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就活を始めてみると「いったい何社くらい応募すれば良いの..?」と疑問に思う就活生も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、就活生は平均10〜20社程度の企業に応募しており、文系学生は約20社、理系学生は約13社が目安です。
とはいえ、希望業界や職種、企業規模によっても必要な応募数は異なりますし、応募数が多ければ多いほど、企業研究や選考対策も必要となってきます。
この記事では、就活生の平均的なエントリー数や内定数の調査データをもとに、文系・理系別のおすすめ応募数や、エントリー数が少ない時、多い時のメリットデメリットについてご紹介していきます。
どのくらい応募すれば良いのだろう..と悩んでいる就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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▼目次
就活は何社受けるべきか
まずは、就活生全体の平均エントリー数の事情をデータから見てみましょう。
それぞれ解説します。
平均エントリー数は10〜19社
平均エントリー数(全体) | |
1〜4社 | 19.4% |
5〜9社 | 21.5% |
10〜19社 | 27.9% |
20〜29社 | 15.1% |
30〜39社 | 9.1% |
40社以上 | 7.0% |
内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、就活生のエントリーシート提出数は「10〜19社」が最も多く、全体の約3割を占めています。
また30社以上のエントリー割合は、約2割になっており、過去の調査と比較しても「30社以上」応募する学生の割合は減少傾向にあります。
エントリー数は、性別や文系・理系別、地域別(東京圏・関西圏・その他)によっても異なります。また、大学生と大学院生でも傾向が異なる点に注意が必要です。一般的には、大手企業志望者や文系学生、首都圏の学生ほどエントリー数が多い傾向があります。
エントリーシートの提出は単なる数合わせではなく、各企業に対して丁寧な準備と応募が重要です。自分の興味と適性に合った企業を見極め、質の高い選考対策を行うことが効果的な就活につながります。
文系学生の平均エントリー数(男女別)
平均エントリー数(文系) | |
1〜4社 | 10.5% |
5〜9社 | 30.4% |
10〜19社 | 15.3% |
20〜29社 | 21.5% |
30〜39社 | 11.5% |
40社以上 | 10.9% |
内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、文系学生のエントリーシート提出数は「5〜9社」が最も多く、全体の約3割を占めています。
同時に「20〜29社」の層も約2割と比較的多く、文系学生の応募企業数の幅広さが見て取れます。
文系の学問は、理系と比較して学びの範囲が広く、様々な業界・職種への適応可能性があります。そのため、自分に合う業界・職種を幅広く探索する必要があり、エントリー数も必然的に多くなる傾向があります。文系のエントリー数は、理系学生の約1.5倍という結果となっています。
文系学生は、自分の興味や適性を見極めるために、異なる業界や職種の企業に幅広くエントリーし、説明会や選考プロセスを通じて自分との相性を確認していくことが効果的です。特に就活初期は、業界を絞りすぎずに様々な可能性を探ることが重要です。
何社応募しようか悩んでいる文系学生の方は、まずは20社程度を目標に企業の情報収集を始めてみることをおすすめします。業界研究や企業研究を進める中で、徐々に自分の志向性が明確になり、応募企業を絞り込んでいくことができるでしょう。
理系学生の平均エントリー数(男女別)
平均エントリー数(理系) | |
1〜4社 | 25.2% |
5〜9社 | 32.6% |
10〜19社 | 16.1% |
20〜29社 | 13.3% |
30〜39社 | 7.6% |
40社以上 | 5.1% |
内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、就活生のエントリーシート提出数は「5〜9社」が最も多く、全体の約3割を占めています。
また「1〜4社」も全体の約1/4を占めており、少数企業に絞った応募戦略を取る理系学生が多いことがわかります。
