【無料】就活のお悩み相談窓口10選！就活相談で聞くことも解説

「就活相談って誰にしたら良いの？」「就活の悩みを誰かに聞いてほしい！」就活相談をしたいと思った時、誰に相談したら良いのか迷う人も多いですよね。

誰かに相談したい一方で、自分と同じ境遇や考えを持っている人は少ないですし、誰にどう相談するのが正解なのか分からず、余計思い悩んでしまうことも多いと思います。

そこで本記事では、就活でおすすめの相談相手や、相談に向けての準備、相談する際の注意点を紹介していきます。自分に最適な相談相手を見つけて、ポジティブに就活を進めていきましょう。

就活相談は誰にした方が良い？

就活の相談相手は、自分が解決したい悩みに合わせて選ぶことが重要です。

悩みに適任な相談相手を選べば有益なアドバイスを受けることができ、今後の就活対策にへ大いに活かせます。

• 相談先①：大学のキャリアセンター
• 相談先②：大学の先輩、知人
• 相談先③：会社の先輩（OB.OG）
• 相談先④：就活エージェント
• 相談先⑤：新卒応援ハローワーク
• 相談先⑥：東京しごとセンター
• 相談先⑦：就活コミュニティ
• 相談先⑧：就活相談チャット
• 相談先⑨：就活カフェ
• 相談先⑩：家族

ここからは、就活相談に相応しい相手をおすすめ順に紹介していきます。自身の悩みに適任な相談相手をイメージしながら読み進めてみてくださいね

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターは、就活をサポートする学内の専門機関です。

授業の合間に立ち寄れる手軽さが魅力で、就活に詳しい専門員が相談にのってくれます。

キャリアセンターでは、応募書類の添削や面接対策など、状況に応じたサポートが受けられます。「誰に就活の相談をすればいいか分からない」という人は、キャリアセンターの相談窓口を活用してみましょう。

ただし、就活シーズンには相談希望者が増えるので、早めの相談予約がおすすめです。学生目線の再現性の高いアドバイスが得られるため、就活の始め方に悩む人は積極的に利用しましょう。

大学の先輩、知人

就活のモチベーションを高めたい時、大学の先輩や知人は心強い相談相手になります。

すでに就活を経験した先輩からの励ましの言葉は大きな勇気につながりますし、同時期に就活を進める知人とは悩みを共有しやすいので、就活の相談をすることで気持ちが楽になります。

また、同じコミュニティにいる先輩や友人は、日頃のあなたをよく知る存在ですので、新しい視点で自己理解の気づきを得られる可能性もありますよ。

ただ、相談時は、自分と相手の就活状況を比較して落ち込まないよう注意が必要です。大学の先輩・知人の経験話は参考の範囲とし、モチベーションを高める相談相手としておくことが大切です。

会社の先輩（OB.OG）

会社の先輩（OB・OG）は、業界や企業理解を深めたい人に最適な相談相手です。

ネット上の企業情報は、断片的であることが多いですが、実際に働くOBOGからはリアルな社風や働き方について聞くことができます。特に、企業の雰囲気やキャリアパスについて不安がある場合、OB・OGの話は貴重な情報源となります。

また、実際に選考を経験していることから、選考のコツや求められる人物像について具体的なアドバイスがもらえる可能性もあります。

業界・職種の理解が具体的に深まるため、就活軸が固まっている人はOB・OGへ積極的に相談すると良いでしょう。

就活エージェント

就活エージェントは、就活生と企業をつなぐ人材支援サービスです。

登録すると専任の担当者がつき、自己分析から応募書類の添削、面接対策まで幅広いサポートを受けられます。

就活エージェントの強みは、長年の経験に基づいた実践的なアドバイスを提供できる点です。また、企業担当者との繋がりを活かし、最新の採用状況や求める要件など、具体的なアドバイスも得意としています。

就活の進め方が分からない人はもちろん、自分ひとりで就活を進めている人にとってもスキルアップや情報収集につながります。客観的かつ専門的な視点を持つエージェントに相談しながら、効果的かつ効率的に就活を進めましょう。

新卒応援ハローワーク

新卒応援ハローワークは、厚生労働省が運営する新卒者向けの就職支援機関です。

大学生や専門学生、既卒3年以内の求職者を対象に、応募書類や面接のアドバイスを行ったりと、一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。また、就職面接会や就活セミナーの開催も活発で、就活生とっても心強い味方です。

