつけていることから、早期選考経由の人材確保に取り組んでいることが分かります。

就活が終わりやすい通信業界ですが、安定性や福利厚生の良さから優秀層が殺到する就職難易度が高い業界でもあります。同業他社を徹底的に比較し、「なぜその会社なのか」を論理的かつ熱い想いで伝えられるように準備しておきましょう。

不動産業界

不動産業界も、比較的就活が早く終わりやすい業界です。

基本的に一般的な就活スケジュールに基づき6月以降に内定が出る傾向ですが、企業によってはインターン経由の早期選考で4～5月のうちに内定を出すケースもあります。

不動産業界も他業界と同じく、インターン経由の早期選考を実施しており、12月頃から順次実施される冬インターンに参加した場合、早い人であれば大学3年生の1月頃から本格的に本選考がスタートします。

そして、不動産業界で最速内定を目指すには、インターン中もアピールし全体評価を底上げしておくことが必要不可欠。事前に企業研究を行い、企業が求める人物像をイメージした立ち振る舞いができるように事前準備して参加することが重要です。

就活を早く終わらせるメリット

ここからは、就活を早く終わらせる3つのメリットを紹介していきます。

• 内定という安心感を得られる
• 卒業まで時間に余裕ができる
• 社会人になる前の準備ができる

それぞれ解説します。

内定という安心感を得られる

就活が早く終わると、内定という安心感を得られます。

実は、就活はメンタルとの戦いでもあります。「何十社も不合格続き…いつになったら内定がもらえるんだろう？」「友達は最終面接まで進んでいるのに、自分はエントリーシートすら出せていない…。」というように思うように進まない状況にメンタルダウンしてしまうこともあります。

さらには、卒業後の進路が決まっていないことで学業にも身が入らず、卒業の危機に陥ってしまうことも。内定があることによる最悪のケースを回避できる安心感は、就活を早く終わらせたからこそ得られるメリットです。

卒業まで時間に余裕ができる

就活が早く終わると、卒業まで時間に余裕が生まれるため残りの学生生活を有意義に過ごせます。

例えば、卒業までの時間を使って、アルバイトやサークルに思い切り打ち込む、短期留学に挑戦する、資格取得に向けて勉強に取り組むなど、時間がある時にしかチャレンジできないことに集中して取り組めます。

また、「文章を要約するのが苦手だ…」「話が回りくどくなりがち…」など、就活で感じた自身の課題を克服する時間にも充てられます。

余裕があることで、興味あることをやり抜く、スキルアップに取り組むといった時間を持てるのは大きなメリットですよね。就活後の時間を有意義に過ごし、社会人スタートに向けて準備を進めていきましょう！

社会人になる前の準備ができる

就活が早く終わることで、社会人生活の準備もしっかりと進みます。

具体的には、

• 夜型の生活から朝方の生活習慣に変える
• 仕事に関連の勉強をする
• 社会人マナーを予習しておく
• Excelに慣れる、簡単な計算式を使えるようにしておく
• 簿記やTOEICといった汎用性の高い資格を取得する

などなど。

時間が自由な学生生活から、急に規則正しい社会人生活に切り替えるのは難しいものです。朝型生活は、慣れておくに越したことはありませんので、早めに生活サイクルを整えておきましょう！

また、仕事に関する分野やマナーに関する予習をしておくと入社後のキャッチアップもスムーズです。時間を味方に社会人に向けての準備を少しずつ進めていきましょう。

就活を早く終わらせるための準備

続いては、就活を早く終わらせるための準備です。

• 自己分析を行う
• 就活の軸を定める
• 行きたい業界や職種を絞る
• 就活で必要なものを揃えておく

それぞれ解説します。

自己分析を行う

1つ目は、自己分析です。

自己分析とは、人生における自身の価値観を振り返り、今後のキャリアや就活軸を固めていくプロセスを指します。まずは、これまでの人生史をアウトプットし、行動・思考パターンを掴みながら自分の将来を描いてみましょう。

そして、自己分析では、客観的な視点で自身を見つめ直すことが重要です。適性検査を受検したり、家族や友人からの意見を参考にしたりなど、第三者目線で自己理解を深めてみてくださいね。

自己分析は、就活の方向性を決める重要なステップですので、時間を確保してコツコツと進めていきましょう。

自己分析ツールをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事（自己分析ツールおすすめ15選）もおすすめです。

就活の軸を定める

2つ目は、就活の軸を定めることです。

就活の軸とは、自身の価値観や求める条件を集約した企業選びの軸を指します。

例えば、業界や職種、社風や働き方、福利厚生といった項目が挙げられます。就活に不慣れなうちは、「年間休日130日が絶対！」「初任給が高い会社が良い！」という条件面で企業を選びがちです。

しかし、自分に合う企業と出会うためには、自己分析をベースに「今後どのように成長したいか」という視点で企業を見ることが大切です。

早いうちから就活軸を定めておくことで、志望先の選択・判断がしやすくなり、納得感ある就職先と出会える可能性が高まります。

行きたい業界や職種を絞る

3つ目は、行きたい業界や職種を絞ることです。

何百万もある会社の中から志望企業を選び出すには、業界を絞って応募先を効率良く探す必要があります。まずはどのような業界が存在するかを理解し、興味が持てる業界を見つけてみてくださいね。

そして、並行して職種研究も進めていきましょう。企業の中には、営業職や企画職といった複数の職種が存在し、仕事内容や顧客との関わり方、求めらるスキルが異なります。

自己分析結果を参考に、自身の強み・得意を発揮できそうな職種も考えていきましょう。

就活で必要なものを揃えておく

4つ目は、就活で必要なものを揃えておくことです。

就活イベントの参加、OBOG訪問やインターンへの参加など、大学3年生になると社会人と接する機会が一気に増えます。TPOに応じた身だしなみを整えるためにも、リクルートスーツや就活用の靴・鞄は大学3年生になる前に購入しておくと安心です。

そして、就活資金もコツコツと準備しておきましょう。就活では、スーツや小物の購入費、イベントや選考に参加する際の交通費など、何かと出費が重なります。

選考が忙しくなるとアルバイトも入れなくなるので、早めに金銭面の準備もしておくと就活に集中して取り組めますよ。

まとめ

最後に本記事をまとめます。

• 事前準備の良し悪しが、内定スピードに直結する。志望業界の選考スケジュールに合わせたToDoを早い内から取り組むことが重要。
• 就活を早く終わらせるためには、内定が出やすい業界を志望する、就活エージェントや逆求人サイトの活用などの方法がある。
• 就活を早く終わらせるためには、企業の評価ポイントを押さえた選考対策が必須。自己分析や企業研究は丁寧かつ早めに取り組もう。

他人から評価される就職活動は、体力・メンタルともにキツい活動。だからこそ「少しでも早く楽に就活を終わらせたい！」という気持ちはとても分かります。

ただ、就活で大事なことは「入社したい！」と心から思える企業から内定を勝ち取ることです。今回の内容を参考に、志望企業から納得感ある内定を早々に獲得し、残りの学生生活を充実した時間にしてもらえると嬉しいです。