理系学生は、「大学で学んだ専門知識や技術を活かせる企業に入りたい」など、就活開始時点ですでに志望業界や職種がある程度明確である場合が多いため、文系学生に比べると平均エントリー数は少なくなっています。
また、理系学生特有の就職経路として、学校推薦や教授推薦という形で、大学と企業のパイプを通じて応募できるケースも多くあります。企業側も専門知識を持った学生を採用したいという明確なニーズがあるため、マッチング率が高く、比較的内定を得やすい傾向にあります。
特にIT業界や製造業、研究開発職などでは、大学での研究内容や習得した技術が直接評価されることもあり、少数の企業に絞って質の高い準備をすることが効果的な場合もあります。
理系ならではの専門知識や研究経験を武器に、まずは10社程度を目標に企業の情報収集を始めてみることをおすすめします。ただし、専攻分野によっては適応できる企業が限られる場合もあるため、早めの情報収集と準備が重要です。
就活は平均何社落ちるのか
続いては、応募数に対してどれだけ選考に落ちているのかもデータで見ていきましょう。
それぞれ解説します。
文系学生は、平均13社選考に落ちている
マイナビ「大学生活動実態調査」によると、文系学生は平均15社の応募に対して、約2社から内定を獲得し、約13社は選考から落ちていることがわかります。
具体的には、2022年6月時点で文系男子学生は平均14.8社、女子学生は平均15.5社の選考に応募しており、内々定保有社数は、男子で平均2.6社、女子で平均2.3社となっています。この結果から、文系学生は応募した企業のうち、約85%の企業で選考に落ちていることになります。
志望する業界や職種によって難易度は大きく異なりますが、10社以上の企業に落ちてしまう可能性があることを念頭に就職活動を始めることが重要です。特に人気業界(総合商社、コンサルティング、マスコミ、金融など)を志望する場合は、さらに多くの企業に応募する必要があるでしょう。
理系学生は、平均10社選考に落ちている
マイナビ「大学生活動実態調査」によると、理系学生は平均12社の応募に対して、約2社から内定を獲得し、約10社は選考から落ちていることがわかります。
具体的には、2022年6月時点で理系男子学生は平均11.2社、女子学生は平均12.7社の選考に応募しており、内々定保有者数は、男女ともに平均2.4社となっています。理系学生も、応募した企業のうち約80%の企業で選考に落ちていることがわかります。
文系学生と比較するとやや内定率は高いものの、理系学生も10社前後は落ちる可能性があることを理解し、入念な業界研究や企業研究、面接対策に取り組むことが大切です。
就活のエントリー数が少ない時のメリット・デメリット
続いては、就活のエントリー数が少ない時のメリット・デメリットを紹介します。
エントリー数を絞れば絞るほど、1社1社に対しての時間は避けますが、全落ちした時のリスクも大きくなります。
エントリー数が少ないメリット①
ひとつひとつの企業に集中できる
エントリー数が少なければ、ひとつひとつの企業に集中して企業研究を進められます。
選考対策では、どれだけ深い企業研究ができるかが重要なポイントとなります。事業内容やビジネスモデルの発展性、企業理念、競合との違い、求める人物像などを様々な角度からリサーチすることで、多角的かつ深い企業理解が可能になります。就活生の多くが表面的な情報しか持っていない中、深い知識を持っていることは大きな差別化要因になります。
そして、丁寧な企業理解に基づく志望動機は説得力があり、採用担当者に志望度の高さを効果的にアピールできます。「この会社でなければならない理由」が明確に伝わるエントリーシートや面接回答は、採用担当者の印象に強く残ります。
加えて、面接で予想外の質問や深掘りされるような質問をされても、十分な知識があれば自信を持って回答できるので、さらに評価してもらえることが期待できます。企業の課題や展望についても独自の見解を述べられるようになり、より深い議論が可能になります。
丁寧に企業研究ができることで、余裕と自信を持って選考に臨めることは大きなメリットです。特に志望度が高く、どうしても入社したい企業がある場合は、エントリー数を絞って集中的に対策することも有効な戦略と言えるでしょう。
エントリー数が少ないデメリット①
就職活動の視野が狭くなる
エントリー数が少ないと、収集できる企業情報も少なくなります。
少ない情報の中から「自分に合う企業はここしかない!」と早期に判断してしまい、結果として視野の狭い就活になってしまう危険性があります。本当に自分に合った企業を見つけるためには、様々な企業を比較検討することが不可欠です。