各都道府県に1か所以上、全国で56か所に設置されており、利用はすべて無料な点も安心ポイント。民間の就活サービスに抵抗がある人には、最適な相談窓口としておすすめです。

まずは、最寄りの新卒応援ハローワークに足を運び、気軽に相談してみましょう。

東京しごとセンター

東京都在住の就活生には、東京しごとセンターへの相談もおすすめです。

東京都が設置した東京しごとセンターは、都民の雇用・就業を支援する目的で運営されています。29歳以下を対象とした「ヤングコーナー」では、個別カウンセリングや仕事探しのサポート、面接対策講座など、幅広いサービスを提供しています。

令和元年度には21,000件以上のカウンセリングを実施しており、実績も申し分ありません。学生知名度はそれほど高くありませんが、都内の就活生にとっては、有益な就活支援機関です。自己分析や選考対策に悩んだら、一度相談してみるとよいでしょう。

就活コミュニティ

就活コミュニティは、「ひとりの就活が不安…」「他の就活生と情報交換したい！」と考える人におすすめです。

就活コミュニティでは、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しながら就活を進められるため、モチベーションの維持にもつなが。

例えば、「エン・カレッジ」 は、学生が運営する就活支援団体で、就活イベントの実施や内定者による選考対策など、様々な切り口で就活生のサポートをしています。

さらに、企業とのコネクションが広がるチャンスもあるため、特に早期から就活を意識している人にとっては、利用価値の高い相談先です。

就活相談チャット

就活相談チャットは、就活で悩みを抱える学生にとって心強い味方です。

すぐに誰かから回答が欲しい時、企業や学生団体が運営するLINEオープンチャットなどで気軽に相談ができます。

企業の公式LINEチャットでは、質問に答えるだけでなく、休憩中のオフショットや社内イベントの様子も発信されるので、企業の雰囲気を知る上で貴重な情報源となります。

また、学生運営のチャットでは、リアルタイムでの相談が可能で、ちょっとした疑問もすぐに解消できます。多くの学生が参加する就活チャットを上手に活用すれば、孤独になりがちな就活を前向きに進められます。

就活カフェ

リラックスした雰囲気で相談をしたいなら、就活カフェの利用がおすすめです。

就活カフェでは、無料でWi-Fiや電源が利用できたり、就活生向けのサービスを利用できる他、カフェによってはカウンセラーが常駐し、就活相談にも乗ってくれます。

カフェというカジュアルな空間だからこそ、リラックスしながら就活に向き合える点が魅力ですよね。また、他の就活生と交流できる場でもあり、各自の選考体験談の共有や情報交換を通じて、就活のヒントを得られる点もメリットです。

家や学校の近くに就活カフェがあるかチェックして、気分転換も兼ねて活用してみましょう。

家族

「内定がもらえなくて不安…」「面接が上手くいかず悔しい…」など、メンタルが不安定な時は家族に相談しましょう。

幼い頃から一番近くで見守ってくれた家族は、あなたの気持ちに寄り添い、親身になって話を聞いてくれるはずです。

ただし、親や兄弟姉妹世代とは就活スタイルやキャリア観が異なるため、具体的なアドバイスよりも、気持ちを整理する相談相手として捉えておくことが大切です。家族の励ましや温かい言葉をもらうことで、自己肯定感が高まり、前向きな気持ちを取り戻せますよ。

就活の悩みは一人で抱えず、家族のサポートを受けながら前向きに就活を進めていきましょう。

【悩み別】就活相談相手の選び方

「何から始めればいいの？」「業界・企業の違いが分からない…」就活の悩みは人それぞれだからこそ、適切な相談相手を選ぶことが大切です。

• 就活のやり方がわからない時
• 就活の方向性がわからない時
• 業界や企業のことがわからない時
• 就活に対する不安が募った時

ここからは、就活の悩み別に最適な相談相手を紹介していきます！

就活のやり方がわからない場合

就活のやり方がわからない場合は、就活エージェントへ相談しましょう。

「就活って何から始めれば良いの?」「就活の全体像が余りにもわからない…」と悩む人は、就活の進めを理解することが最初に取り組むべきステップです。

就活エージェントは、就活スケジュールの概要だけでなく、業界や企業ごとの選考の特徴なども教えてくれますし、自己分析や面接対策も一緒に取り組んでくれるので、就活のやり方を知りたい人にとって最適な相談相手。

就活のプロの力を借りて、疑問・不安を解消していきましょう。

就活の方向性がわからない場合

就活の方向性がわからない時は、自分の価値観や適性を言語化できていない状態です。

新卒市場に詳しい就活エージェントやキャリアセンターに相談し、自己分析のサポートをお願いしましょう。

自己分析から洗い出した価値観をもとに「どんな仕事で価値を生み出したいか」を考えることが方向性探しの第一歩ですよ。

また、年齢が近いOB・OGに話を聞くのもおすすめ。社会人としての実体験を交えながら、自分では気づかなかった適性についてアドバイスがもらえる可能性があります。

第三者との会話を通じて視野を広げ、就活の方向性を見つけていきましょう。

業界や企業のことがわからない時

業界や企業のことがわからない時は、就活エージェントやOB・OGに相談してみましょう。

就活エージェントは、長年の企業とのつながりから、採用サイトや説明会では得られない業界の裏側や企業のリアルな情報を提供してくれます。

また、OB・OGからは、実際にその業界や企業で働く人目線で、仕事内容やキャリアパスについて話を聞くことができます。

業界や企業のことがわからくなる原因は、情報不足であることがほとんどです。エージェントやOBOGの情報をもとに業界・企業理解を深め、自分に合う企業を見極めていきましょう。

就活に対する不安が募った時

就活に対する不安は、自分では気づいていない課題によって引き起こされるケースが多いです。

不安で就活が進まない時は、就活市場を熟知した就活エージェントやキャリアセンターに相談し、自分の問題点・改善点を明確にしましょう。

特に、就活エージェントは企業目線でのアドバイスに強く、企業ごとの社風や求める人物像に合わせた応募書類の添削や面接対策を行ってくれます。実践的なフィードバックを受けることで、自分の課題を具体的に把握できるので、選考スキルをブラッシュアップできるようになります。

不安な気持ちを抱え込まず、プロのサポートを活用し、前向きに就活をリスタートしましょう！

就活の悩みを相談するメリット

就活は自分ひとりで進めるものではありません。悩みがある時は、適切な相手に相談することで、解決策が見えてくることもあります。

• 自己理解が深まる
• 不安や悩みを軽減できる
• 客観的なアドバイスをもらえる
• 就活のモチベーションを維持できる

ここからは、悩みを相談することで得られるメリットについて解説していきます！

自己理解が深まる

就活相談をすることで、自己理解が深まります。

「なぜその業界に興味を持ったのか？」「どんな働き方を理想としているのか？」といった問いを相手から投げかけられることで、自分でも気づいていなかった価値観や強みが明確になることがあります。

また、相談相手からフィードバックを受けることで、「自分が他者からどのように見られているか」も理解できます。自己理解が深まることで就活の方向性が明確になり、より納得感のある企業選びにもつながりますよ。

就活相談には、単なる情報収集の場だけではなく、自己理解を深める場としてのメリットもあります。

不安や悩みを軽減できる

誰かに相談することで、的確なアドバイスや励ましの言葉をもらえます。

自分では気づけなかった強みを再認識できたり、状況を客観的に整理できることで、不安が軽減され、前向きな気持ちを取り戻せます。

思うように就活が進まない時、周りと比較して気持ちが沈みがちですが、相談を通じて共感してくれる存在がいることで、孤独感が和らいで気持ちが楽になることも。一人で就活の悩みを抱え込まず、適切な相手に相談しながら、心の負担を減らしていきましょう。

客観的なアドバイスをもらえる

「この業界は自分に合ってるかな？」「自己PRの内容はこれで大丈夫かな？」といった悩みも、第三者の客観的な視点を取り入れることで、新たな気づきが得られます。

特に就活エージェントやOB・OGは、企業目線でのアドバイスが得意なので、自分では気づかなかった強みや改善点を指摘してくれる可能性が高いです。

就活は1人で進めると視野が狭くなり、思い込みで判断してしまうことがよくあります。自分の考えを整理するためにも、信頼できる人から客観的なアドバイスをもらうことが重要です。