志望企業は、複数の企業を比較する過程を通じて、初めて適切に絞り込むことができます。また、最初はあまり興味がなかった企業も、説明会に参加したり詳しく調べていくうちに魅力を感じる可能性も十分にあります。実際に、「興味がなかったけれど話を聞いてみたら自分に合っていた」という経験をする就活生は少なくありません。
エントリー数が少ない場合、往々にして自分がすでに興味を持っている限られた範囲の企業しか見ていない場合が大半です。キャリアアドバイザーや先輩、大学の就職課など第三者のアドバイスを参考にしながら、自分の適性に合いそうな業界・職種へも視野を広げると良いでしょう。
多くの選択肢を持ち、幅広い可能性を検討するためにも、就活初期段階では浅く広くエントリーしていくことがおすすめです。様々な企業を知ることで、自己理解も深まり、最終的により納得感のある就職先を選ぶことができますよ。
エントリー数が少ないデメリット②
選考や面接の経験を積みにくい
エントリー数が少ないと、選考へ進む回数も減るため、経験を積みにくいというデメリットがあります。
選考後の「振り返り」は就活における重要なステップです。上手くいかなかった原因と改善点を見つけて次回に活かすことが、選考対策のブラッシュアップに繋がります。面接は回数を重ねるごとに緊張が和らぎ、自分の考えを適切に伝える力が磨かれていきます。
選考の回数が少ないと、「違う言い回しの方が良かった!」「別のエピソードの方がアピールに繋がったな…」と毎回後悔するだけで、その改善点を活かす場を十分に持つことができません。特に初めての就活では、最初の数社の面接で緊張のあまり実力を発揮できないことも多いものです。
面接やグループディスカッションといった選考は、実践による経験の積み重ねが最も効果的な上達方法です。こうした振り返りの積み重ねは、エントリーシートや面接の内容に論理性と説得力を与え、自信を持って選考に臨めるようになります。
エントリー数が少ない状況は、選考スキルを十分に磨く機会が限られるということを認識しておきましょう。特に選考経験が少ない就活初期は、志望度が比較的低い企業の選考も経験として積極的に受けてみることも有効な戦略です。
エントリー数が少ないデメリット③
選考に落ちた時のリスクが大きい
エントリー数が少ないと、無い内定のリスクが高くなります。
少ない応募先がすべて不採用となった場合、「追加でエントリーすれば大丈夫!」と考えるかもしれませんが、就活が進んだ時期によっては応募可能企業がごく限られたり、最悪の場合はゼロという状況に陥ることもあります。多くの企業は採用枠が埋まり次第、募集を終了してしまうためです。
運良くエントリー可能な企業を見つけられたとしても、志望する業界・職種とマッチする可能性は低くなりがちで、納得感を持って就活を終えることが難しくなります。焦りから志望度の低い企業に応募し、入社後のミスマッチにつながるリスクも考えられます。
複数の企業へエントリーしていれば、一部の企業で不採用となっても、他企業で選考を継続できるチャンスがあります。また、並行して選考を進めることで、各企業の比較検討もできるため、最終的な意思決定の質も高まります。
リスクヘッジの観点からも、就活初期からエントリー数を極端に絞り過ぎないようにすることが重要です。理想としては、志望度別にA・B・Cランクなど複数のグループに分けて企業を選定し、バランスよくエントリーすることで、チャンスの最大化とリスクの最小化を図ることをおすすめします。
就活のエントリー数が多い時のメリット・デメリット
就活のエントリー数は、多ければ多いほど安心ですが、1社に割ける時間が減ってしまうなどのデメリットもあります。
- メリット①:同じ業種・業界の企業を比較できる
- メリット②:選考や面接の場慣れができる
- メリット③:選考に落ちても残りがある安心感がある
- デメリット①:1社に割ける時間が減る
- デメリット②:スケジュール管理が大変になる
ここから具体的なメリット・デメリットを解説していきますので、エントリー数が少ない時と比較して見ていきましょう。
メリット①
同じ業種・業界の企業を比較できる
エントリー数が多い時のメリットは、複数の企業を比較することで業種・業界理解を深めらることです。
エントリー数が多ければ、それだけ多くの企業情報に触れることができます。同業他社の説明会や資料を比較していくと、同じ業界でも主力商品や顧客層の違い、市場でのポジショニング、今後のビジョンが異なることがわかり、業界全体と各企業の特徴に対する理解が格段に深まります。