もらったアドバイスを参考に、自分の適性や強みを再認識し、納得のいく就活につなげていきましょう。

就活のモチベーションを維持できる

就活は長期戦になりやすく、周りと比べて焦ったり落ち込んだりすることも多々あります。

モチベーションが落ちかけている時、信頼できる相談相手がいると、気持ちの整理がしやすくなります。また、適切なアドバイスをもらうことで、視点が変わり前向きな気持ちを取り戻しやすくなりますよ。

就活は自分との戦いですが、ひとりで抱え込む必要はありません。むしろ、誰かに相談することで気持ちを軽くし、モチベーションを維持・向上させることが大切です！

就活の不安や悩みは、信頼できる人と分かち合いながら乗り越えていきましょう。

就活の悩みを相談する際の注意点

就活の悩みを相談する際、相談の仕方や相手選びを誤ると、適切なアドバイスが得られないことがあります。

• 信頼できる相談相手を選ぶこと
• 自分の考えを整理しておくこと
• アドバイスを鵜呑みにしないこと
• 相談時のマナーに気をつけること
• 相談後のお礼を忘れないこと

そこでここから、就活の悩みを相談する前に押さえておきたい注意点を解説していきます。

信頼できる相談相手を選ぶこと

就活の悩みを相談する際は、信頼できる相談相手を選びましょう。

まれに、就活生の不安に漬け込み、高額な就活セミナーや教材を売りつけたりするトラブルが発生することがあります。不要なトラブルに巻き込まれないためにも、相談相手は慎重に判断してください。

本来、就活サービスは就活生の悩みに寄り添い、就活における問題解決をサポートする存在です。少しでも違和感を覚えたり、不信感を持ったりした場合は、適切な距離を取るようにしてくださいね。

自分の就活を主体的に進めるためにも、安心して相談できる相手を選ぶことが大切です。

自分の考えを整理しておくこと

就活相談前に、悩みや不安を言語化して整理しておきましょう。

事前に自分の考えをまとめることで、「何に悩んでいるのか」「どのようなアドバイスを求めているのか」が明確になり、相談相手も具体的なアドバイスをしやすくなります。

さらに、言語化のプロセスを通じて、自分の考えを客観的に見直せる点もメリット。「仕事を通じて何を達成したいのか」「どんな状況に不安を感じるのか」などを自問自答することで、自分の価値観や課題に気付けます。

悩みを事前に整理することで、自己理解を深めることにもつながります。相談の機会を最大限に活かすためにも、まずは自分の考えを言葉にしてみましょう！

アドバイスを鵜呑みにしないこと

もらったアドバイスは鵜吞みにせず、「自分だったらどうするか？」という視点に置き換えるようにしましょう。

あくまでも、相談相手はサポーターでしかなく、最終的な決断を下すのは自分自身です。もし「おすすめされた業界に興味が持てない…」「面接アドバイスがしっくりこない…」と感じたら、一度立ち止まって自分の考えや価値観を整理しましょう。

自分を思ってのアドバイスだからこそ意見しづらいこともありますが、あなたが納得できる形で就活を進めることの方が重要です。様々な立場や年齢の社会人・先輩の意見を参考にしながら、自分の軸を持ち、主体的にキャリアを選択していきましょう！

相談時のマナーに気をつけること

相談中は、言葉遣い・目線の配り方・相槌の打ち方等、相手に失礼がないよう気を付けましょう。

尊敬語を使う、会話をする時は相手の目をしっかり見る、無言ではなく適度に相槌を入れる等、相手が話をしやすい雰囲気作りが重要です。

また、相談相手が話をしている時は、事前に断りを入れた上で適宜メモをするようにしましょう。会話に集中することも大事ですが、家に帰ってから具体的なアドバイス内容を思い出せないようでは、折角の機会を無駄にしてしまいます。

なお、スマホにメモや録音することはマナーに欠けるので避けましょう。スマホに目線が落ちてしまい真剣さに欠けますし、録音は相手にプレッシャーや不信感を与えます。

相談後のお礼を忘れないこと

相談後は必ずお礼の連絡を入れましょう。

親しい間柄や同じ学校の先輩でも、貴方のためにわざわざ時間を割いてくれています。今後も良い関係性を維持するためにも、マナーとして感謝の気持ちを伝えることが大切です。

お礼は、メールやLINE等のメッセージで相談した当日中に送ることがベストですが、深夜になる場合は、翌日の午前中に送る方がベターです。また、具体的な気付きや感想も送ると、「役立てて良かった」と相手も安心できますので、一言添えるようにしましょう。

お礼の連絡は早く送るほど感謝の気持ちが伝わりやすいです。相談後は速やかに感謝のメッセージを送ってくださいね

就活相談で聞くべきこと

ここまで就活でおすすめの相談相手や相談の効果を高めるコツを紹介してきましたが、「漠然とした悩み過ぎて、考えを上手く表現できない…」と悩む方も多いと思います

そこでここからは、就活でよくある相談内容5つを紹介していきます。

• 就活の進め方・全体像がわからない…
• 自分が何がしたいのかわからない…
• どんな企業を受ければ良いのかわからない…
• 自己PRやガクチカがわからない…
• 全然内定がもらえない…

貴方が抱える漠然とした不安・悩みの言語化に役立つと思いますので、参考にしてみて下さいね。

就活の進め方・全体像がわからない…

「就活って何から始めれば良いの？」「就活自体、良く分からない…」という人は、まず就活の進め方や全体像について相談しましょう。

相談相手は、新卒市場を熟知している就活エージェントがおすすめです。基本的な就活スケジュールに加えて、業界毎の具体的なスケジュールや選考傾向等、就活のプロとして教えてくれます。

また、就活には自己分析から業界・企業研究、選考対策等、各ステップで様々なタスクが存在しますが、就活エージェントでは、タスク管理サポートの他、各ステップにおける重要ポイントを企業目線でアドバイスしてくれます。

プロの力を借りて全体像を可視化しながら、自分の進むべき方向性を確認していきましょう。

自分が何がしたいのかわからない…

「何がしたいのか分からない＝自分を理解できていない」状態です。自分に合う仕事探しの一歩として、まずは自己分析から始めてみましょう。

自己分析は、選考対策として行うものではなく、自分に合う仕事を探すための分析です。これまでの物事の判断基準（部活・アルバイトの選択理由や進学理由等）から、自分が何を大切に行動してきたか見つめ直してみてください。

この価値観から、どのような仕事を通じて価値を生み出したいかを考えることが適職探しの近道です。

自己分析の深掘りは、就活サポートに長けている就活エージェントやキャリアセンターに相談することがおすすめ。相談相手との会話を通して思考を言語化し、自身の価値観を探していきましょう。

どんな企業を受ければ良いのかわからない…

企業選びに悩む原因の1つは「業界・企業理解が浅いこと」です。

1人で就活をしていると視野が狭くなりがちで、気付かない内に情報不足になっていることがあります。企業選びに必要な情報を収集するためにも、就活エージェントやOBOG訪問を積極的に活用しましょう！

就活エージェントは長年に亘る企業との関係性から、採用サイトや会社説明会だけでは分からない業界・各企業のリアルな風土を知っています。またOBOG訪問では、志望する業界・企業で実際に働いている人から話を聞けるので、具体的なイメージを掴みやすいです。

就活エージェントやOBOG訪問で得られるリアルな情報を業界・企業理解に繋げ、企業選びの基準として活かしていきましょう。

自己PRやガクチカがわからない…

自己PRやガクチカが思い浮かばない人は、サークルやゼミ、アルバイト先の先輩に相談してみましょう。

同じコミュニティに属する人の視点は、自分に置き換えて考えやすいです。再現性の高いアドバイスが欲しい人は、身近な先輩に是非相談してみて下さい！

そして、アドバイスを参考にエピソードを作成したら、就活エージェントやキャリアセンターに添削してもらいましょう。

自己PRやガクチカエピソードは、貴方の採用メリットを企業に伝えることが目的。そのため、エピソード内容が企業の求める人物像とリンクしているか客観的な視点でチェックしてもらうことが重要です。