さらに、数ある同業種・同業界の企業の中から特定の企業を選んだ明確な理由を説明できると、採用担当者に志望度の高さと同時に分析力や判断力もアピールすることができます。「同業他社と比較した結果、御社の〇〇という特徴に最も魅力を感じました」といった具体的な志望理由は説得力があります。
他社比較による業界理解の深さは選考通過率を上げるために重要なステップです。後々の選考対策にも直結することを意識してエントリーを検討しましょう。特に志望業界が明確な場合は、その業界内の複数企業にエントリーすることで、業界理解が飛躍的に深まります。
メリット②
選考や面接の場慣れができる
就活において、慣れは非常に重要なポイント。多くの企業にエントリーして、何枚もエントリーシートを提出したり面接を繰り返せば、自然とコツを掴めます。
最初の数社では緊張して十分に自己アピールできなかったとしても、経験を重ねるごとに落ち着いて対応できるようになります。結果として、自分の中に選考対策のノウハウが蓄積されていくので、就活初期よりも効率的かつ効果的に選考に臨めるようになります。
特に面接では、緊張や不慣れから当日の雰囲気に飲まれて実力を発揮できないケースが多いものです。エントリー数が多いと自然と面接機会も増えるため、社会人との会話や面接特有のマナー、よく聞かれる質問への回答など、実践を通じて身につけることができます。
また、グループディスカッションや筆記試験など様々な選考手法に触れることで、それぞれの対策も立てやすくなります。このように実践を通して選考や面接の場に慣れておくことは、志望度の高い本命企業の選考通過率アップにも直結します。
メリット③
選考に落ちても残りがある安心感がある
選考に落ち続けると、誰しも不安な気持ちになりますよね。
エントリー数が多ければ、「まだ他の企業が残っているから大丈夫!」という安心感を持って就活を継続することができます。心理的なプレッシャーが軽減され、精神的な余裕を保ちながら選考に臨めるのは大きなメリットです。
気持ちの浮き沈みは、対人印象に大きな影響を与えるものです。不安や焦りを抱えたまま面接に参加してしまうと、ネガティブな感情が表情や言葉遣いに表れ、採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
特に、内定が1つも無い状況では、不安や焦りから自分を必要以上に大きく見せようとしたり、企業とのミスマッチを無視して何とか内定を得ようとする傾向が強まり、入社後の不満や早期離職につながることもあります。
不安を感じやすい人や精神的な余裕を持って就活を進めたい人は、多めにエントリーを行い「落ちても他がある」という安心感を持つことで、より自然体で選考に臨むことができるでしょう。
デメリット①
1社に割ける時間が減る
エントリー数が多いと、必然的に1社へ割ける時間が減ります。
時間不足により企業研究が浅いままだと、面接で想定外の質問や深掘りされた質問に上手く回答できず、薄い内容になってしまいます。「この会社の特徴をよく理解していない」「志望度が低い」と判断され、評価に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に注意すべきは、時間節約のために志望動機や自己PRを企業間で安易に使い回すことです。「どこの会社でも同じことが言える内容だ」と採用担当者に見抜かれてしまうと、その企業への熱意や適性を疑われ、不合格になる可能性が高まります。
質の高い選考対策を行うには、企業のビジョンや事業内容、強みと弱み、求める人物像に至るまで、事細かく調査する時間が必要です。また、そうした情報をもとに、自分の強みや経験をどのように活かせるかを十分に考察する時間も欠かせません。
応募企業数と企業研究の深さはトレードオフの関係にあるため、自分が十分な企業研究に割ける時間を確保できる範囲でエントリー数を調整することが重要です。
デメリット②
スケジュール管理が大変になる
エントリー数が多いと、スケジュール管理が複雑で大変になるデメリットがあります。
エントリーした企業からは、説明会の告知や選考に関する連絡が次々と届きます。これらの情報をしっかり管理しないと、日程の重複や抜け漏れが発生し、せっかくのチャンスを逃してしまうことになりかねません。情報整理とスケジュール管理ができずに本選考の機会を失うようでは本末転倒です。
また、多数の企業の選考が並行して進むと、それぞれの企業の特徴や自分が提出したエントリーシートの内容を混同してしまうリスクもあります。「あの企業で話した内容だったか、この企業だったか」と混乱してしまうと、面接での印象が悪くなってしまいます。
管理しきれないほどエントリー数が多くなった場合は、志望度レベルで企業をA・B・Cなどにグループ分けし、対応に優先順位をつけるといった工夫も必要です。スケジュール管理のためのアプリやツールを活用するのもひとつの方法です。
やみくもなエントリーは避け、自分のキャパシティを考慮しながら適切なエントリー数を検討していくことが大切ですよ。
就活で何社受けるかの考え方・決め方
ここまで、エントリー数が少ない・多い時のメリットとデメリットを紹介してきましたが、「結局どうやって決めたらいいの..?」と疑問に思った方も多いと思います。
ここからは、就活のエントリー数の決め方や考え方についてご紹介します。
それぞれ解説します。
①10社を目安に候補を洗い出してみる
エントリー数が決められない人は、10社を目安に候補を洗い出してみましょう。
前述の平均応募数や内定獲得数のデータを考慮すると、文系・理系どちらの学生にとっても、10社程度のエントリーが妥当な目安となります。まずは興味のある業界や職種を中心に、気になる企業を複数ピックアップしてみましょう。
ただし、興味のある企業のうち、知名度の高い有名企業や大手企業ばかりにエントリーしてしまうと、競争率の高さから1社も内定を得られない可能性も考えられます。会社の規模や知名度にこだわり過ぎず、自身のキャリアビジョンが実現できるかどうかを軸に幅広く探していくことが重要です。
企業選びでは、大手企業だけでなく、成長中の中小企業やベンチャー企業も視野に入れると選択肢が広がります。大手企業では経験できない幅広い業務経験や早期の責任ある立場など、中小企業ならではのメリットも多いので、様々な角度から企業を検討してみましょう。
中小企業やベンチャー企業の探し方を知りたい方は、こちらの記事(中小企業の探し方やおすすめサイト)も参考にしてください。
②気になる企業はとりあえずエントリーする
事業内容や企業の考え方、社員の雰囲気等、「会社についてもう少し知りたい」「自分に合いそうな会社かも」と、直感的に感じたら、まずはエントリーをしてみましょう。
就職活動では、情報収集を目的としたエントリーは全く問題ありません。エントリーすることで、その企業からの説明会案内やインターンシップ情報、選考に関する連絡など、さらに詳しい情報を得ることができます。
10社以上エントリーができたら、志望度に応じて「第1志望群」「第2志望群」「第3志望群」といった形で企業をグループ分けすることをおすすめします。この分類により、時間配分やスケジュール管理が効率化されます。
志望度の高い上位グループから優先的に、インターンシップや説明会、OB・OG訪問へ参加し、企業のリアルな部分をリサーチしていきましょう。エントリー企業が多いほど、比較できる情報量も増え、自分に最適な企業を見極める判断材料が豊富になります。
様々な角度から企業を見比べた上で、実際に選考に進む企業を絞り込んでいくことで、効率的かつ効果的な就活が可能になります。
③悩みや不安は就活エージェントに相談する
エントリー数を決められない時は、就活エージェントに相談してみるのもおすすめです。
就活エージェントとは、就活生と企業をマッチングさせる人材支援サービスです。プロのキャリアアドバイザーが、自己分析から業界・企業研究、選考対策に至るまで、マンツーマンでサポートしてくれます。多くの就活生のサポート経験があるため、あなたに合った適切なアドバイスが期待できます。
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さらに、就活エージェントでは、企業とのやり取りも代行してくれる場合が多いため、スケジュール管理に不安がある人でも安心して就活を進められるメリットがあります。特に複数の企業の選考が同時進行する忙しい時期には、大きな助けとなるでしょう。
エントリー数の決め方に正解はなく、自分の性格や状況、志望業界の特性によって最適な数は異なります。これらのポイントを参考にしながら、自分に合った就活戦略を構築していきましょう。無理なく継続できる範囲で、質の高い就活を目指すことが最も重要です。
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登録企業数 | 576件 |
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業種業界 | 金融・保険・商社・サービス・レジャー・流通・小売・フード・IT・通信・インターネット・メーカー・マスコミ・広告・デザイン・官公庁・公社・団体・エネルギー・コンサルティング・その他 |
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許可番号 | 13-ユ-302698 |