相談相手を上手に組み合わせ、よりレベルの高い選考対策を行いましょう。

全然内定がもらえない…

内定がもらえない状況が続く時は、自分で気付けていない原因があります。そのため、第三者の視点で原因を突き止め、改善へ繋げていくことが重要です。

是非、就活市場に精通した就活エージェントやキャリアセンターへ相談し、客観的なアドバイスをもらうようにしましょう。

特に、就活エージェントは企業目線でのアドバイスが得意なため、各企業の社風や求める人物像に合わせてエントリーシートの添削や面接対策を行ってくれます。

就活エージェントだからこその客観的かつ実践的なアドバイスは、就活のリスタートに活きること間違いなし！

気持ちと選考対策を前向きに切り替え、内定獲得に向けて着実に進んでいきましょう。

就活の相談時間を有意義にするための準備

就活相談を有意義な時間にするためには、相談前の状況整理が重要です。思いつくままに相談するだけでは、「つまり、何が聞きたいの？」と相手を困らせてしまい、有益なアドバイスを得られません。

• 就活の悩みや不安を言語化する
• 就活の希望を明確にする

ここからは、就活の相談前に押さえておきたい情報整理のポイントを解説していきます。事前準備をしっかり行い、有意義な就活相談にして下さいね。

①就活の悩みや不安を言語化する

相手が回答しやすいよう、事前に就活の悩み・不安を言語化しておきましょう。

相談事を言語化しておくと、相談相手に「なぜ相談しているのか」が伝わるので、より的確なアドバイスが期待できます。

また、言語化の過程を通じて思考や感情整理ができることもメリットのひとつ。「仕事を通じて何を達成したいんだろう…」「どういう状況だと不安になりやすいのかな？」等、自問自答を繰り返す中で新たな自分の一面に気付けます。

就活の悩み・不安を言語化するプロセスは、潜在意識を顕在化することでもあります。就活相談自体が自己理解に繋がる意識を持って、事前準備を進めていくと良いでしょう。

②就活の希望を明確にする

相談する時は、就活の希望を相手に伝えて「方向性」を共有することが重要です。

就活エージェントや企業のOBOGのように、時には貴方の就活状況を全く知らない人へ相談する場合があります。状況を知らない人へ就活の希望を伝えることで、相談相手も貴方が望むビジョンに向けたアドバイスができます。

そして、就活の希望を明確化するためには、自己分析が必要不可欠！

ただし、この記事を読んでいる人は、自己分析自体に悩んでいたりしますよね。自己分析が苦手な人は、下記に紹介する項目の整理だけでもしておきましょう。

相談相手からより有益なアドバイスを引き出すためにも、就活の希望や貴方の強みを明確にして相手へ共有する姿勢が大切です。

就活のお悩み相談サービスおすすめ５選！

就活の相談先に悩んだ方に向けて、おすすめの就活相談サービスを５つご紹介します。

志望業界や希望の働き方、就活の軸が異なる以上、相性の良い就活エージェントも変わってしまうため、まずは幅広く面談を受けてみて、その後利用を続けるかどうかを判断してみるのがおすすめです。

• おすすめ①：キャリアチケット就職エージェント
• おすすめ②：ミーツカンパニー（就活サポート）
• おすすめ③：キャリアパーク就職エージェント
• おすすめ④：doda新卒エージェント
• おすすめ⑤：レバテックルーキー

「就活準備を何もしていないのに、就活相談をしても良いのかな…」と不安になる人も多いですが、就活の進め方・就活の軸を探すところからサポートしてくれるので、早めの相談がおすすめです。

キャリアチケット就職エージェント｜専任のキャリアアドバイザーが内定獲得まで徹底サポート

キャリアチケット就職エージェントは、レバレジーズ株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

年間10,000名以上の就活生が利用する人気のサービスで、担当者の質が高く、魅力的な企業紹介に加えて、長期的なキャリア形成を視野に入れた就活サポートを無料で受けることができます。

内定確率の高い質重視の支援スタイルを重要視しており、学歴や希望条件に加えて、本当に相性の良い企業しか紹介されません。

自己分析や仕事に対する価値観を擦り合わせた上で、厳選した企業を数社紹介してくれるので、無理に複数社を紹介されない点や、学生に親身に寄り添ってくれる支援体制が人気の理由です。

また業界大手の企業が運営していることもあり、就職活動に関する知見を活かした、企業別のES添削や面接対策を実施してくれます。全ての就活サポートを無料で受けられるので、自分に合った企業を知りたいひと、選考通過率・内定率を少しでもあげたい人は、キャリアチケット がおすすめです。

キャリアチケットをもっと詳しく知りたいひとはこちらの記事（キャリアチケットの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