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doda新卒エージェントをもっと知りたい方はこちらの記事(doda新卒エージェントの評判)もおすすめです。
出典:公式サイト
レバテックルーキー|ITエンジニア特化の新卒就活エージェント
基本情報 | |
料金 | 無料 |
対象年度 | 2026卒 / 2027卒 |
登録学生数 | 累計45万人以上 |
対応地域 | 北海道・青森・岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城・東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・山梨・長野・新潟・富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄(※オンライン面談可能) |
登録企業数 | 10,000社 |
企業規模 | 大手企業・中小企業・メガベンチャー・スタートアップ |
業種業界 | 非公開 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
許可番号 | 13-ユ-302698 |
レバテックルーキーは、レバレジーズ株式会社が運営する ITエンジニア就職に特化した新卒エージェントです。
エンジニア就職を希望する学生に向けて、IT業界に精通したプロのキャリアアドバイザーが、優良企業の選定から、ES添削、面接対策、ポートフォリオ制作までフルサポートしてくれます。
プログラミング経験の可否や、文系、理系問わず利用できるため、情報学部出身の学生はもちろん、エンジニア就職に少しでも気になる方におすすめ。
8,000社以上の保有企業の中から、希望条件やスキルに合わせた企業探しが効率的に進むので「大学での研究を活かしたい」「30歳で年収1,000万円を目指したい」「AIやブロックチェーンなど、最新技術に触れていたい」など、あなたの条件に合わせた企業が見つかります。
キャリア面談では、業界の就活事情や、ITエンジニアの働き方、就活前に準備しておきたいことなど、エンジニア就職に必要な就活情報をまるっと相談できます。ITエンジニア特化の就活イベントや、スカウト機能も充実しているので、Web系就職を考えている人は、レバテックルーキーに登録をしておきましょう
レバテックルーキーをもっと知りたい方はこちらの記事(レバテックルーキーの評判)もおすすめです。
出典:公式サイト
その他 | サービス紹介 |
キャリセン就活エージェント | キャリセン就活エージェントは、シンクトワイス株式会社が運営する新卒向けの就活エージェントサービスです。累計60,000人以上の就活生が利用する人気サービスで、首都圏・関西圏を中心にオンライン面談で企業を紹介。最短2週間の短期内定も実現できるサービスで、初回面談の満足度は驚異の88%!多くの学生がキャリセン就活エージェントを活用しています。 |
イロダスサロン | irodasSALON(イロダスサロン)は、株式会社irodasが運営する就活エージェント。関西圏の就活コミュニティとして評判が高く、10種類以上のキャリア講座や、キャリアブックなどが全て無料で利用できます。就活コミュニティという名前で運営していますが、実態は就活エージェントと同様です。全国500以上の大学で利用者数年間2万人以上の実績を持ち合わせています。 |
就職エージェントneo | 就職エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営する新卒向け就活エージェントです。一人ひとりの適性に合った企業探しを目指し、商社・メーカー・マスコミ・ITなど、さまざまな業界の企業を取り扱っています。書類添削や面接対策のサポートも充実しており、就活生の口コミ評判も高いです。 |
マイナビ新卒紹介 | マイナビ新卒紹介は、株式会社マイナビが運営する新卒向け就活エージェントです。就職情報サイトには掲載されていない非公開求人をはじめ、推薦枠付きで選考に応募できるので、選考回数を減らすことができます。業界大手のマイナビが運営しているのも安心です。 |
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就活サイトをもっと知りたい方は【就活サイトおすすめランキング】を、就活エージェントをもっと知りたい方は【就活エージェントおすすめランキング】を読んでみてください。
就活の応募数に関する疑問を解決
最後に就活の応募数に関する疑問を紹介していきます。
- 質問①:エントリー数5社だけは少ないですか?