ミーツカンパニー｜就活サポート面談と就活イベントの２軸で内定獲得をサポート！

Meets Company（ミーツカンパニー）は、株式会社DYMが運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

日本全国の就活生が利用する人気のサービスで、担当者の質が高く、魅力的な企業紹介に加えて、長期的なキャリア形成を視野に入れた就活サポートを無料で受けることができます。

各業界（メーカー、商社、金融、IT通信、流通小売、広告、出版、マスコミなど）の東証プライム上場企業やベンチャー企業との繋がりがあるため、書類選考や1次面接免除といった、通常選考とは異なる特別選考に進めるケースもあります。

就職活動に関する不安はもちろん、就活の軸の決め方、希望条件にあう企業紹介、ES添削や面接対策などの就活サポートもすべて無料で利用できます。業界大手の企業が運営していることもあり、担当者の質や面談満足度も高く、スピード内定も狙えます。

就活相談以外にも、日本全国の合同企業説明会や少人数座談会に参加できるので、就活の悩みや不安を相談したい人、幅広く企業を知りたいひと、まずは1社最短で内定を取りたい人は、ミーツカンパニーがおすすめです。

ミーツカンパニーをもっと知りたい方はこちらの記事（ミーツカンパニーの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

キャリアパーク就職エージェント｜上場企業運営の選考免除に強い新卒エージェント

キャリアパーク就職エージェントは、ポート株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。

累計20,000人以上の就活生が利用する人気のサービスで、年間1,000名以上の面談を行うキャリアアドバイザーが、就活の軸選び（自己分析含む）から、ES添削、面接練習まで、内定獲得までの全面サポートをしてくれます。

最大の特徴は、全国各地から優良企業を厳選しており、大手企業の内定獲得にも強いこと。書類選考免除・一次選考免除など、特別推薦ルートの選考も多く、ES添削や面接対策などの就活サポートも充実しています。

専任のキャリアアドバイザーが、人事責任者に直接推薦してくれるため、最短3日の内定実績もあります。

就活サイトには載っていない『隠れた優良企業』も見つかるので、早期内定を貰いたい人、就活を最速で終わらせたい人は絶対に登録しておきましょう。上場企業が運営しているため安心安全に利用できます。

キャリアパーク就職エージェントについて、もっと知りたい方はこちらの記事（キャリアパーク就職エージェントの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

doda新卒エージェント｜ES添削・面接対策サポートの質が高い！

doda新卒エージェントは、株式会社ベネッセi-キャリアが運営する就活エージェントサービスです。

140,000名以上の学生が登録する*(23卒実績) 人気の就活サービスで、首都圏や大阪などの主要都市の学生はもちろん、地方学生を含めて、日本全国からオンラインで就活サポートを受けられます（完全無料）。

6,000社*以上の契約企業の中から適性にマッチした企業紹介を強みとしており、専任のキャリアアドバイザーが、推薦応募・ES添削・面接練習など、内定獲得まで徹底的なサポートをしてくれます。（*doda新卒エージェントにお申し込みいただいた法人の累計（2023年3月時点））

国家資格保有者が複数在籍しており、一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付いてくれるため、単なる企業紹介ではなく、入社後活躍を見据えた質の高い就活サポートが受けられます。

他の就活エージェントと比べても、大手企業の紹介実績が多く、通常選考では分からない『合否理由』も教えてくれたり、エントリーシート不要・面接回数減など、特別な選考枠も用意してくれる場合もあります。

一般的な求人サイトから応募するよりも効率良く選考が進められるので、スピード内定を狙いたい方にもおすすめです。

doda新卒エージェントをもっと知りたい方はこちらの記事（doda新卒エージェントの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

レバテックルーキー｜ITエンジニア特化の新卒就活エージェント

レバテックルーキーは、レバレジーズ株式会社が運営する ITエンジニア就職に特化した新卒エージェントです。

エンジニア就職を希望する学生に向けて、IT業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが、優良企業の選定から、ES添削、面接対策、ポートフォリオ制作までフルサポートしてくれます。

プログラミング経験の可否や、文系、理系問わず利用できるため、情報学部出身の学生はもちろん、エンジニア就職に少しでも気になる方におすすめ。

8,000社以上の保有企業の中から、希望条件やスキルに合わせた企業探しが効率的に進むので「大学での研究を活かしたい」「30歳で年収1,000万円を目指したい」「AIやブロックチェーンなど、最新技術に触れていたい」など、あなたの条件に合わせた企業が見つかります。

キャリア面談では、業界の就活事情や、ITエンジニアの働き方、就活前に準備しておきたいことなど、エンジニア就職に必要な就活情報をまるっと相談できます。ITエンジニア特化の就活イベントや、スカウト機能も充実しているので、Web系就職を考えている人は、レバテックルーキーに登録をしておきましょう

レバテックルーキーをもっと知りたい方はこちらの記事（レバテックルーキーの評判）もおすすめです。

出典：公式サイト

就活サイトをもっと知りたい方は【就活サイトおすすめランキング】を、就活エージェントをもっと知りたい方は【就活エージェントおすすめランキング】を読んでみてください。

就活相談で気になる疑問を解決

最後に、就活相談で気になる疑問を紹介していきます。

• 漠然とした不安でも相談して良いですか？
• 就活の相談は無料ですか？
• 就活の相談だけしても良いですか？
• 相談方法は何ですか？電話？メール？チャット？

疑問・不安をクリアにして積極的に就活相談をしていきましょう。

漠然とした不安でも相談して良いですか？

漠然とした不安でもぜひ相談してみましょう。

可能なら、何に対して不安を抱いているかだけでも相手へ共有できると良いです。

例えば、「選考に漠然とした不安があって…」「ESが苦手なの？面接が苦手なの？」のように「選考」に悩んでいることが分かると相手も会話を広げやすいです。

大切なことは、不安を1人で溜め込まないことです。色々な角度で相手と会話を重ねる中で、解決のヒントを見つけていきましょう。

就活の相談は無料ですか？

就活エージェントも含め、基本的に就活相談は無料です。

就活塾や就活サロン、個人が行う各種就活サポート等では就活相談が有料なケースもありますが、特別な有料サービスを受けなくても、今回紹介した相談相手で解決にヒントは十分得られます。

有料の就活相談が気になる方は、Coachee（コーチー）がおすすめです。有料でも得たい情報やスキルがあるようであれば、費用対効果を考えて申し込みを検討してください。

就活の相談だけしても良いですか？

相談先によります。

就活のトータルサポートを謳っているサービス・団体は、営利目的か否かで対応内容が異なります。

例えば、就活エージェントは企業から紹介料をもらうビジネスモデル上、内定を獲得させることが目的なので就活相談のみでは受けてくれません。一方、大学のキャリアセンターや東京しごとセンターでは相談だけでも受け付けてくれます。

自分が利用したいサービス・団体の情報を事前にリサーチし、どこまでサポートを受けられるのか確認しておきましょう。

相談方法は何ですか？電話？オンライン？チャット？

相談先によります。各サービスが提示している相談方法やOBOG・友人知人の都合が良い相談方法を都度選択していきましょう。

最近では、LINEのオープンチャットも就活相談の場として活用されています。面識がないからこそ、気軽に相談できる点がポイントですので、興味があれば調べてみて下さい。

なお、おすすめの相談方法は、対面＞オンライン面談＞電話＞チャット・メールです。視覚的・聴覚的情報が多い方が相手とコミュニケーションが取りやすく、自然と会話が盛り上がりやすいです。

ざっくばらんに様々な話を聞き出すためにも、対面での相談方法を選択してみましょう。

まとめ

最後に、本記事の内容をまとめます。

• 就活の悩みを解決するためには、「誰に」相談するかが重要。何に対するアドバイスが欲しいのかを整理し、最適な相談相手を選ぶ。
• 相談相手へ悩み事を明確に伝えるためには、事前に就活の最新状況や悩みを言語化しておくことが必要。
• 相談相手が時間を作って悩みを聞いてくれたことに対する敬意と感謝を忘れない。

就活は、人生に関わる重要な活動です。重要だからこそ「自分で全て解決しなきゃ！」と思い込みがちですが、決してそんなことはありません。

適切なタイミングで適切な相手に相談することは、むしろ就活を効率的かつ効果的に進めるきっかけになります。今回の記事を参考に、自分の悩みに最適な相談相手を見極め、就活を有利に進めていってくださいね。

キャリアに悩んだらキャリアの専門家に相談できる「キャリアバディ」を使うのもおすすめです。

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