- 質問②:エントリー数10社しか受けないのはよくないですか?
- 質問③:一般的に何社目で受かるものですか?
- 質問④:並行して何社くらい受けておくと良いですか?
疑問・不安を解消して、積極的にエントリーを進めていきましょう!
エントリー数5社だけは少ないですか?
エントリー数5社は、平均的にみても少ないです。
複数業界でエントリーが5社だけだと同業界内で企業比較が十分にできませんし、1つの業界だけで5社のエントリーであれば業界間比較が難しくなります。これにより、企業理解や業界理解が浅くなりがちで、企業選びや就活対策で苦戦してしまう可能性があります。
また、選考に落ちるリスクも考えると、5社という数は心理的な余裕を持ちにくい数でもあります。自身の就活軸を確立し、かつリスクヘッジをするためにも、少なくとも10社を目標にエントリー数を増やしてみることをおすすめします。
ただし、専門性の高い理系職種や、教授推薦などの特定ルートがある場合は、少ない企業数でも十分な場合もあります。自分の状況や業界特性を考慮した判断が大切です
エントリー数10社しか受けないのはよくないですか?
最初からエントリー上限数を決めてしまうのは好ましくありません。
今回、10社のエントリーを推奨していますが、これはあくまで最初の目安であり、自己分析や業界研究を進める中で新たに興味を持った企業があれば、積極的に追加エントリーしていくことが重要です。また、選考が進むにつれて不採用が出た場合も、新たにエントリーを追加していく必要があるでしょう。
10社はあくまでも初期段階の目安です。その時々の就活状況や自分の志向性の変化に合わせて臨機応変にエントリー数を調整していきましょう。就活は予測不可能な要素も多いため、固定観念にとらわれず柔軟な対応が求められます。
一般的に何社目で受かるものですか?
残念ながら、明言できません。なぜなら、相性の良い企業と出会えるタイミングは予測できないからです。
参考データとして、リクルート就職みらい研究所「就職白書2023」によると、2023年卒学生のエントリーシート提出社数は平均16.02社、内定獲得社数は平均2.52社となっています。これに基づくと、統計的には約6〜7社に1社の割合で内定をもらえる計算になりますが、個人差は非常に大きいです。
内定は、能力・意欲・方向性が企業側の求める人材像とマッチすると判断された時に初めて出されるものです。相性の良い企業と出会うまでに何社応募するかは人それぞれですが、自分に合う企業と出会う可能性を高めるためにも、視野を広く持ってエントリーを進めることが大切です
並行して何社くらい受けておくと良いですか?
5社を目安に並行して進めていくと良いでしょう。
基本的に選考は平日の昼間に実施されることが多いです。例えば昼間に面接を1社受けて、その日の夜は振り返りと翌日の選考対策を行うという流れを考えると、同時期に5社程度の選考が進行中であれば、それぞれに十分な準備時間を確保できる可能性が高いでしょう。
もちろん、5社以上並行して受けることも可能ですが、1社に割ける時間が少なくなる分、準備不足のリスクも高まります。特に選考が後半ステージに進むほど準備時間は多く必要になりますので、時間配分には注意が必要です。
時間と労力、志望度と選考状況のバランスを見ながら、自分のキャパシティに合った数の選考に応募していくことが重要です。就活は長期戦なので、焦らず計画的に進めていきましょう。
まとめ
最後に、本記事をまとめます。
- 平均エントリー数は約30社。平均内定数がおよそ3社のため、まずは10社を目標にエントリーする。
- エントリー数の「少ない」「多い」は、一長一短。数にこだわり過ぎず、自分のキャパシティと就活状況に合わせて適切な数を見極めることが重要。
- エントリーをすることで就活の視野が広がる。自分に合う業界・企業を見つけるためにも、情報収集を兼ねて積極的にエントリーしよう。
就活の適切なエントリー数は、ひとそれぞれ。情報収集を兼ねて多めにエントリーをする、志望企業の対策に集中するためにエントリーは少なくする、各自の方向性に応じて決めることが大前提です。
是非、今回の記事を参考に自身に適したエントリー数を見極め、納得感を持ってに就活を進めていってくださいね
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